せっちゃん伝説第31話。『のんちゃん伝説』
うち(あわじんの実家)にはのんというマルチーズがいます。オスでもうすぐ10歳になります。マルチーズというとモップみたいでキャンキャン鳴いて嫌いという方もいると思いますが、のんは小犬ちゃんカットをしていて性格もおもろい犬です。えこひいきもします。人間の序列も知っています。体を突つくと「イタイナー!」と言います(ほんまで)。そしてお風呂が大嫌いで、ほねっこが大好きです。そんなのんの伝説をいくつかご披露いたしましょう!
<お弁当>
まだ弟が高校生だった頃。その朝も母はお弁当を作っていた。まさに育ち盛りの子供のお弁当ということで毎日栄養を考えるのも大変だったと思うが、その日は好物の焼き鳥も何本か添えることに。フライパンで2、3本ジュージューと焼き「さ、これでお弁当は完成だわ♪」とテーブルの上の弁当箱を見たとき母の目は飛び出た。
「お、おかずがない!」
この焼き鳥を盛り付ければ完成のはずのお弁当がゼロの状態に戻っていたのである。
そう、自分のいす(ドラム缶のような形をしたペコちゃんのカンカン)を持っているのんは自分で飛び乗り前足をテーブルに乗せて難なく弟のお弁当のおかずをGETしたのであった。同じ手口で牛丼の具もGETしたことがある。
<謎の青い模様>
高松の社宅にいたころのこと、週末に実家からのんを預かった。それまでにも何度か1泊させたことがあり、社宅の匂いも覚えすっかり慣れている。その日はさこちゃん夫婦と夜に外食しようということになり、のんに「おとなしくしててね!すぐ帰ってくるからね!」と言い聞かせて留守番をさせた。
そして1時間後。帰宅するとしっぽをブンブン振って「おかえり!おかえり!」と言わんばかりに迎えてくれた。「お留守番できまちたねー!ただいまれつー!」と言いながらのんのキスの嵐を受けた後、トイレにでも行こうかと廊下に出た。するとなんか汚れている。模様がついている。しかも一定の間隔で色は青い。「なに??この青いのはなに??」顔を近づけてみてもさっぱりわからない。るるる(ダンナ)を呼んでみても分からない。しかしそれは玄関から台所まで続いている。よぉ〜く、よぉ〜く見てみた。そして気づいた。
「こ、これはのんの足跡??」大きさから言ってそれしか考えられない。「でもなぜ青い??」と玄関先をたどって行くと…
「ちょっと!!これドアの色やん!!ドアの色がはげまくっとるで!!!」
そう、おとなしく留守番をしていたかに見えたのんは実はドアの内側を思いっきりカキカキしながら暴れまくっていたのである。高松の社宅は築30年以上で、いまだによく目にするあの団地タイプ。ドアは重厚な鉄板製で風の勢いで閉まろうものなら団地中に「グワッシャ〜ン!!!」と響き渡る代物である。そしてペンキで青く塗り固められているのをカキカキしたのである。
のんはある意味賢いので私たちが騒然としている雰囲気を読み取り、テーブルの下に避難していたが捕まえて足の裏を見てみるとそれこそ真っ青。「これかい、青いスタンプは。え。」ともう1度ドアを確認するとのんが届く範囲はすっかり茶色。その後急いでのんを風呂に入れた(のんを死ぬほど愛しているダンナが)。悪事がばれるまでは元気のいいがばれ始めるといつも石のように固まるのんであった。
<どろぼう侵入>
ある晩母が寝ていると何かが落ちた物音がした。そして母の鏡台の方でガサガサっという音がしている。明らかに何かを物色している。ど、どろぼう!??と思った母は思い切って電気をつけた。すると鏡台の上にいるのんと目が合った。のんは「あら。見つかったのね?」という顔をしている。
よく見てみると鏡台の上にあった化粧品が全部床に落とされ、その上に乗ったのんはさらにとなりの本棚に手をかけていた。その手の先には。。
のんの大好物の「ほねっこ」ちゃんがあったのである。夜中におなかが空いたのんは臭いからほねっこのありかを捜し当て、まず鏡台に上ろうとし邪魔な化粧品を前足で丁寧に落として飛び乗り、次に本棚の上に置いてあるほねっこの袋をあさろうとしていたのである。そして母はビビり、のんは叱られた。。
P.S.誰かほねっこが余っているという方はのんにください。
<行方不明事件>
数年前のお正月のこと。母の実家(兵庫県)には親戚が集まっており、もちろんのんも一緒に帰省していた。私のいとこにあたるのりにょん(初登場)がお正月ながらファミレスでアルバイトがあるというのでおせちにもそろそろ飽きてきた皆はそこで夕食を食べようということに。ただ祖父&祖母は嗜好の問題やのんがいるということで留守番をすることになった。2台の車に分乗した私たちはのりにょんのお店へ行き、席につこうとしたところ「おばちゃん、おばあちゃんから電話やで!」と母がのりにょんから電話を受け取った。なんやろ?と見ていると
「えっ!?ほんまに???そらいかんわ、すぐ帰らないかん!」
もしかしておじいちゃんが倒れたのか??何か一大事か??と思って聞いてみると
「のんがいなくなったらしいわ。」とのこと。私たちが出かけていった後、外に面している廊下にトイレが置いてあるのでおしっこをさせるために出していたところ勝手にドアを開けていなくなったらしい。おばあちゃんもおじいちゃんも庭を探したがいないらしくかなり慌てていた。
ということでファミレスに入る直前でおまんま食い上げ状態になってしまったがとりあえず引き返した。そこから親戚一同で「のんちゃん捜索隊」と銘打って大捜索が始まった。夜なので暗くて目視できないためひたすら「のんちゃーーん!!」と呼びながらあっちこっちを探したが反応がない。このあたりは知らないはずなのでそう遠くへは行ってないはず。すぐに見つかるだろうと思っていたが時間は刻一刻と過ぎて行く。
何より心配なのはすぐ近くにバイパスが走っていることで、万が一道路に白いものが横たわっていたらと思うとそれだけで涙が出そうになる。捜索の範囲を広げチャリに乗って相変わらず「のんちゃーーん!!」と叫びながら「どうか、道に倒れていませんように!!」と必死で祈った。あちこち走り回ってはもう見つかったかもと家に戻ってみるの繰返し。真冬できっと凍えているだろうなど考えていると母が「明日もう四国へ帰らないかんし、今晩中に見つからんかったら仕方ないな。」と言った。
「ええーー!!?そんなんいかんわー!!」
「お母さんもつらいけど、仕事休むわけにもいかんし、しょうがないがな。」
「いやや、そんなん!!」
大ピンチである。父も母も弟もいとこ1もいとこ2もいとこ3もおっちゃんもおばちゃんも皆で捜した。そのうち祖父が「自治会長に有線流してもらうように頼んでみようか。」と言い出した。田舎ではないがなぜか有線が装備されていた。自分たちが居ながらのんがいなくなってしまったことに祖父はかなり責任を感じていたらしい。お正月できっとTVの特番づけになっている人たちに有線なんて聞こえないだろうと思ったが尽くせる手は尽くさないといけない。こうして祖父は自治会長に「のんという名前の白いマルチーズがいなくなったので心当たりのある人は**まで連絡ください」と流してもらうよう頼んだ。
そうすると!!そうするとなんと!!ほんまに反応があったのである。また走り回っていた私が帰宅すると色めき立っている。「のんらしい犬が庭におるゆうて連絡があったんや!!お父さん行ってくるわ!」と飛び出していった。行ってみるとすぐ近所で、私たちが探していたのと道を挟んで逆サイド側の家だった。父が「のん??のん??」と呼ぶと「クークー。。」と鳴き声がするが出てこない。姿が見えたので引っ張り出すとそれは間違いなくのん様であった。
「のんや!!のんがおった!!」と一同大喜び。のんは脅えているあまり自力で出てこれなかったのである。連絡をくれた近所の人は「有線聞いて、そういえばさっきから庭でクークーゆうて鳴き声がすると思って連絡してみました。よかったですね!」と一緒に喜んでくれた。
ありがとう、近所の人!ありがとう、自治会長!ありがとう、おじいちゃん!そしてありがとう、親戚のみんな!!こうしてのんちゃん大捜索は幕を下ろした。
<おまけ:たろちゃんちの場合>
せっちゃん伝説第32話『ゆかいな動物伝説』
前回はうちののんの伝説を紹介しましたが、その他の愉快な動物たちの伝説を紹介しましょう!
