仮面ライダークウガ について考えてみる


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 さて、満を持して新たな仮面ライダー、クウガの放映が始まったわけだが、みんなの反応はどうなんだろう・・?とりあえず俺的には期待はしている。「ZO」や「J」など、劇場で公開されたものをのぞけば、テレビで仮面ライダーやるのは「BLACK RX」以来10年ぶりである。内容的にも俺的にお気に入りになる要素を結構内包してて、かなりグーだと思うんだが・・・

まずは登場する敵について。

とりあえず第2回が放映された現在、2体の怪人(?)が出現している。第1回が蜘蛛、第2回が蝙蝠である。とりあえず第1回の段階で「ああああっ・・」と感動してしまったわけだが、第2回でさらに感涙にむせびつつ悶絶してしまったのには、ワケがあるわけで、とりあえず歴代のライダーと闘った怪人たちを第10話まで表にしてみた。

  仮面ライダー 仮面ライダーV3 仮面ライダーアマゾン 仮面ライダーストロンガー スカイライダー 仮面ライダースーパー1 仮面ライダーBLACK
第1話 蜘蛛男 ハサミジャガー クモ獣人 奇械人ガンガル ガメレオジン ファイヤーコング クモ怪人
第2話 蝙蝠男 カメバズーカ 獣人吸血コウモリ 奇械人オオカミン クモンジン ファイヤーコング ヒョウ怪人
第3話 怪人さそり男 テレビバエ カマキリ獣人 サソリ奇械人 コウモルジン エレキバス クワゴ怪人
第4話 怪人かまきり男 イカファイア 獣人オオムカデ 奇械人ゴロンガメ サソランジン カマギリガン ノミ怪人
第5話 怪人かまきり男 マシンガンスネーク モグラ獣人 奇械人トラフグン ドクバチジン カメレキング ヤギ怪人
第6話 死神カメレオン ハンマークラゲ 獣人ヤマアラシ クラゲ奇械人 キノコジン スパイダーババン オオワシ怪人
第7話 死神カメレオン ナイフアルマジロ ヘビ獣人 奇械人ワニーダ カマキリジン アリギサンダー サイ怪人
第8話 蜂女 ノコギリトカゲ ワニ獣人 奇械人モーセンゴケ ムカデンジン スネークコブラン セミ怪人
第9話 コブラ男 レンズアリ カニ獣人 カマキリ奇械人 コブランジン ガニガンニー ハチ怪人
第10話 よみがえるコブラ男 カミソリヒトデ ネコ獣人 奇械人ハゲタカン カニンガージン バクロンガー トカゲ怪人

Xをぬかしてしまったが・・・(^^;;とりあえずおわかりいただけただろうか・・・歴代の仮面ライダーに登場した怪人の中でも、クモ→コウモリという流れは何となく伝統になってるのである。しかも初代仮面ライダーとアマゾンにおいては第1話→クモ、第2話→コウモリという組み合わせまで一緒なのである。ある程度、伝統に則った構成の仕方は何となく落ち着いてみることができるのだ。

さらに変身について

クウガにおいてはベルトが有機的に主人公の体内に潜り込んでいて、変身するときに出現するようになっている。また、宇宙刑事シリーズのシャリバンやシャイダーのように超複雑な変身ポーズがあるわけではなく、ごく単純かつ、伝統に近いポーズで変身できるようになっている。これもプラスの要因である。改造人間になっているわけではなく、ただ古代の遺跡から発掘されたベルトに選ばれた主人公がクウガとなったわけだが、これはアマゾンにおけるギギの腕輪(アマゾン)、ゴゴの腕輪(十面鬼)と似ているのではないか・・かつ、このベルト、見た目の硬質さとは違って有機的な性質を持っているあたり、新しさがあって、ただこれまでのライダーを踏襲しているわけでもないと感じさせた。

ただし・・・

一つ難点がある・・・それは主人公のキャラクターである・・・なぁんか最近の特撮ヒーロー(戦隊モノを除く)の主人公って決まって底抜けに明るい性格だったりしない・・・?もちろんそれもアリなんだが・・・そういうのばっかりってのはどうも食傷気味なんである(^^;;

とりあえず今回はこれだけアップしてみよう。第3回放映後にまた加筆しながら新しい仮面ライダーを見守っていくこととしよう。ああ、次の怪人が楽しみだ・・・これまでの流れだと・・カマキリか・・サソリか・・・


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ところで今日(第3話)の放映で長野県警の一条が主人公の五代に電話かけるときに見ていた名刺が非常に気になった。

「夢を追う男 1999の技を持つ男 五代雄介」とある・・・・1999の技・・・いったいどんなのだ・・?思い返してみれば初代ライダー(1号)は「48の必殺技」だったし・・・V3にも「26の秘密」があった・・(23だっけ・・?)そこへいくとこんどのクウガには1999も技があったりするのだ!!とにかくスゲェ・・桁が違う・・今日の放映でその一つが「お手玉」であることが判明した(爆)