せっちゃん伝説第21話

『明日は我が身か!?おそるべし新入社員伝説!』

最初に言っておく。これは、我が社の話ではない。しかし、この新入社員を迎えた会社は、確かに実在する。

せっちゃん伝説第22話

『新たなる作者伝説!』今回より、いつまでかは解りませんが、あわじんがこのコーナーを担当することになりました。お楽しみあれ!

「せっちゃん伝説」ファンの皆様、お待たせ致しました!なんて久しぶりの更新!と思われたかと思いますが、これには深い理由があるのです。何を隠そう、私はあわじん。このホームページの主であるさよちゃん(伝説の中では「先生」)がいよいよ夏のSMAP活動集中期間に突入し、とても「せっちゃん伝説」にまで手が回らないということでしばらくの間わたくしあわじんが代わって担当することになりました。ね、先生。

ということで久しぶりに「せっちゃん」そのもののぼけを披露させて頂きます。お楽しみ下さいませ♪

久々にせっちゃん先輩から電話があった時の話しを3つ。自らのぼけを語りつつもさらにぼけを重ねていった。

<その1>
せっちゃんの友達に料理がとても上手で毎月「Danchu」というちょっとおしゃれな料理の本を買っている人がいる。友達からその本に載っていた「カルボナーラ」がとてもおいしくできることを聞いたせっちゃんは早速本屋さんへ行った。「ふむふむ。材料はこれで、作り方はこうで。。。」とせっちゃんは興味津々で読んだ。それから数日後のこと。時間もあることだし、そうだ本格的にカルボナーラでも作ろうということになり「ええっと、本、本、」とDanchuを探したがどこを探しても見つからない。なんとなく材料や作り方は覚えているけどやっぱりちゃんと本を見て作らなければ。。と思い付くところは全て探してみたがやっぱり見付からない。またいつものことでベッドの中とかとんでもないところから出てくるのかしらと思ったがそうではなかった。
「あれ!? もしかしてせっちゃん、本買ってなかったでちゅー!!うふっ♪」
一生探しても出てこんのじゃ、ぼけ。

<その2>
これから後に述べる<その3>について話していた時のこと。
せっちゃん「さよちゃんがー、 前にガチャッ!ピロッ!ブツッ!ブンタッタァー♪ ブンタッタァー♪ブンタッタァー♪」
私「え?さよちゃんがブンタッターブンタッター?」
せっちゃん「あーん!ごめんなしゃいでしゅー!人差し指で保留押してちまいまちたぁー!」
君には一生電話と電卓は使えないだろうと言っておいた。(電卓の話しは紹介済でしたっけ?すごい桁をいーっぱい足して最後に書き写す時に親指でクリアを押したことを。)

<その3>
せっちゃんがトラバーユする時にいろいろ役立つであろうと一応備品で弊社製のカラーワープロ(しかも最上位機種)を貸してあげた。もちろんそのワープロは大活躍。せっちゃんが快適にタイピングしているのを覗いた人たちは「そのワープロいいねー」「いくらぐらいするの?」などといろいろ聞いた。せっちゃんは「これ借りているんですけどすごくいいワープロですよー値段はちょっと高いけどぉ」と答えていた。その後も他の人に同じような質問をされたが、せっちゃんはニコニコ答えた。「あーこれですかぁ〜 これ社販で10万円で買ったんですよーカラーでいっぱい機能もついてて10万円は安いですよねぇ〜」「えー10万円!? いいねー」「はい!」それからしばらくしてせっちゃんは気づいた。「あれ?このワープロ買ったっけ?借りてたんじゃなかったっけ?」「ほんならなんで私買ったって答えよったん???」「あー!?さよちゃんが買ったんやったわー!!さよちゃんが社販で買ったのに自分が買ったと思いよったわ!!!」
なんで他人が買ったことを自分にオーバーラップできるんじゃ??せっちゃんは多重人格??いや、そんな器用なことはできん。

<その4>
電話といえば超苦手なせっちゃん。昔せっちゃんと彼がラブラブな会話をしていた時のこと。その頃せっちゃんちの電話はなぜかとても調子が悪く、不意に声が聞こえなくなったりだんだん小さくなっていったり終いにはブチっと切れたりしていた。その時もやっぱり同じでせっかくラブラブ話をしているのに急に聞こえなくなったり何度も切れてしまったが、その度に彼の方から掛け直してくれた。ところが今回は全然電話が鳴らない。「えーっ?!かかってきましぇーん!なんでなんでぇー?!あんまり切れるから怒ってしまったんでしゅかー???」泣きそうになりながらせっちゃんはひたすら待った。が、電話は鳴らない。「今日はもう掛ってきましぇんね。きっと…」と思い、その場を立ち部屋を出ようとしたせっちゃんはFAXの前を通りかかった時に用事はないが何気なくその受話器を取り上げた。「もしもぉーし?!もしもぉーし?!」「へ?」「もしもぉーし?!」「あ!!もしもし?せっちゃんでしゅ!」なんとFAXの受話器から彼の絶叫が聞こえてきたのである。せっちゃんはこう言う。
「なんであの時FAXの受話器を取り上げたんかじぇんじぇんわかりましぇん。通りがかった時になんとなく取り上げたい気分になって取ってみまちた。」
それは私にもわかりましぇん。ほんでなんでFAXから聞こえてくんねん。

<その5>
せっちゃんはとってもグルメ。そんなせっちゃんは関西出身の知り合ったばかりの友達とセルフのさぬきうどんを食べに行くことになった。
☆ここでセルフの讃岐うどん講座☆
セルフの讃岐うどんとは、1人前が小、1.5人前が中、2人前が大といった感じで、まず自分で好きな量のうどん玉のみが入ったどんぶりと別の皿に好みの具(あげ、天ぷら、卵など)を取り会計をする。そしてうどん玉をラーメン屋さんがやっているようにざるに移してお湯の中でザバザバとさばく。そしてさばけたらどんぶりにもどして大きなタンクややかんに入っているだしをそそいで具を乗せてできあがり!
友達は関西出身だけにイマイチやり方が分からずせっちゃんに先を譲った。そんなせっちゃんはとても緊張した。その理由は。。せっちゃんは実はその時がセルフ体験2度目で、1度目の時のことを思い出してた。初めてだったせっちゃんはとなりのおじさんを見よう見まねでやることにした。「まずどんぶりを取るのね。」1人前のうどん玉が入ったどんぶりを取った。そして「次は具をとるのね。」とわかめをうどん玉の上にのせた。そしてお会計。それから場所を移しうどん玉をざるの中に入れてお湯でさばく。ところが別の皿にではなくうどん玉の上にわかめを乗せてしまっていたせっちゃんはわかめもお湯の中でさばいてしまい、ふえるわかめちゃんに!わかめはふくらむ、ふくらむ!そして遂にはみんながさばいているお湯の中におばけわかめが浮遊していったのだった。。
誰がわかめ流してんねん!!!!!讃岐人やったら知っとかんかい!!!