<名づけ>
さこちゃんの実家にはクーちゃんというメスのビーグル犬がいる。初めてクーちゃんの話を聞いたときのこと。
「クーちゃんてかわいい名前やな♪なんでクーちゃんってつけたん??」
「えっとね、よく食べるから♪」
「は??」
「すっごいよく食べるんで!3kg入りのドッグフードを1回に半分くらい食べてしまったこともあるんやけん。自分で袋ひっくり返したんやと思うわ。あほみたいに食べるんやけん!」
「ほんでなんでよく食べたらクーちゃんなん??」
「『食う』だ・か・ら♪」
仮にもクーちゃんは女の子なのにひどい名前の付け方だと思った。それから私の頭の中では漢字で『食うちゃん』になってしまった。
<ちょっとかわいそうな話だけど>
ここからの話は超動物愛護家の私にとって打つのも辛い話だが、あまりに珍しい話なので報告しよう。
「ウギャァ〜〜〜!!!!」
家中に中学生だった弟の叫び声が響き渡った。驚いた母は2階へすっ飛んで上がった。
「なんな!??どうしたんな!????」
「こ、これ、これ何や!????」
弟はたんすの引き出しを指差している。母がそっと覗いてみると服の上にはなんと、なんとすずめの首ちょんぱの死体が2,3体あるではないか!!頭もあり、胴体もありという状況だったらしい。しかも服は泥でかなり汚れている。猟奇的な殺人いや、殺鳥事件発生か!!??
「誰が入れたんやろ?!」
「そんなん誰も入れるかいな。」
妙に落ち着いてコメントした母。そらそうや、家族がそんなもん仕掛けてどないすんねん。いくら私がいたずら好きやいうても、そんなん人に仕掛ける前に自分がいややわ。
冷静に状況判断した母は見事な答えを導き出した。
「イタチやわ。この足跡イタチやわ。」
ではここで母の答えがイタチに至った推移を話そう。弟の部屋のたんすは作りつけのたんす。そしてここは田舎。イタチがよく走り回っている。イタチが家の隙間から入り込み自分のエサとなるすずめちゃんを運び込んで弟のたんすは見事イタチくんの冷蔵庫となった、というわけである。
名答!!金田一少年も真っ青のナイス推理であった。しかし恐るべし田舎。。
だがこの話をさこちゃんにしたときはもっとびびった。
私「たんすの中にな、すずめの首ちょんぱの死体があったんで!」
さ「えー!!??弟って引き出しの中ですずめ飼いよったん!!!???」
飼うかーーーゆん。そして飼えるかーーーゆん。なんでやーーーゆん。引き出しから動物が出てきたことあるんかーーーゆん。もう少しでこの話のインパクトを超えられるところだった。なぜこういう発想ができるのかいつも不思議だがこうしてヤツはまたあほたれとして名をあげた。
<ハムスターくん1号>
るるる(ダンナ)も昔ブームに乗ってハムスターくんを飼っていた。机の上をチョロチョロ走らせ、こまめにエサもやり大切に飼っていたがある時カゴの中からいなくなってしまった。いろいろ探してみたがすばしっこいハムスターくんがいったん逃げたらそう簡単には捕まらない。まあそのうち出てくるやろとその晩は寝た。
次の朝、起きたるるるはいつものように鼻をかもうとティッシュケースに手を伸ばした。するとティッシュケースが踊った。自力で踊った。めちゃびびった。そう、ハムスターくんは寒い夜をあったかいティッシュの布団で過ごしたのである。こうしてハムスターくんは見つかってしまった。
<ハムスターくん2号>
これはつい最近のこと。先生(このHPの作者)より社内電子メールが届いた。先生にしては珍しくとりとめのない内容で「ハムスターが飼いたい時もあったけど今はすごくうさぎが飼いたい。」ということだった。先生はSMAP活動家であるため動物を飼ったら全国に飛べなくなるし無理だろうなと思いながら読んでいるとそこへおにこちゃん(初登場:同じ課の女性)が飛び込んできた。
「あっちにねずみかハムスターか分からないけど何かいる!何か箱ないかな?」
どうやら給湯室でねずみのような小動物が発見されたらしい。そして再び戻ってきた箱の中にはハムスターくんが入っていたのである。
「どうしてこんなところにハムスターがいるんだろう??」
「エレベータに乗ってきたのかな??」
「でも24階のボタンは押せないよ??」
「体当たりでジャンプしたらたまたま24にぶち当たったとか?」
「掃除のおばさんのポケットに入ってきたとか??」
いろんな憶測が飛んだ。私が今いる所は有名なオフィス街で真新しいぴかぴかのツインタワーの一角にありしかも24階である。なんでこんなところでハムスターがうろうろしてんねん??と思ったが話しはハムスターくんの今後のゆくえに移っていった。
「どうしよう??うちでは飼えないし。。」
「うちは1匹いるから友達として引き取ってもいいけど。。」
「ふむ…」
とやっているうちにいいことを思い出した。そうだ、先生はハムスターを欲しがっていたじょ!!!
「私、ハムスターほしい人知っています!四国にいるんですけど、明日出張で東京に出てきます!その人にあげてもいいですか???」
「うん、それいいね!そうしよう!」
こうして先生不在のまま話は進んでいった。すでに私の頭の中はどうやって先生にハムスターくんを届けようということでいっぱいになりつつあった。その時だった。
「私、持ち主知っています。。」ある人がそういった。
「え??知ってるの??なぁ〜んだー、だったらその人に返そうよ♪」
ということであっけなく『先生にハムスターくんを贈呈計画』は崩れ去ったがこのことをメールで報告したらすぐに返事がきた。「素敵な話やけどいりません。明日贈呈とかそういうことを勝手に決めんじゃねえよ。」と。なんで??なんで?先生。素敵なプレゼントやん。でもよく考えてみると誰がハムスターくんを会社に持ってきてんねん。なんで逃げられてんねん。ハイテクタワーにハムスターがおったらあかんやん。そして先生からハムスターについてのメールが来るなんて一生に1度のことやのに、それ読んでる時になんでこっちで発見されんねん。私と先生って絶対赤い糸で結ばれてるわ、と思った。
<すてきなリボン>
おにこちゃんの実家には「ごまちゃん」という猫がいる。ごまちゃんはかなりデブらしい。ある時おにこちゃんはごまちゃんに素敵なリボンをしてあげようと思い、わざわざ手芸店でベルベットのナイスなものを買ってきた。それまではごまちゃんがデブなためリボンをしても首に食い込み端の方しか見えなかったので、少し余裕をと長めにした。家に帰りさっそくリボンをしてあげた。予想通りかわいい。リボンもちゃんと見えている。うん、ナイス♪とおにこちゃんは満足した。だがしばらくするとおにこちゃんの視野の中に暴れるごまちゃんが入った。あれ??何してるんだろ?とごまちゃんを見てみると。。
素敵なリボンがさるぐつわになっていた。ベルベットのさるぐつわになっていた。ちょっと長めにしてあげたらさるぐつわになってごまちゃんは死にそうにもがいていた。
こうしてよだれでびちょびちょのベルベットのさるぐつわは外された。そしておにこちゃんはがっかりした。
<再びクーちゃん登場、クーちゃん大ピンチ!>
私が高松にいた頃さこちゃんが心配そうな顔で話し始めた。
