風が強いのか、かたかたと鳴る窓の音に気付き、目が覚めた八戒は右目を
覆っていたタオルを外し見つめる。
 「起きたのか?」
 「はい。」
聞きなれた声にゆっくりと頭を巡らせると、ベッドの隣の椅子に悟浄が座って 
いるのが見えた。
 「…もう大丈夫みたいです。」
 「みたいだな。」
そう言って八戒が笑って見せると、悟浄がほっとしたような顔をする。
無言で手を差し出した悟浄の言わんとすることに気付き、八戒がタオルを渡す
と、悟浄はそれを洗面所に持っていく。
 「もうちょっと冷やしとけ。またぶり返すといけないしな。」
 「そうします。」
チャプチャプと洗面所から水音と共にそう言われて、素直に八戒も頷く。
確かにまだ少し右目…正確に言えば義眼だが…の奥が疼くような気がする。
とんだクリスマスになったものだと八戒はそっとため息をついた。
   
   
   
ことの起こりは数時間前。この宿についた直後のことだった。
ツインルームがふたつとれ、いつものように八戒は皆のためにコーヒーを入れ
三蔵は新聞を読み、悟浄は悟空をからかって遊んでいた。
 「あー!もうぜってえ許さねえからなぁ!」
怒りの雄叫びをあげながら、勢いよく悟空が立ちあがろうとした瞬間、異音が
部屋の中に響き渡る。
悟空が座っていた椅子の足のひとつが壊れたのだ。
 「うわっ!」
 「おっと。」
バランスを崩した悟空の体が仰向けに転がりそうになり、慌てて悟浄がその腕
をつかんだ。
反射的に悟空が手をかけ全体重を支えた椅子は、その衝撃でさらに派手な音を
立てながら足が折れた。
 「……っ!」
椅子の破片は勢いよく飛び、たまたまカップを置こうとテーブルに近づいてい
た八戒の右目を強打した。
両手にカップを持っていた事と、視界の効かない位置からの破片の飛来によけ
る事もできなかった。
さらに運の悪い事に、いつもなら義眼を覆っている筈のモノクルも外しており
破片は結局八戒の義眼を直撃する形となってしまった。
もともと異物である義眼への強い衝撃は激痛に変わり、八戒は立っていられず
に崩れるようにしてその場に倒れ込んでしまう。
 「……!?」
 「八戒!」
 「だ、大丈夫!?」
慌てた声で皆が口々に彼の名を呼びながら側によるが、八戒は返事をする事
さえできなかった。
激痛のあまり体を丸め、両手で右目を押さえ苦悶の表情を浮かべている。
 「八戒、なあ八戒!」
 「医者を呼べ、悟空!」
泣きそうな顔で八戒の名を呼ぶ悟空に、三蔵が苛立った声で指示を出す。
慌てて悟空は部屋を飛びだしていった。
 「そこどけ、三蔵。」
悟浄の声が近くに聞こえたかと思うと、八戒の体はふわりと抱き上げられ、
ベッドの上に横たえられた。
 「宿の人が医者呼んでくれるって!」
 「騒ぐな猿。」
ばたばたと廊下を走る悟空がそう声を上げ、三蔵が舌打ちしながら言う。
その間にも軽い呼吸困難であえぐ八戒の背中を、悟浄の手がなだめるように
してさすりながら、もう片方の手で上着の飾りボタンを外して首もとを緩め、
呼吸を楽にしてやる。
 「大丈夫か?八戒。」
心配そうな悟浄の声に、まだ声を出せない様子だが、かすかに八戒が頷いて見
せると、三蔵が濡らしたタオルを持ってくる。
 「これで冷やせ。」
八戒は震える指先でそれをたぐるようにして目に当てた。
    
    
    
