まずはこちらから。
もう、どうにかしなきゃいけない。
とは、高松にいた時から思っておりました。東京に引っ越す時に、倉庫に預けた何百本ものVHSテープ。うちの中で、テープラックに入ってるだけで100本。それ以外にも部屋のそこここに転がっているはずのVHSをどうにかしたい。
ここのところ、カセットテープを、MP3にする、というのをやっており、これがとても簡単。
もう、カセットテープは、聞かずに捨てる、という人以外にはお勧めしたい手軽さです。
激烈にチープな本体に、昔のシングルCDサイズのメディア。これが使えるパソコンであるかどうか、は大きいポイントかもしれませんが、インストールしちゃえば、本体にカセット入れて、ソフト立ちあげて、プレイボタンを、がっちゃん…!と押し込んで、テープを再生し、いいところで、録画ボタンを押すのみ!
等倍ですが、うわー、懐かしーと思いながら聞くもよし、めんどくせぇって場合は、パソコンをミュートにすれば静かなもんです。
- 注意点:
オートリバースはできますが、オートリバースですから、A面終わったら、B面行って、またA面に戻って、と、延々録音し続けます。
時間だなと思ったら、自分で録音停止してください。 - じゃあ、オートリバースじゃなくすればどうなるか?は試してませんが、自動で録音は終わりませんので、無音状態を延々録音するのではないかと推察されます。
うっかり、無音状態や、何周も録音しちゃった、という場合は、MP3を編集できるソフトを使って、カットしていただければ大丈夫です。
こちら、家に帰ったら、1日1本という感じでやってれば、いつの日か、家にあるカセットテープがなくなることでしょう。
USB接続MPEGキャプチャー PC-SDVD/U2Gを買ってみました。
さて、その頃です。
ソースネクストのメルマガで、会員の人は20日まで3000円以下だよ!というお知らせがやってきたのが、USB接続MPECキャプチャー。
前から、こういう製品のことは気にしてました。
本当は、VHSつきのハードディスクレコーダーを買ってて、それには、テレビ番組は録画しないというスタンスでいたつもりだったんですが、忘れもしない、慎吾の27時間テレビの時に、無理だ!と録画してみたらもうなし崩し。VHSのデータが入る余地、0。今みたいに、外付けHDDが増やせるタイプだったら増やすとこですが、それも無理。
3000円くらいの投資でどうにかなるんなら、試してみようと買ってみました。
届くものはとてもシンプル。
これが本体…!
VHSのデッキの出力から、このまっしーんの入力につなげ、パソコンのUBSポートに挿す。
ドライバ、ソフトのインストールはありますが、この単純な方式…!(※ソフトを最初に起動するときには、シリアル番号が必要。CDの入れ物についてます。これはなくさないように。今時ぽくするなら、写真にとって、evernoteに保管とかするといいです。今時っぽーい!)
ちなみに、Sケーブルがあったらいいよと書いてあったので、ケーブル地獄のようなうちなのに、Sケーブルねぇなぁ、と買いに行った挙句、Sだとパソコンに表示できず、黄色いケーブル挿したら映ったという残念なことがあったりしたんですけどもね。
設定したパソコンは、前のリブレット。5年前の機種になります…。
でも、普段使ってないから、これでどんどん作業すればいいと思ったんです。
こちらは、カセットテープのと違って、録画時間が選べて、そのまま、DVDにする作業まで一連でできるはずのもの。これなら、ほっといてもいけるんじゃないかと思いました。
もちろん、時間があるなら、録画しといて、編集も可能です。
まずダビングすべきものは、私が録画したものではなく、もっとお宝VHS。
SMAPファンになったばかりの頃知り合った方が、何十本と送ってくださったSMAPさん虫時代の映像あれやこれや。森くんの顔面回し蹴りやら、ツートップで絶叫マシンやら、ツートップでコントやらのお宝満載VHS。
これは、失われてはいけないものであろうと。
しかし、まずはテストです。
どれをテストケースとするか、と、何年もあけてないビデオラックをあけて、2段目、一番手前にあったのが。
『伊豆の踊子(木村拓哉)』
…なんだこりゃ…。
なんか解らないけど、おまえにする!と記念すべき最初の1本に選びました。
では、作業にかかりましょう。
VHSデッキの出力端子に、赤・白・黄色(とりあえず黄色でいいんじゃないかな…)のケーブルを挿し、本体の口と接続。ドライバをインストールする段階で、この作業は必要です。
VHSの録画をするソフトが入ってますので、それを立ち上げて、VHSデッキにテープを入れて再生。
ちゃんと接続できてれば、パソコンに映像が出ますので、録画ボタンを押したら、後は、再生が終わるまで放置。
モニターに映るし、音も出ますから、見ててもよし。カセットと同じで、面倒だわって場合は、音を消しときゃいいでしょう。
で、ですね。
この時、モニターで、えらく映像がかくかくしてたんです。学帽にマントという木村さんが、やけにぎくしゃくしている。これは、モニターだからそうなのかな。本当はちゃんと録画できてるのかな。後、音がひどいという場所があったんだけど、これはVHSのテープがもうだめなのかな、など考えての1時間半。
人さまからいただいたものなので、CMカット済という素晴らしいものです。
さぁ、できた、ということで、今度は、編集するか、DVDに焼くかです。
今回は、CMも抜いてもらってるものですからノー編集で。いや、方針として、すべてノー編集でいくことにしていますがね…!
