エンジン 第5話

05/05/16

あぁ、次郎ちゃん。
なんて可愛い次郎ちゃん。

☆出勤準備の次郎ちゃん。
朝、なんだかさわやかーーーに出勤準備している次郎ちゃん。ライダースーツなどをいれた荷物を見るけども、今はメカニックなので、それようの本をバックにつめて出発!
食堂では、子供小チームの紅一点アオイが、学校いきたくなーーい!とごねておりますが、次郎ちゃんは、急いでるんで、パンをつかんで立ったまま食べてます。
姉「座って食べなさい!みんな真似するでしょ!」
次「いただきまーす!」
4口ほどで完食するのを真似する子供小男子チーム。
次「おまえら行くぞこら!」
仕事が始まったので、いつもより15分早く出る!という次郎ちゃんに、勝手に決めないでよーー!と騒ぐ子供ら。しかし気にせず食堂を出ると、そこには元一郎先生。
次「おっと」
元「よかったですね」
次「ん?」
元「仕事が決まったそうじゃないですか。それで、・・・なんの仕事に?」
次「・・・」
子供「なんおってー、次郎はレーサーだよー?」
子供「ねーーー」
次郎「ねーー」
へーー・・・と行ってしまう元一郎先生。
次郎ちゃんは、パパが赤ちゃんと遊んでるところにこそーーっとカギをとりにきて、こそーーっと出ていくのです。
レースいつするのー?つれてってー、という子供たちに、そのうちな、と答える次郎ちゃん。
シュウヘイ「期待しない方がいいですよ。大人のそのうちは実行されることないですから」
次「おまえよく解ってんじゃん」
ちょっと困った風にサングラスのつるをくわえてるのが!あーーー!!ほんまになんかくわえさせたら日本一ー!

☆職場での次郎ちゃん。
初回と同じ感じでメカニックのカッコに着替えて、鏡をバン!とやってロッカーに荷物いれる次郎ちゃん。
岡本「辞めるなら今のうちよ。ドライバーにとって一番辛い仕事だわ。マシンの側にいるのに乗れないんだから」
次「辞めらんねぇよ。まだ何にも初めてないじゃん」
ニヤっと笑う次郎ちゃん。
最初は挨拶から。監督から、メカニックは素人だから1から教えてやれといわれ、ペコ、とお辞儀。
次「と、いうことですので、よろしくお願いしまっす!」
そして、車をあれこれいじっている次郎ちゃん。石垣くんからは先輩って呼ばれ、先輩ってのやめない?ってゆってるところにヒロト登場。
どうやらリアが流れるんです。
よく聞くセリフ。『リアが流れる』(笑)
ヒロト「お疲れ様です。先・輩」
次「・・・お疲れ様でっす!」
ヒロト「光栄です。ユーロの元のドライバーにチームに加わってもらえるなんて」
握手、と手を出してくる次郎ちゃん。えっとーとなりながらも手を出す次郎ちゃん。握手握手。
ヒロト「でも焦らないで下さい。僕のマシンに触るには、メカニックとして十分に経験をつんだほうがいいんじゃないかなって。(次郎ちゃんの腕時計を見て)あー・・・、あまりいいもんだと傷つけますよ」
次「これ別に大したもんじゃ・・・」
ヒロト「時計も。マシンも」
・・・!このガキーー!!とつっかかっていこうとする次郎ちゃん。やばいーーー!!と止めにくるスタッフ一同。
次「・・・びびった?」
石垣くん「えっ?」
次「あれ?ひっかかっちゃったみんな(笑)?」
石垣くん「・・・!いい加減にしてくださいよー!」
次「ウソウソウソ!はいはいすいません!すいませんでしたっっ!!」
石垣くん「続きやってください!」
次「はい!すいません!」
時計を外してポッケにいれる次郎ちゃん。作業をつづけながらんがーー!という顔になってます。岡本綾が見てることに気づき、いやいや、仕事してますよー、ってな感じの次郎ちゃん。