診断の結果は、軽い打撲、というあっさりとしたものだった。
ただし、その副産物の方が大きかったのだが。
その打撲の衝撃のせいで、八戒の体が驚いて少し熱を出してしまったのだ。
連日の野宿と戦闘。加えて狭い山道を運転してきたせいで、実のところ全員
かなり疲労がたまっていた。
ようやく宿に辿り着き、緊張も解けたところでのこの事故である。
体の方が先に音を上げたのも仕方がないだろう。
八戒は、何とも言えない表情で小さくため息をつく。
ちょっとした微熱といってもいい位の発熱なのに、三人から絶対安静を言い渡
されたあげく、こうして看病人という名目の見張りまでついてしまった。
  ――こんなつもりじゃなかったのになぁ…。――
恐らく例の椅子は、目に見えないヒビでも入っていたのだろう。
それにたまたま悟空が座って壊れ、これもまたタイミング悪く側にいた自分が
巻き添えをくったのだ。
全ては偶然による事故だったのだから、仕方ないといえばそうなのだが。
ため息をつきつつ、悟浄が差し出したタオルをまた目に当てる。
明日の出発の予定で、また当分は野宿しそうな状況だ。
こうなったら、もう開き直って体調の整備に専念しようと決める。
 「外、にぎやかみたいですね。」
 「ん?ああクリスマスイブだからなぁ。」
外の賑わいを感じ、八戒が視線を向けていえば、悟浄もつられてそちらを
見ながら応える。
 「悟浄は今日は出かけないんですか?」
 「こんなイブの日にナンパしたら、いかにも物欲しげにみえるっしょ?
  だから今日はパス。」
いわゆる『夜遊び』の好きな悟浄の事だ。
旅の途中で街によるたび、いつもならとうの昔に酒場で適当なカモを見つけ、
賭事に興じているだろうに、今日に限って出かけようとしない彼を不思議がっ
て八戒がそう尋ねれば、いかにも嫌そうな顔で悟浄がそう答える。
 「そんなもんですか?」
 「おおよ、悟浄さんのプライドは高いのよぉ。」
こんな日に酒場なんぞにのこのこ行けば、まるで俺がもてない男の仲間入り
したみたいじゃん?とおどけてそういわれ、思わず八戒は笑ってしまう。
本当は自分の看病のためにここにいてくれるのだと解っているから、それが
なんとなくくすぐったくて嬉しい。
ふいにバタバタと廊下から賑やかな足音がこの部屋に近づいてくる。
あえて言わなくても、それが誰だか解る。
それでも軽いノックの音とともにそっと扉が開いたのは、彼なりの精いっぱい
の気遣いなのだろう。
 「あ、八戒起きてる!」
 「静かにしろ。バカ猿。」
八戒を見るなり嬉しそうに声を上げる悟空の頭を、容赦なくハリセンで張り倒
しながら三蔵も部屋の中へと入ってくる。
 「八戒、大丈夫?」
 「ええ。すみません悟空。びっくりさせたみたいで。」
枕元に駆けよってくるなり心配そうに覗き込んでくる悟空に、そう言って笑っ
て見せれば、安心したのか悟空は満面の笑顔になる。
 「あれ?雪…降ってるんですか。」
