Last update Mar.06,2000

チップ抵抗のはずし方

自作五号機の作成にあたってAthlonクロックアップに初挑戦したのですが、 そこでついにチップ抵抗の移植作業を行わざるを得なくなりました。

とりあえず余り物の基盤を使って練習したのですが、このチップ抵抗というヤツを取り外すのはけっこう大変でした。 なんといってもサイズが小さくて、おまけにその名の通りチップになっているので、炭素皮膜の一般の抵抗と違い 片方に半田ごてを当てても、もう一方が固定されているために取り外すことができません。

半田吸い取り線を使っても良いのですが、そうすると長時間基盤と素子を熱することになり余り良くないので、 何とか両端を一遍に熱して、はずす方法は無いかと考えました。

ピンセットで良いじゃんっ!

早速ピンセットをタオルで巻き、カセットコンロで焼いてチップ抵抗を摘んでみたところ・・・バッチリです。

しかも、素早くやると余熱でそのまま半田付けまで可能です。
まぁ、半田付けに関しては一方づつやっても何の問題も無いので、普通に半田ごてでやったほうが良いと思いますが。

こいつは結構おすすめなテクです。
ぜひ皆さんもお試してを!

って、実は結構常識的な技で、わたしが知らなかっただけだとかなり赤っ恥ですが・・・

ピンセットでは油断して手を緩めると落としてしまうので、小さ目のラジオペンチの方がさらに良いかもしれません。