エンジン 第2話

05/04/25

★夢見る次郎ちゃん。
本人ちと苦しい夢ですが、もうちょっと寝顔が見ていたかった・・・!でもいい!照明のあたりぐあいがいい!!そんなナイス寝顔爆弾の次郎ちゃんも、お姉ちゃんにとっては魅力ゼロ。布団引き剥がされ叩き起こされる次郎ちゃん。
姉「タダ飯なんか食わせないよーー!」
次「あー・・・・・。壊れるの解る・・・。結婚生活」
姉「首になった3流レーサーに言われたくないねーー!」
べしっと頭を殴られ、うー・・・!となってる次郎ちゃん。かわゆらし♪

★朝のお勤め次郎ちゃん
子供らをバスで駅まで送るという仕事に登場の次郎ちゃん。
小雪「ぎりぎりですよ?もう少し早く起きていただけません?」
次「すみません。時差ぼけが抜けなくて」
ミサエ「なんちゃってレーサーが・・・」
世の中のすべてを憎んでいるのが女子高生。しかしそれを聞き逃せないのが次郎ちゃん。
次「は?あいつ今なんて言いました?」
小雪「なんちゃってレーサー(にこ)」
じーーっ!と女子高生の後姿を睨む次郎ちゃんの髪はフワフワ。そして・・・。あぁ・・・!アメリカのホームドラマとかでしか見たことないわ!という技が登場!
か!階段の手すりに座って滑り降りるとわ!!!
いや、もちろん伝統的には、またがるべきですけども!!
「へい勝ーち!」
とお子さんを追い越して車に行くと、運転席には子供が満載。どかせても運転席にマヨネーズ。
次「おまえんだろ!おら!!」
子供(太)に投げつけ、女子高生たちに追いつけ!ともしもしカメよをやけに低く歌いながらバスを飛ばす次郎ちゃん。追いついたところで、窓からぎゃーー!!ってわめいて行きますねぇ。
次「俺はなんちゃってレーサーじゃありません!国際A級ライセンス所有のプロのレーサーですぅーー!」
だからなんだよ・・・、とミサエが思ってもしょうがないところでございましょう(笑)
そこで、ミサエたちには無視されましたが、牧師さんだか神父さんだかには、どっかまで乗せてってくださいとお願いされたりしました。

★保父次郎ちゃん
駅に到着。子供たちが出ていきましたが、幼稚園児が出ていきません。おしっこなんです!
幼稚園すぐそばだからそっちでいけ!!という次郎ちゃんですが、もう幼稚園児はパンツ脱ごうと!
ふざけんな!!とひょいと小脇に幼稚園児をかかえあげる次郎ちゃん。さすが小粋!
おしっこしようとするところをのぞきこむところは、さすが小3!
次「おひょひょひょ♪らっきょちゃん♪」
幼稚園児「・・・でなくなっちゃった」
次「冗談だって。いいものもってんじゃん。早くしろ。(なんてんだっけなーーー・・・)しーー、しーー」
と、このしょぼい駅の前を通っていく真っ赤な車。
次「ティスタロォッサ」
幼稚園児「じろー!でないよーー!」
次「知らねーよ!・・・何やってんだ俺は・・・」

★CM
あぁっ!ラブラドールとの共演CM・・・!
色々哀しいことを思い出すから、この人と犬との組み合わせはやめてほしいわ・・・。
でかい鳥とかどうかしら。いわしくん大喜び。でかいヨウムとか。
CMにするには色数少なすぎるけど、ヨウムは(笑)

★ぼんぼんVS次郎ちゃん
富士スピードウェイに再びやってきた次郎ちゃん。
そこでは、今のドライバーが華やかな取材を受けてました。岡本綾に見てもらうだけだからとゆったのですが。
岡本「うちには優秀なドライバーがおりますので」
次「待てよ(←木村拓哉の物まね風)ちょっと冷たすぎない?」
岡本「そっちこそすっごくなれなれしくないですか?」
次「(手を離し)すいません」
ちぇ、となり、華やかな取材風景を見つめる次郎ちゃん。
次「あいつ、そんあにんはえぇ・・・・んですか?」
3歳からカーとをやっていたぼんぼんで、医療機器メーカーの社長の息子。そのおかげでたんまりスポンサーも持ってます。1周300万かかるフォーミュラーカーなんで、その程度の財力は持ってて欲しい。
次「解ってるよ」
岡本「なら諦めた方がいいわ。次郎。早く走らせるだけじゃないのよ。プロのドライバーって」
次「はー・・・。いくら。あいつのスポンサー契約料」
岡本「そんなこと聞いてどうすんの」
次「俺もスポンサー連れてくれば同じ土俵に立てるってことでしょ」
岡本「あなたにお金を出す人いないわ」
ピットの壁には、次郎ちゃんが活躍していた当時の現地の新聞が貼ってありました。日本の早いカメって書いてもありました。
次「俺がイタリアに行く時にサポートしてくれた会社だってある訳だし」
岡本「今は?今の神埼次郎は?」
次「・・・・・・・・・・。ゆったろ。俺まだ終わってねぇって」