 「ああ。この分だと明日はかなり積もるぜ。」
ふと、悟空の髪についた白い結晶に気付き八戒がそう尋ねると、カーテンを
めくって外を確認した悟浄が答えてくれる。
 「ちっ、もう一泊延長するか。」
予定が狂うのを嫌う三蔵が、忌々しげにそう舌打ちをする。
ジープに幌はついていないし、雪道を走れるようなタイヤにもなれない。
運良く山越えは出来たが、平地まではまだしばらく走らねばならない。
ある程度積もった雪が解けるまでは延長も仕方がないだろう。
 「やたっ!明日は雪だるま作れる!」
 「喜ぶなバカ猿!」
そんな思惑など知らない悟空がこぶしを握りしめて無邪気に喜べば、案の定
八つ当たり的なハリセンが後頭部を直撃する。
 「いってぇ!なんで殴るんだよぉ!」
 「お前がバカ猿だからだ。」
 「ひっで〜!」
 「お〜い、おふたりさん。騒ぐなら出ていこうって気ならない?」
いつもならすかさず騒ぎに参加して拡大を図る悟浄が、珍しく呆れたように
そう言えば、悟空は慌てて自分の口を塞ぎ、三蔵は小さく舌打ちをしながら
ハリセンを収める。
 「うるさかった?俺。」
 「大丈夫です。それよりご馳走作るって約束守れませんでしたね。」
クリスマス、イコールご馳走という、あっているのかいないのか、判断に困る
認識をしている悟空に頼まれ、今晩は八戒が腕を振るう約束だったのだ。
謝る八戒に、悟空は慌てて首を左右に振る。
 「気にすんなよ八戒。俺ヘーキだから。」
 「…お前は気にしろ。」
頭痛がする、とでも言いたそうに三蔵が額に手を当てながらそう言うと、
むっとした悟空が食ってかかる。
 「なんでだよ!」
 「誰のせいで、こうなったんだ?」
じろりと不機嫌そうに三蔵が悟空と悟浄を交互に睨めば、悟浄はどこ吹く風
といった顔で視線をそらし、悟空はたちまちしょんぼりと肩を落とす。
 「うっ…あ、ご、ごめん八戒。」
 「事故なんだから仕方ないですよ。悟空が悪い訳じゃないです。」
でもなるべく今度から暴れないようにしてくださいね、と優しく諭されれば
悟空は黙って頷くしかない。
 「猿、部屋に戻るぞ。病人はしっかり寝ろ。」
三蔵が銜え煙草でそう言うと、八戒は訝しげな顔で首をかしげる。
 「僕、病人じゃないですよ?」
その台詞に、思わず彼以外の全員が脱力してしまう。
他人のことはよく見えるくせに、なんで自分のことになるとこうも見えなく
なってしまうのだろうか。この八戒という人物は。
 「立派な病人だ。」
 「…そうですか?」
微熱とはいえ、寝込んでる奴のどこがそうでないというのか。
不機嫌三割り増しといった顔で三蔵がそう言い捨てるが、なおも解っていない
八戒は不思議そうな顔をするだけだ。
 「八戒さーん、頼むから自覚しような。」
 「悟浄の言う通りだと思う、俺も。」
脱力感がまだ抜けない悟浄が、肩を落としたまま前髪をかき上げれば、珍しく
悟空も真剣な顔でそれに同意した。
    
