ミクロソリウムについて

ミクロソリウムは、低光量・Co2なしでも育成できる水草の代表選手ですが、中光量・Co2添加で育成すると本来の美しさがより引き立ちます。

ミクロソリウムでも光合成をして葉の裏側に酸素の気泡を付けているのが確認することが出来ます。私の場合90cm水槽 32w×3灯で順調に育ってます。
美しく育てる秘訣は、乱暴ですが少しでも痛んだ葉は、すぐに取り除くことにより透明感あふれる新芽を楽しむことが出来ます。
また成長が緩やかなので苔に悩まされる場合がありますが、苔のついた葉は、取り去ってしまうか薄目の木酢液をはけ塗り、スプレー後に2分位放置する事により取り除くことが出来ます。

この水草も非常に繁殖力が強く、1センチ四方の切れ端を水槽に浮かべておくだけで子株が取れます。子株が3センチ程度になったら切れ端から取ってレイアウトに使用しておけばすぐに大きくなります。また子株は古くなった葉からも出ますが、子株が出る葉は、状態があまり良くない証拠なので早めに取り除いて次の新芽を出させる方が良いようです。

ノーマルな種類でも形状が変化するようで、 90cm水槽では葉全体が3つに分かれる形状の個体も見られます。現在この形状が変化した葉から同種の子株が取れるのかを検証しています。
またこの水草は、ショップではポットなどに入れられて結構いい値段で売られていますが、前述のように条件さえ合えばいくらでも増やせるのでお金を払って買うよりもゆずってもらった方が良い部類の水草です。

 この水草にはシダ類特有のシダ病に罹る恐れがあるそうです。非常に蔓延する病気らしく1週間程度で水槽内のミクロソリウムが全滅と言うこともあるようです。予防としては黒ずんだ葉はすぐに取り除く、高水温の状態を長く続けない、葉を密生させない事が重要です。(私の水槽ではかなり密生させていますが今までシダ病の現象が出たことはありません。)



三叉に新芽が分かれるミクロソリウム

【AquaなPage】【AlotsなHomePage】【SiteMap】【FishingなPage】