☆おばちゃんVS次郎ちゃん。
風の丘ホームにまで帰ってきたら、車が停められていて、バスが入りません。
クラクションを激しく鳴らすも反応なし。
次「なんちゅー停め方すんだよ!もぉ!!」
車とバスの間は、寸止め王選手権なみの寸止め。なので、バスと車の間を飛び越えていく次郎ちゃん。
玄関に駆け上がるとおばちゃんが二人。
次「あのすみません、ごめんなさい!うわっっ!」
こ、こおすいが臭い!
次「表の白い車、おたくらのですよね。どかしてください」
それどころじゃないのよ!というおばちゃんたち。次郎ちゃんも、それどころじゃないです。
パパ「トオルの同級生の親御さんだ」
おばちゃん「いいえ。園部くんに殴られたものの保護者です」
その後ろを通っていくトオル。
次「しらねーよ!そんなの!」
おばちゃん「職員の方が知らないってどういうことですか!」
鼻血が出たんですよ!と色めき立ってるおばちゃんたち。
次「鼻血だしたら何やってもいいんですか」
おばちゃん「鼻血ですよ?」
次「関係ないでしょ!鼻血と車!早く動かしてくださいよ!すいませんけど!早く!!」
出ていくおばちゃんらに、くせーってやってる次郎ちゃんは、出ていった後ホームの中を覗こうとしているおばちゃんらを発見。
次「おい、おばさん。ここは孤児院じゃなくて、風の丘ホームです。それと、俺は職員じゃなくてレーサーです」
おばちゃん「はぁ?」
次「はい」
おばちゃん「このままではすみませんから!」
次「・・・今時孤児院っていうか。バカじゃねぇの!?」

☆晩ご飯食べてる次郎ちゃん。
次郎ちゃんはわしわしわしわし食べてますが、他の大人たちは子供らの様子を見ていて、子供らは落ち着かず。
でも、次郎ちゃんはわしわし。
パパは電話中で席を外してます。なんで、どうにかトークを盛り上げようと、今日のカレーはまたすごく美味しいという話をする大人たち。
ちょっと隠し味を♪というエイコさんの言葉に、動物チックにくんくんにおいを嗅いでみる次郎ちゃん。おばちゃんの香水にあんだけ反応しちゃう繊細な鼻ですからね。
ハチミツじゃないですか?の言葉にも、首を振るし、ヨーグルト?って言葉にも首を振ります。
オレンジの皮も違う。
ミサエ「わざとらしい」
そんで、ええ加減子供から起こられる羽目に・・・。
子供らは落ち着かずに食べるのをやめちゃいましたが、まだ次郎ちゃんはわしわし食べてます。動物・・・!
子供らは、トオルが何が原因で同級生を殴ったのかが知りたいんですが、大人は言わないし、トオルも言いません。
ミサエ「秘密なんかないと思ってた」
次「ごちそさんでした!」
さっさと片付けて台所に入る次郎ちゃん。
次「これほんと美味いっすね」
エイコ「お粗末さまでした」
次「あれ入ってますよね。(こそこそ)」
エイコ「正解!」
次「よっしゃーーー!!あーーー!!超くった!!」
幸せな気持ちで食堂を出る次郎ちゃんでした。

☆次郎ちゃん、勉強中。
部屋で一生懸命メカニックの勉強中。勉強しながらも、首は鍛えてます。いつだってレーサーにも戻れるようにしてあるぜ。決して世良さんじゃあないぜ。
が、ノックの音が。
次「もう寝てまーす」
アオイ(子供小女子)「じろーー、なにしてんのー??」
次「仕事」
アオイ「しりとりしよーー」
次「するわけねぇだろ。仕事してる言ってんじゃねぇかよ」
アオイ「カーメ」
次「迷惑です。出てってください」
アオイ「い?いんこ!」
次「そういうつもりじゃねぇよ!子供はさっさと寝やがれ!」
アオイ「れ・れ・れ・・・」
トオル「レーサー」
アオイ「レーサーぁ、アイスクリーム」
次「む・・・無理。もうできま・せ・ん。あ!おしまいだ。言っちゃったー、負けちゃったー」
と子供らを追い出す次郎ちゃん。でも、もう一度ドアあけてトオルが入ってきます。
次「なんだよ」
クールに言われ、黙ってドアをしめようとするトオルでしたが、次郎ちゃんのケダモノアイは見逃しません。そのメガネを見せんかい!!
おいおいおい!と呼びとめ、部屋の中に入ろうとするトオルには、いやいいからメガネだけ見せろ!とじーーっと歪んだメガネを見て、パソコンの画面と見比べて、
次「解ったサンキュ。サンキュー!!」
でデコピンして外に出すのです。

