まずは映画

前評判がとてもよく、楽しみは楽しみなんだけども、赤い怪獣ちゃん情報によると、だるまのシーンがあるという。
だ、だるまかぁ~…!
ベネチア映画祭の時には、ちょいちょい途中退席のマダムとかもおられたらしい。
うーーうーーーうーーーーーーー…。
多分、レディースデーにとか思ってたら、うっかり行かないんじゃねぇか、と思っておりましたところ、初日舞台挨拶のチケットがあると誘っていただいて、無事、見に行くことができました。
問題は、舞台挨拶の登壇者の中に、吾郎様の名前がないところ。
ひなつさんは、北海道から来とんねん。
月9かなんかしらんけど、ちょっとくらい出てこいや、という気持ちになる私。
しかし、まずは映画です。
最初の3割くらいは、こわいこわいこわいこわいこわいこわい…!となりまして、吾郎様はね、腹が立つというよりもただただ怖い!こわっ!こーーわーー!
なんか、吾郎様の時みたいなどんくささがない。
だから、怖いのがイヤな人は、吾郎様の登場シーンだけ気をつけとけば、と思ったんですが、最も怖いだるまのシーンには吾郎様登場せず。こーーわーーーーー。
でも、最初の高く険しい山を乗り越えれば大丈夫!
後はいける!
ちゃんと見れる!平気平気!
その超怖いなりつぐ様を暗殺すべく刺客が集まってくるんですが、画面からの距離、および、役者さんの知名度というものがあり、最初に、これで9人集まった、と言われた時に。
ん?役所さんに、伊原さんに、松方ひろきに…、松方ひろきがつれてきた5人に…。8人ちゃう?8人ちゃうん?誰?9人目誰?
と、話が続く中、誰?何?誰のこと?まさか、なりつぐ様を暗殺しろってゆった平幹二郎?いや、あの人は戦わんやろ!!
そうして、画面を思い出して見ると、ぬっ!
役所さんのとこに松方さんが来た時、二人の間の奥に、1人控えてた人がおった…!?あの人か!!
そうでした。映画のHERO犯人役をやっていた若い兄ちゃんが、役所さんの部下として登場しておりました。
やっとこの9人か!ということが解ってすっきりした次第です。
多分、その頃には、もう11人くらいに刺客増えてたと思うけどな。
最後に山田くんが増えて、まずは12人でスタートするんですが、活動している最中、突然。
あれっ!?この二人石垣佑磨と、高岡蒼甫じゃん!
ということに気づく。
どうやら、これで9人か、という時にやってきた4人のうちの2人だったようなんです。
気づかんかったー…。
さて。
この映画を見る前、ヤマトの予告編を見て、あら?この人はゲゲゲの女房で男前アシスタントをやっていた人じゃないかしら?という人を発見してました。そしたら、13人の刺客に出てますよ、と教えてもらい、あ、ほんとだーと思ってたんですが、その後。
あれ!?ゲゲゲの女房のアシスタント、もう一人出てるがな!
しかも刺客の1人やん!ちょうど、ゲゲゲの女房が最終回を迎えた日で、ぷちゲゲゲ祭りでした。
さて、その13人の刺客中、もっとも素敵な刺客だったのが、最後に登場する伊勢谷友介。
素敵すぎてどうしていいか解らないほど素敵。
怖いよう、怖いよう、と見ていた人たちも、伊勢谷友介が出ているシーンなら基本的に大丈夫なはず。大丈夫大丈夫。この人が出てるところは大丈夫だから。いけるいける。
ところが、ベネチア映画祭では、この伊勢谷友介と、岸部一徳さんの素敵なシーンがなかったっていうんですよー?日本だとテレビのCMでも見られるのに(笑)
後、なりつぐ様のお食事シーンもなかったんですって。
損したなぁ、ベネチアの人~。
あ!岸部一徳さんのシーンは、全部怖くないから大丈夫ですよ!
後半、50分の立ち回りシーンがあるというのは聞いてましたから、そこは覚悟の上でしたが、にしても長いっちゃ長い。長い…!
ここは少々我慢がいるところかもしれません。13人いますのでね、それぞれの戦いの場面を作ってるとそんな感じになります。
スピードは大変速いので、いちいち、こわっ!とか、いたっ!とか思ってる暇はなし。
なりつぐ様が、割といつまでも綺麗なのもよし。
そして最後の最後、どんくささのかけらもないなりつぐ様が、突如稲垣吾郎のどんくささを見せてしまうのもよし(笑)
あーーー!
そこはーー!そこはやらせちゃダメだーーっていうね(笑)
最後なりつぐ様は切られてしまい、そして刺客たちは…。
ふー。面白かった~。
面白かったわ!これ面白かった!