せっちゃん伝説第23話
『きみこあほあほ伝説』
きみことは、あわじんの親友(多分)である。現在、バリバリのキャリアウーマンであるきみこの、素敵な伝説をお楽しみ下さい!

(居酒屋で)
悪友きみこが友達3人と居酒屋へ行った時のこと。
友人「次は何頼む??」
き 「うーんと、じゃあ、これ、これにする!すいませーん!『またやきまん』4つ!」
店員「はい?」
き 「この『またやきまん』4つくださ〜い!!」
店員「マタヤキマン??。。」
き 「これです。これこれ、」
店員「あー、はい、チャーシュー饅ですね!」
き 「チャーシュー饅。。そうとも言うよねぇー」
そうとしか言わんのじゃ!!自分で「またやきまん」と言ってみておかしいと思わんのか?そして「またやきまん」なる物の内容は分かって注文しているのか?そんなきみこは国文科卒である。。

(上司との昼食)
ある日きみこは上司と一緒に昼食を取ることになり定食屋さんに入った。
「じゃあ僕は焼き魚定食。君は?」
「何にしようかなぁ〜 えっと、じゃあ、ざつに定食にします。」
「え?なに?」
「このざつに定食にします。」
「それ『ぞうに』じゃないかなぁ〜?。。」
「あ?あ、ぞうにって読むんですよねぇ〜!」
必死で明るく繕ったが上司にあほがばれた。雑煮くらい読んでくれよ。そんなきみこは国文科卒である。。

(約束の時間)
きみこが帰省したときはいつも連絡を取り合っている。ある時も今日帰ってきたから明日昼から遊ぼうと連絡があり、それじゃ朝起きたらとりあえず電話してということで次の日連絡を待っていた。ところが1時になっても2時になっても掛ってこない。他の人との待ち合わせもあるためきみこんちに電話した。
「あれ?あんたおるんやったら電話してきてよ。昨日言うたやんか。」
「だけん、まだ起きとらんのじゃわ。」
確かに起きたら電話すると言う約束には違いない。
そしてまたある時約束の時間を過ぎても連絡がないためどうせ寝ていると思って私から連絡するとママが出て、
「あ?きみこ?きみこやったら友達とジェットスキーする言うて今ごろ海におるで?」
人がひたすら連絡を待っているにもかかわらず、寝過ごすならまだしも水着になって本気でジェットスキーをしているとは大したもんだと後できつく言っておいた。

(結婚式前夜)
2年前の5月のこと。私は明日の式を控えホテルの一室で一緒に泊まるきみこのことを待っていた。時すでに22時。先生やせっちゃん、たろ、さこなどはとっくにホテルに入っていてひとしきり話をし、翌日が式ということもあり早めに解散した後だったがきみこだけが現れない。先にお風呂でもと思い、髪を洗っていたところ、
「あ〜わ〜じーん!!」
あの声はきみこ?
「ちょっとぉ〜!あーわじーん!!」
「はぁ〜〜い!!」お風呂から叫ぶ。
「ちょっと聞いてよぉ〜 あのなぁ〜 もっと早く来ようとなぁ〜 思ったんやけどなぁ〜」
「ごめぇーん!今頭洗いよるところやけん、聞こえんわぁー!後で聞くわぁ〜!」
と言っておいてシャンプーし終わるころはっきりときみこの声が。
「あのな、もっと早く来るつもりやったんやけどな、友達とな。。」
「えっ?」と顔を上げるとバスタブの中に体を洗うきみこが。
「なんであんたこんなところにおるんな?!」
「だって、あんたが聞こえんて言うたけん私もお風呂に入ったらええやろ?」
そうか?そうなのか?わしが風呂からあがるのを待たんかい。一人で風呂に入らせろ。一応明日式を控えた花嫁やーゆん。ゆっくりさせたれーゆん。

そしてお風呂から上がってなんだかんだと話しているうちに12時も過ぎ、じゃあおやすみと言った後たたき起こされた。
「ちょっと、あんた私やまだスピーチ考えてないんやけん、何を言うてほしいかはよ言うてみ。」
「えー!まだ考えてないんー??そんなん自分で考えろー!」
「ええけん、はよ言うてみ。言わんかったら明日スピーチせんで?」
「もうプログラムも決まっとるし、半年前から頼んどったんじゃ。そんなもんは脅しにならんのじゃ!」
「はよはよ、(早く早く)」
「ほんならな、あわじんはずっと私の憧れやったって、優しくて素敵な人やって言うてみ?」
「そんな嘘は言えん言えん。ほんなら、まず明日晴れたら『2人の門出を祝うような』で始めて、雨が降ったら『雨降って地固まると申します』で締めくくろうか?」
「友達がそんな仲人みたいな挨拶してどうすんじゃい。」
こうして結局私まで夜更かしさせられたのであった。。

(ホテル初体験)
あれは大学受験の真っ只中、2人で大阪まで受験しに行った時に某有名ホテルに泊まった。明日が試験だというのにショッピングやら何やらと梅田をブラブラしてやっとホテルに帰り、お風呂に入ろうということに。私が先だったかきみこが先だったかは忘れたが「洗面器がない!!」ということになった。
「えーっ!洗面器がないん??どうやって風呂入れっていうんじゃ!」
「ちょっと探してみようで。」
ということで風呂場はもちろんのことクローゼットやらドレッサーやらテレビ台やらのあらゆる引き出しを開けて捜したが見つからない。
「フロントに電話してみる?」
「そうやな。」
と言っていたところに電話が鳴った。他のホテルに泊まっている友達からである。
「ちょっと、聞いてよー 洗面器がないんでー どこにあるん?え?何?そんなものはない?ふむふむ。。」
そう、もちろんホテルに洗面器なぞあるわけがない。私もきみこもそれまで家族で旅行といっても旅館にしか泊まったことがなかったのである。その友達にホテルでの正しいお風呂の入り方を聞いた私達は「なんや〜 そっかぁー」ということでお風呂に入ることに。
そして2人ともバスタブの外でシャワーを浴びた。
「なんかホテルって不便やなー トイレもびちょびちょになるで。でも拭いておいたけんな。」
「うん、ありがと。」
こうして間違った風呂の入り方をした私達は寝ることになった。
「あれ?これまだふとん敷きにきてないで?」
「ほんまや。いつ掛け布団持ってきてくれるんやろなー?こんな薄いんやったら風邪ひくわ。」
「クローゼットの中にあるかもよ?ちょっと見てみようか。」
旅館にしか泊まったことがない私達はあのふんわかした布団を敷きにきてくれるとばかり思っていたのである。