「クーの様子が変なんや。後ろ足を引きずりながら歩いてなんかもうヘロヘロしとんや。すごくしんどそうやし。。病気かなぁ〜?」
それはとてもやばいと思った私。先代ののんちゃんが最期そんな状態で天国に行ってしまったのである。蚊のせいでなるフィラリアにかかってしまい、自力ではもう立つこともできず、歩くのもヘロヘロ。おまけにクーちゃんはかなりの長寿で15歳だとか。フィラリアかはたまた寿命なのか・・
「うーん。。それはちょっとやばいかもな〜。。前ののんが同じようになって死んでしまったからな〜。。はよ病院に連れて行き!」
私の言葉を聞いてさこちゃんは涙がジワ〜っと出てきた。小さい頃から一緒のクーちゃんがもしかしたら。。そう考えると不安で不安でたまらない。
そしてさこパパがクーちゃんを病院へ連れて行った。クーちゃん行きつけということで痛いことをされる所というのを覚えていたらしい。緊張のあまりクーちゃんはいつもと変わらず「シャキン!」とし、キビキビと歩き出した。
「ぎっくり腰ですね。」
先生はそう言った。そして帰宅したクーちゃんはいつもと何ら変わりはなかった。そして私は「びびらせやがって。」とお叱りを受ける羽目になった。だって、ほんまやのに。。
<どないやねん、クーちゃんよ>
先日さこちゃんはお姉ちゃんちの家族と実家に行った。門からクーちゃんが繋がれている所まで3,4歩といったところだが、門に手をかけたところからクーちゃんの目が真っ赤なのが分かった。
さこ「ひゃー、クーの目がまっかっかやー!なにーこれー?」
姉 「あっ!この子目開けて寝よるで。もーいやー、クー、寝るときは目閉じて寝んと目が痛たくなるんで。目閉じて寝てよ。」
さこちゃんは、目をひんむいて死んどんかと思ってまたひやひやしたらしい。どないやねん、クーちゃんよ。
<そんなクーちゃんは松山生まれ>
クーちゃんは松山で生まれ、子犬の時に電車で高松まで送られてきた。どのような荷姿かと言うとお〜、お酒の木箱にパン1切れと一緒に入って送られてきました。
<先生はうさぎが欲しい>
先生は徳島に出張していたある時、突如ペットショップの店先に置かれていたハムスターをじーっと眺め、このまま1匹買って行こうか、という衝動にかられた事がある。しかし、人に聞くと、ハムスターというのは必ず逃げるという。逃げられるだけならいいが、逃げたあげく、あちこち齧るという。先生の部屋には、紙製の宝が山盛りあるため、そんな事をされた日には、自らそいつをぶっ殺す危険性があるため、お手軽ではあるが諦めた。そして、何のきっかけか、うさぎが欲しいと思い始めた。なぜって、ヤツらは先生の希望にぴったりの生き物なのである。ケージで飼える。コミュニケーションが取れる(頭がよければ)。触れる。部屋で離しても、隅っこに入り込むほどのサイズではないので、やばい!と思えば取り押さえられる。親しい人間に相談したら、親しい人間は先生の事をよく解ってくれてる上、先生の事を心から心配して、「うさぎはくさい」とアドバイスをくれた。そうか…。そうなのか…。
現在先生は、ネザーランドドワーフといううさぎ(ピーターラビットのモデルで育っても1kgくらいらしい)が欲しい、という夢だけを抱えて生きている。幸いな事に、そのようなちゃんとしたうさぎは、高松では売っていない(笑)
せっちゃん伝説第33話『おにこちゃん伝説』
あわじんは、仕事では辛い目に合う事が多いが、ここ一発、いい友人にも恵まれる。東京に転勤したあわじんにできた、新しい友人が「おにこちゃん」である。
<おにこちゃんとは>
おにこちゃんはあわじんと同じ課で1つ上のお姉様。同じく既婚で子供なし。
なぜおにこと言うのか。実はあわじんもおにこちゃんから「おにこ」と呼ばれている。それは知り合った頃お互いのエピソードを聞いて「鬼のような女だ。」と思ったからだ。
だからオフィスでも「おにこちゃん、電話!」と呼び合っているが、仕事帰りに一緒にAコープで買い物をしているときにもおにこちゃんはあわじんに「おにこちゃーーん!!今日は豆腐が安いよぉー!!」と店中に響き渡るような声で呼んでくれる。あわじんは恥ずかしいから呼ばないのに呼んでくれる。だからAコープのレジのおねえちゃんたちは絶対「今日もおにことその友達が来たぜ。」と思っているはずだ。
<おにこちゃんと『キムタク』>
去る12月27日、我が社仕事納めの日。あわじんはおにこちゃんに、「あした先生が来るんです」と話していた。もちろん、先生の木村拓哉好きは、おにこちゃんにも十分知られていて、その気持ちは本当に解る。だって、木村は本当にカッコいい、とおにこちゃんは言ってくれた。
あ「じゃあ、先生に言っておきます」
しかしおにこちゃんは、それを固辞した。私程度がそんな事を言ってはおこがましい。笑われたらイヤだから、というおにこちゃんに、あわじんは、いや、先生は木村が誉められただけで、有頂天になるお調子者だから、と言った。
そう?と、おにこちゃんは自分のポイントをあげた。
お「右か左か、二重のはっきりした方があるから、そっち側から見た、鼻っ柱のラインが好き」
…。これから、おにこ師匠と呼ばせていただきたい。
なお、おにこちゃん、いや、おにこ師匠は、この日、そのままご実家のある山形に帰るご予定だった。しかし、おにこちゃん、荷物の中から、ハードカバーの本を出して、あわじんに見せてくれた。
お「ラブジェネレーション♪今、露天風呂入ったとこ♪」
重たくはないらしい。
<おにこちゃんと涙>
おにこちゃんは涙もろい。自分の結婚式の時、結婚行進曲を聞いて泣いてはいかんと、50回も聞いて練習した。おかげで本番は泣かずにすんだ。また、甲子園の入場行進では必ず泣く。長野新幹線開通前日の、「さよなら特急あさま号」のセレモニーでも泣く。ディズニーの美女と野獣で、野獣が王子様に変わるシーンは、500回見ても泣く(先生は、王子様に変わった途端、野獣の方がハンサムやんけ、と思った)。また、今までの人生で、これ以上泣いた事はない、というくらい泣いたのは、同じくディズニーのリトルマーメイドである。
<おにこちゃんと湯気>
おにこちゃんは湯気に弱い。何故って、眠気に襲われるからだ。ある時、おにこちゃんは、だんな様と長距離のドライブをしていて、とてもおなかをすかして帰ってきた。もう時間も遅く、開いていうのは吉野屋だけ。ほかほかの牛丼がすきっ腹に美味しく染み入るはずだった。しかし、おにこちゃんは牛丼と一緒に味噌汁を頼んでしまった!
おなかすいてるのに、すいてるのに、こんなにすいてるのに…!その味噌汁の湯気を浴びた途端、おにこちゃんは睡魔に囚われていった。
ちなみにおにこちゃん。先日お昼ご飯を食べてる時に、突如睡魔に襲われた。紙コップで作った、ちっぽけなインスタント味噌汁の湯気のせいだった。
…そういう事って、ある??
<おにこちゃんにとって、木村は2番目の男>
おにこちゃんにとって、木村は2番目の男である。何がかと言えば、
お「どうして、この人芸能人なんだろう。私の手の届かない人なんだろう」
と思った二番目の男。
じゃあ一人目は?とあわじんが聞いたら、おにこちゃんはこう答えた。
お「舘ひろし。」
あ「いつの頃?」
お「中学生の時!」
…。おにこちゃん、いや、おにこ師匠。ステキだ…!