★帰ってきた次郎ちゃん。
んむーーーーーーと風の丘ホームに帰ってきた次郎ちゃん。すると廊下に机が。
次「何これ。机は廊下におくもんじゃなくて、ねやの中に置くんだろ?そんなことも解んねぇの!?」
ぐいぐい押していく次郎ちゃん。ミサエの部屋だったんでそこを覗くと、泣いている中学生(美少女)が。
次「花粉?」
その前にあった小雪と、女の子たちの空気など知るよしもなく、腹立つーーー!と自分の部屋に入る次郎ちゃんでした。

★営業活動次郎ちゃん。
昔の名刺をひっぱりだし、次々電話しては玉砕していく次郎ちゃん。
ちっちゃい子らは、次郎ちゃんを自分らの仲間と思ってますので、何してるのーーとどしどし入室。
幼稚園児「しっこでたよー」
次「解ったよ!」
幼稚園児「おしっこでたよ」
次「よかったな!(相手に)お話したいと思いまして」
ようやくアポがとれて、嬉しそうな次郎ちゃんは、子供を蹴って排除。
次「まだまだ行けるなー、俺〜♪」
ひょいと四つんばいになって、ちっちゃい女の子にウェイト代わりに乗るようにゆったら重い(笑)。
男のたちが乗りたいー乗りたいー!ゆーのは拒否。
男はダメ。
そんなところで、最後に登場してきたのが、子供(太)。確実に小雪より重い彼。
次「・・・おまえは来んなよ」
子供(太)「(じーーーーーっと見ている)」
次「なんだよその細目はよぉー!来んなよ!!」
多分、次郎ちゃんは潰されたと思う。

★汐留(?)の次郎ちゃん
吾郎ちゃんがつかつか歩いている街並みはなんとなく汐留っぽい。
高層ビルの高層階レストランに西村雅彦と座ってます。
ヨーロッパでの話やらなにやら楽しそうですが。車を愛している男たちの素敵なお話ではありますが。東京で一番ステーキがうまい店ですが。
西村「どうだい。ラシットでも抜くかい。引退したら思う存分酒が飲めるだろう」
次「・・・。あの、まだ自分引退してません」
ありゃーー!
西村雅彦もびっくり!さらにスポンサーを探しているって、おまえいくつ!?
これはいかんと、かかってきた電話をいいことに帰ることにしちゃいました。
西村「まだ、カメつけてんの」
次「えぇ・・・」
西村「君には、かつて夢を叶えてもらったから」
次「いや・・・」
西村「また、いつでもたずねてきてよ。個人的に応援してるから」
次「・・・・・・ありがとうございました」
最後の頼みの綱でしたが。スポンサー契約は無理。その後ステーキの焼き具合店員さんから聞かされてもねぇ。

★夕方の次郎ちゃん。
橋の上でぼーーっと煙草をくわえる次郎ちゃん。んー、好きな感じの前髪。
本人の調子が悪いと、ライターもしょっぱい。つかない、火がつかない。ふってもふらない。イラっとなる、しつこく火をつけようとした親指も痛い次郎ちゃんだけども綺麗!夕焼けの光がいいよーーー。

★帰り道の次郎ちゃん。
とぼとぼ歩いて帰る次郎ちゃん。屋台のおっちゃんから、ラーメン美味しいよ!といわれ、あ、ほんとっすか、と心奪われる。
次「あーー・・・、ステーキ食っときゃよかった。ちきしょー・・・、気持ちわりーー」
風の丘ホームに戻ってきたら、ミサエが制服姿でうろうろ。
次「なにやってんの、こんなとこで。なんちゃって優等生が」
ミサエにも色々あったんですが、ともかく一度戻ってきました。
逃げるように先に行くミサエ。次郎ちゃんが玄関に戻ってくると、小雪で大モメ中。
なんだろーと思っていたら、パパ登場。おおっと!と身を隠す次郎ちゃん。ミサエに食堂に来るようにゆってるパパ、部屋に上がるミサエ、おいかける小雪。ひたすら隠れる次郎ちゃん。
パパ「さっさと入れ、ばかもん」
次「ばかもん・・・。ただいま・・・」