就職してからの私達は何十回も出張し飛行機にも乗りホテルにも泊まり今やベテランである。。

せっちゃん伝説第24話『きみこの母ちゃん伝説その1』

我が悪友のきみこ。高校からの友達で現在東京で勤め、特集にもあったように年始には一緒にヨーロッパにも行ってきました。お互いに思ったことは何でも言える仲で、いつも「あんた性格悪いで。」と言い合っています。3人姉妹の末っ子で、姉ちゃんもご両親もめちゃめちゃおもろく、一気に語ることはできませんので今回はママに絞ってお伝えしましょう。
その前に、きみこはお母さんのことは「ママ」お父さんのことは「とうちゃん」と呼びます。なんでそうなん?と聞いても「そりゃ、ママはママって感じやし、とうちゃんはいかにもとうちゃんって感じやけんじゃわ。」とのこと。でもその通りなのです。ママは讃岐弁をしゃべる白川由美だと思って下さい。美人で風格があり、何事にも動じません。常にデンとしてて、ふらふらするとうちゃんを見事に操っています。ではそれらを踏まえママのセリフは白川由美の気持ちで読んで下さいませませ。

(かまど)

私がまだ四国にいた頃のこと。きみこは大学からずっと東京にいるので出張の時はたまにきみこんちに泊まらせてもらっていた。その時も泊まらせてもらうので何か手土産をと思い、香川県では有名な「かまど」というブランドの羊羹を買っていった。が、きみこに渡すと「えー!?羊羹ー!?あんまり好きちゃうんやけどー」とぬかす。でもまあ会社に持っていくとか友達にあげるとかして食べてくれるだろうと思っていたが、本当に食べずに捨ててしまったらしい。それをきみこが帰省したときにきみこんちでママにいいつけた時のこと。
私「きみこってほんまに食べんと捨ててしまったんですよぉー」
き「だって、ほんまに好かんのに。」
私「でも捨てるんはちょっとひどいやろ、あんた。」
き「私はかまど(注:ちょっとややこしいが、かまどとはかまどというブランドが作った代表的なお菓子の名前)が好きやのに、羊羹や持ってくるのにぃ」
ここまでのやり取りを黙って聞いていたママがこう言った。
マ「そうで。あわじん。きみこはかまどが好きぜ。」
私「へ???」き「なーママぁ〜!きみこはかまどが好きやんな〜!」
マ「そうで。わたしやいつもきみこんところに行く時はかまど買っていくがな。」
ママからきみこを叱ってもらおうとした私のもくろみはもろくも崩れ去った。それからきみこんちに行く時はかまども羊羹も買っていくもんかと決心した。

(孤独とは)

きみこは東京で何年も一人暮らしをしているが、本当はとても寂しがり屋。ある日、とても寂しくなったきみこはママに電話をして訴えた。
「きみこやな、ずっとずっと一人暮らしで寂しいんやけん!ほんまはめっちゃ寂しいんやけん!」
「何言いよんな。ほんならこっちに帰ってきたらええやろ。いつも遊んでばっかりおって。」
「いかんわ。仕事やってあるし。でもずっと一人でおったら寂しいんやけん!ママや一人暮らししたことないけん、わからんやろ?ママや結婚してもとうちゃんの他にもばあちゃん(ママにとっては姑)やおばちゃん(ママにとっては小姑)がいっぱいおってとうちゃんがおらんかっても一人じゃなかったくせに。」
「あんた何をごちゃごちゃ言いよんな?『大勢の中の孤独』っていうんもあるんやがな。」
「え?」
「たくさんおっても孤独やったってことじゃわな。」
「それ、ママの方が寂しいやん?」
「そうじゃわな。」
きみこは人生を学んだ気がした。

(ママの喫茶店)

きみこんちは自営業をしている上に代々の土地があってなかなか裕福である。ママは持て余した時間で喫茶店のママをすることにした。ママはとても料理が得意で、私もごちそうになったことがあるがとても美味しい。手間が掛かるようなものも簡単に作ってしまう。そんなママは喫茶店のモーニングを考えた。モーニングといえばパン、ゆで卵、サラダ、コーヒーが相場。だが手作りのオリジナルなものをと考え出したのが「ちらし寿司」。帰省した時にねえちゃんからそれを聞いたきみこはママに言った。
「ちょっとママ、聞いたで。朝から『ちらし寿司』はいかんやろ。それってそれにサラダやコーヒーもつくんな?」
「当たり前やがな。」
「誰っちゃ文句言わんのな。」
「言わんわな。おかわりする人やっておるんやけん。」
ママは強気で答えた。そこでねえちゃんが言った。
「きみこ、あんた甘いで。ちらし寿司やな、まだかわいいもんじゃわ。『おはぎ』出すんやけん。な〜ママ。」
「えっ!?おはぎ???モーニングでおはぎ出すん??そんなん聞いたことないわ!何それ、お客さん文句言わんの?」
「あんまりな。」
きみこ曰く、「あんまりなってことは文句出よんじゃわ。ママや意地っ張りやけんはっきりとは認めんけどな。」
店の名前も場所も言えませんが、モーニングでおはぎが出てきたらママだと思って下さい。

(350円で割ると。。)

ママが喫茶店を始めて大分経った時、きみこがこう聞いた。
「ママどれくらいもうけよん?」
「そななん、わからんわ。」
「計算しよらんの?」
「しよらん。」
ととても優雅な経営ぶりだったがそれ以降経費の計算をしはじめたのか、ママが変わった。ママの喫茶店ではホット350円。今までは悩まずに買っていた35000円のセータも「これ、ホット100杯分やけんいかんわ。」20000円の靴も「これはえっと、大体60杯やけん、いかんいかん。」15000円のブラウスも「これはだいたい40杯やけん、いかんいかん。」何でも350で割るようになったらしい。
きみこ曰く「経費の計算するようになったんはええけど、なんでも350で割るんは止めて欲しいわ。」

(ゆがんだドア)

昔のこと、ある日きみこが学校から家に帰るとトイレのドアがめちゃめちゃ歪んでいる。尋常ではない歪み方でまるで家の中にトラックが突っ込んできたかのようだった。
「ちょっとママ、トイレのドアどうしたん??!!めちゃめちゃ歪んどるで!!」
「そうな?」
「そうなって、ママ、あれ見てよ?!」
「知っとるわな。」
「え?何?どうしたん??」
事情を聞くと、夜毎にバーに飲みに行って遊んでいるとうちゃんに腹が立ったママがとうちゃんがトイレに入っている時を狙って思い切りイスをぶつけたらしい。とうちゃんよう死なんかったなぁ〜ときみこは心から思った。冷静なママを怒らすととても恐い。そして何事もなかったように真新しいドアになっていた。

せっちゃん伝説第25話『きみこの母ちゃん伝説その2』

きみこのママの話がなにやら好評だったので(つったって、昨日アップしたばっかりやん?)第2弾をお送りすることにいたしましょう!それではどうぞ!

