エンジン 第4話
05/05/09
あぁ、次郎ちゃん。
なんて可愛い次郎ちゃん。
☆次郎ちゃんの勝負。
まったく同じように、少なくとも私には見える車でのマッチレース。
・・・どっちが勝ってるのかが解らない・・・!
けれども、最後、ヒロトと目を合わせてニっと笑って強引に抜いていき、ちょっと差で勝ったのです。
が。
下品な走りだ!と言われ、スタッフは、わーーっとヒロトについて行ってしまうし、大騒ぎ。あわわ、どうしようとおろおろする石垣くんにも行け行けってやる次郎ちゃん。
しかし、車から降りると、もんのすごいバランスの体になっておりました・・・。おぉう・・・。
静かにメットを脱いで、スーツも脱ぎかけて、帽子を被りなおす次郎ちゃん。
「つっかれたー・・・」で、静かにするのかなーと思ったら、にこっと笑ってひっそりガッツポーズ。トモミ先生がやってきてるのに気づかず、なおも喜んでいた次郎ちゃんは、あっ!見られた!と顔を整えます。
次「シャンパンくらい用意しといてよ」
トモミ先生「は?」
次「見ててくれたんでしょ」
トモミ先生「見るしかないでしょ。こんなとこ連れてこられて」
次「へへへ」
トモミ先生「勝ったんですか?」
次「見てなかったの」
トモミ先生「適当に見てただけなんで」
次「あ。クラッシュが心配で見てられなかったとか」
うひょひょと思っていたら、そこに先週何もそこまでおばかじゃなくても・・・!と思っていた女の子二人が乱入。
おめでとー!すっごいカッコよかったーー!!とやってきました。
あーー!抜けがけー!とかゆってますが、この子らのおつむには何が詰まってるんでしょう。米ぬか?本当のレースで勝った人にきゃー!っていってもええけど、この程度のチーム内レースみたいなところで買った人のところにきゃーー!ゆって行ったらあかんがな!!
でも、次郎ちゃんもうかれおぽんちちゃんなので、二人とも不二子ちゃんみたいだよ♪と大変なご満悦。
もう帰りますってトモミ先生を送っていこうとしましたが、岡本綾が登場。
岡本「神崎さん、監督からお話があるそうです」
トモミ先生「やっぱりお忙しそうなので先に失礼します」
次「いや・・・」
岡本「行きましょう。監督がおまちですよ」
おばかちゃんズ「あたしたちもいくー!」
いやいや。いけないから。あんたたちはいけないから。
☆次郎ちゃん、思った通りに就職できず。
転職サイトってのがありますね。そこで、面接シミュレーションなんかがあったりする訳です。
・・・恐ろしくて見ることができません。バブル時期に就職したものは、もうおっそろしくて、次の面接とか受けられない訳ですよ。ラクな時しかしらないから。
とか考えると、次郎ちゃんのような状態は、泣けてきます。
あーーーー、仕事辞めても次の仕事ねぇーーーー!!!同じ職種での再就職はできねぇぇーーー!!