<おにこちゃんと魚>
あわじんはある日、おにこちゃんにAコープで呼ばれた。
「これはどうやってさばくの?焼いて食べるの?」
それは、「ちりめんじゃこ」だった。やれるもんなら、やってみぃ。
<おにこちゃんは女豹>
今でこそ、千趣会などで服を買っていたりするおにこちゃんだが、かつては女豹だった。ボディコンに、フェイクファー。クリスチャン・ディオールのショッキングピンクの9pヒールで会社に通っていたという。当然、男の人から声をかけられる事も多かったのだが、おにこちゃんは、そんなつもりじゃないのに。とご立腹である。
あ「そういうカッコしてる人は、そういう気なんです」
お「そうなの!?」
今まで、誰からも指摘されなかったらしい。
<追記>
実はあわじんとおにこちゃん、同じホテルの、同じ会場で結婚式を挙げるはずだった。おにこちゃんが、10月、あわじんが翌年の2月。…しかし阪神大震災のせいで、あわじんの挙式はなくなった。今、結婚生活わずか4ヶ月違いの二組の夫婦は、ラブラブとひえひえという毎日を送っている。阪神大震災め(笑)
せっちゃん伝説第34話『あわじん不幸伝説―あわじんからの年賀状―』
MAJOR通信のファンの皆様あけましておめでとうごじゃります。今年も何卒MAJOR通信をひいきにしてくださいますようよろしくお願い申し上げます。
豊川悦司イブ入籍記念!今年もますます不運さ絶好調な私!!そんな私がお送りする年末年始物語をどうじょ!
(寒さ対策)
年末28日に先生が我が家へお泊りに来た。その夜に、29日からるるるの実家(兵庫)へ帰るが四国に比べて寒いというようなとりとめのない会話をしていた。
私「六甲山の関係ですごく冷え込むんですよー」
先「ふむふむ。」
私「でもね、あちらの家族はとても元気で部屋の暖房をあまり入れないのでマンションの温かさに慣れてしまっている私達にとっては寒いんです。」
先「えらい元気やなー。」
私「スポーツ一家なので家の中でもセーターの上にシャカシャカの上下(テニスプレーヤーとかが着ているシャカシャカ音がする生地のトレーニングスーツ)を来てて完全防備なんです。私達もあんなん着ようかなー」
先「そうしな、そうしな。」
私「ほら、あの雑誌の裏の方で宣伝している『不意の来客にも大丈夫!』っていうウェットスーツみたいなんを着ればいいんですよねー」
先「そうそう。。。えっ!?なんて????」
私「だから不意の来客にも大丈夫なウェットスーツ。」
先「そら大丈夫じゃないやろ。」
私「え、なんでですか?。。。はっ!!違う違う、えっとぉーなんやったっけぇー??スウェットウーツじゃなくて。。。えーと。。サウナスーツや!!そうそう、サウナスーツ、サウナスーツ!!いくらなんでもウェットスーツを家の中で着とったら来客もびっくりしますよねー!どんなにさりげなく作ってもそれはバレますね。」あ先「はい、びっくりします。」
ということで私にしてはめずらしいボケをかましたのであった。
(わたし大ピンチ!)
30日のこと。るるるとお母さんとお隣の若い奥さんと私でお節の買出しに行った。全部買い終えて駐車場へ向かう途中、お隣の奥さんがこのすぐ近くにシュークリームがとてもおいしいと評判のお店があるという話をし、それじゃ休憩も兼ねてそのお店に行ってみようということになった。
路肩に駐車し、店を見てみるとあいにく喫茶部門は閉まっていてケーキの販売だけになっていたがシュークリームをお持ち帰りしようということで店内に入った。私のすぐ後からお母さんが入ってきたがなぜか左手の中指からかなり流血している。驚いて聞いてみると車のドアで思いっきり挟んでしまったとのこと。ぱっくり切れて次々に血があふれている。
病院に行くと包帯でぐるぐる巻きにされてとても痛そう。これでは当然お節が作れない。え??もしかして???
わたしピーーーーンチッッッッッ!!!!
そう、当然私がピンチヒッターでお節を作らないといけない。今まで実家でも手伝いはしてきたがメインで作ったことはもちろんない。しかもお母さんの味付けを教えてもらおうと思っていた矢先だったので調味料の分量などもまだ分からない。
うぉおーーー!!!よ、嫁として最大の試練じゃーーー!!!
と思ったが、お母さんはO型で元来とても優しくほのぼのしている方で、もたもたしている嫁を叱り飛ばしたりイヤミを言ったりするような人では全然ない。恐縮するほどごめんなさいね、ごめんなさいねとおっしゃる。結果としてはお隣の奥さんと私が下ごしらえをしてお母さんが味付け担当ということに。まず私は里芋をムキムキしていたが20個以上むいているとだんだん手がかゆくなってきた。心配したお母さんが
「ごめんなさいね〜 包丁はもういいから皮剥きでむいてみたらどうかな??」
と言われるので、じゃちょっと試しにということで剥けるかどうかやってみたら途中で里芋がニュリっとすべって左手の人差し指と小指の皮も剥いちまった。
が、泣き言を言わない性質のわたしは声一つ上げずひとり心の中で「う、うぉー!!し、しみるんじゃー!!」と言いながら剥き続けたのだった。
だがここでお母さんも一発ボケをかました。
母「この味どうかしら?」
隣「ちょっとみりんを入れた方がいいかな〜」
母「そうね♪」
と言ったお母さんはおもむろにサラダ油のボトルを取り上げて鍋へと傾けたのでお隣の奥さんが飛びついて止めた。お母さんもなかなかやる。
(殺したい男)
上記のような状況のため私は年末フル回転。ご飯を作り、洗い物もし、お客様が来たらお茶もお菓子もだし、それをまた片づけ、お節の手伝いもした。ところがである。お母さんはケガをしていながらできることをやっているし、お父さんは外回りの掃除をしているし、妹さんも洗濯やら車の掃除をしているのに肝心な息子である「るるる」は朝の8時から夜は1時過ぎまでテレビのお守りをしているのである。やることといえば車の運転くらい。本当に1日中ぼさーっとテレビを見ているか居眠りをしているのだ。
そしてその日も朝食を作り、お節を作り、昼食を作り、片づけが終わって初めてイスに座った瞬間、るるるがこういった。
る「カステラが食いたいなー」
「!?」by心の中
るるるは小さい頃から大のカステラ好きで優しいお母さんはちゃんと用意をしていた。当然1人だけ食べるわけではなくまたまた5人分のティーカップを出し、皿を出し紅茶を入れカステラを切って出した。
そして食べ終わって洗い物をしているところにるるるがカウンター越しに覗いてきた。
私「なに?」
る「いやぁ〜 大丈夫かなーと思って。」
そこで私は他の人がいないのを確認して低い声でこういった。
「だ、大丈夫??だ、大丈夫かなー??そう言うならよ、2度とカステラが食いたいって言うんじゃねえよ。食いたいなら自分で食ってもバチはあたらねえよ。」
わ、わたし間違ってる???間違ってる???
肩甲骨の下の筋がピキピキ音がするほど朝から頑張っているのにカステラが食いたいと追い討ちをかけるダンナを許せない私は間違っているのか???
でもこの記事をどうかあちらの一家が目にすることがありまちぇんように♪
うふっ♪
(私の目は千里眼)
さて、香川の実家へ移動した私達は早速うどんが食べたいということで両親と一緒に出かけた。ついでにSATYに寄り、新しく出来たというインテリアショップを覗くとなかなかかわいいアロマテラピーのろうそくを入れる硝子の瓶があった。母もちょっと気に入ったようで手にとってあれこれ見ていたが私もその瓶を手にとって見た。すると突然指に激痛が走った!
「え??」と思って指を見ると硝子の破片が突き刺さり流血していた。偶然それが割れていたらしい。 数ある瓶の中からそういうものを選び出す私の目は千里眼だと思ったし、指を切られるくらいなら死んだ方がマシだと思った(←先生に気に入っていただいた新しい表現方法。くだらないことほど使うと面白いじょ。)こうして私の不運はまだまだ続く。
(仕掛けられたワナ?)