★はらぺこ次郎ちゃん。
晩御飯は全員そろって。なので、降りてこないミサエをみんな待ってます。一人のためにみんな待たせるなんて、管理的ですねとシュウヘイが文句ゆーてます。
時間は8時。あぁもう無理・・・!と漬物に手を出し、恥ずかしくないの!!と叱られる次郎ちゃん。
しかし、大人でもこんなに辛いのに、お子様に食事を我慢させるとは何事かぁ!とゆってみたりしました。
でも、花粉ちゃんが、あたし待つと言い出し、お子様たちもそれぞれの席にてミサエを待ちます。
次郎ちゃんは、むすーーっとソファにいましたが、らちがあかん!!とミサエの部屋へ。

★あらくれ次郎ちゃん。
ミサエの部屋のドアを壊す勢いでノックする次郎ちゃん。
次「おまえいい加減出てこいよ!!おまえのせいでみんな飯食えねんだぞ!」
小雪「何言ってんの!?」
次「おまえ!俺昼飯抜いてんだぞ!!」
小雪「ミサエちゃんに関係ないでしょ!」
うるっさいなぁ!!と乱暴にドアをあけて出ていくミサエ。ノブで直撃されて、いってー・・・な次郎ちゃん。
あらくれなのに、痛めつけられてる(笑)

★整備士次郎ちゃん。
もうやってられねぇ!と財布をくわえて登場の、なんかくわえさせたら日本一の次郎ちゃん。
車に乗って、絶対屋台のラーメン食ってやる!!と車に乗ったはいいものの、エンジンがかからない。
外では、小雪とミサエがもめてますけど、次郎ちゃんからしてみればこの車を動かさないことにはごはんが食べられない。
次「おまえ責任取れよ!」
ミサエ「責任?」
次「俺はおまえのせいで飯が食えねんだよ!だから食いに行こうとしたら車がぶっ壊れて!背金とるの当たり前だろ!?いいから乗れ!運転席!」
次郎ちゃんに理性は通用しません。ミサエは運転席に座らされ、小雪もなんかわからないけどお手伝いすることに。
女子は基本的に車とかに弱いですからね。車が動く原理はまず知りません。そうなると、そういう車を直せる人がいきなりカッコよく見えるんですよねーーー。
解る解るーーー。すごーーーいってなりますよねーーー!
乱暴な物言い、仕草など、マッチョと言われる懐かしいタイプの男でしょうからー。
しかし、このマッチョにより、エンジンは無事にかかり、やったねーー!と浮かれて走り出す次郎ちゃん。それを窓から見ていて、呆然とする子供たち(笑)

★運転次郎ちゃん。
小雪もミサエも成し遂げた感満載で、ゆったりバスに乗ってましたが。小雪は、昭和の少女マンガの主人公並の空回りちゃんですが、一応大人なので、どこへ行ってるの?が気になり、様式美として、下ろしてください!ってゆったら。
ほんとに下ろされた(笑)
ドライブ中に彼女とケンカをしても、なかなか本当においてけぼりは食わせられんもんですが、次郎ちゃんマッチョなんでね。やれますよそれくらい(笑)
そして置いてかれてる小雪の姿をミラーで見て大うけ。このあたり、マッチョではなくて子供な感じ。
次「はははは!すげえオンリー(笑)!」
ミサエ「いいの」
次「何。心配?」
ミサエ「全然。あんな人」
次「あ、そう」
ミサエ「余計なことばっかして。綺麗ごとばっか言って」
次「(聞いてない。車に夢中)」
ミサエ「何が他の子と同じよ。結局は不公平なのに」
次「あーー、やっぱりガキはやだ俺。あんなぁ、不公平っていうけど、世の中不公平当たり前なんだよ。レースなんて不公平の縮図だよ。親がすげー金持ちで、ちっちぇーころからカートやって、何億もの金ぶらさげて。でも子供の頃に両親亡くして、金もコネもなくて、レーサーになったヤツもいる。ほんとに天は人の上に人作りまくりだ。俺なんか三周遅れの・・・」
ミサエ「亡くなったって・・・」
次「あぁ、俺子供の頃さ、みんな、父ちゃんも母ちゃんも兄ちゃんも死んじゃった。いっぺんに」
ミサエ「じゃあ、園長先生は」
次「ホントの親じゃない」
ミサエ「ちぃねえも」
次「うん。ほんとの姉ちゃんじゃない」
ミサエ「何でそんなこと、簡単に言うの」
次「別に隠すことじゃねぇし(ミラーごしにミサエ見る)なんで黙ってんの、おまえ。親こと」
ミサエ「だって。思い出したくもないし。やだもん。誰かが突然いなくなるのはいやだ」
赤信号で止まる次郎ちゃん。
次「(ははーーん)だからあれか。一人部屋イヤなのか」
ミサエ「違う」
次「寂しいのはあの花粉ちゃんじゃなくて、なんちゃって優等生なんじゃないの?」
ミサエ「違う」
次「無理すんなよ。寂しいって言えばいいじゃんかよ」
ミサエ「寂しくなんかないもん!」
次「(詰め寄ってこられ)座ってろよ!うぜぇな!」
いって・・・、と親指を見る次郎ちゃん。で、ふとその親指をじーーーっと見て、ん??とちょっと小首爆弾。そして口元ちょっとニヤ。
次「・・・でも、ゼロじゃないよな・・・」
ミサエ「は?」
次「さっき不公平は当たり前だって言っちゃったけどさ。何にも持ってねぇヤツが、何でも持ってるヤツに勝てる、可能性ってあるんだ。ゼロじゃないんだ」
ミサエ「またレースの話ぃ?」
次「当たり前じゃねぇかよ。おまえだってレースやってんだろ?おまえだけの大事なレースだよぉ(←木村拓哉の真似をしている人の真似風)」
ミサエ「・・・バッカみたい」
ぶいーん!ぶいーーん!!と言いながらご機嫌で走っていた次郎ちゃん。ラーメンの屋台も見えてきましたが。
次「俺、どこに行くんだっけ」
ミサエ「抜け駆けしてご飯食べに行くんでしょ」
次「まさか!おまえ何言ってんの!?そんなことする訳ねぇじゃん!!」
と、屋台を横目にUターンするのでした。