次「え」
監督「おまえとはドライバーとしての契約はできない。話はそれだけだ」
次「いや、ちょっと待ってください、監督。どういういことですか。俺勝ったんですよ?」
監督「レースの結果は私が判断すると行ったはずだ」
次「納得できないですよ。今日の走り、完璧だったはずですけど」
監督「そんなに走りたいか」
次「だから何度も言ってるじゃないですか。俺にはレースしかないんです」
監督「チームスタッフとして働いてみるか」
次「スタッフ」
監督「メカニックなら今空きがある」
次「え・・・、ドライバーの自分が、ですか」
監督「今、レースしかないと言ったじゃないか。メカニックはチームの重要な一員として支えてるんだ」
次「俺はドライバーの契約を求めて走ったんですよ。それで勝ったのに」
監督「次郎同じ話だ」
次「同じ?」
監督「頭冷やしてよーく考えてみろ」
しゃがんでたけども、立ち上がる次郎ちゃん。しょぼーーん・・・。サーキットを見下ろした後、風の丘ホームへと帰るのでした。
☆立ち入り禁止次郎ちゃん。
ドアに『立入禁止』の紙を貼り、拳でがつんとやってから部屋に入る次郎ちゃん。頭冷やしてよーく考えてみろとかいわれたことを思い出し、はーー・・・と落ち込んでおりましたが。
煙草吸おうとしたところで、問答無用で入ってくる子供たち。
次「立入禁止って書いてあるだろー!」
しかし、その張り紙を持って入ってきたちっちゃい子チームはまったく気にせず。
子供「シュンタが誘拐されちゃうよ?」
次「俺考え事したいんだよ」
子供「でもいなくなっちゃうだよ?シュンタほんとに連れてかれちゃうよ??」
☆さといもと次郎ちゃん。
夕ご飯の時は、シュンタを引き取りにきた歯医者さんの話をあれこれ。
寂しいね、という子供たち。でもいいことなんだろという元一郎先生♪
しかし次郎ちゃんは、ひたすらサトイモと格闘(笑)
ようやくとれたか!と思ったら転がりむっちゃんに取られる羽目に・・・。話をふられても、え?俺!?状態。
思わずめんどくせぇな、とゆってしまったら、え?そうなの?寂しくないの?と突っ込まれ。
寂しいって言ったって、どうにもなるもんじゃないと答えると、冷たい!最低!信じられない!と総つっこみ!
次「それどころじゃない」
むっちゃんも、元一郎先生も次郎ちゃんを睨み。
ミサエ「それどころじゃないって、シュンタにとっては大事な問題なんだよ?」
女子「そうよ、一生の問題よ?」
次郎ちゃん、身の置き所なし。
☆お庭で、元一郎先生と次郎ちゃん。
よれよれと庭に出て煙草を吸おうとする次郎ちゃん。
元「そこは子供が遊ぶ場所なので、煙草はお控え下さい」
次「ごめんなさい」
こそこそと逃げる次郎ちゃんに元一郎先生は言うのです。
元「前々から言おうと思ってたんですが、子供たちに対する言動にもう少し配慮をしてもらえませんか」
次「配慮」
普通に育った子供とは違うので、という元一郎先生。
次「普通ね」
元「あなたはご存知ないかもしれないが、シュンタは一家心中で一人だけ生き残ったんです。あなたの心無い言動が、彼の心を傷つけてしまうかもしれません。一人が不安になれば、全員に影響するかもしれません」
次「・・・どうもすいません」
たばこが落ちちゃった次郎ちゃん・・・。
☆再び張り紙次郎ちゃん。
今度は、ちびっこにも読めるよう振り仮名つきで立入禁止の張り紙をする次郎ちゃん。
次「ガキの機嫌とってるヒマねんだよ」
部屋に入り、メットやら、スーツやらをいれたバックを見る次郎ちゃん。
その頃、元一郎先生はトモミ先生との帰り道。
色々と気にかかる元一郎先生です。
☆さらに張り紙次郎ちゃんの朝。
立入禁止に絶対!がついてます。そこまで探しにくるちぃねぇ。
布団には膨らみが・・・!
姉「ここか!シュンタ!!」
残念!そこでは次郎ちゃんが可愛く寝てるだけ(笑)!かーわいーーー!
姉「シュンタ知らない!?」
次「入るなって書いてあんだろそこに!!」
姉「知るわけないか!」
出ていくちぃねぇ。
次「うるさい家だな・・・」
起き上がり、また荷物見て、頭をくしゃくしゃっとしたところで。
次「ん?」
その荷物の後ろにある収納スペースを見る次郎ちゃん。まさかその中に?