4日にこっちへ戻ってきた私達。いつも羽田と海浜幕張駅間の高速バスを利用する。これは安くて速く、とても便利で重たい荷物を抱えてJRやモノレールを乗り継ぐことを考えると超楽勝である。飛行機が少し遅れたため20時過ぎのバスに乗ったがちょうど20:30頃ディズニーランド付近を通りラストの花火が目の前にばっちり見えて「あ〜今年はラッキーやわ〜 ええもん見せてもろたー」と感動しているとなんだかちょっとおしっこ臭い。「うん?なんか匂うなー?」と思ったがしばらくすると匂わなくなったのでそのことは忘れた。
網棚にのらなかった大きな荷物を足元に置いていたため靴を脱いでいた私。もうそろそろ着くので履こうと足を上げたところまたおしっこ臭い。
「なんかおしっこ臭くない??」
「おお。」
足を上げ下げしていると上げた時にやっぱりまた匂う。なのでジーンズをクンクン匂ってみたが別になんともない。そういえば前の席に子供連れの家族が座っているので子供がきっとおしっこをしてしまったかなんかやろと思っているうちに駅に着いた。
バスから降りて外気に触れるとなんだか右ケツが寒い。冷え冷えする。ずっと座っていたからもものあたりに汗でもかいたのかい?と思ったがそんな程度ではなかった。恐る恐るジーンズの右ケツのあたりを触りその手を匂うと臭い。あきらかにおしっこ臭い。そして濡れている。
「ええーー!!??私がおしっこをした??失禁かい??」
一瞬自分が恐くなったが、もちろんそうではなかった。
思うに、きっと私より前に座ったのが子供かなんかでおしっこをもらしたままになっていたんだろう。そんなことが仕掛けられているとは思わなかったので普通に座ったらおしっこが染みてきたというわけだった。
おそるべし、高速バス。。。
皆も乗る時は気を付けたほうがいいよ。まじで。
(追い討ち)
豊川悦司のイブ入籍発覚。
以前からの読者の方ならきっとご存知だと思うが、私の王子様、トヨエツこと豊川悦司様がついに結婚してしまった。
<まとめ>
まだ1月8日なのにやで?まだ今年に入って8日目やで??それやのにこの不運なことの連続。
まあ、このように今年もわたしにとってはいいことよりも災難の方が多いぞというのがはっきり分かったわけで、不運は限りなく続くのでした。
チャンチャン♪
<先生による追記>
先生が母親に、あわじんは年末にご主人の実家で、どーのこーの、と喋っていたら、母親は、珍しく常識的な事を言った。それが嫁というものや。毎日、毎日、そんな事して、ひょっとしたら文句も言われるもんや。そして母はどこか遠い目をした。「だから、自分の娘が結婚したくないって言ったら、それもいいかなぁって思うんやな」…辛いの!?辛かったの!?ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ(笑)!先生、母を困らせてる!?
なお、あわじんの不運は、おそらく社会生活を営み始めてから延々続いているものである。どんなに気をつけても、不運はあわじんを襲う。でも、大丈夫。あわじんの人生、いつだって結果オーライだから!よかったね、あわじん(笑)
せっちゃん伝説第35話『やっぱりせっちゃん伝説』
せっちゃんと先生の間柄は、SMAPで言えば、中居と木村のようなもので、基本的に仲はいいが、プライベートでの趣味や遊びがあまりに違うため、会社の外でわざわざ会う事は少ない(うまいたとえや(笑)!)。そのため、せっちゃんが転職してしまってからは、なかなか会うチャンスもなかったのである。しかし、この度、節分生まれのせっちゃんが誕生日を迎えた事もあり、久々に食事をすることになった。メンバーは、せっちゃん、たろちゃん、さこちゃん、まつもっち、きょうこちゃん(初出?まつもっちと同じ課←正式には違うがどーでもえぇことである。美人。親しみやすし)、そして先生の6名。会場は、コトデンそごう、最上階のイタリアンレストランであった(店員に山崎まさよし似の男前がいる!)
そこで聞いた、やっぱりせっちゃんって、せっちゃんやな、なお話をご紹介しよう!
せっちゃん伝説36話『今年も魅惑のおにこちゃん伝説』
(無意識のうちに)
おにこちゃんは山形出身。前にもお話した通りかつては東北の「女豹(めひょう)」という異名をとるほどボディコン全盛期の申し子だった。冬は毎日パーティかというようなフェイクファーのコートを着て出勤、好きな色は紫そして黄色、好きな柄はもちろん豹柄。時には牛柄のワンピースにチェーンを腰に巻いて「縛られた牛」を演出することも。サンローランの9cmヒールもお手の物だった。
そんなおにこちゃんとお母様が電話で弟について話をしていた。
母「あの子、トイレに行っておしり拭いたら鮮血がついとったって。」
お「ふーん。」
母「2日連続やと。」
お「あ〜、それ痔だべ!。。。。はっ!?」
痔だべ。そう、いくら女豹のおにこちゃんもお母さんと話す時は無意識のうちに山形弁に戻ってしまうことがあるらしい。。自分で言って気がついた時は遅かった。そんなおにこちゃんのことを最近私は「女牛」と呼んであげている。
(気になる性格)
おにこちゃんは海外旅行に行く時お母さんや友達に化粧品を買って来てと頼まれる。そういうことは皆大抵経験していると思うが、気になる人は買い忘れないようにリストを持って現地で早いうちに買ってしまうんじゃないだろうか。
そしておにこちゃんもとても気になる性格だった。
そう、とても気になる性格なので成田の免税店でフルイションやナイトリペアを山ほど買って、その後の旅行日程中ずっと化粧品を引きずり回して歩くのだった。
そんなおにこに「あほちゃうか。」と注意してあげたし、雑誌で成田の免税店が安くて穴場だと書いてあっても現地の方が安いのも多いんやし、みんなは現地で安く買ってきてほしくて頼んでいるんやから、この夏ハワイに行く時は絶対ハワイでMACを買ってきてくれとお願いしておいた。
(オリンピック)
ついに長野オリンピックが開幕したが、当然おにこは開会式の入場行進で泣いた。
あ「え、また泣いたん??関取が子供と手を繋いで歩く姿に感動したん?最初のギリシャで泣いたん、それとも日本で泣いたん?」
お「え?日本♪でね、第九でも泣いたよ!」
あ「第九で?」
お「うん、あんな世界中の人が同時に歌ってるなんて考えただけで泣けてきた♪」
演出した劇団四季の浅利慶太の思惑は見事当たったらしい。
お「でね、もう一つ泣いたよ?」
あ「なんで泣いたん?」
お「あのね、パナソニックで泣いたの。」
あ「ぱ、パナソニックで??どういう意味??」
お「映像技術が素晴らしくて。だって第九がぴったりとあってたでしょ?あの技術はすごいよー!」
あ「それほんまに涙出たん?」
お「うん、出た♪」
良かったね、パナソニックさん。そしてかわいそうに、おにこちゃん。じゃあ世界初、Mウェーブでスピードスケートの選手と並走するカメラを見ても泣くのか?
(あほあほおにこちゃん)
これはぜひHPにも載せていただきたい素敵な話しです。おにこちゃん夫妻は16日に休みを取りディズニーランドへ行ってきました。平日で折りからの雪のせいもありかなり空いていたようです。2人はピーターパンのアトラクションへ行きました。割と足場の広い船の形をした乗り物に乗りネバーランドを上から見るといった内容ですが、まず乗る時におにこちゃんは流れにうまくついていけず転がり込むような状態になってしまいました。そこで少し恥ずかしく思い、ダンナさんも「どんくさいな〜」と思ったようです。
で、とにかく乗り込んだおにこちゃんが足元を見ると靴下がずり落ちていたので直そうとかなり前かがみになり手を掛けました。
その瞬間です。進みはじめた船の安全バーが後頭部に炸裂しました。おにこちゃんは一瞬何が起こったのか分からず、そのまましばらく押え込まれた形で進みました。そして我に帰ったおにこちゃんは火事場の馬鹿力、いや後頭部の馬鹿力で安全バーを押し上げたのでした。
そしてダンナさんは「おまえ、美味しすぎる。。。」と言ったのでした。
私はディズニーのアトラクションで安全バーの野郎に後頭部を押え込まれたまま回っている人を見たことがありません。皆さんは見たことがありますか?
