古き良きゲーム達(1)
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レポーター様
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TEL さん
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掲載日
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2000.08.17
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Reporter:TEL< tel@silk.plala.or.jp > @18 road 2000.8.15
えー、昔Gamers' Talkというホームページでゲームに関する駄文を書いていたことがあるのですが、今回は投稿、ということで少しはマトモな文章を書いていこうと思います。色々変な表現とかあるかもしれませんがそこらへんは勘弁してやってください。それでは古き良きゲーム達について個人的な意見を語っていこうと思います。テーマは「出会い」です。 (なお、ここではTVゲームのことを単に「ゲーム」と表記します) |
私がファミリーコンピューター(以下FC)と出会ったのは2歳の誕生日(1984年)である。1歳半に腎臓の病気を患って、半年ほど入院していたのだが、それから退院した時に我が家にファミコンがやってきた。当時どのようなシチュエーションで出会ったのかはさすがに覚えていないが、その後熱中していたことだけははっきりと記憶に残っている。 まず最初にプレイしたゲームは、「ドンキーコングJr.(任天堂)」。4面しかない単純なアクションゲームだったが、何せ初めてゲームに触るものだから、うまく行かない。最初のほうは2面で詰まっていた記憶がある。それでもその頃は夢中になって何度も何度もやっていた。 そのうち母がそれに呆れてきて、「ゲームは1日1時間」を開始した。タイマーで計るのである。「お母さん、20分やるね」というと母がタイマーを回して(当時はまだデジタルのタイマーなど普及してない時代だった)、ファミコンのそばに置くのだ。それが鳴る音がまた大きくてね…。「ジリリリリリ!!」その音に怯えて、素直に電源を切っていた記憶がある。(あのころは純粋だったなあ、(゜ー゜)(。_。)ウンウン) |
その後、運命の出会いが待っていた。名作中の名作だが、「スーパーマリオブラザーズ(任天堂)」。我が家で2番目のゲームだ。そのゲームがあったからこそ私は今までゲームを続けてきたのかもしれない。(もっともそのような人は日本中に何百万人といるだろうが。)累計500万本を軽く超える売上の背景には、スーパーマリオブラザーズに詰まっている、ゲームのありとあらゆる要素があるのではないか。 まず第一に挙げられるのが、「主人公に感情移入できること」。クッパにさらわれたピーチ姫を助けるという、単純で分かりやすい、それでいて十分にやりがいのある目的がある。(もっとも、何回もさらわれているのだからピーチ姫もホームセキュリティーのセ○ムを初めてはどうかと思うのだが(爆))やはり目的がはっきりしているゲームのほうが面白いと私は思う。何をやらされているかはっきりしないようなゲームは、どうも「動かす」気分になってしまう。そうじゃない。「動かす」のが面白いのだ。その世界の中に入って「動かす」からこそゲームは楽しいのではないか。 第二に、「主人公を羨ましがることが出来ること」。「マリオのようにジャンプが出来たらなぁ」「マリオのような世界に行ってみたいなあ」のような感情が湧いてくる。現実を離れた体験がしたいからゲームをするのでしょう?そういう「現実離れ」こそゲームの醍醐味でもある。(「仮想と現実の出来ない子供が増えている」とか言う人もいるけど、そんな子は稀。むしろ、ゲームの世界に入ってみたいなあ、って思うことはごく自然なことだと思う。) そして最後に「テンポのよさ」。1−1の音楽はゲームを知らない人でさえ知っている人もいるだろうが、その、「チャチャッチャチャッチャッ、ジャン」の、「ジャン」のところでついついジャンプしてしまう人いるでしょ、ほら、そこのあなた!そう。あのジャンプは、BGMと効果音によってより一層その魅力を増している(ちょっと言い過ぎカモネ(^^;)。あのジャンプにハマった人は後を絶たない。それに加えて、敵を踏んだ時の跳ね具合や、ゴールしてから次の面へ行くまでの「間」が絶妙である。 結局、このゲームは1年くらいずっとやり続けてきたし、その後もやるゲームに困った時はマリオを出す事が多かった。自分にとっては最高のゲームである。 |
1986年、「スターソルジャー(ハドソン)」が発売された。かの有名な高橋名人はこのゲームで全国区で有名となった。あの体格と性格、そして16連射に、当時の子供たちは(私もその1人だが)夢中であった。(ちなみに筆者は現在18連射を記録している。高橋名人を超えた!)これがきっかけで日本のゲーム業界も変わった。ゲーム関係の人がテレビ東京を中心として様々な番組(「ファミッ子大集合!」などなど)に顔を出すようになった。その当時は「○○名人」と名のつく人は私の知る限りでも15人くらいはいた。つまり、ゲーム会社の中に「名人」と呼ばれる人がいて(無理矢理作ったのだが)、その人が宣伝のために各種テレビに登場したのだ。そして、徐々にゲームは日本人の生活の中での地位を高めていく。 話を元に戻そう。シューティングの話。スターソルジャーは、その中身を取ってみるとどれも素晴らしいものがある。敵のバランス(様々な編隊でやってくる)、面の構成(1面あたり約1分40秒、面の間は約15秒)、音楽(パワーアップの音楽はかなり有名)、操作感(スムーズに動く。程よい速度。それに加えて、ボタンを押して弾が出ない時も音は鳴るので、「連射している」感覚はある)など、最近のシューティングゲームにボリュームでは劣るものの内容では1歩も引けを取らない。シューティングゲームの中では1番の名作だと筆者は思っている。 |
すんません、ネタが思い浮かばないので続きは第2回にまわします(^^;
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