と、ドアを開けると。
中から速攻閉じられました。手が痛い次郎ちゃん。
次「・・・何やってんだ。しょんべん小僧」
シュンタ「ぴーす」
次「ピース。っておまえ・・・」
シュンタは、引き取り先のご夫婦とのピクニックをボイコットし、次郎ちゃんの部屋に隠れていたのです。
様子を伺う次郎ちゃん。
次「まずいぞ。大事になってるぞ。早いとこ、こっから出てけよ・・・」
と、あけようとするんだけども、中から閉めちゃうシュンタ。
次「何閉めてんだよ。ここにかくまえって言うの?」
シュンタ「おねがいします」
ま、可愛い声だこと♪
次「そんなことできる訳ねぇだろ・・・」
シュンタ「おねがーい」
次「もー・・・めんどくせー・・・!」
☆次郎ちゃん、小細工する。
モメにモメている食堂に下りていき、こそっと冷蔵庫からジュースを2本持ってくる次郎ちゃん。
パパはそれをちらっと見ていたのです。
でも、ともかく、部屋に戻り、シュンタにジュース飲む?って聞きます。
次「みかんと巨峰どっちがいい?(間髪いれず)俺巨峰な!おまえみかんな!そん中入ってっから選べないもんな。飲むんだったら出てきて飲めよ」
と、そこにトモミ先生が!慌てて隠す次郎ちゃん!
トモミ先生「バスを出してもらえませんか!?シュンタくん探してもらいたんです!シュンタくんいなくなっちゃったんです、何かあったら・・・!」
次「どうもないでしょ。ないよ、絶対」
トモミ先生「どうしてそんなこと解るんですか!」
次「いや。解るから、解る」
トモミ先生「なんて人なんですか!浮かれるのもいい加減にしてください!」
次「浮かれる?」
トモミ先生「レースって初めて見ましたけど、あんなことで勝ったら怖いものなんかなくなる気持ち解ります」
でも、ケジメつけてくださいってトモミ先生の前に、尋ねる出す次郎ちゃん。
次「なんでトモミ先生なの?」
トモミ先生「え?」
次「なんで、保育士になったんですか?」
トモミ先生「こんな時に語れるほど簡単じゃありません」
次「あっそ」
トモミ先生「どうしてですか」
次「にぶいから」
ジュースを2つ出してみせる次郎ちゃん。
トモミ先生「ん?」
次「いや、人を相手に仕事する人にしては」
トモミ先生「あなたに言われたくありません」
ジュースが2本あることには気づかず出ていくトモミ先生。
次「もー・・・、怒らせちゃったじゃねぇかよ!」
ぐったりと、今度こそ煙草の火をつけようとしたら、ミサエが!
次「だから!読めねぇのかそれが!」
ミサエ「どうする気」
次「なにが?」
ミサエ「次郎のせいかもよ」
次「え?」
ミサエ「シュンタなんかどうでもいいって言うから、傷ついたのかも知れない」
次「そんなヤワじゃないかもしれないじゃない」
ミサエ「もうちょっとあたしたちのこと解ってくれる人だと思った」
次「他人の気持ちなんか、そんなに簡単に解る訳ねぇじゃん」
そこで、バスを出します!と元一郎先生登場。何をしてるのか、とミサエに聞くと。
ミサエ「文句言ってたの、この人ひどいから」
元「そんなの解ってたことだ!」
ひ、ひどい、元一郎先生・・・(笑)
元「バスのキーを貸してください。あなたがいかないなら、僕が探しに行ってきます」
次「大丈夫だと思いますけど」
元「6歳の子がいなくなったんだ!よくそんなにノンキでいられますね!」
はやく!とキーを出すように言う元一郎先生。
次「バス、クラッチ遊びが全然ないんで、エンスト気をつけてね」
元「レーサーじゃなくても運転くらいできます!」
出ていく二人。
次「どーすんだよ!俺めちゃくちゃ悪もんじゃねぇかよ!!」
それでも出てこない頑固なシュンタ。
次「いい加減にしろよ」
と、扉をノックノック。
次「なぁ。後になればなるほど出にくくなるんだぞ?ばかじゃねぇの?」
それでも出てきません。
次郎ちゃんは、扉の前の荷物をもって、ガキの相手してる場合じゃねぇよ・・・とため息。
すると、扉があいたんです。
次「んっ?そうそうそう!そうそうそうそうそう!そう!!早く出て来いおら!!」
バシン!!
