I am the trigger
人はどんな時に引き金を引くのだろう?
ある者は衝動的に、またある者は計画的に・・・
そしてその時、銃口は何処に向いているのだろう?
他者の心臓か、あるいは己のこめかみなのか、もしくは威嚇の為に空に向けられているのか・・・
いずれにせよ、引き金を引けば何かが変わる。
それが例え空砲であっても、確実に事態は急変するものだ。
もっとも、込められた弾が空砲なのか実弾なのかは撃ってみなければ判らない事が多い。
空砲のつもりで撃ったものが実弾だったなんてことは有り得ない話じゃない。
どっちにしても放たれたモノは現実を撃ち壊す事には変りないのだが。
それ故、人は引き金を引く事をためらうのだろう。
人は変化を望みながらも安定を求めるという、ある種矛盾したものを抱えている。
現状を変えたいと思いながらも、劇的な変化を嫌い、ゆるやかな移行を望み、
更にはその先の安定まで求めようとする。
その為には引き金を引く事は最悪の選択になることは間違いない。
そこで人は銃を抑止力として使おうとする。引き金を引かずしてその存在だけで何かを変えようとする。
銃口すら人に向けなくとも、頭さえ使えば十分に威力を発揮することが出来るだろう。
もしかしたら、それこそがこの銃の本当の使い方なのかもしれない。
誰もが手にしている銃、そこから射ち出されるのは言葉という弾丸。
その真の用途は誰にも判らない。
抑止力として威嚇の為だけにしか使わなければそれがベストなのかもしれない。
引き金を引く事なく一生を過ごせるならきっとそれも幸せなんだろう。
だけど俺は常に俺で在る為に引き金を引き続けるのだろう。
そこに込められているのは常に実弾。
確信犯的に俺は常に引き金を引き続けるだろう。
放たれた弾丸は他者を撃ち抜き俺を撃ち抜く。
その結果、残ったモノだけが俺の全て。
今まで幾度となく俺はそうしてきた。
もしかしたら俺が撃ち抜いたモノの中には撃たなくても良かったモノもあったのかもしれない。
だとしても、俺は今後も迷う事なく撃つだろう。
俺にとって一瞬の躊躇は魂の死に繋がるからだ。
俺が俺で在る為に、本物を見つける為に、偽りの安定を撃ち抜く為に、
確実に・・・・何かを動かす為に・・・・
I am the trigger
神風
追記・もーこのキャラで押すっ(笑)
BACK