☆荒れる風の丘ホーム。そして駆り出される次郎ちゃん。
次「バスを出せ?」
昼間のおばちゃんらが仲間を引き連れ大挙して登場。子供らをどこかに連れ出して欲しいと頼まれる次郎ちゃん。
次「俺も出ていくとこだから」
トモミ先生「ほんとですか!だったらお願いします。これ以上子供たちを不安な思いさせたくないんです」
次「仕事なの」
トモミ先生「仕事なのに無理言ってすみません」
細かいことを気にしないのがトモミ先生だ。次郎ちゃんがサーキット行くんですってゆったら。
トモミ先生「じゃあサーキットでもいいです!」
次「『じゃあ』?」
トモミ先生「子供たちは喜ぶと思います」
細かいことをまったく気にしないのがトモミ先生だ!そして、車のキーはあらかじめ持ってきているのに、次郎ちゃんにその場所まではいかせてしまうトモミ先生なのだ!
そして玄関を出ると、元一郎先生に連れられておばちゃんらが上がってくるところ。ぶーぶー文句を言う次郎ちゃん。
次「こんなヒマなおばちゃんたちに帰ってもらえばいいじゃん!」
おばちゃん「この人ですよ!さっき失礼な!」
次「かーー!!!」
威嚇だけして階段を下りる次郎ちゃんは、戻ってこい!の声に一度戻るようにしてなお脅しをかけるのです。
思わず笑ってしまう元一郎先生。
おばちゃん「笑いましたよ!今この人!」
元「笑ってません」
そしてバスの中は不機嫌な子供で満載。
トモミ先生「みんなー!次郎おにいさんがサーキットに連れてってくれるって!」
子供(小)「やったーー!!」
しかし、トシくんとこいこうかなーって子もいるし、レースなんか興味ないっていうこもいるし、次郎ちゃんはだったら降りろっていうし、阿鼻叫喚。
トモミ先生「サーキットってね、広くて気持ちいいのよ?。こないだ次郎お兄さんにレースを見せてもらったの♪」
子供(小)「いいなー」
トモミ先生「次郎お兄さんってね、サーキットにいると意外とカッコいいのよ」
次「いや、次郎お兄さんってやめてくれないかな。意外とって何」
細かいことをまったく気にしない、それがトモミ先生だ!
んで、助手席に座ろうとしたトモミ先生は、後ろ行けよ!と追い払われるのです。
次郎ちゃんは、次郎おにいさんコールが満ち溢れた社内で、不本意なドライブをさせられるのでした。

☆CM
子供に無視される次郎ちゃん。はい無視ー、っていうのが可愛い〜。

☆サーキット到着次郎ちゃん。
そんな中真っ暗なサーキットに到着。子供ら爆睡。次郎ちゃんは電気をつけます。
それで気づいて、うわーー!と喜びサーキット駆け回る子供たち。
次「おい!こら!ここ遊園地じゃないからな!!」
遊ぶな!って一応釘は刺しておいて、ピットに入る次郎ちゃん。時計を外してポッケにいれて、マシンの外壁を外します。
次「よっしゃ。今直してやるからな」
そんで、直ったんですよ。どうやら。やれやれと思ったら、外では子供らが大騒ぎ。
次「大人しくしろっつったろ。人に見つかったらどうする・・・!こら!!」
コースの中を走ろうとしていた子供らを捕まえるためにダッシュ!
次「なに勝手にやってんだ!土足じゃねぇかよ!ここマシンは知るとこなんだよ!!おまえちょっと待て!」
どすどすは知るむっちゃんを捕まえる次郎ちゃん。
次「時速何キロだ・・・」
こうしてつかまった子供らは、今度はピットの中にきゃーーー!!と入っていくのです。カッコいいー!と大騒ぎ。
次「何勝手に入ってんだよ!触んな!触るなっつってんだろ!触るなよ!!」
興味がないとゆっていた大人チームもマシンを見ちゃうと、すごーーい、って感じ。尊敬ーーなまなざしが集まって、えへ?な次郎ちゃん。
次「あのな、おまえら言っとくけどさ。あれだぞ。音聞いたらもっとシビれんぞ」
最初はうるさいって感じの音だけども、これがまたかっちょいいらしく、ますます子供ら尊敬〜〜。
しかし・・・!
背後からは、石垣くんたちが近寄っていたのです・・・!