次「おめ、卑怯だぞ!俺いっとくけど、ガキが相手だからって容赦しねぇからな!当然だろ!?こんだけ人のこと引っ掻き回しといて!一人前だよな!!ピ・ピ・ピ!ぽーん!行くぞ!」
ノックの音。
次「いねぇよ!!」
パパ「いるじゃねぇか」
おおっと!とまたシュンタを隠す次郎ちゃん。
パパ「おまえには関係ないけど。シュンタに会いに来た二人には帰ってもらった」
次「あ、そう」
パパ「そう。おまえには関係ないけど。どっこいきやがったかな、シュンタのヤツめー」
へって笑った次郎ちゃんは、こっちこっちとパパには合図をするのです。
次「一人でかくれんぼでもやってんじゃないの?」
パパ「鬼がいなきゃしょうがないもんな。鬼なんかやってやるのにー」
と出ていくパパ。
ふぅ、と思ったらまたドアがあいて、立入禁止びらを持ってパパ登場。
パパ「落っこちてたぞ。そんなもん書いて、何閉じこもってんだよ」
次「いや、俺は。ちょと考えたいことがあって」
パパ「やめとけやめとけ」
次「あ?」
パパ「おまえの頭でいくら考えたって答えなんか出てきやしねぇよ。頭こねくりまわすより腹くくれ」
次「どうやってくくんだよ」
パパ「言わねぇよそんなこと」
次「だったら最初っから言うなよ!こっちだって色々あんだよ。スパッと決められねぇから苦労してんだろ!」
パパ「何が苦労だ。バカじゃねぇの!」
出ていくパパ。
次「うっせー・・・。そんな簡単に腹くくってたまるかってんだ!なぁ!?」
シュンタに言うと、扉があいて、ようやくシュンタが出てきました。しゃがんでる次郎ちゃんと同じポーズのシュンタ。
シュンタ「ぼく」
次「ん?」
シュンタ「ぼくは」
次「なんだよ」
シュンタ「ぼくは・・・」
次「なんだよ。はやく言えよ」
シュンタ「ぼくは、かわいそうじゃない」
見詰め合う二人。
次「そっか。よし」
みかんジュースをあけて、ちょっと指についたので舐めてからシュンタに渡す次郎ちゃん。
次「だったら、ここから出てって、一発決めようぜ。な」
巨峰とみかんで乾杯。
☆シュンタ連れて登場の次郎ちゃん。
次郎ちゃんがドアを開けて、シュンタが部屋からでます。そのシュンタを抱き上げる次郎ちゃん。
食堂に入ると、パパや、大人たちがいました。
元「またあなたですか」
いらっとされながら、シュンタを下ろします。ほら、行けって感じ。
シュンタ「ごめんなさい」
パパ「よし」
無事でよかった、でも、どうしていなくなったの?なんて聞かれるシュンタですが、次郎ちゃんは、早く自分で言えと無言で応援。
トモミ先生「シュンタくん」
シュンタ「ぼく、かわいそうじゃない!」
元「え?可哀想じゃないって。いや、でもあれはシュンタのことを」
シュンタ「ぼく、かわいそうじゃない!」
トモミ先生「シュンタくん・・・」
シュンタ「ぼくかわいそうじゃない!ぼくかわいそうじゃない!!」
パパ「解った。解った、解った。もう、いい」
次郎ちゃん、にや。木村拓哉は泣きそうだったシーン(笑)
パパ「新しいお父さん、お母さん、考えなおそう」
元「でも園長!」
パパ「いいんだ、本人が言ってんだから」
こうして、シュンタの引き取りは白紙になり、とことこと次郎のとこに戻ったシュンタは次郎ちゃんと、パンと手を合わせるのです。
あっち行けって次郎ちゃんがやると、そこには子供たちが。お姉ちゃんたちと手をつないで2階に上がるシュンタ。見送る次郎ちゃん。顔出すちぃねえ。
次「あいつ、頑張ったよな・・・」
姉「あんたねぇ」
次「頑張ったよあいつ。チビのくせに」
立入禁止の紙をポッケから出して、破る次郎ちゃん。
次「これ捨てといて」
姉「ん?」
☆バス掃除する次郎ちゃん。
ぽけーっとた感じで、バスを掃除している次郎ちゃん。ぽけーっと座って、同じホースで水も飲む。と、やってくるシュンタ。
シュンタ「なにしてるのー?」
次「見りゃ解るだろ。たまには洗車しねぇと」
シュンタ「てつだーう!」
ぞくぞくやってくる子供たち。ちびっこから4人が集合。さらに、年上女子チームも登場。
水のかけあいになり、屋根にも乗る次郎ちゃん。誰かふんでんだろ!ホース!と騒いでいると、中学生男子部も眺めてます。
高校生男子も気にしてます。
次「おまえらさ、なんで車動くか知ってる?」
子供ら「しらなーい。おしえてー」
次「教えてって言われても、えっと、車っつのは、まずこうプラグってのがあって、そっから火花がばばばって出て、その火花が燃料に引火して、その爆発でピストンが動いて、初めてクランクって軸がが!って動いて、シャフトに伝えて動くの。解った?」
子供ら「わかんなーい!」
私もわかんなーい!