(ママの決断)
きみこのママは讃岐弁をしゃべる白川由美。きれいで品があり貫禄がある。そして娘きみこもそれを認めている。だがきみこには不満があった。
「ママ、ママはなんでとうちゃんと結婚したん?!ママやきれいやけんええけど、きみこやとうちゃんに似てだんご鼻やし、足やって短いし、ママが他の人と結婚しとったらきみこやってきれいやったかもしれんのに!!(注:客観的に見て決してきみこはブーちゃんではない。本人曰く松たか子、江角まきこだがそれは言い過ぎである。)」
「あんた何を言いよんな?」
「ママがとうちゃんと結婚したけん、きみこやこんなんになったんじゃわ!自分はきれいやけんきみこの気持ちや解らんやろ!?ママやったらもっとかっこええ人と結婚できたんちゃうん?!」
自分の父親のことをめちゃくちゃ言う我が娘を叱り飛ばすかと思いきや、ママは冷静にこう言った。
「あんた、誰のおかげで何不自由ない生活できよると思とんな?」
「え?」
「誰のおかげで今の生活ができよんな?それだけで十分じゃわな。」
「ママそれでとうちゃんと結婚したん??」
そこからママは聞こえないふりを始めた。そしてきみこは納得した。

(ママの意見)
きみこんちに遊びに行ったときのこと。きみこはある嫌いな友達についてよほど腹が立ったのか、文句を言い始めた。
「あの子やでーいじわるやし、目は細いし、鼻も低いけど自分のことかわいいと思とるわ。絶対。」
「いやいや、そこまで言わんでも。」
「いや、あいつは好かん!ほんまに性格悪いんで!顔もかわいくないくせに!絶対自分でかわいいと思とるわ!」
きみこは相当怒っていたがその時ママが冷静に言った。
「あんた自分がかわいいとでも思とんな?あんたよりあの子のほうがかわいいわな。なぁ、あわじん。」
「い、いぇ?」
「ちょ、ちょっと今の聞いた?聞いた?自分の娘のこと、わや言いよるで。ほんであんた私とあの子とどっちがかわいいんな、ちょっと言うてみな。」
「そ、そりゃ、き、きみこの方が。。」
「あわじん、きみこにほんまのこと言うてやりな。」
ママときみこの板挟みであった。

(ママはえこひいき)
きみこが帰省した時、2人でママの喫茶店へ行った。
「あわじん、いらっしゃい!久しぶりやなぁ〜 元気にしとったんな?」
「あ、はい、お陰様で元気にしてます!きみこにはいつも東京で泊めてもらってお世話になってます。」
「またきみこが迷惑かけとんやろー」
と言いながらママお手製のコーヒーゼリーを出してくれた。
「これ口に合うかどうかわからんけど、よかったら食べてみて。」
「おいしそう!いただきまーす!!」
こうして美味しくコーヒーゼリーをいただいた。
「今度お昼にきたらカレーでも食べていってなー」
「はい、ありがとうございます!」
次の日きみこは別の友達と喫茶店へ行った。が、待っても待っても何も出てこない。きみこはカウンターの中のママへ近づいて言った。
「ちょっと、ママ!何しよんな、はよゼリーでも出してよ。」
「は?」
「は?と違うわ、はよコーヒーゼリーでも出してよ!」
「えぇーー????!!!あれ350円もするんでぇえーーーーーーー」
「ちょっと、聞こえるやろ!350円くらい私が出すけんはよ出してよ!」
こうしてきみこは席に戻った。そしてママがやってきた。
「いらっしゃい。」
ゴン。
無造作にゼリーが置かれた。どうやらその友達はいつも挨拶をしないということでママに気に入られてなかったらしい。。ママは正直である。

(おいしいぎょうざ)

前にも言ったがママはとっても料理が上手。ある時急に夕食をごちそうになることになった。
「いや、でも急だし、お邪魔ですので。。」
「なんちゃやで。餃子やけん、おいしいかどうかわからんけどたくさんあるから食べていってな。」
目の前のホットプレートで焼かれた順に食べていく。
「あわじん、遠慮しとったらなくなるで?うちで遠慮したらほんまになくなるけんな。」
「あ、はい、ありがとうございます。」
本当にママの餃子はおいしかった。あと数個になったとき、不意に声がした。
「ただいまぁ〜!」
「あ!とうちゃんが帰ってきた!とうちゃんおかえりー!」
「お、きみこ、ただいま!」
「ママ今日のおかずはなんや?」
「餃子やけどもうないわな。」
えっ!?とうちゃんの分は??とうちゃんの分は取ってないのか??私が食べてしまった???
「え?とうちゃんのないんか?ほんだら漬け物で食べよーっと!」
「き、きみこ、お父さんのってもしかして私のせい??そうやんな??これだけでも食べてもらって!!」
「それはあわじんの。」
ママはきっぱりと言った。そしてとうちゃんはニコニコしながら漬け物で食べた。。ごめんね、とうちゃん。。

(なんでもあり)

きみこはしっかりしているが、元来末っ子のため実家にいるときはよくママに泣き言を言っていた。
「やっぱりママはきみこの気持ちが解ってないんやわ!ぐすん。いっつもきみこは損な役目ばっかりしてからねえちゃんや好きなことばっかりして、ママもねえちゃんのこと叱らんし、ぐすん。なあ、ママ聞きよん?」
あきれてずっと聞こえないふりをしていたママはこう言った。
「もうあんた汚い顔して泣くん、やめなさい。」
「えっ?」
「汚い顔して泣くのはやめなさい。」
「またママはきみこのことそんなふうに言う!ぐすん!」
「だから、その顔やめなさい。」
「ほんだらどんな顔したらええんよー!ぐすん!」
「うわぁ〜 汚なー!!」
こんなにふっきれた親子ってすばらしい。きみこはこう言った。
「ただでさえ人が泣きよんのに『汚い顔して』って言うて、あんたほんまにどう思うかい?」
私はママのことが好きです。

せっちゃん伝説第26話『きみこの父ちゃん伝説』

今回はきみこのとうちゃんについていくつかお送りしたいと思います!では、どうぞ!
(子供想いのとうちゃん)
きみこんちは自営業をやっている。休みの日はねえちゃん達も手伝うが、ある日1番上のねえちゃんがとうちゃんに代わって取引先に商品を持っていった。ところが、ねえちゃんは帰ってくるなり泣きながら打ち明けた。
「とうちゃん、とうちゃんごめんなー!!ぐすん!」
「おう?なんや?どうしたんや?」
「いくえ(仮名)が持っていったらな、ぐすん、向こうの人が『ちょっと持ってくるのが遅いんとちゃうか?』いうて言うけんな、ぐすん、謝ったんやけどまだごちゃごちゃ文句いうけん、『そんなんやったらもう取り引きしてもらわんでもええです!』いうて言うたんや、ぐすん!ほんなら向こうも『それでかまんで。』って言うてな、そのまま帰ってきてしもたー!!ぐすん、ぐすん!」
要するにちょっと短気なねえちゃんは勝手に取引停止にしてきてしまったらしい。それをじっと聞いていたとうちゃんはこう言った。
「ん!!かまんぜ!!いくえが我慢することはない!!!そんなこと、なんちゃやけん、もう泣くんでないぞ。ん!!」
しかしどうもこれ1回だけではないらしい。。