今年も素敵なおにこちゃんであることに違いはなさそうです。
せっちゃん伝説37話『なんやらかんやら伝説』
わたしの名前はあわじん。久しぶりにせっちゃん伝説にネタを提供させていただきまーす!
(従順なおにこちゃん)
今までに何度となく言ってきたようにおにこちゃんは昔、「女豹」だった。パープルのスーツを着て腰にチェーンは当たり前、ベルトもチャンピオンベルトのように特大のバックルがお好きでそこにはもちろんブランド名が。髪も腰まで届くような超ロングで爪のお手入れもバッチリ。首には金貨がぶらさがっている。ただのOLなのに朝は「ご帰宅」夜は「ご出勤」に見えるのだった。
そんなおにこちゃんの知り合いに、かわいくて素朴でもしかしたらまだ男性とお付き合いをしたことがないかもというような女性がいた。そんな女性が恋をした。一目瞭然だった。髪を茶髪にし、どんどん美しくなっていった。そしてこの度ゴールインすることに。そんな話を家でしていたおにこちゃんは「わたしも皆にバレてたかしら?」そうダンナに聞いた。ダンナと付き合い始めた頃自分の変貌ぶりから周囲に気づかれていたかしら?という意味である。さらにブランド好きに磨きがかかったのか?もっとホステス風になっていったのか??
そうではなかった。ダンナと付き合い始めた途端、生協(近所のコープ)やダイエーの服を着るようになったのだ。ボディコンブームの次にやってきた「プリコン時代」にも乗り遅れることなくブリブリのブラウスを着て紺色のスカートを履いていたおにこちゃん。これでちょっとは落ち着いたかなと思った頃にダンナと付き合い始め、今度はダンナと合わせるために生協やダイエーで買った服を着始めたのだった。
「そこまで落とさんでもプリコンのままで十分ダンナの好みに合っとったんちゃうん??」
「うん、ちょっとやりすぎたかな?久しぶりに会った弟から『どうしたん姉ちゃん!?そんなの姉ちゃんじゃない!!』って言われたよ♪」
女王様のような姉ちゃんが農家の嫁のようになってしまったのを見てずいぶんと驚いたらしい。
そんなおにこちゃんは今でも女王様の血が騒ぐのか「ヴィトンのタッシリーイエローはわたしのためにある色(表が黄色で裏が紫)。エルメス柄のブラウスが着たいし豹柄のブーツが履きたい」と言う。
もう1度アニマルになれ、おにこちゃんカムバァーーック!!!!
(正直ロボット)
母が近所のスーパーへ行った時のこと。1時間ほど買い物をした母は駐車場を出ようと券を探したがどこにもない。財布にもかばんにもない。1時間くらいならお金を払っても大した事はないがそれよりも計算ができないし、バーが上がらない。急いで店員さんを呼び、幸い後ろにも車が来ていなかったため事無きを得た。
それから半月後、再びそのスーパーへ行った母は今度はしっかりと確認し駐車券を読取機へ。
「16万7700円デス♪」
「え!!??なに????」
「16万7700円デス♪」
「じゅ、じゅうろくまんななせんえん!!????」
「16万7700円デス♪16万7700円デス♪16万・・・」
「なんで??!!1時間しかおらんかったのに??!!そ、それより、どうしよう????」
機械はひたすら16万7700円とコールしている。周りの人もなんだなんだと見ている。
からくりはこうだった。機械がぶっ壊れたわけではなく、前回なくしたはずの駐車券を突っ込んでいたのである。これまた店員さんを呼んで対処してもらったが、しかしロボットは正直である。200円や300円だけでなく10万円や20万円の単位でも読み上げてくれる事が分かった。恐るべし駐車場ロボット。。
(たろが今夢中なのは)
たろは基本的に旬のものが好きである。昔は光ゲンジの諸星、チェッカーズのフミヤに始まりミスチル、GRAY、反町隆史、そしてベルマーレ平塚の中田英寿にまで広く及んでいる。そして旬が過ぎればそれらはたろの記憶から忘れ去られていく。そんなたろから社内メールが入った。
「わたしは今、囲碁に夢中でーす!NHKのレディース囲碁っていう番組がおもしろく、月曜日と火曜日は楽しいよ!」
レディース囲碁って、レディース囲碁って。。。。
彼女はこんな風に「そんなんどこで見つけてくるん??」ということが多い。しかし囲碁って旬のものなのか????そしてあなたに囲碁が理解できるのか??
(少し前たろが夢中だったのは)
たろは基本的に旬のものが好きである。少し前と言えば長野オリンピック。ジャンプの団体で日本が金メダルを取ったことは当然たろにも深い感動を与えた。そしてある日たろのシモベとなっているまつもちから次のような社内メールが入った。
「たろ姫は今オリンピックに夢中で、次のソルトレイクシティ大会を狙っています。カーリングを勧めてみましたが姫は『ジャンプがええわ♪』と女性初のジャンパーとして飛ぶ事を夢見ています。さっきは更衣室で椅子の背もたれをつかみながら前傾姿勢を取り『苦しいな♪』と言いながら楽しそうに練習していました。」
そしてわたしはたろに注意のメールを送った。
「そんなことを練習する暇があったら人の話をちゃんと聞く練習とか正しく入力する練習とか正しく伝言をする練習をしてくれ。」と。
更衣室といえば何度かたろ、さこに驚かされた事がある。財布を取りに行ってみるとわたしの服を勝手に試着し「これええな♪どうしたん?」とニコニコ笑っているたろさこがいたし、ある時は「これあわじんが自分で作ったんで♪」と自慢そうに着てみせているたろさこがいた。そしてまたある時は「今日はどんなコート着て来たん?」と内線が入り自分が目をつけているコートであったなら銀行や郵便局に行くときにそれを着て行くのであった。
勝手に人の服を着るなーーゆん。自分のを着て行けーーーゆん。
(たろのお花友達)
まつもちからメールが入った。
「たろ姫がわたしにこう言いました。『お花の友達がこの前「電車でたろちゃんの横におった人がすっごく恐い顔しててずーっとずーっと私のほうを睨んどった。すごく恐かったって。』と。姫と帰っているのはほとんど私なのでそれは私の事らしいけどその人の事は知らないし、今までそんなことは言われた事がありません。たろ姫は家に帰ってお母さんに私にそう話したと言うとお母さんが「そんなこと言ったらまつもちがかわいそうでしょ?それにそんなことを言うあなたのことをいじわるな子と思うわよ?」とやさしく注意したらしいのですが姫様は「大丈夫、だってまつもち笑いよったもん♪」と答えたらしいです。確かに私は笑ってはいましたが心の中ではちょっぴりショックだったのに。。」
そしてまつもちは「たろ姫のお花友達には近づくな。」と言う格言でメールをしめていた。
たろ、おまえは悪魔か。
せっちゃん伝説第38話『やるなおにこちゃん伝説』
せっちゃん伝説ファンの皆様おまっとさんです。←愛川欽也風。
新しいボケをお楽しみくだちゃい。byあわじん
(おにこ同士の妖しい関係)
私と彼女は同じ課で、お互い「おにこ」と呼び合う仲。
同じ課にはかなり「ワキ」が臭ってしまうおっさんがいる。
普段私とおにこの席は遠く離れていておにこはおっさんの風上で私は風下という関係上おにこはあまり被害を受けないが、その日は仕事の都合上、「おっさん→別のおっさん→わたし→おにこ」と風下方向に1列に並んで座っていた。そしてその臭いが流れてきた。(においとくさいは同じ字ね)
お「うっ!く、くさい!くさいよおにこちゃん!!」
私「な、いつも私が言いよる通りやろ?すごいんやから。」
用事があったので少しの間だけ席を立った私が戻ってくると
お「おにこちゃーん!!早く、早く!!すごいよー!」
私「うん??」
お「おにこちゃんの体、すごく臭いーー!!!」
私「え?私が臭いのか??」
お「あ、そっか、私が言いたいのは『おにこちゃんがいないともろに臭ってきてすごく臭い』ってことなのにね。」
私「お願いやから省略せんと言ってくれ。私の名誉のためにも。」
そしてまたしばらくして
お「おにこちゃぁーーん!!私もうおにこちゃんの体がないとやっていけないよーー!!!!」
私「え??」
お「私もうおにこちゃんの体がないとダメぇ〜!!」
私「なんかその言い方妖しいで?私の体がないとやっていけんって他の人が聞いたら私の体に夢中みたいやんか。」
お「あれ?そうでしゅね♪私が言いたいのは「おにこちゃんの体がないと壁になる物がないから臭くてもうやっていけない」ってことなのにね♪」
それからおにこはその言い方が気に入ったらしくほとんど毎日「私の体が欲しい」と言う。やめてくれ、タダでさえワシは誤解されやすいんやから。
(緊急電話)
おにこと私の社宅はすぐ近くなのでよく一緒に帰る。家について30分くらい経ったとき電話が鳴った。
お「おにこちゃん!?た、大変です!!」
私「どうしたん!??」
お「も、もう手や壁やそこらじゅうに飛び散ってぇー!!!」
私「な、何が!???」
もしかして包丁で手をざっくりやったのか??血が飛び散ったのか???
