キラーキラー

 舞台は”Felucca"、"Wind"の奥地。最近ここで狩りをすることがあるのだが、この日も私は今宵の相棒"Jedah Dohma卿"と"Night Mare"&"Blood Elemental"狩に勤しんでいた。
最初に我々が到着したときに先客だった男が、逃げるように去っていった以外は、何の変哲も無いいつも通りの狩りだった。荷物もほどほどに貯まり。「もうひと頑張りしたら荷物を一度置きに行こう」と思っていたところで奴はやってきた。
朱に染め上げられた彼の名は"tetsuya"。突如の来襲ではあったがアタックを受けたのが私では無かったことも有り、余り慌てることも無く出口のテレポーターにダッシュ。まもなくアタックを受けた"Jedah Dohma"も無事に出口に到達し、テレポートアウト。
普段であれば、ここで安堵や悪態をつきつつ狩場の変更を余儀なくされるのだが、今日は少し違っていた。なぜならこの狩り場は"Wind"のガード圏内を通過しなければ来ることが出来ないポイントな上に、ここ"Fwlucca"ではダンジョン内でリコールをすることが出来ないため、ターゲットを殺し損ねた”勇気ある”"tetsuya"氏は狩場に閉じ込められた格好になっていたからである。("Wind"内部は全域ダンジョン扱い)
まずは"tetsuya"がテレポートアウトしてきた直後にガード死させようと企てる。そして少々待った時遂に"tetsuya"登場!…”Trig”、"Jedah Dohma"共に会話入力の真っ最中だったため、対応が一瞬遅れ。"tetsuya"は再びダンジョンに逃げ込む。
これで、向こうも警戒を強めたらしく、その後は出てくる気配が全然無くなった。が、動き回っていてログアウトしている様子も無い為"Jedah Dohma"が一言「やっちゃおうか?
とりあえずJedahが見張りで残り、ここまでの稼ぎを銀行へ預けに行ってきたが、まだ中に居るようである。
まずは比較的(格段に?)戦闘能力の高い"Jedah Dohma"が「3秒たったら来て」と先行。ジリジリと長く短い3秒のカウントを終え、いよいよ”Trig”突入。そして彼が見たものは!…テレポーターで脱出する"Jedah Dohma"とこちらに殺意を向ける"tetsuya"の姿だった(汗
アタックを受けつつもとりあえず戻る。どうやら、"tetsuya"もテレポーター近辺で待ち構えていたらしく。不意打ちを掛けられた"Jedah Dohma"が仕切りなおそうと戻ろうとしたのと同時に私がテレポーターに飛びこんできたらしい。
再度準備を整え("Jedah Dohma"が万が一の為に秘薬などを入れた袋(通称"復活セット")をテレポーター前に準備)ほぼ同時に飛び込むことにする。二対一は得策ではないと見たのか逃げを打つ"tetsuya"、追う"Jedah Dohma"。”Trig”は土エレを召還し、テレポーター近辺で待機。(2人で追っかけた隙にテレポーターで逃げられても馬鹿らしいし、そもそも”Trig”が追いかけても的を散らす程度で戦力にはならないと判断。決してアタックするのが怖かった訳ではない…と思いたい)
ほどなく瀕死の"Jedah Dohma"が走ってきてテレポーターに飛びこむw 調子にのって追いすがる"tetsuya"にすかさず土エレを嗾け、”Trig”自身もすかさず"EnergyBolt"を詠唱開始!…詠唱を終える前に響く断末魔。倒れ伏す"tetsuya"。どうやら彼も瀕死だったらしい^^;
態勢を立て直して戻ってきた"Jedah Dohma"に話を聞くと、当初は優位に戦闘を進めていたらしいが、使用していた武器の貧弱だったために(血エレ特攻、ダメージ増加無し^^;)長引いてしまい、そのうち弱点を突かれ始めて形勢逆転されたとの事。"tetsuya"としてもいちかばちかの必死の猛反撃だったんだろうねぇ。
何にしてもUO生活もうすぐ5年を迎えようとしている”Trig”が直接係わった初めてのPKKである。トドメをさしたのが召還しておいた土エレだったって言うのがちょっと残念ではあるが、多いに盛り上がったね。久々に実に充実した一日だった。
(ちなみに"tetsuya"の死体の前で盛り上がっている間に"Jedah Dohma"の"復活セット"が後から狩りに来た人に取られてしまったが瑣末事と言う事にしておこう。)

諸般の事情で画像ナッシン

Preview Next
Diary TOP
UO TOP