(正直者)
きみこの実家があるK町には商店街があって時間帯によっては車も通行できる。ある日の夜中、とうちゃんは軽トラックで商店街を走っていた。ところが、商店街の歩道というか車道のタイルが濡れていて軽トラがスリップした。
「キキキー!!ガシャン!!!」
とうちゃんの車はある店のシャッターに正面から突っ込んでいった。もちろんシャッターはベロベロ。しかしその店は店舗のみで住居ではなかったので誰もおらず、ましてや夜中だったので目撃者もなかった。が、正直者のとうちゃんは次の日ちゃんと菓子折りを持って謝りに行き、もちろん修理もした。
が、そんなとうちゃんに家族は罵声を浴びせた。。

(とうちゃんの土地)
前にも言ったがきみこんちには先祖代々の土地がある。が都市開発などの理由で少しずつ土地を売ってきた。とうちゃんは日頃「おまえたちには最低100坪ずつは残してやるぞ!」と豪語しているが姉妹達は不安になってきた。きみこが高校生の時、真ん中のねえちゃんは東京にいたがある日電話で「いくら土地が残っているか登記簿を調べろ」という指令が下った。「そうやな!でもどこにそんなものがあるんか分からんでぇー?」と言ったが「とにかく探し出して調べろ」ということに。
きみこはスパイとなり、「こんなところにあるわけないわなー」と思いながらとりあえず誰でも最初に思い付くであろう引き出しを捜してみた。すると何のわけもなく登記簿が見つかった。
「ねえちゃん、ねえちゃん、あったで!!」
「なに!?それで後どれくらい土地残っとんな???」
「わからん。」
「なんでな!?見よんやろ?」
「坪で書いてないけん、全然分からん。uで書いてあるで?」
「ほな、しょうがないな。」
ということで結局どれくらい土地があるのかわからなかったという。なんでや?1坪=3.3uちゃうんか?3.3で割ったらええんとちゃうんか?きみこ曰く「とうちゃんもっと複雑なところに隠しておかないかんわ。あんなんやったらすぐ盗まれるで。」それなんするんはあんたらとちゃうんか。

(娘の弾く曲)
「101回目のプロポーズ」が流行った時、昔ピアノを習っていたきみこと私はドラマの中で頻繁に使われていたショパンの「別れの曲」の楽譜を買ってきて練習しようということになった。だがきみこは楽譜の読み方まですっかり忘れていてや♭の法則が分からない。例えばファに#がついていれば高いファも低いファも全部#なのに、きみこは#が書かれている並びのファしかつけないので「そうそう、ええ感じええ感じ」と聞いていると急にアラビアの曲みたいになる。きれいなメロディーなのに地獄がテーマかというような曲になる。もちろん注意したが♭は♭でまた間違える。こうして背筋がゾゾーッとする「別れの曲」を練習しているととうちゃんがやってきた。
「きみこぉー きみこが恐ろしげな曲弾くけん、とうちゃんテトリス死んでしもたがぁー」
とうちゃんがゲームボーイで大好きなテトリスをしていたところへ不気味な曲が襲ってきて高得点を目の前に死んでしまったらしい。。

<番外編>

おまけでござる。

(きみこは友達想い)
高校の時きみこは自転車通学だった。ある時友達が運悪く脚を骨折してしまいいつもは自転車だったがお父さんに送り迎えをしてもらっていた。そしてある日お父さんの都合がつかなくてその子は電車で帰ろうとしていたが家がきみこの近所なのできみこは親切にも乗せてかえってあげようと声をかけた。
「近所やけん、乗せてあげるわ!」
「ええわええわ、重いし、きみこが大変やけん。」
「なんちゃや。はよ乗りな。」
ということで遠慮がちな友達を後ろに乗せ快調に飛ばして家まであと少しのところまで帰ってきた。車の通行量が多いところにきたので歩道に上がり歩行者や自転車をよけながら楽しく会話をしつつ進んでいったがある時友達から返事が返ってこなかった。え?と思って振り返ると友達の姿がない。ええー??なんで??
と思ってはるか後ろを見ると友達が転がっていた。膝まですっぽりギブスで固められた友達は脚を垂直に投げ出した格好で後ろに乗っていたが、そのことを計算せずに歩道を走っていたきみこは電信柱に思いっきり脚をぶつけケツから落っこちた友達に気が付かなかったのだ。そして友達はケツが4つになった。。

(都会の電車)
きみこの一番上のねえちゃんが真ん中のねえちゃん(東京在住)に聞いた。
「職場まで家からどれくらいかかるん?」
「そうやなー ドアツードアで30分くらいかなー」
「へー そうなんやー」
またある時地元の友達にも同じような事を聞いた。
「ドアツードアで20分くらいかなー?」
えっ?またドアツードア??
「きみこ、ドアツードアってどういう意味?」
「家出てからそこへ着くまでってことじゃわ。そんなんも知らんの?」
「なんやー 東京の電車の名前かと思いよったわー やのにこっちの友達もドアツードアっていうけんそんな電車はないしなーと思ってー」
ドアツードアという路線はありませんのです、ねえちゃん。

(英会話)
一人暮らしをする前にきみこは真ん中のねえちゃんと一緒に住んでいた。ねえちゃんは英語がペラペラでファッションショー関係を企画する会社に勤め、やってくる外人モデルの通訳や世話なども担当していた。
ある時男性の外人モデルが1人マンションに泊りに来た。ねえちゃんが仕事で不在だったためにきみこが作った昼食を食べながら片言の英語で楽しく会話をしていた。
僕にはかわいい彼女がいてその写真を大切に持っているんだという話をしている時に彼は「醤油?」と言った。きみこが聞き返すとやっぱり「醤油?」という。あそっか、味が薄くて醤油がほしいのねと思ったきみこは冷蔵庫から醤油を出して彼の前にポンと置いた。だが彼はポカーンとしている。そう、彼は自慢の彼女の写真を見せたくて
「Show you?(見るかい?)」と聞いたのだった。
帰ってきたねえちゃんに話すと「それくらい分かってやれよ。」と言われた。

せっちゃん伝説第27話『きみこのママ&父ちゃん伝説』

きみこのママは讃岐弁をしゃべる白川由美。きれいで品があって風格がある。そんなママの話を2つほど。

(ハッタケ取り)
皆さんはハッタケというキノコをご存知だろうか?きみこによるとある季節に山奥で採れるとっても美味しいキノコでグラムあたり割と高価でいろんな料理に使え、佃煮にするとまた格別らしく「松茸よりも好き」だそうである。そんなハッタケがどこに生えているかは「あんたでも内緒じゃわ」だそうだが(採るかーゆん)、ある週末の夜中1時過ぎ、ママの命令によりきみこのねえちゃんといとこの2人でハッタケを採りに行くことになった。夜中の山奥へ採りに行くのはかなり恐いと思うがねえちゃん達は割と平気でむしろ楽しみにしている。だがその日はあいにくの天気で強い雨が降り出し「いくら何でも今日は止めようかー」「そうやな。」と話していたところへ起きだしてきたママが入ってきた。
「これカッパぜ。」
「え?カッパ?採りに行けってか?」
「気を付けてな。」
気を付けるんやったら中止にしてくれと思いながら2人は家を出た。

