2010/5/24 3話

<でっかい社長、あっけらかんとしとるの!>
先週、シュウメイを撫で撫でして、しゃーーっ!!って嫌がられたでっかい社長。あっけらかんとレゴリスに来て、あっけらかんと説明を受けております。
結構、いやっ!って言われるのが好きなのかもしれません。Sなんだか、Mなんだか。奥さんも、キツそうだったし。とすると、前回の接待、何気に成功!?しゃーー!ってされて、ゾックゾクしたのやもしれませんね♪
レゴリスでは、二宮がデザインの説明中。イワタ木材の椅子にも座ってもらって。
社長「なーいす!ぐっちょいす」
好感触のまま、説明終了。
蓮「もらったな」
二宮「え?」
蓮「おまえのおかげ」
耳元でささやく蓮タン。
蓮タンは、九十九さんなみの距離感を持ってますね。
そう言われて、にこーー♪な二宮に、はい、と手を出して、ぱちーん!としようとしたらすかす。んもー、蓮ターン!
こうして、ホテルの内装はレゴリスに。ゆっちゃんパパ、失注〜。
ゆ「やられたね。私は負けないけど」

<あっ、あたし居心地悪い…?を感じる二宮>
これをもちまして、二宮は、レゴリスの専属デザイナーに。
いつもの通り、明るくご挨拶したのに、どうも空気がおかしい。
雉畑んは挨拶してくれるけども、他がしーん。
蓮「二宮さんにはシュウメイをイメージキャラクターにした新プロジェクトの責任者になってもらいます」
細眼鏡「それは私とカサハラが!」
風見「あらゆるメディアに広告をうち、東京をレゴリス一色に染めます」
蓮「以上です」
出ていく蓮タン。すいません、と、そそくさとついていく二宮。
文句は、社長室で。
二宮「そんな仕事だって聞いてない」
蓮「二宮だったらできるよ。シュウメイのこと一番解ってるの、おまえだろ?」
二宮「…」
蓮「彼女が一番綺麗で魅力的に見えるにはどうしたいいか、おまえ考えてくんねーか?彼女、今やる気になってるし。それと、食いっぱぐれてもいいの?あの短パンとショートカットの」
二宮「だから!」
蓮「(元からいるデザイナーたち)使っていいから。おつかれさま」
そして、出ていく蓮タンでした。

<撮影スタジオの人々>
二宮と、短パンと、ショートカット。スタジオ入り。
先に入ってメイクしてたシュウメイとご対面。
担当になりましたって、二宮に、真絵恵さーーん!ってぎゅーーっとするシュウメイ。
背が高くて、すらっとしているはずなのに、普段の様子は、まったくもって大型犬っぽい!サルーキーとかじゃなくて、レトリバー。もうちょっとがっしりして、バカみたいに人なつっこい元気なわんちゃん。力の加減なし!
シュウメイ「貴様らもかー!」
短パン「あー、はいー、貴様らもですー」
その隣のスタジオでは、ゆっちゃんたちもスタンバイ。
隣レゴリスだよーと教えにきた、エルカっち。
エルカ「知ってるよね、とーぜん。はい、いない」
いい。エルカいい。そして、二人の椅子にのっかってるクッションは、IKEAのクッションカバー?なんか見たことある。

<撮影中の人々>
一度休憩して、撮った写真をバイオで見ている二宮。蓮タンがmacでもどうかと思うのに!ソニーまで!テンプレートすぎるぞパソコン選択!
そこに、風見が登場。
二宮「あなたがいるってことはー?」
ショートカット「おはようございます♪」
蓮「ご苦労様でーす」
さーっとシュウメイのとこに蓮タン。国語ノートを閉じるシュウメイ。
シュウメイ「だめ。見ちゃだめ!」
蓮「何書いてるの?」
シュウメイ「ひらがなの練習。まだへただから」
何よ、何よ、見せてよとのぞきこむ蓮タン。またまたつっくん並みの距離感(笑)むいーーーてなっちゃう二宮。
その背後にはