公開実験室 (その5)
‘99.12.27.
今年最後のLIVEはcali≠gariさんだった。
これで見納めのつもりで、見てきた。
客電が落ち、SEが流れる。。
今まで、和んでいた周りの雰囲気が一気にステージ上へ
集中しているのが分かる。
メンバーが登場し、『ゼリー』で始まる。。。
〜 第1部 〜
1.ゼリー
2.歪んだ鏡
3.人間ポンプ
4.やせゆく社会
〜 MC 〜
5.カラス
6.発狂チャンネル
7.せんちめんたる
8.月夜の遊歩道
9.37564。
〜 MC 〜
10.僕は子宮
11.腐った魚
12.リンチ
13.夜行列車
14.人形の家
第2部
15.ハクセイ
16.禁色
17.通り魔の季節
18.弱虫毛虫
〜 MC 〜
19.僕≠僕
20.嘔吐
21.サイレン
という、曲目だった。第2部の『ハクセイ』では秀児がおかっぱ頭の
ロリータの格好で歌い、〜そり落とした髪の毛〜という歌詞のところで、
かつらを剥ぐという、悪趣味な(笑)パフォーマンスや、
本編最後の『サイレン』では後半秀児と青で、ドラム缶を鉄パイプで
叩くといったパフォーマンスが見られた。後者のパフォーマンスは
すごかった。。青さんの持っている鉄パイプがムチに見えた。
どう見ても、SMの世界だった。すごかった。。
メンバーが下がった後、アンコールが起こる。
〜 アンコール1 〜
22.冬の日
23.「依存」と言う名の病気を治療する病院
24.オヤスミナサイ
25.ギロチン
〜アンコール2 〜
26.冷たい雨
27.スカトロ
〜 アンコール3 〜
28.グッド・バイ
計28曲時間にして3時間。アンコールも3回出てきてくれた。
Tourも東名阪と周ってきて、その集大成のLIVEのはずだった。。
観客は申し分なく満員の状態だったのに、盛り上がりには
欠けていた。Front3人が風邪を引いていて、熱が出でいると
Vo.の秀児は言っていたが、本当にそれだけだったんだろうか。。
ワンマンのLIVEだったのに、イベントのLIVEのようなこの雰囲気。
とても特異な雰囲気を持っているバンドなのに、
会場を染め切れなかった。
その事だけが、非常に残念だった。