(ママは意地っぱり?)
きみこんちの目の前には小さな神社があり、そこには犬や猫が捨てられていることがある。家族みんな動物好きでそんな犬や猫を放っておくことができず、引き取って育てているのできみこが帰省すると数が増えていたりする。ある時帰省するとまた見知らぬ犬がいたが、ママが名前を付けて首輪もつけ、えさも毎日やっていた。だが鎖に繋がれていなかったのでママに言った。
「ママ、家の前が道で危ないし人を噛んだらいかんけんちゃんと繋いだら?」
「は?なんでな?よその犬やけん私や勝手に繋げんわな。」
「何言いよんな、首輪も付けてえさもやりよってよその犬言うて。」
「よその犬やがな。」
半年後にきみこが帰省すると鎖に繋いであったが、小犬を産んだためまた5匹ほど増えておりママは「よその犬ぜ」と言いながらちゃんと世話をしていた。なぜママが「よその犬」と言い張りながら首輪もつけて世話をするのかきみこは分からない。

(家族カード)
きみこのとうちゃんは太っ腹で娘たちが海外旅行をする時などは小遣い代わりに使えと、自分のカードを貸してあげる。が、ある時きみこの元にカードが届けられた。開けてみると家族カードである。お?と思ったきみこは電話した。
「とうちゃん、これどうしたん?」
「家族カード作ったけんきみこにもと思って送ったんや。」
「やったー!ありがとうとうちゃん♪」
「とうちゃんもう金ないけんな、カードやったら送ってやれると思ってな。」
「え?とうちゃんお金なかったらカード使えんのとちゃうん?」
「おう?そうやな♪」
結局家族カードは使われないまま現在にいたる。(注:名誉のために、もちろんきみこんちは貧乏のわけがないのであります。)

(陽気なとうちゃん)
きみこんちはとっても陽気でとうちゃんはまた格別に陽気である。例えば私が遊びに行っている時でも今で言うとちょうど篠原みたいな会話が繰り広げられる。
「とうちゃんお帰りなたいれつー!!!(お帰りなさいです)」
「おう?きみこたんれつか?(きみこちゃんですか)ただいまれつー!!!」
「とうちゃん今日はお仕事大変れちたか?」
「そうでもないれつよ!」
「それはよかったれつねー!」
「よかったれつー!!」
そんな時に電話が鳴るととうちゃんは
「はいはい、そうれつよー!お待ちくらたい!ママ、電話れつよー!」
となる。
「きみこのとうちゃんおもろすぎるなー♪」
「何言いよんな、仕事の電話やってあのままで出るんやけん。」
そしてそのままの勢いで得意先からの電話にも出るのであった。
「もしもし、そうれつ。お世話になっておりまつー!あいあい、わかりまちたれつーあい♪」

せっちゃん伝説第28話『きみこ一族伝説』

どこまでつづくきみこシリーズ!だって、しゃーない、きみこんちはおかしすぎ!!

(終始一貫)
以前にきみこんちで「そうれつかー(そうですかー)わかりまちたー」といったようなしゃべり方が流行ったことをお伝えしたが、その時のこと。きみこんちにとうちゃんの妹(つまりおばさん)が来て別の妹(つまりおばさん)に電話を掛けだした。
「もちもちぃー おおにちさんのお宅れつかー??」
「違います。」
「おおにちさんのお宅れつよね〜??」
「違います。」
「またこ(まさこ)ねえちゃんいまつかー??」
「ですから違います。」
「またこねえちゃんいないんれつか?」
「いません。」
「そうれつか。。。」
このやりとりを聞いていたきみことねえちゃんは「もしかして今の間違い電話なんとちゃうん??」と聞いたところ「そうれつ。。」とがっかりしたおばちゃんの返事が返ってきたそうな。間違い電話と分かった後でもひるむことなく「そうれつか。。」と言うおばちゃんはとてもステキだと思った。
きみこ曰く「相手の人絶対イカレたやつから電話やと思ったんちゃうん?」
(お祝いの電話)
9月1日はきみこの誕生日。その夜きみこは友達12〜3人と誕生日パーティと題して大いに盛り上がっていた。そこに携帯が鳴り、仕事の都合でまだ来ていない後輩からだと思ったきみこは電話に出た。
「もしもし?**ちゃん?」
「うん、とうちゃん!」
「え!?とうちゃん??」
「あい。きみちゃん誕生日おめでとうー!!」
「ありがとう!」
「きみちゃん今何しよんですか??」
「えっとね、友達12、3人でパーティしてくれてますよー!」
「そうれつか。それは良かったれつねー!じゃ元気でね♪」
ガチャ。
ちゃんと娘の誕生日を覚えていて当日に電話をくれるとうちゃんって素晴らしいと私は思ったがきみこ曰く、「あんたな、もう2*才にもなる娘の誕生日の夜10:30頃電話してきて、もし彼氏とおしゃれなレストランで『乾杯♪』ってワインでも飲みよったらどうすんな?Hなことでもしよったらどうすんな?そんな時にとうちゃんから『もちもちー?』って掛ってきてん?まあ、彼氏おらんとこの年で大勢でバカ騒ぎしよる私も私やけどな。ほんでとうちゃんや私が後輩かと思って「**ちゃん?」って言いよんのに「うん、とうちゃん!」ってどういうことな?ほんま、おもろいわ。」とうちゃんはきみこのことを愛しているのれつよ。
(ここは禁煙?)
きみこが友達とおしゃれなレストランに行った時のこと。たばこを吸おうと思ったがテーブルの上に灰皿がない。
「ねえねえここってもしかして禁煙?(東京の友達と話す時はすっかり標準語になるきみこである)」
「吸っていいんじゃない?井上順も吸ってるんだから。」
え?と思って振り返ってみるとそこにはたばこを吸いながらオーバーアクションで話をしている井上順がいたのだった。きみこは冷静なその友達が好きだ。
(やっぱりきみこのママ)
きみこが中学校の時、クラスで花札が流行った。親戚が多いきみこは正月やら盆にみんなで花札をやっていたのでその時も女1人、男子に混ざって遊んでいたが、ふいに現れた先生に見つかり叱られてしまった。後日、三者面談があり担任の先生はママに言い付けた。
「きみこさんはこの間教室で花札をしておりましたが。。」
「え?花札?そうやなぁ、きみこ。きみこ花札できるわなぁ〜」
「え???」
ママにも叱ってもらおうと思っていた先生は目が点になった。だがさすがにママもあることが気になり、先生の前では聞けなかったことを面談の後に聞いた。
「ほんできみこ、花札勝ったんな?」

