Last update Apr.20,2001

いま買いなCD-Rドライブ

AudioCardがWDMドライバに更新してからいい加減いうことを聞いてくれないのでデバイス数を減らすためにCD-RドライブをSCSIのPlextor 12倍からATAPI TEAC 16倍に変更しました。 CDW-516Eです。

んで使用結果ですが超超爆速です。 体感で*12write / *32readの二倍程度に感じます。マジです。

Writeも*12→*16とそのままCLVで高速化しているので比率どおりに高速化しているのですが、 最新の16倍Write世代ドライブの真価はその高速な読み込み性能にあります。 Readは最大*40ですが、 CDDA、Mode2 data、RWメディア、の読み込みが驚異的に速くなっています。 ここはマジで体感二倍です。

今となっては12倍モデルも16倍モデルも値段は大きく変わらないので 端から下を狙って8倍を購入対称にしている人ならともかく 12倍を買うくらいなら絶対に16倍にしときましょう。 この差はデカいです。

あ、ちなみにうちのサイトで CD-Rドライブと言えばTEACかPlextor製のみを指します。 その他のブランドの製品は使い物になりませんのでわたしにとっては存在しないのと同義です。 ギリギリで許せるのがMITSUMIで、使用したことはないがひょっとするとよさ気なのがリコーです。あとは論外です。

話を戻しますが、TEAC 16倍、本気で速いです。 いつもわたしが言っていることですが、単純なMax Read speedなら最近のCD-ROMドライブならば楽勝で50倍以上ですが、それはCD-RメディアもしくはプレスCDに記録されているMODE1 dataの外周読み込み速度にしか過ぎません。 最大速度で読めるものなんて実際はほとんどありやしません。 ましてや一般のユーザーがCD-Rドライブで読み込むデータのほとんどはCDDAでしょう。 繰り返しになりますがドライブの読み込み性能の実力とは信頼できる精度におけるCDDAとMode2 dataの読み込み速度です。 購入の際にはぜひともここを検討対象としてトップに持ってくることを強く勧めます。

なお、先日発売されたPlextor製のATAPI 16倍 Write モデルもカタログスペックはTEAC 16倍とほぼ同等なので互角の性能を約束してくれることでしょう。 しかし、TEACのお家芸としてトレイの出入りが異状に俊敏ということが挙げられますが、 対するPlextorはこれまた何時ものことですがトレイの出し入れが非常に遅くてイラつかされます。 また、CDDAのgap / index 読み出しは以前からの使用感からするとTEAC製の方が速いと思います。

脈絡ないですけど、要するに四の五の言わずにTEAC 16倍を買えということです。 SCSIモデルと違ってCloneCDにも対応しているのでためらう理由はどこにもありません。 しかも最近のTEAC製ライティングソフト「CD Cooker」はTEAC製ドライブでしか動作しないです。

ま、Plextorも専用ユーティリティーのPlextor manegerとAudio FS機能がありますけど使ったこと無かったです。 Audio FS機能は・・・ドライブを接続しているインターフェイス経由でデジタル再生できるので内臓ドライブのようにアナログケーブルでCDDAをPCに接続できないノートユーザーにはありがたい機能なのでしょうが、それ以外で有効な用途が見つかりません。 内臓で使うならやり用はいくらでもありますからね。

というわけでベスト・バイはTEAC CDW-516Eです。 B's Recorderがバンドルされているので売っている商品は末尾が多分EKBになってると思いますけど。あとPlextorにはなかなか無いバルク版があるってのもデカいです。保障?自作していてそんなもんに頼るのは間違いです。壊れたら諦めましょう。