Co2の添加について


水槽で水草を始める前までは、全く知識の無かったのが二酸化炭素の添加です。
セットの水槽をセットして水草を購入してレイアウトしてみましたが、思うように育ちません。ショップで相談したところある程度のレベル以上に水草を育てるには二酸化炭素の添加が必要といわれ、取りあえずテトラのスプレータイプのボンベ入りガスと、逆さにして使う拡散塔のような物のセットの商品を購入し対応しましたが、調べてみると非常にコストの掛かる割に効果の薄い方法と言うことが判明しました。そこで、ショップに行ってCo2関係の売り場を見ると本で見たことのある、器具が結構高い値段で売られているので驚きました。
普通に熱帯魚を飼育するので有ればイニシャルコストはそんなに掛かりませんが、水草はフィルター,照明器具、 Co2添加器具等、初期投資が結構掛かります。ランニングコストも馬鹿にならず小型ボンベは、1滴/1秒、8時間添加で1ヶ月しか持ちません。ミドポンもボンベを購入すると結構な金額になるので、酒屋・飲み屋で借りるのが一番安上がりのようです。ただしこのリースのボンベは借り物のため、キリンビール等の持ち主の社名が入っています。
私は、懇意にしている飲み屋に頼んだところ補償金込みで7,000円で5kgのボンベを調達することが出来ました。またこの場合補償金(私の場合は中身2,000円、保証金5,000円)は返却時に返金されます。また自分のボンベは耐圧試験が必要ですがリースのボンベは業者がしてくれるので、耐圧試験に掛かる費用を負担せずに済みます。
ボンベの他に電気式、発酵式の添加方法もありますがボンベ強制式に比べると効果薄です。是非これから水草水槽をはじめようとする人は、ミドポンの導入を検討しましょう。74gの小型高圧ボンベの強制添加では月に1本のボンベを消費し、月のコストは1,000円はかかりますが、33倍はある5kgのミドポンがリースであれば中身、2,000円程度で手に入ります。

・・・・・・以下余談です。・・・・・・
医療器具に、酸素濃縮器というのがあり在宅酸素の人がその器具を使用していますが二酸化炭素濃縮器なる物が有れば、非常に安いコストで大気中に無限にある(今は増えすぎている)二酸化炭素を効率的に水槽に添加できると思うのですが、どこかのメーカーさんで安い価格で販売する予定等は無いでしょうか?酸素濃縮器は大気中の酸素だけを99パーセントの能力で5リットル/1分の量を出すことが出来ます。水槽に使用する二酸化炭素は多くても1滴/1秒程度なので開発コストも非常に安くなると思いますがいかがでしょうか。

また二酸化炭素は水中に非常にとけ込みやすく、各メーカーからいろいろな拡散のための器具が販売されていますが、どれも価格が高いのに驚かされます。今は、ジャレコのミキサーとトルネードを使用していますが器用な人は自作した方が良さそうです。以前はADAのパレングラスも使用していましたがADAファンの私でも最低でも週に1回の漂白が煩わしくなり、1年程度使用していましたが今は使用していません。
また、エアーストーンに似た、Co2用のストーンも使用していましたが性能的にロスが非常に多く使用に耐える商品では無いと思います。(ロスを気にしなければ問題はありません。)
Co2の拡散装置は、ミキサー方式が一番良いと思いますが、どうしても価格が他の拡散器具と合わせているとしか思えず、拡散器だけは他の用品の流用(たとえば肥料の園芸用肥料の使用のように)が出来ず市販の物を使用するか、自作するしかないので非常に閉口しています。是非どなたか良い方法が有れば教えてください。



Co2添加器具の映像

5kgのミドポン
レンタルで7000円程度で手配できます。
(重いので取り扱いには要注意!)




ミドポンに付属の残量計
ついているタイプと無いものがあります。
あればもちろん便利




ADAのビートルカウンター
らせん状のガラスの上を気泡が回りながら上ります。
高価ですが使い勝手は抜群です。
 
 
ADAのスピードレギュレター
接続、圧力設定が簡単で使いやすい。
接続等の取り扱いは十分注意しましょう
 
ADAのドロップチェッカー
細かなphの測定はできませんが、目安にはなります。
(実際の添加量はph計を使用してます。)



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