せっちゃん伝説第29話『男版たろちゃん伝説&その他(笑)』

<人のフリ見てもなんちゃやでの巻き>
ある日のこと。さことまつもちは社内である教育を受けることになり、支店から出張してきたAさんも参加していた。教育担当者に「あなたは無理よ!」と言われたたろは受講しなかったが、久しぶりにAさんを交えてランチを食べることにした。
その日はさこがどうしてもトンカツを食べたくて、Aさんの意見を聞くまでもなくトンカツ屋に直行した。そこで大人のたろは
「もう、さこちゃん勝手に決めてぇ〜 Aさんの行きたいところ聞いてあげたらよかったのに〜ねぇ〜Aさん!」
と説教をした。
皆がまだメニューを見て考えあぐねている時に店員さんがオーダーを取りに来て、たろは張り切ってこう言った。
「ヒレ5つ!!」
Aさんはメニューも選べんのかい。勝手に頼むなーゆん。好きなもん食わせろーゆん。
<男性版たろパート1>
後輩の男の子で「男性版たろ」と呼んであげている子がいる。お互いそう言われるのはイヤだと言うが、現実にものすごくおかしいことを言う。ある時こう言ってきた。
「あのぉ、あわじんさん、ちょっとワープロ教えて欲しいんですけど。。」
「うん?あ、ええよ。」
「ちょっとあっちで打っている途中のものがあるんで見に来てもらっていいですか?」
「うん。」
彼は画面をさしながらこういった。
「あのー、この見積り縦書きにしたいんですけどどうしたらいいですか?」
「え!?縦書き???見積りを縦書き??!!」
「はい。そうなんです。」
「いや、縦書きってほんまに縦書きなん?そんな見積り見たことないけど??」
「そうなんです。あそこに出す見積りは縦書きにしないといけないんです。」
「えー!?ほんまにー!?縦書きってそばやのお品書きみたいやん。」
宮内庁にでも出すのかと思ったが彼が断固として縦書きにしてほしいというので書式を変更して縦書きにしてあげた。
「はい、これでええん??縦書きになったで?」
「いやいや、あわじんさん何をするんですかぁーこれじゃだめですよー!!こんなん出せませんよー!!!違いますよー!!ププププウ♪♪」
「え?????だって、縦書きって言うたやん!」
「違いますよ〜 縦書きって言うのはこうです。」
と彼は手でイメージを訴えてきた。
「あのな、それ縦長っていうんやけど。用紙を縦長方向にしたいんやろ。」
「そうです、そうです♪」
あれだけ確認したにもかかわらず縦書きにしてあげた私を大笑いしやがった「男性版たろ」は実在する。
<男性版たろパート2>
後輩の男の子で「男性版たろ」と呼んであげている子がいる。お互いそう言われるのはイヤだと言うが、現実にものすごくおかしいことを言う。ある時こう言ってきた。
「あのぉ、あわじんさん、ちょっとワープロ教えて欲しいんですけど。。」
「うん?あ、ええよ。」
「印刷してるんですけどずっと2行飛ばしで出てくるんですよ。」
「え??2行ずつ欠けるってこと??」
「そうなんです。ちょっと見てもらえませんか??」
「うん。」
また彼のデスクまで言ってその印刷物を見せてもらうと、確かに2行ずつ飛ばされている。こんな現象は聞いたことがないし一体どういうデータの読み方をしているのかと不思議に思ったのでこの目で印刷の様子を確かめようと思い、印刷実行のキーを押した。するとわずかにギシっと言う音が聞き取れた。もしかして??と思った私は急いで印刷を中止し、プリンターを覗いてみた。
「ちょっと、**くん!これ3行印刷のプリンタに1行用のリボン突っ込んどるやん!!」
「え??そうなんですか??そっかーなんかリボン入れる時にキツイと思ったんですよー」
あんたそらな、3行プリンタに1行リボン入れたら差し引き2行飛ばされるっちゅうねん。無茶すんなーゆん。やめーゆん。
<男性版たろパート3>
後輩の男の子で「男性版たろ」と呼んであげている子がいる。お互いそう言われるのはイヤだと言うが、現実にものすごくおかしいことをする。ある時、彼はこんな事をした。
とある、どでかいお客様に見積もりを出した時。
お客様「随分と高いねぇ」
男性版たろ「えぇ、どうしてもそうなってしまうんです」
お客様「それにしても…」
男性版たろ「うちはちょっと値段が高いんですけども、その分…」
と説明した後、意気揚々と帰ってきた彼は、見積りの控えを見て目が点になった
「あわじんさん、僕ねぇ、4億のところ、8億って出してたんですよぉ。前の見積りの値段直してなかったんですぅー」
それって大事なんちゃうんか!ドラマとかでシャレにならんシチュエーションって、それなんちゃうんか!!世の中の営業マン、このような目に合いませんよう…。
<罰当たり>
久しぶりにきみこから電話があった。
「あのなー今度の土日に**くんと温泉に行くんやー」
「えー**くんと??あんた**くんあんまり好きちゃうって言いよったし、つきあいよるわけでもないのになんで?」
「いや、好きやで?私あいつと結婚しようかと思って。」
「うそぉー!!そんなこと言いよらんかったやん。本気なん??」
「うん。あいつもなかなかええやつやし、一緒におって気使わんし、ええかなーと思って。」
突然の結婚宣言にちょっとドキドキしながら聞いた。
「向こうも結婚しようって言いよん??」
「いいや?言わんで?」
「え?」
「この前**くんに『○年後にお互い結婚してなかったら結婚しようって言ってたでしょ?結婚する??』て聞いたら『いや、あのー、ぼく今試験受けてるとこだしもし決まったら9割近く北海道に赴任すると思うんだー』って言うんや。『じゃきみこも北海道に行ってもいいよ。一緒に行けばいいじゃん。』って言ったら『でもぼくきみちゃんを食べさせてあげれるかどうかわかんないし。。』って弱気なこと言いやがった。」
「それ、嫌がっとんとちゃうん?」
「え?やっぱりそう???」
「そうやろー そやのにあんた結婚するとか言うてどうすん??そんな急がんともっとちゃんとええ人見つけなよ。」
「そやな、やっぱりやめよっか。」
かなりアバウトな考え方である。しかし**くんは学生時代きみこのことが好きだったが相手にされてなかったという経緯がある。例えば4年生の夏休みに帰省して運転免許を取っていたきみこに彼から電話があった。
「きみちゃんもうすぐ誕生日だけど何がいい?」
「え?別に何もいらないよ。」
「でも誕生日だし。。」
「うーん、そしたらハワイにでも行きたいなー」
ふざけてきみこはそう言った。すると数日後に電話があり
「きみちゃんパスポート持ってる??ハワイとまでは行かないけど雰囲気近いところ予約したから。」
「え??でも私今免許取ってるところだから帰れませーん。」
そう鼻であしらったそうだ。彼は予約をどうしたのか、航空券をどうしたのかきみこは一切知らない。気にもしていなかった。今その罰が当たっていると思う。
絶対そうや、絶対。