    
    
ひととおり騒いだあとで三蔵と悟空が出ていくと、とたんに部屋の中はしんと
静まり返る。
病人と言われはしたが、やはり本人には自覚が無い。
確かにまだほんの少しだけだがくらくらする。
義眼とはいえ、目への衝撃は平衡感覚にも多少のダメージがあったようだ。
まあ、これもすぐに治るだろうと解っているし、先ほど少し眠ったおかげで
気分はすっきりしている。
痛みも熱も感じなければ、こうやってぼんやりとベッドで横たわっているのは
退屈なだけだ。
 「…コーヒーでもいれましょうか?」
 「なに?飲みたいの?」
手持ちぶさたな八戒が何気なくそう言うと、銜え煙草のまま雑誌をぱらぱらと
めくっていた悟浄が視線を向けてくる。
 「いえ、どちらかといえば入れたい方かなぁと…。」
 「質問。八戒は今どういう状態でしょうか。」
困ったような笑みを浮かべながら八戒が言えば、悟浄が雑誌を自分のベッドの
上に放り投げながら尋ねる。
 「病人…でしたっけ?」
 「あたり。」
あはは…と力なく笑う八戒に、しょうがねえ奴と言いたげに小さなため息を
つくと悟浄は立ち上がり、戸棚からカップをふたつ取り出す。
する事がないので、そんな悟浄の姿をぼんやりと目で追っていると、ふとその
口にある煙草には火がついていない事に気付く。
そういえば、先ほどここにいた三蔵の煙草もそうだった事を思いだす。
二人とも、一応病人という事になっている自分を気遣って、喫煙を控えていて
くれていたのだ。
  ――なんだか、甘やかされてますねぇ、僕。――
嬉しいような気恥ずかしいような、妙にくすぐったい気分を味わっていると
八戒の前にコーヒーが差し出される。
 「雪、結構降ってます?」
 「ああ。まあ吹雪ってほどでもないけどな。」
起き上がってカップを受け取り一口飲むと、八戒はふと思い出したように
尋ねると、悟浄も同じくコーヒーを口に運びながら答える。
 「外、見てみる?」
 「ええ、見たいです。」
悟浄がその言葉を受け、窓のカーテンを開け放つと、部屋の暖かさで曇った
窓越しではあるが、はっきりと雪が降っているのが解る。
窓越しでは物足りなくなって、八戒はカップを手にしたまま立ち上がる。
少しだけ窓を開ければとたんに冷たい風が吹き込み、思わず寒さに身を竦め
ると、ぱさりとジャケットを肩に掛けられた。
 「少しだけだぞ。」
礼を言おうと八戒が振り返ると、自分の行為に照れているのか悟浄が視線を
外して、わざとぶっきらぼうな口調でそう言う。
 「はい…ありがとうございます。」
言葉にならない感謝の気持ちを込めて、極上の微笑でそう言うと、悟浄の顔が
少しだけ赤くなった。
街のメイン通りからは少しはずれている宿のせいか、窓の外から見える風景は
それほど大したものは見えない。
それでも賑やかな音楽と人々の楽しげな声は、充分に聞こえてくる。
遠くに見える家々の明かりとイルミネーションの光が、降る雪でぼやけてきら
きらと乱反射する。
それはまるで地上に星がまかれたようで。
 「きれいですね…。」
 「そうだな。」
うっとりと光に見とれながら八戒が言えば、同じように外を眺めていた悟浄が
素直に同意する。
 「ホワイト・クリスマスになったみたいですね。せっかくパーティを
  しようと思ったのに残念だなぁ。」
 「野郎ばっか四人でパーティ?…サムい光景だと思うぜ?」
心底残念そうに言う八戒に、悟浄が少し考え呆れたような声を出す。
 「そうですか?」
 「第一、ボーズの三蔵がクリスマス祝うってのもオカシクない?」
悟浄にそう問い掛けられて、八戒はその光景を脳裏に浮かべる。
あの三蔵が、イチゴとチョコで豪華に飾り付けられた巨大なクリスマスケーキ
を前に、いつもの仏頂面で座っている姿を…。
 「おかしい…ですね。」
 「だろ?」
ぷっと思わず吹き出し、肩を震わせながら八戒が同意すると、悟浄も同じ想像
をしたのかニヤニヤと笑っている。
 「ほら、寝た寝た。寝ないとサンタも来ねえぞ。」
 「サンタがなにしにくるっていうんですか。プレゼントでも枕元に置いて
  行ってくれるんですか?」
ばたんと窓を閉め、半ば強引に悟浄は八戒をベッドに連行する。
無理やり寝かしつけられ、毛布を肩までかけられたあたりで、ようやく八戒
が抗議の声を上げる。
 「あれ。知らないの?大きいお子様にはサンタが夜這いにくるんだぜ。」
