ダメ料理講座 -はじめに-

まずは基本を覚えましょう。

一緒に住んでいる人が料理を作ってくれる人なら、その人の手伝いをしましょう。 そうじゃなければ、厨房のバイトを見つけてきて、料理人の腕を盗みましょう。 そんな暇が無い人は、ちょっとした料理講座に参加して教えてもらいましょう。 これで、基本は覚えられます。

基本を覚えたあとは、料理を食べるときに 「これどうやって作ったんだろう?」 と想像して、作った人に訊けるのならレシピを訊いて、訊けなかったら本などをたよりに自分で再現してみましょう。 頭の中でのシミュレーションと実際の調理結果が近くなったら「オレ料理作れるよ」といってもオッケーでしょう。

このアビリティを身に付ければ、ありあわせの材料で、そこそこの物が作れるようになるはずです。 って、これじゃただ単に味覚とさじ加減の一致ができるだけじゃないか・・・ いや、やっぱりそれが大事か・・・

それともうひとつ、食材を切るサイズはとても重要です。 火の通り加減や味の染み込みかた、食感などの料理の色々な要素のバランスはこれで結構調節が効きます。 実はかなり重要です。

いくら後から火加減や調味料の量を工夫してもダメなものはダメです。