続いて舞台挨拶

映画が終わり、マスコミがどわーっとやってきて、通路にも関係者がびっちりになり、司会者が登場。
ああ! テレビ朝日の大木ちゃんだ!しまった!双眼鏡持ってくれば!と今にして思う(笑)
今回は、映画館の中央後の扉から入ってきてステージに上がるというやり方でした。 役所さん、山田くん、市村さん、松方さん、伊原さん、沢村さん、高岡くん、六角さん、ヒーローの犯人、誰?、石垣くん、ゲゲゲのマンガ家デビューしたアシスタント、三池監督といった順番で登場。
失礼すぎるわ!
役所広司、山田孝之、市村正親、松方弘樹、伊原剛志、沢村一樹、高岡蒼甫、六角精児、浪岡一喜、(あっ!チケット見て書いてるのに、この人の名前ないやないの!)近藤公園、石垣佑磨、窪田正孝、三池崇史、という順番だったと。
ステージに上がったら、左右に分かれて、ずらっと並びました。13人って結構な人数…!
左からだと、三池、石垣、浪岡、高岡、伊原、市村、役所、山田、松方、沢村、六角、近藤、窪田、大木アナ。 これだけいますと、1人が一言喋るだけでも大変。 登場順に一言ずつご挨拶ありますが、1周するだけで大変ですよ。
ぜひ、電車の中で映画の話をしてください、というようなことを皆様おっしゃってました。 市村さんは、妻とお金を払って見に来ると。でも、この映画の後、我が殿はとてもこの場には立てないということで来ておりませんと残念なお知らせが…!
殿ーー!
沢村さんは、もー、素敵♪背も高くてかっちょいーー!
山田くんは、ベネチアの時と同じで、残念なヒゲづら。映画の中で泥まみれになってた方が綺麗だったよ、と思う…!
松方さんは、映画の中でもカッコよかったんですけど、なんか若い…!松方弘樹だ、と思い出してから、全然変わらない印象。
伊原さんもカッコいいですよねー。
このあたりから、挨拶は徐々に若手になっていきます。高岡くんは喋ってる時は気がつかなかったんですが、すごい靴を履いてた…。ルパンより短いんじゃねぇの?という丈の黒っぽいパンツの下に、ぴっかぴかの赤い靴。えっ!?何その真っ赤な靴!というような赤い靴。君も、そこはかとなく残念さを感じさせるキャラクターだなぁ、と思う…(笑)
石垣くんは、僕らのキャラクターグッズ売ってるから、買っていただいて、パンフレットも買っていただいて、それを電車の中で見ながら話して下さいゆーてました。 僕らのキャラクターグッズには、戦国バサラのデザインした人が描いた、13人のイメージイラストなんかもあるんだけど、なりつぐ様は13人じゃないからないんですよねー。
そして、役者として最後に挨拶したのが、ゲゲゲのアシスタント窪田くん。 スポーツ新聞などでも使われましたが、この映画を踏み台にして、と言ってしまった若手(笑)その後、役所さんにも、監督にも踏み台と言われる(笑)
最後の挨拶は監督で、客席は女性がほとんど(そのうちの8割9割が吾郎様目当てに違いない。でも、SMAP関係の映画とかになると100%近く女性客になるところ、この映画は、1割くらいは男性でしたよ)。六角さんが(沢村さんじゃなかったと思う)、文化芸術は女性が動かすと思っているので、と言ってたんですが、三池監督も女性に関する話を。 登場人物二人に共通しているものがある、という話で、その二人だけ、女性が待ってるキャラクターだということおっしゃってました。 あー、そっかーーー、と思いましたねー。 うん、うん、その待ってる女性がいるっていうのよかったです。
皆さんは落合宿から生きて戻ってきて、生きてる、ということを感じてるんじゃないでしょうか、という監督。 生きていること、自由でいることを感じるために、今晩もう1度とは言いませんが、週に1度は13人の刺客を見て、生きてる、自由であることを感じて下さいと(笑)
挨拶終わったら、13人での共同作業。 達磨に目を入れて下さいとなりました。 目が両方あるので、二人ずつ挑戦。 最初に、役所さん、山田くんが輪郭を描き、市村さん、松方さんの大御所が続く。 どこらあたりだったでしょうか。伊原さん、沢村さんの時だったろうか。もう、市村さんたちの時からだったろうか。 だるまの目に、まつ毛がつき。下まつ毛がつき(笑) にしても、伊原、沢村と並んだ時のかっちょよさったらなかったわーーー!
高岡・六角チーム、浪岡・近藤チーム、石垣・窪田チームとだるまの目は、どんどんラブリーになっていきます。瞳の中に星がある!みたいな雰囲気になっていって、最後は監督が1人でまとめると(笑) 整いましたって無事整えてくれました。
ただただラブリーなぱっちりお目目の達磨が誕生。 この後は、マスコミとのフォトセッションになるので、一度出演者は引っこんで、マスコミのカメラがステージ上に。
達磨が客席におろされて、この後ろのに、客席をバックに出演者が並ぶ訳です。 そして客席は、役所さんのセリフ「切って切って切りまくれー!」の、『切りまくれー!』部分を言わされることに。 最初、大木アナと練習した時は、へなへなで、すでに客席に降りていた役所さんたちに、もっともっと!と手で合図される私たち。 でも、実際に役所さんに『切って切って!』と言われた後の、『切りまくれー!』もへなへなでした(笑)多分、CMで使われたりすることはなかろう…。
最後に役所さんに挨拶があって、舞台挨拶は終了となりました。
綺麗な方から二人、素敵な方から二人が来ておらず…。そう、吾郎様のみならず、超素敵だった伊勢谷友介も来てなかったんですよ!
うぇーん!
まぁ、キャラクターと、本人はまず見た目からして違うんですけどもね。見たかったなー、綺麗な方から二人ー。 そうすると、総勢15人で、そろそろステージに上がりきらんくなったかもしれません。
ともかく。
13人の刺客はすっっっごく!!面白かったので、少々怖いやら、気持ち悪いが大丈夫な方は、なりつぐ様を。
怖いのはやだーって人は、前半をぐっとこらえて伊勢谷友介や、岸部一徳を楽しめばいいと思う。
その間にいる人は全般的に楽しめると思う!誰か好きな男前がいると思うし!私はもう断然伊勢谷友介なんですけどっ!
後、男の人はもっと気軽に見に行けると思うな。 私は、父親に宣伝しようと思います。母は無理だ…!綺麗目が好きですからね。
ぜひぜひ、13人の刺客見に行って、帰りの電車の中で友達とおしゃべりして下さい。 多分、最後の最後、稲垣吾郎出ちゃったよねーって話で盛り上がれるはず…(笑)!

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