じゃあ、焼くということにしますと、メニュー画面が作成できるようになってます。ここはかなりちゃっちぃ感じですから、タイトルをいれるくらいでしょうか。文字の上をダブルクリックすると編集できるんですけど、幅が決まってるらしく、長く入れるには、文字サイズを小さくするといったことが必要っぽい。
ここで、伊豆の踊子といれて、DVDに焼く、というボタンを押したら。
『容量たりねーけど、どーする?』
といったメッセージが…。
そ、そうか。無理か…!
ここで、あわてて外付けHDDに接続し、一時作業ファイルの保管場所を変更。ようやくDVDにする作業が始まりました。
この作業自体は、10~20分くらいあれば終了。
終わったー!と出来上がったDVDを見てみると。
…モニターでみた、かくかくのまま…!
そうか!
パソコン上で再生されたものを、ただ録画する、というシステムか!つまり!!
5年前のリブレットでは、パソコンとしての性能が低すぎる…!!
きやーーーーーーーー!!!
今度はコスミオで同じ作業を…!
そうすると、メインPCのコスミオで作業するしかありません。
こちら、1年半前に購入の、VISTA機。最新ではありませんが、こちとらテレビパソコン。画像に関しては少々の負荷には負けないスペックを持つはずのパソコンだぜ!
しかし、この普段使いパソコンを、テレビの横に置く訳にはいきません。
そんな時は、最初からついてきている、USBの延長ケーブルを使えば大丈夫。まぁ、対して長くなかったんで、ギリギリではありましたが、つながりました。
同じくソフトをインストールし、同じ作業を繰り返し。テープを巻き戻して、再生!って押して、あわててパソコンに戻る(笑)ここがなかなか難しいです。えぇ。あの、テレビと、パソコンの間に、乗り越えられない山があるもんですからね…。
しかしコスミオで再生したら、普通!ちゃんとなめらかに動くし、別に音がひどいとかないし!!なんだよーー!パソコン次第かー…!
今回は、影響を与えないよう、パソコンでの作業は一切せずに1時間半、見守りました。伊豆の踊子。どんな話なんかあんまり解らなかった。伊良部一郎見てたから(笑)
書生さんというだけで、踊子たちから、木村さんが、ものっすごい高貴な人、みたいに扱われておりました。柳沢慎吾が、味いちとは考えられないほど、落ち着いた静かな役をやっておりました(笑)伊豆の踊子のヒロインまでやった女優さんは、今はもういないんでしょうね。聞いたことない名前だったな…。
で、録画終わって、同じようにDVDに焼こうとしたら、エラー。
えっ!何!?
実は、DVD、録画用じゃなくて、データ用を使っていました。
うっかり間違えてCPRM対応じゃないのを買ってしまって、あぁ、アナログならそれでもいけるやと。で、リブレットの方でやった時は、ちゃんと録画できたんです。
う。これは、ドライブも変わってるから…!?と、CPRM対応のを入れても、またエラー。そのうち、ソフトが強制終了。いやぁぁーーーー!!録画データどっかいくー!?また1時間半、踊子見るー!?と思ったんですが、これは、残ってました。
そこで、もう一度ソフトを起動してやってみたら大丈夫。
さて、これはたまたまか。
メディアの問題か。
もう一度テストしてみないと解らないですね。
続いて実験すべきこと。
- コスミオで録画してる最中、どの作業ならやっても大丈夫か。
→録画せず、再生の状態で、ネットにつなげるなどしてみる。 - 外付けハードディスクに保存し、DVDにする作業だけは、リブレットでやってみることは可能か。
→焼く作業だけでも、別PCでやりたい。 - 録画してDVDにするまで自動でできると書いてあるが、実際どうなるのか。
このほか、無事DVDになったとして、VHSのテープはそのまま捨てていいものやらどうやらなど考えるところはありますね。
1日1本やって、1年かかっても、どーにもならん自信ありますけどね…。ふふ…。ふふふ…。
また何か状況が進んだらお知らせしたく思っています。