猪 八戒
     
「外見は温和、でも中はかなり癖あり」キャラに弱いという
私のツボを、めいっぱい押さえまくってくれた方。
     
私、彼の眼鏡は伊達眼鏡だと思ってるんですがいかがでしょ?
今のモノクルは、れっきとした視力矯正用&義眼隠しだけど。
特に人間だった頃の眼鏡は、自分の表情を隠すためかなっと。
あ、でも笑顔でカバーできそうか。
だったら、美貌隠しとかいうのはどうでしょう。(笑)
だって、八戒さんてば美人さんだしスタイルいいし。
(私の欲目だけじゃないはず;)
余計な面倒事を避けるために、あえてやぼったい眼鏡と長い
前髪で美人さん度を下げていたとか。だめ?
だって、少なくともそんなに視力は悪くないはず。
百眼魔王の城に乗り込んだときは眼鏡なしだったから。
悟浄に拾われて、自分で自分の眼をえぐり出すまでも眼鏡なし
で生活できたんだし。
本当に目悪かったら、眼鏡なしでは一歩も歩けないって聞くし。
違うかな。眼鏡美人も捨てがたいけど。(笑)
     
しかし、笑わない子供だった八戒(あ、この頃は悟能か)は
いつ笑うようになったんでしょうね。
たぶん花喃と一緒に暮らし始めてから、かとは思うんだけど。
そこいらあたりをいつか書いてみたいなぁ。
にしても、笑顔ひとつで全ての感情を語るていうのはすごい芸当だ
と思わずにいられない。やっぱりド悪人?(^^;)
     
【もどる】
     
でもって、八戒のことパート2。
八戒の「気」って「気孔」と書く場合が殆どですよね。
気孔って、植物が体内の水分調節をするための組織なので、その字と同じという
事は「気孔術」って「気功」の一種で、植物をイメージした技なんでしょうか?
なんとなく、八戒って植物系とは相性良さそうな感じはしますけど。
あの全身を伝う蔓のような紋章からしても、イメージにはあいますよね。
     
それはさておき、悟浄が八戒の「気孔術」を「治癒力は自分の気を相手に送り
込むもの」だと言っているところから判断すると、少なくとも「気」による
「治療」とは、怪我や病気でダメージを受けた相手に対し、八戒が自分の体内
にある「気」…たぶん一種の生命エネルギーみたいなものなんでしょうね…を
分け与える訳で。
つまり、相手に5ほど与えたら八戒の中では当然5ほど減ることになると。
たとえて言うなら、輸血みたいなもの、なのかな?
その上、気孔術って集中力をかなり使うらしく(第5話)
清一色の時、悟浄を治療した八戒が倒れたのも、そりゃあ無理ないわ。
と改めて実感しちゃいました。
八戒って、そうやってつねに自分を削って誰かに分け与えているんですね。
なんとなく……どり〜む〜♪(バカ)
     
とはいえ、悟浄が「治療の」と限定したところをみれば、攻撃用の気孔はまた
違うらしく。私の勝手な憶測だけど、攻撃や防御の場合は周囲・・大気や地面
などに含まれている「気」を自分の「気」でコントロールする技なのかな?
まるで「ドラゴンボール」の悟空が使う「元気玉」みたいな感じかしら。
     
それはまあ横へ放り投げて。
そういった八戒の「気孔術」に関して、なんてちゃんと理解しているんだ悟浄!
ただ何となく「そういうのが使える奴」とかいう曖昧なものではなく、きちんと
「どういう力で、どんな働きをするのか」という基本を理解しているのね。
偉いわ!さすがだわ!三蔵もたぶん知っていそうだけど、それはきっと最高僧と
しての知識として…ということで。またしても……どり〜む〜♪(大バカ)
     
【もどる】