☆叱られる次郎ちゃん。しょぼん。
乗せて乗せて!と騒ぐ子供らに、だーめー。
子供「じゃ、走ってみせてよ」
次「やだ」
子供「なんで?いいじゃん」
次「プロは遊びじゃ走んねぇの」
子供「誰も見てないよ?」
次「そういう問題じゃなくて。あのなぁ、レースってのは自分との戦いなんだよ。大げさに聞こえるかもしれなけど、これに乗って走ってくる時ってのは、一人っきりなんだ。誰も助けてくれねぇ。だから、どこまでアクセルを踏み込むか、どこでブレーキを踏むか、それによって勝ち負けが決まる。ひょっとしたら失敗して、事故って死ぬかもしんない。全部自分次第。こんなドキドキすることなんかねぇだろ」
と、相当気持ちよく語っていた次郎ちゃん。
背後から襲い来る脅威のことなど知る由もなかったのですが!
ヒロト「おい!何やってんだ!」
きゃーーー!!
ヒロト「あんたは俺のマシン触るなって言ったろ!」
次「すいません」
ヒロト「信じられないな。ドライバーでもないのに、女と子供つれてきて勝手に車触って。あんただってドライバーやってた時にこんなことされたら怒るだろ!」
次「はい。怒ります。すいませんでした」
そしてら、もっちゃん車に触ってて、おい触るな!と追い払われそうになり、止めに入った次郎ちゃんは、再度すいませんでした、と謝るです。
ヒロト「でてけ」
次「はい。行くぞ」
ヒロト「このことは監督に言っとく。信頼しないスタッフがセッティングしたマシンに命は預けられないから」
そして次郎ちゃんたちはピットを出ていき、マシンを直さなきゃと見てみると、直っていたりするんだなぁ〜。
それって、コースで走ったヤツじゃないと解らないってことらしいっすよ。

☆次郎ちゃんつるし上げの巻。
バスに荷物を載せて、ちょっと片付けてくるからとバスを離れようとしたんだけども、いかせない子供たち。
次「ま、色々あるよな。な。な。いや、俺もさ」
子供「うそつき」
次「ウソつきはお前だろ!」
子供「次郎だよ」
次「別についてねぇよ」
子供「レーサーだって言ったのに」
次「レーサーは休業中で、勉強してんの」
しかし納得しない子供たち。
トモミ先生「次郎お兄さんにも深い理由があって・・・!」
次「ないよ、そんなの。はい。そうです。ウソついたんです。見栄張ったんです、カッコつけたんです!・・・いいじゃねぇかよ、人間なんだから、ウソくらいついたってさ。いやあのな?大人には色々事情ってのあって、あれといっしょだよ、シチューの隠し味と一緒で、知らないほうがいいってこともあんだよ」
子供「逃げんのかよ!」
次「うるせんだよまったく!!・・・ほんとのこと言いたくても言えねぇ時ってあんだよ!家族にだって言えねぇ時ってのがあんだよ!・・・・・。ごめん。ごめんなさい」
帽子とって頭を下げる次郎ちゃん。
次「じゃ、ちょっと言ってくるから」
追いかけてくるトモミ先生。
トモミ先生「あの!あの、ちょとすいません。あたしが無理に連れてきたからこんなことになっちゃって・・・!」
次「そんなのどうでもいいから。次郎お兄さんってのだけ、やめてくれる」
そうして次郎ちゃんは行ってしまい、アオイが次郎呼んでくる!と追いかけていくのです。
お兄ちゃんのトオルは、他の仲間たちに告白しようとしますけども。
もういいよ。何も言わなくていいよと。
トオル「アオイは小さかったから、何も知らないんだ。僕はどんなに苦しくてもいいんだ。でもアオイだけは、守らなきゃいけない。どんなことをしても、守っていくんだ」
トモミ先生「トオルくん、解ってるよ。みんなも解ってる。ね?」
バスに入るみんな。むっちゃんは、そこはトオルおにいちゃんとアオイちゃんの席といって、席をあけさせたりなんかして。