意味深な笑みを浮かべて、悟浄が八戒の顔を覗き込んでそう言う。
あまりといえばあまりな台詞に、思わず八戒は返す言葉を失ってしまう。
 「…そのサンタって、赤い帽子の代わりに紅い髪をしていませんか?」
 「そっ。ついでに白い髭の代わりに紅い目もしてるけどな。」
八戒がそんな悟浄を呆れた顔で上目遣いで睨めば、さらにニヤニヤ笑いを深く
しながら付け加える。
 「ずいぶん一方的なプレゼントなんですねぇ…。」
はぁ、と大げさに溜め気をついてみせれば、悟浄が側にあった椅子を八戒の
枕元に引き寄せると腰を下ろす。
 「なんにもないよりいいじゃん?」
 「むしろない方がいいと思いますけど。」
そんなサンタなんて、願い下げです。
そう言外に答えれば、悟浄がひょいと肩を竦める。
 「つれないなぁ。」
 「釣られたくないですから。」
魚じゃないんですから、僕。
軽口に軽口で返すやりとりは、いつもの事で。
ふとふたりの視線があい、それまでの言葉遊びの雰囲気が変わり。
八戒は静かに目を閉じ、悟浄は長身をそっと屈める。
重なる唇。触れるだけの優しいキス。
 「じゃあ、今日はこれでサンタはガマンします。」
 「そうですね。体調がよくなったら、サンタに悟浄をプレゼントしてもらい
  ましょうか。きっと誰も引き取り手がないでしょうから、仕方なく…なん
  ですけどね。」
実に八戒らしい言い回しではあるが、暗に何よりも悟浄を欲しいと言ってくれ
ているのはちゃんと伝わってくる。
素直ではない恋人の台詞に、悟浄はくっくっと喉の奥で心地よさそうに笑う。
 「俺って貴重よぉ?なんせ超レアアイテムだし。」
 「ほんと、レアですよ。悟浄は。」
死にかけて道端に転がっていた、見知らぬ男を拾うほどのお人よしで。
大量虐殺の罪人だと知ってもなお、三年間も同居するほどの物好きで。
言い寄る女性には事欠かない容貌を持っているというのに、どこがいいのか
男の自分を真剣に欲しがる変わり者で。
感心したような呆れたような口調で、八戒はため息をつく。
 「俺にもサンタさん、来てほしいなぁ。」
そんな八戒の口調に何かを感じた悟浄は、悪戯っぽくその紅の虹彩を細めると
八戒の耳元でそう囁く。
 「…なにか欲しいプレゼントってあるんですか?」
子供のように純真なお願い、とはとても言えそうにない事を口走るに違いない
とは解ってはいるが、とりあえず八戒がそう尋ねると案の定な答えが返る。
 「もちこの美人さん。」
八戒の髪をなで付けながら、楽しそうに悟浄が言う。
 「…言ってて恥ずかしくないですか?」
 「全然。欲しいモンは欲しいし。」
こんなにあけすけに欲しがられるのは、案外悪い気はしないなと思いながらも
八戒はにっこりと微笑んで言う。
 「じゃあ、悟浄も良い子で大人しく寝て下さいね。
  でないとサンタきませんよ?」
 「…そうします。」
そう答えて、立ち上がろうとした悟浄の腕を八戒が捕まえる。
なに?と向き直った悟浄のその唇に、素早く小さなキスを落とす。
 「おやすみなさい、良い夢を。」
悪戯めいた輝きをその翡翠の色に浮かべながら、八戒がくすくすと笑う。
その笑みに魅かれて、一瞬このまま襲ってやろうかとも思ったが、平気そうに
見えても病人は病人だ。
特に自分の事に関しては無頓着で無自覚なこの美人は、周りが気をつけないと
何をやらかすか解ったものではない。
 「そっちもな。」
 「はい。」
お返しにとその柔らかな唇に軽く口付けながら、悟浄は今日は大人しく寝るか
と諦めながらも、治ったらクリスマスプレゼント分上乗せでオイシクいただこ
うと決めていた。


*END*





ミレニアム・クリスマスっつーことで、なにかはき違えた
ほのぼのでした〜。わっはっは。
とりあえず全員出てきたし。まいっかな?(^^;)
とはいえ、桃源郷でこんなにクリスマスがポピュラーな
ものかどうかも疑問だけどね。
そこら辺はまあ、細かく考えないで下さいな。
義眼って結局は異物だから、やっぱり物が当たったりすると
痛いと思うんだけど、確かめようがないのであくまで想像。
クリスマスSSは実はもう一本書いています。
気になっちゃった方はぜひぜひLUNAさまのサイトへ!


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