★ようやく晩御飯次郎ちゃん。
ようやく全員揃っての晩御飯。今晩はおでんです。子供(太)と争いながらお代わりにいく次郎ちゃん。その二人の争いの間に、とっとと実際にもらうシュウヘイ。
姉「(実際には見ずに)次郎ー!こんにゃく残すんじゃないのー!」
次「(ぎくっ)ちゃんと食ってるっての!そっから見えんのかよ・・・」
しかしこんにゃくを隣の子供に渡そうとする次郎ちゃん。
子供(小の中のどの子かなー)「(ハキハキ)ありがとう!ぼくこんにゃく大好き!」
次「・・・・・・・・・・・・・いいえ。どう板橋区・・・」
ミサエは大学のことを考えなおしてみるといい、まだまだ出番が少ない元一郎先生が綺麗にまとめてくれます。
あぁ、元一郎先生・・・!
高島礼子は、次郎ちゃんがつまみ食おうとして取り上げられたたくわんを置いてってくれます。長時間にこめた結果、今日のおでんは大変美味しく出来上がってます。
子供「あー!園長先生もこんにゃくどけてるーー!」
パパ「違う違う!これは最後にとってるの!」
姉「まったく親子で情けなーい!」
パパも、次郎ちゃんもちくわぶが大好きで、そっちに情熱傾けますね。マヨネーズまでつけて食べてますね、次郎ちゃん(笑)

★挑戦次郎ちゃん。
夜、お裁縫する次郎ちゃん。カメマークを自分でレーサースーツにとりつけ。すげーーー(←それぐらいのことで!?)
その後はトレーニング。ランニングに出た次郎ちゃんを見て、自転車で帰ろうとしていた小雪がおっかけてきましたが、さすがどんくら女王。チャリに乗っておりながら、ランニングの人においつけません(笑)
小雪「ミサエちゃんに何言ったんですか!?」
次「え?何って?」
小雪「あんなにいこじになってたのに!」
次「俺、なんか言ったかな・・・」
小雪「そんなはず・・・!ないと、思います・・・!ちょっと・・・!参考までに教えていただけませんか!?」
立ち止まって振り返る次郎ちゃん。
次「何でっけえ声出してんの?」
小雪「あたし。なんとかあの子たちの力になりたいんです。経験不足でるけど、ちょっとでも力になりたいんです」
ストレッチしつつ、教会の前だったので、マリア像など見ていた次郎ちゃん。
次「疲れない?」
小雪「疲れません」
次「あ、そう」
小「だって、うっと保育士になれたんですから!」
はーー・・・と走り出す次郎ちゃんでした。

★サーキットの次郎。
バスでサーキットにやってきた次郎ちゃん。ピットにもずかずかと入ってきて監督に俺の話見てください!と直談判。
次「お願いします!自分は金出してくれるようなスポンサー持ってません!でも走りだったらチームに貢献できます!お願いします!」
帰ってください!お願いします!というところで、今のレーサーがいいじゃないですかと。
ライバル「テスト受けたいっていうなら受けさせてあげれば。なんなら俺が相手しますよ?」
にやっとなる次郎ちゃんですが、果たして!?