次「めんどくせえな。だから要するに!ピストンくんとかプラグちゃんとシャフトくんがばらばらだとちゃんと動かねぇってこと!」
子供ら「わかんなーい!!」
次「もういいもういい!自分でやれ!自分で勉強しろ!!」
最後にトモミ先生登場。
次「あ、先生もやってくれんの」
トモミ先生「え?」
まぁ・・・って先生にホースを渡し、ここ濡らしてっていうと、次郎ちゃんが濡らされました。
トモミ「すみません・・・」
次「・・・」
黙々とタイヤを磨く次郎ちゃんに、トモミ先生言います。
トモミ先生「あたし、ちょっとだけよかったと思ってます。シュンタくん、今まで思ったこといえない子でした。でも、今日は自分の気持ちはっきり言いました。嬉しかったです」
次「汚ね、ここ・・・」
トモミ先生「それに、そんな難しい理由ないです」
次「何が」
トモミ先生「さっき聞きましたよね。なんで、保育士になったかって」
次「あぁ」
トモミ先生「簡単には言えないって言ったけど、ほんとはすごく単純なんです。子供って可愛いな、元気もらえそうだなって。それでもっともっと子供のこと知りたいって思ったんです。どうでもいいでしょうけど」
次「俺もそうかもしんねぇ」
トモミ先生「え?」
次「俺も最初は、車に乗って、スピード出して、コレで飯食えたら最高だなと思って。それがすべでだったかなー・・・。なんつって」
しんみり、かと思えば、バスの反対側から水が!
次「こらー!なにやってんだこの野郎!真面目にやれっつったろ!!」
その騒ぐ姿をみている元一郎先生・・・!
★元一郎先生怒る!
いつも穏やかな元一郎先生が、エプロン投げつけるほどのお怒り!!でも、誰もいないと思っていたところにエイコさんが。
エイコ「鳥居先生も正しいと思いますよ。養子に行って、幸せになった子も一杯いるでしょうから」
元「そうなんです。もっと子供たちの将来を考えてあげるべきなんです。僕らは趣味でやってるわけじゃなく」
エイコ「ありがとうございます」
元「いや別にエイコさんが・・・」
エイコ「子供を手放した方は、ただ祈ってるしかないですから」
元「え?」
エイコ「いい新じゃが入ったんですよ。コロッケに肉じゃが。どっちがいいかしら」
元一郎先生、ぽっかーーん。
外では、まだ次郎ちゃんが騒いでいました。
☆次郎ちゃん、再就職への道。
チーム一之瀬にバスで到着の次郎ちゃん。周りの人を、なんとなくおびおびさせながら、監督質へ。
次「監督、俺やってみます」
壁には、自分が優勝した時の写真もあるけれども。
次「メカニックの一員として契約してください。ドライバーもメカニックも、エンジにアも、スタッフも、一台の車を走らせたいってことに違いはありません。ですよね」
監督「俺はそう言いたかったとでも?」
次「違うんですか?」
監督「レースはそれほど単純なものじゃないよ」
次「じゃあ」
監督「今のお前にはそれが解らない。だから、メカニックをやれと言ったんだ」
次「・・・はい。解りました。やらしてください。俺、もっともっと知りたいんです。レースを」
☆CM
今日は最後でした。ま、いっかとポラロイドで写真撮る次郎ちゃーん♪