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円い胚芽クッキーの上にアイスクリームが乗っていて、周りをチョコレートでコーティングしたものです。 このアイスのポイントはなんと言っても食感です。心憎いまでの気遣いが感じられます。
まず、胚芽クッキーです。かなりイケてます。
甘さを控えて、全体の食感を整えるための脇役にてっしているところが好感持てます。
コーティングのチョコレートは滑らかな舌ざわりのビターチョコで、
とかくぼそぼそしがちな胚芽クッキーとうまく調和して、その歯応えを心ゆくまで純粋に楽しませてくれます。
ビターテイストで過剰な自己主張はありません。
そして、アイスクリームなのですが、クッキーとチョコレートとの完全なる調和を崩さないような サッパリとしたものとなっています。 この三者が織り成すハーモニーはさわやかな冷たさの中で、軽やかな歯応えと滑らかな舌ざわりを存分に堪能させてくれます。
「まさに三位一体っ!」<by ドモン・カッシュ
と、どこまでもベタ誉めですが、それは去年までの話。
去年の冬に本当にハマっていて、それはもう一日に最低三つは食べるほどでした。
しかし、今年はなんと25%も大きくなって帰ってきてしまいました。
って、25%はやりすぎだろう。普通せいぜい10%までだろう。
この漢らしい巨大化にともない、厚みがかなり増しました。
基本的に増量はうれしいものなのですが、私のこのアイスに対する評価はその秀逸な食感に対するものです。
厚みが増したことによって、一口あたりのアイスクリーム、チョコレート、そしてクッキーの黄金比が崩れてしまったのです。
厚さに変更は加えずにあくまでも面積のみによる増量といった方法を採ってもらいたかったです。
悔やまれてなりません。
増量がうれしくなかったのはこれが初めてです。
まっ、それでも十分おいしいんですけど。