Last Update : 2003/08/31
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しあわせのかたち
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ゴールデンウィーク中の5月4日、暇を持て余していた私達は夕方から近所を散歩でも…ということで町の端から端までただ歩いていました。

疲れてきたのでコンビニに寄りそろそろ帰ろうということになりましたが、何故かその時、来た道とは違う道を通って帰りたいと連れが提案し、通って来た新しい遊歩道からもう一つの通りへ出る暗い路地を通っていた時のことです。

どこからか連続したピーピーという音が聞こえて来ます。それが猫の声だとわかるまで少し時間がかかり、うっかり通り過ぎるところでした。

よくよく聞いてみると子猫の声のようで、どこか壁と壁の間にでも挟まってしまったか溝にでも落ちて鳴いてるのか、とにかく救出できるなら助けてあげようということになり声のする方を探しました。

でも暗い路地だったのでどこから声がしてるのか判りづらく薄暗いビルの影から聞こえてきてるようだとようやくわかりました。
猫の声のする方へ近寄り耳をそばだてていると、どうやらそこにポツンと置かれたフタ付きの空き缶入れの中から聞こえてきてるようでした。

恐る恐る蓋を取り、中を覗いて見ましたが暗くてよく見えません。 手を挿し入れ中を探ってみると何か動くものに触れました。引き上げてみるとスーパーや八百屋さんで見かけるようないちごのパックに小さな子猫らしきものがたくさん詰め込まれています。

少し明かりの有る所で見てみると生まれて間もない目すらまだ開いてない小さな子猫が5匹確認出来ました。もしかしたらまだ空き缶入れに残ってるかもしれないと探ってみましたが、もういないようです。

子猫たちは赤黒く汚れ、何かの液体(多分ジュースなど)で全身濡れており体温も奪われて小さな命は風前のともし火のようでした。
あまりにも酷い状態でそのまま見捨てることが出来ず、うちで飼ってあげられないのは明らかであるのに連れ帰ってしまいました。

とりあえず我が家で保護しておりますが、家には既に年老いた病気持ちの先住猫もおり、決して裕福ではない経済状態で、実のところ連れは猫アレルギーで最近ぜんそくがとてもひどくなり、5匹全てを飼ってあげることは不可能な状態です。
例え飼ってあげられたとしても、そんな多頭飼育では全ての猫たちに充分なことをしてあげられそうにありません。せめて子猫たちの里親さんを探してあげようと、掲示板などに投稿し呼びかけています。
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