公開実験室 (その4)

99'.11.20. 本八幡 Route14

 昭和レトロ風のSEが流れる中、誠さん、研次郎さん、青さんの順で出てくる。
青さんと研次郎さんはおそろいでアレンジ違いの新しい衣装だった。
おもむろに演奏が始まる。
『ゼリー』だ。今までのcali≠gariにはない、
コンテンポラリー・ジャズ風の曲だった。
こんな感じのアプローチもありなんだとビックリした。
 そして、お馴染みの
『歪んだ鏡』。ある意味、cali≠gariらしさのあった『37564。』
曲の雰囲気は『発狂チャンネル』に近い物があった。
この3曲を立て続けに演奏した。雰囲気はすでにcali≠gari Worldだった。
 そしてMCが入る。「こんばんは。cali≠gariで〜す。
7ヶ月振りに千葉に戻ってきたぜ〜。」と秀児さんは意気込んでいらっしゃいました。
そんなMCでコミュニケーションを取りながら、お客さんとの距離を縮めていく。
 そして、しっとりと、でも力強く
『夜行列車』を歌い上げる。新曲の『カラス』も披露。
また、MCをはさむ。今度はLIVEスケジュールやイベントのスケジュールの発表。
そして、なんと、ここで新加入の誠さんの自己紹介。
しっかり前に出てきてお話されてました。「橋の下で拾われました。」とか。。
スリーサイズを聞かれて、90、70、60って仰ってたような。。でも、それは無いだろ。。っておもいました。
 気分も少し和んだ所で、
『ハクセイ』を演奏した。
きょうのLIVEのコンセプトはまったり。。なのか。。
「踊りましょう!」という掛け声で始まったのは
『嘔吐』でした。
みんなで、楽しく踊った最後の曲は
『グッドバイ』でした。
この曲は私の中で2番目に好きな曲なので、 嬉しかった反面ちょっとツラかった(苦笑)
演奏が終わるとあっさりとステージを去って行った。
 もちろんアンコールの声がすぐに上がる。5分位してメンバー再登場。
なんと、青さんはガスマスク着用、秀児さんは頭全部包帯というお姿でした。
そして始まった曲が
『サイレン』。これから、全てが始まるのかという錯覚に落ち入ってしまいました。
青さんは途中で苦しくなったのか、ガスマスクを投げていらっしゃいました。
いつも以上のテンションの上がり具合で少々驚きました。。
 その勢いのまま、
『発狂チャンネル』へ。
この曲は克弥さんが叩いていたドラムと全くと言っていいほど違う雰囲気に
なっていました。こういうのも、ありなんだなぁ。と思わされました。脱帽です。
そして、ラストは
『スカトロ』でした。青さんのコーラスマイク上がってなかったので、聞こえませんでした。(怒)
しっかりしてくれ!!音響さん!!青さんの生声は聞こえましたが、それ以上はダメでした。
そんなことがあって、多少醒めてしまいましたが、特にアンコールは熱かったです。
 メンバーチェンジによる、再出発をしたcali≠gari。
常に前を見つめながら後ろ向きなことを、
常に新しい物を追い求めレトロな雰囲気を醸し出してきた彼ら。
これからも、自分達のスタンスを崩さずに頑張って行ってほしいと思った。
 
そして、その流れに乗って行けなかった私。敢えて乗らないという選択をしたのかもしれませんし、
乗り損ねてしまっただけかもしれない。。でも、これも私の選択。それぞれが、自分の信じた道を進むのがBESTなのだと思った。