お「イ、イカのはらわたが。。」
私「イカぁ???」
お「イカのはらわたをつかんで引きずりだそうとした瞬間破裂して右手や壁や米びつの台にブ、ブシーッ!っと飛びましたぁあー!!!」
ダイナミックな料理も一つ間違うとえらいことになるらしい。どうも聞いてみると目にも留まらぬ速さではらわたが飛び散り、気がついたら自分もそこらあたりの壁もホラー映画のようにピンク色のはらわたまみれになっていたという。血に似ているためあまりの状態に手が震えてどうしようもなく、やっとの思いで電話をしてきたらしい。
そしておにこはいそいそと掃除した。
(おにこの弟)
皆さんは覚えているだろうか。駄菓子屋などで50円くらいで売っていた組立て式の飛行機だが、プラスチックではなくてすでにゼロ戦やなんやらの模様が印刷された薄い発泡スチロール製の羽根と胴体があって切り込みをクロスに組み合わせるだけのごく簡単なもので、それにプラスチック製のプロペラをはめ込んで飛ばすものがあった。
ある時弟がとても苦しそうだった。訴えを聞いてみると鼻の穴にプロペラが入ったまま出てこないという。は、鼻の穴にプロペラ。。。
お母さんも引っ張ろうとしたがかなり奥に入っていて届かない。結局耳鼻科に行って取ってもらったらしい。
が、その話を聞いていて思い出した事があった。ほとんどのMAJOR通信ファンの方が釘付けになったであろう「信長」を見ずにもともと好きな「奇跡の生還」シリーズを見ていた私。いろんなことをしながら片手間に見ていたのであまり集中していなかったが、突然振り向かされた。
それは赤ちゃんの話だったが赤ちゃんの体内から、ある黒い大きな物体が出てきたという。前日もそんな番組を見ていたので「また桃の種とかかなー?」と見ていたら聞こえてきた言葉は「鼻くそ」。ごくまじめにナレーターが「赤ちゃんは鼻くそがたまりすぎると死ぬ事がある。」と言っている。
「は、鼻くそで??!!!」と驚いている間にもナレーターは「鼻くそ」を連発する。母親がこまめに取ってやらないと突然死することもあるらしい。お、おそるべし鼻くそ。。。
この話をおにこにすると「なんか私の子供それで死にそうな気がするわ。それでおにこちゃん(私のこと)は<せっちゃん伝説>に『おにこの子供は鼻くそで死にました』って載せるんでしょー」と言った。
わしは冷血人間かい、え、こら。失礼な。
(おにこの弟パート2)
弟が昔、遠足に行った時のこと。ふと隣の友達を見るとスヤスヤと眠っている。元々いた?
クら好きな弟は食べていたサッポロポテトをそやつの鼻の穴に突っ込んだ。だが起きない。さらに突っ込んで抜いてみるとサッポロポテトは血に染まっていた。それでも起きなかった友達は死んでいたのかもしれない。
(将来なりたいもの)
小学生の卒業文集には「将来なりたいもの」特集が組まれたりするものである。「学校の先生」やら「プロ野球の選手」やら「ピアニスト」やら多種多様であるがおにこの友達の中に1人「ゴーカートになりたい。」という子がいた。
そういえばさこちゃんの甥っ子のそうちゃんは「たこやきになりたい。」頃があった。
(おにこの涙シリーズ)
懐かしのアニメソングの番組を見ていたおにこは「宇宙戦艦ヤマト」を熱唱する佐々木いさおを見て号泣した。いさおの歌いっぷりとヤマトの壮大さが泣かせたらしい。
あほか。
せっちゃん伝説第39話『きみこファミリーアホアホ伝説』
毎回、せっちゃん伝説の原稿は、あわじんが送ってきてくれることになっているが、よく私がそれを読んで笑うだけ笑って、HPにアップしない事があるため、今回はメールのタイトルが「早く載せろ」だった。ので、早く載せたいと思うのである。
(きみこのねえちゃん倹約海外旅行)
1番上のねえちゃんが初めての海外旅行で友達と香港に行った。きみこ曰く「初めての海外やのにケチってから格安のツアーに行ったんや」
その時偶然にも真ん中のねえちゃんのダンナさん(Bちゃん)も知り合いと仕事がてら香港に行っており現地のホテルで待ち合わせをして一緒に食事をすることになった。ねえちゃんは初めからごちそうになるつもりで「食事代が浮いたな♪」と思っていた。
そして男性2人女性2人が揃ったがその時Bちゃんの携帯がなり、仕事の話だったので少し時間が掛かるから食事の前にどこかで3人でお茶でもしててと言われた。だがいつまで経ってもねえちゃんは喫茶店に入ろうとしない。もう1人の男性はまだ学生なのでここでお茶をした場合ねえちゃんがおごらないといけない。そう感づいていたねえちゃんは「いやいや、仕事の電話やったらいつまでもここで待つぜ?」と言って待ち続けた。
数日後ねえちゃん達は関西国際空港へ戻ってきたが台風の影響で陸も空も欠航になり、缶詰になってしまった。関空には立派なホテルがあるので大半の人はそこへなだれ込んだが、またしてもねえちゃんは動かない。後日真ん中のねえちゃんにその時のことを話していたねえちゃんは「あんた、香港で倹約してお茶もせんかったのになんで関空で1万も2万も使わないかんのな。でもな空港でおったらちゃんと毛布が出るんぜ?」と自慢そうに教えてくれた。「ほんまにケチくさいやろ。いくら『ちゃんと毛布が出た』っていかんぜ?」ときみこは言う。。
(メニューの読み方)
きみこは大学の時、都内にある某有名結婚式場でアルバイトをしていた。その日担当した披露宴は和食。立っていると「ちょっとねえちゃん!」と呼ばれたので行ってみると「これ何て読むんな?」とおじさんがメニューを見せる。
「ええと…『チョウゾク』のお造りでございます(きっぱり)。」
「チョ、チョウゾク??ねえちゃんこれ『鳥(とり)』と違うで、『烏(からす)』やで?」
「あ、そうですね、『カラスゾク』のお造りで……少々お待ちください♪」
いくら何でもおかしいと思ったので足早に裏へ行き支配人に聞いた。
「すいません、これ何て読むんですか?」
「これ?『イカ』のお造りだよ。」
「イカ!?『烏賊』ってイカ!??へぇ〜〜」
感心した後何事もなかったかのようにおじさんのところへ戻ったきみこは落ち着き払って言った。
「イカのお造りでございます。」
「そうやろ?イカやろ?ほら見てみぃ、イカであっとるやろがー」
とおじさんはそのまた隣のおじさんに言った。
「隣のおやじが疑問を持つけん私がエライ目におうたわ。そんなん読めんでもええーゆん。」
とご立腹のきみこは国文科卒なのである。
(きみこFall in LOVE)
先日きみこに電話したら「あのな、私Fall
inLOVEしたんで♪」とうれしそうな声。ついに、ついにきみこに春がやってきたか!と喜び勇んで続きを聞いた。
「この前、日帰りで神戸まで出張で、帰ってきたんが夜中やったんやー。ほんで高架下のチャリ置き場に行ったら隣のチャリが倒れたり上に乗ってきたりしとってなかなか出せんかったんや。ほんだら『お手伝いしましょうか?』言うて声掛けられて振り返ったらもろ私の好みの顔の人やったんや♪」
「あんた『すみませぇ〜ん♪ありがとうございますぅー♪いいですかぁ〜♪』って1オクターブ高い声で言うたんやろ、どうせ。」
