なつのまぼろし
作者様
若月 裕 さん
掲載日
2000.08.19

 

晴れた街の情景 あの日と同じ

遠い丘から海を見ている

 

夏の幻だった 微かな恋は

水色の夕焼けに熔けた

 

遠い日の花火に 霞んだ思い出も

忘れるために今 前を向いて生きていたいと…

 

夢を見ていたよね あの日確かに

何かが変わろうとしていた

 

もう帰れないなら それでもいいと

ぬくもりだけが消えてくれない

 

めぐり行くあの日は 優しさだけを残して

孤独に震えてた 少年の影だけが 痛い…

 

 

遠い日の花火に 霞んだ思い出も

強さにかえられたなら また歩き出せる 必ず

めぐり行くあの日は 優しさだけを残して

孤独に震えてる あの日の少年をさがして…

 

 

誰よりも好きだよ もう戻れないけれど

君とは違う道を 僕は走り始めたんだね…

 

 

Special thanks A・T this is my answer

 

Wednesday, July 12, 2000


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