せっちゃん伝説第30話『愛の家族伝説』

<怪獣のお母様緊急入院の巻>

当Major通信関西支局長の赤い怪獣のお母様が、先日急病のため、緊急入院した。しかも救急車に乗って運ばれたというではないか!そういうメールをもらって、元木は度肝を抜かれた。救急車で運ばれ緊急入院!た、大変だぁ!もう当分赤い怪獣には連絡ができない!そう思い、お母様のお世話を…とメールを送ったた私に、すかさず彼女から返信が。(以下メールより抜粋)
「あら。なんだか、おおごとのような気にさせてしまいました?本当に全くそんなことはございませんのです。救急車で運ばれて入院って言うと、一大事!って気がするようですが、じつはそうでもないのでございます。マジで。救急車ってのは、単に時間が夜遅くって、救急病院しかない時間だったからなのですし。そういう時間になると、個人の車で行ったりするより、救急車で行く方が面倒がなくて、すぐに看てくれるんですねぇ。・・・いや、ほんまはこんな理由で呼んでいいもんじゃないと思うんですよ。んで、入院ってのも、それに輪をかけて間抜けな理由でございまして。ただ単に、昼間は誰もいない上に、誰かいても当てにならないような家で寝てるより、病院で寝てる方が安心だと、おかん本人が言ったので、すんませんけどベッド空いてるんでしたら、置いといてもらえませんかねぇと病院にお願いしたからなのです。家族の絆を物語る、微笑ましいエピソードですわねぇ・・・。おいらが、たった一回だけ、おかん!このまま死なんといて!と思ったのは、処置室へ運ばれる直前に、おかんと話した時でしたわ。
母「今日、鶏のモモ肉買ってきたから・・・」
私「あぁ。なんか料理しといたらええんやろ」
母「いや、冷凍しといて。絶対なんもせんといてや・・・・」
苦しい息の下、そう言い残して、おかんは処置室に入って行きました・・・。そりゃあ、おいら考えましたわ!もしも、このままおかんがさよーならしてしまったら、今のが最後の言葉になるんか?それは人様に聞かれた時に、説明するにしてもあんまりなんちゃうん!?ってことで。死ぬにしても、もーちょっと違うこと言ってからにしてぇなぁと思ったのです。・・・・そんなねぇ。そこまでおいらの料理を嫌がらなくてもいいと思いませんか?ムカついたので、明日からの三日間で、冷蔵庫の中のものを全部使い切ってやろうと思っています。ちなみに父は、明日から店屋物にすると言い張っています。・・・・・・お前ら、覚えてろよ」
あら。素敵(笑)なんて素敵なのかしら。ちなみに、全然大丈夫な彼女からの第2報はこれでした。
「今日は、問題の鶏肉をつかってやりました。つくろうとしたのは、『鶏肉の煮込み南仏風』ってもので、鶏肉と野菜とかをトマトで煮込むのでございます。そして、出来上がったものを食べたオヤジに、これは何やと思う?と可愛らしく聞いてみたところ、「鶏肉をワインで煮たんやろ」との返事でございました。いや、ワインを入れろって書いてたもんだから、入れたんですのよ。ワインとブイヨンを同量入れてホールトマト入れろって。だから、ワインは家にあったのを入れて、ブイヨンってのは何かわからなかったので、コンソメを水で延ばしたのを入れて、ホールトマトはないけど、普通のトマトがあったから入れて・・・同じことですよねぇ?そしたら出来上がったら、スープが、まんまワインで・・・おっかしいなぁと首を捻るしだいでございます。友達曰く、おいらの料理には、勝手なアレンジが多すぎるのだそうで・・・。だって、本に書いてある材料って、やたら高そうだったりするじゃないですか。そしたら、こっちを代わりにしても大差ないやろって思ってしまうのは、仕方ないことですよね?ね?さぁ!明日は、『茄子の挽肉焼き』に挑戦だー!!」
今度怪獣がうちに来る事になっていて、料理をすると言っている。が。丁重にお断りしておいた。

<ある姑伝説の巻>

ある姑がいる。彼女の息子は結婚していて、幼稚園の娘がいる。彼女と息子一家は離れてくらしているのだが、息子は他の親戚とほど近い場所で住んでいた。
ある日、彼女の義理の妹(夫の妹)から連絡があった。なんでも、最近、嫁が孫に幼稚園を休ませていると言う。嫁は朝が弱く、お弁当を作れないのが原因だと、息子が心を痛めていると…。
そこですかさず彼女は息子に言った。
「あんた、奥さんが病気やったらどーするん。幼稚園なんか近いんやから、あんたが連れてったらえぇやろ。弁当なんか、ローソンでもどこでも売ってるわ!」
奥さんには言わんので!と念押しをしたところ、誠に素直な彼女の息子は、「そうやなぁ…」とすっかり納得し、翌朝から自分で娘を起こし、何やら適当にお弁当を作り、幼稚園に連れて言った。数日もすると、嫁が起きてくるようになったそうだ。
き、北風と太陽みたいな話やな!と元木は思った。普通、それ、嫁に起きろってゆーんちゃうんか、と。
しかし、その嫁は基本的にしっかりして責任感が強いタイプ。幼稚園のお弁当という完璧さが要求される品物を毎日作るのに疲れてるに決まっている。彼女が考慮したのは、それと、そもそもなんで母親だけが子供を幼稚園に連れて行く義務を負わなあかんねん。そんなもん二人の子供なんやから、二人で面倒みたらえぇやんけ、という思想であった。あぁ、できるものなら、私もこのような姑のいるうちに嫁ぎたいものであるが、それは永久に無理なのである…。何故ってそれは私の母親だからだ(笑)ママァーン!かっちょいいーっ!

<嫁の実家への帰省伝説>

10月に、連休があった。現在幕張に住んでいるあわじん夫妻は、この連休をどう過ごすかについて話し合った。そこで夫である、るるさんから、高松に帰省してはどうか、という意見が出された。あわじんは言った。そんなもん、どうせ年末年始で帰省するし、早割りのチケットがある訳でなし、なんで帰らなあかんのん?と。ちなみにあわじんの実家は高松だが、るるさんは中国地方である。るるさんは自分の実家ではなく、妻の実家に帰りたい、帰りたいとしつこく言い続けた。しまいには、「あんた、何で自分の家やのに、帰りたないん!!?」とまで言い出す始末。そう。るるさんは、あわじん家が好きなのだ。大好きなのだ!お父さんとパチンコに行き、お母さんに優しくしてもらい、ノンちゃん(あわじん家ペット、お犬様)と遊びたいのだ!
そんな訳であわじん夫妻はその連休で高松に帰ってきた(笑)
あわじんは、無意味なイタズラが好きなので、お父さんにだけ黙って帰ってきて、すわ、離婚か!と驚かせたりもして、「三行半叩きつけてきた訳ちゃうで」と答えていたりする。素敵な仲良し家族である。

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