「白銀の王国」と言うこと

この作品にはホントに愛着感じてますねぇ・・・

その昔・・・私、同人誌などという物を書いておりまして・・・・

まぁ私、絵心ないんで、小説オンリーだったんですが、だいたい2〜3ヶ月に1度の割合で、本出してたわけですよ。アニメとかのパロディも書いたんですが、メインで書いてたオリジナルシリーズがありまして・・シリーズ名を「アーヴィン三界英雄譚」と言います。「神界の騎士編」「魔界の小さな英雄編」「叛乱編」の三部がありました。まず、世界観からちょっとだけ説明しますね。わかりにくい上に世界観理解しないと話自体分からなくなりますので・・・

 この世界は神界、俗界、魔界の三つに別れています。まぁ、階層的に一番上に神界があり、真ん中に俗界、そして一番下に魔界が存在すると思ってください。ただ、三つの世界は物理的に縦に並んでいるのではなく、パラレルな関係でもある。(バイストンウエルと地上の関係に似てると思いねぇ。バイストンウェルは海と大地の狭間に存在し、たしかに地上より下に存在するが、じゃぁ地面をずーっと掘っていけば、あるいは海をずーっと潜っていけばバイストンウェルに行けるかと言えば、そうではない)物理的に三界はつながっているわけではない。でも三界は確かにつながっている。そんな世界です。それぞれの世界には上の世界を支える柱が至る所に立っています。地上から見上げると、柱ははるか空のかなたにのびており、その先は見えません。柱は確かに上の世界に通じているのですが、柱をどこまで昇っても上の世界にたどり着くことはありません。そういうわけで、三つの世界を自由に行き来することはできません。一つの世界から別な世界へ行くためには「ゲート」と呼ばれる特殊な場所を通らねばなりませんが、これも誰でも通れるというわけではありません。三つの世界にはそれぞれ、「神なるモノ」「俗なるモノ」「魔なるモノ」が住んでいます。

 まぁ、これがごく簡単な「アーヴィン」の説明ですが、だいぶ前から考えてたんですよ・・・同じシリーズで、この世界観ぶっこわしちまおうって・・・・ぶっこわすって言うか、同じ時間軸の中に全然違う世界観を持ってきたいなぁ・・・と・・。そこで元々は世界は三つに別れてなかった。神も俗も魔も、混在する一つの混沌とした世界・・・なんてものを無理矢理こじつけたのが、この白銀の王国です。さてこの世界で、いったいどんな事件が待ちかまえているのか・・・まぁでも、この新しい世界観考えたの、もう4年も前の話で、ストーリーの流れやらその他の設定やらはもうすでににできあがってるんだけど(俺の頭の中で)なんせかく時間がなくて今に至っている。ちょっとだけもらしちまおうかなぁ・・・・フフフ、えとですねぇ、まず少年が出てきます。最初のシーンでいきなり少年は自分の住んでいた町が焼き討ちにあってしまうんですよねぇ・・・目の前で両親を始め、親しい人たちがみんな死んでしまいます。とここまでだと「なぁんだよくある主人公が復讐に燃えて、宿敵を倒しに行く話か・・・展開バレバレだぜ」と思われちゃいそうですが、実はそうじゃないんだなぁ・・・ま、書けたらそのうちアップしますねぇ。お楽しみに。