☆アオイちゃんと次郎ちゃん。
次郎ちゃんはマシンの外壁を直してます。アオイちゃんやってきて。
アオイ「じろお」
次「おぉ」
アオイ「おこられたの?だいじょうぶ?」
次「おぉ」
アオイ「まぁじんせい、いろいろあるよ」
次「(へって笑う)だよなぁ」
アオイ「ね、じろお。あたしもウソついてたんだ。おしえてあげよっか。あたしね、しってるんだよ」
次「何を」
アオイ「ママがじこでしんだんじゃないこと。パパがいきてるってことも。みんな、あたしがちいさかったからかくしてたけど、テレビのニュースでもやってたし、わかっちゃった」
次「そっか」
アオイ「でもね、ずっとしらないままにするの。わたし」
次「なんで」
アオイ「だって、おにいちゃんにしんぱいかけたくないもん」
次「・・・そっか」
アオイ「おにいちゃん、かわいそうだから」
時計はめる次郎ちゃん。なにやら触ってるアオイちゃん。外で泣いてるトモミ先生。
次「なぁ」
アオイちゃんをじっと見る次郎ちゃん。
次「おまえ、いい女になるかもな」
アオイ「ほんと?」
次「どっかな」
アオイ「もぉ!」
次「はは。よし。いくぞ、おら」
腕組んでくるアオイちゃん。
次「なんだよ!」
アオイ「いい女になるって言ったじゃん!」
次「10年早いよ、バカ」
そしてラブラブと出てきた二人でしたが、外では泣いてるトモミ先生。
次「あれ?なんで泣いてるの?」
トモミ先生「いえ」
朝壊れてやなことあるってゆってたカッチンどめ。それはトモミ先生が直してくれてたんですが、アオイちゃん、それを先生にあげます。
アオイ「あげる。これつけると、こいびとできるよ?」
トモミ先生「ほんと?」
アオイ「どうかな(笑)」
あっ、さっきのセリフを使いやがってとなる次郎ちゃん。
アオイ「じろう、あとはおねがいね?」
次「は?ちょとまて!」
かかか、かっちょいい!!アオイちゃんかっちょいいよ!かっちょよすぎるよ!!惚れるーーー!!

★その頃の元一郎先生。
エイコさんのがんばりもあり、おばちゃんらも帰っていきました。あー、疲れた、の元一郎先生。
パパ「お疲れさん」
元「いえ。これですむといいんですが」
パパ「ま、終わらないだろうな。はは」
元「そうですね。お疲れ様でした」
パパ「ありがとね!」
いや、ここの元一郎先生がなんか好きだったから(笑)いいなぁ〜、元一郎先生〜♪

☆慰めるぜ、次郎ちゃん。
次「いつまで泣いてんだよ・・・」
いくぞってパスまで連れていく次郎ちゃん。きた!と嬉しそうなアオイ。そしてみんなで寝た振り。
次「・・・もう寝ちゃってるから大丈夫・・・。ほら、早く・・・!」
って、そーーっとバスに乗る次郎ちゃん。トモミ先生もそーーっと乗って後ろに座ろうとしたんだけども、トオルとアオイを見てまた涙。
次「ちょっと・・・!」
と、次郎ちゃん、荷物を動かして助手席に座るように言いました。
トモミ先生「いいんですか・・・」
ぐすぐすしてるトモミ先生を見る次郎ちゃん。
次「涙をこらえて笑ってる人は、綺麗な、ものでしょうねー♪」
トモミ先生「・・・なんですか、それ」
次「知らねぇの?解ってねぇな」
そして次郎ちゃんはスタンドを眺め、トモミ先生を見たりして、バックミラーで子供らを見るのです。
次「シュンタ、アキラ、もっちゃん、アオイ、トオル、ハルミ、ナオ、ダイスケ、シュウヘイ、ユキエ、ミサエ。約束する。俺必ずドライバーに復帰して、もっかい表彰台登ってやる」
そして、トモミ先生に向かって小指を出す次郎ちゃん。
ためいきとともに小指を出すトモミ先生。そして、指きり。ちょっと笑顔のトモミ先生でした。
と、バックミラーを見ると、子供らがにやっとしているのだ!やったねトモミ先生!となっているのだ!
おっ!美人ちゃんが、美人ね!あのー、ハルミか?
次郎ちゃんはそれに気づかないまま、帰ろうとして。
次「あ、やっべ!消し忘れちった!」
バスから降りて、スタンドの照明を落とす次郎ちゃん。そして帰っていくのでした。なんか、映画のラストっぽいね。