「なんで分かるん?あんた見よったんな?その通りじゃわ。」
「ほんでほんで♪」
「ほんだらな、『どの自転車ですか?』って言うけん一瞬座るところが破れとる汚いチャリがばれると思ったけど人の自転車を指すわけにもいかんけん『この子ですぅ〜♪』って言うたんや。「この子」やで、「この子」。ププププウ♪」
「あんた別人やな。それで??」
「ほんだら向こうも『えっ?』ってびっくりしとったわ。でもひょいって持ち上げて出してくれたんやー♪んで、お礼言うたんやけどその人まだ私に何か言いたそうな顔しとったけん、しょうがないなぁ〜お茶がしたいんな??食事がしたいんな?でもメイクも取れとるし口紅も塗ってないし髪は飛んどるし、明るいところに言ったら恥ずかしいやんかぁ〜♪って思いよったら『あのぉ〜。。そっちの倒れている自転車も起こした方がいいですかね??』って言うんや。そんなん放っておいたらええんとちゃうんと思ったけど『そうですよねー♪』言うて一緒によその人のも直してあげたわ。」
「ふんふん。」
「ほんでな、直して終わったらな、『じゃ!』言うてさっさとどっかに行ってしもた。」
「え?それだけ?それで終わり??」
「ええ。」
「何それ。どこの人か分からんの?」
「ひとっちゃ(ひとつも)分からんわな。お陰でめちゃめちゃ疲れとるのに他人の自転車まで直して損したわ、ほんまに。でもな、私思ったんや〜」
「何を?」
「いくら仕事で疲れとるゆうても化粧はしとかないかんなって。髪もとかしとかないかんなって。そうやっていつ好みの人に会うか分からんやろ?」
「うん、あんたが化粧はしてないわ髪は飛んどるわゆうたら恐い、恐い。」
「失礼やな、あんた。」
こうしてつかの間のFall in LOVEは終わった。
せっちゃん伝説第40話『たろちゃん女王様伝説外伝侍従編』
せっちゃん伝説常連の我らが姫様「たろ」。そしてたろよりたった1年遅く生まれたために侍従と化している「もっち」こと「まつもっち」。そんなまつもっちから日々告げ口メールが送られてくるがその中で最新の2つををここに公開したい。
題して「せっちゃん伝説侍従編!」
<表題 コスメフリーク様>
昨日私はとてもとても驚きました。社会保険センターでフラフラになるほど走って、ベーグルを食べて姫の話を聞きながら家に帰って、もうはよ風呂入ろーと思ってコンタクトを外そうと鏡をふと見るとこりゃマスカラが全部落ちたんかい!!!または特殊メイクかっ?と言うほどものすごーいくまが目の下に現れていたのです。
さてここで問題。その日の行動の何が私の目の下にくまを作ったのでしょう?
@生まれてはじめてめまいを覚えたマラソン
ALサイズのオレンジジュースを頼んでしまったベーグル屋
B姫との会話
いやいや、そんな事を聞きたかったのではなく最近コスメフリークになったというあわじんさんにくまは化粧品で改善できるか?と言うことを聞きたかったのです。姫に言うと、
「そやな、もっちって天然アイシャドウって言うぐらい目の上も下も意外に青いよな。(以前青いシャドウを塗ってみたとき“殴られたん?”と大評判だった)美白せないかんのちゃう?でも、無理なんちゃうん?プププププゥ」
と言われました。ほんとにそうなんでしょうか?それが「恐い顔した人がおった」と姫の友達に言われた所以でしょうか?そうかもしれません。ではでは。
−−−−−−−
このメールに対してまずクイズの答えはBと解答した上でくまにはコンシーラーが最適よとアドバイスしてあげた。まつもっちはたろ姫の悪気のなさすぎる言葉に何度となく涙してきたが、かつて私は髪の毛が少し乱れているたろに「もののけ姫」みたいやなと言ってしばかれたことがある。
そして数日後以下のメールが届いた。
↓↓↓↓
<表題
いじめられたこと、おかしかったこと>
節度ある生活を心がけたおかげでしょうか?くまもしばらくは影を潜めているようです。(もちろん天然アイシャドウのままではありますが)給料が出たらコンシーラを買いに行こうと思っています。
さて、昨日のことありがたくも姫が車で送って下さることになりました。そこでくまが出来るのを覚悟で姫の話を聞くと「まっちゃん(ダウンタウン。嘘。たろちゃんの友達。美人、既婚、妊娠中)がなぁ、今日戌の日やけん病院に行くっていよったんや〜。けっこうまっちゃんって昔がたきな人やろ?ぷぷぅ」と言いました。
昔がたきて?昔から憎かったてことか?いやまさかと思い「昔かたぎってことですか?」と聞くと「そうや。ぷぷぷぷぷぅ。私ってちょっと間違えることが多いやろ?道明寺だか、類だか花より団子(お子様が読むような漫画)に出てくる子もそうなんでぇ。ぷぷぷぷぅぅう。」と言いました。
確かに。と思って料金所のところへ行くと「今日な、お金はもっとんやけど万札なんや。だけんもっちが貸してくれるか、あそこまで走っていって両替して!どっちにしてももっちが苦労することになるんやけどな。ぷぷぷぷぷぅ」と言いました。そんな事平然と言い放つなんて・・・・。
げにおそろしやと思いました。では短いけど今日はここまで。
−−−−−−−
おもしろすぎる。さすがは姫様である。まつもっちの苦労はいかばかりであろう(泣泣)。
たろはなまけてよく車で会社に来ることがあるので私も昔は何度か送ってもらったことがあった。だがしばらくすると車で来ていることをひた隠しにするようになった。いつも通り「たろちゃん帰ろう!」と声を掛けるとなぜか「なんで私を誘うの??」と言わんばかりのキラキラウルウルお目々で見るのでピーン!ときて「今日車なんやろ?」と聞くと「そうや!もう、なんで誘うん!?」と叱られた。だって毎日一緒に帰りよるやん。。そして偶然数日前に「また車で行きよん?」と聞いたところ「ううん、特急でぇ〜!」と自慢そうに教えてくれた。特急っていうのはもちろんJRの特急である。「え!?毎日500円払いよん??」と聞くと「310円でぇーす!」とこれまた自慢そうに教えてくれた。それほど近い距離なのである。特急の直前には快速が走っており所用時間は全く同じだがそれに乗れないから仕方ないそうだ。そしてついでに「駅から会社まではタクシーでーす!」。。。。。。おい、バスでも3分なのにタクシーって、タクシーって。。
そういえば昔のこと。バスはバスでもやはり「特急バス」に乗ってしまい本来ならノンストップのはずなのに会社の前で「チン!」と鳴らしておろしてもらったこともある。タクシーの運転手さんもバスの運転手さんもまつもっちも私もそしてみんなが、たろの生まれ持ったぼけ&かわいさゆえについつい許してしまうのであった。。そして今日も殺られるのである。
(先生の解説:実はこのメールは、一行15文字くらいの縦長いメールだった。というのは、たろ姫に見せるためには、これくらいの幅でないと見ていただけないからである。なお、基本的にスクロールする画面も読んでもらえない可能性大である。どうしても、姫にメールを読んでいただきたい場合は、もっちにも同じメールを送り、もっちより解説させる必要がある。・・・ほ、ほんまの姫君やん!!)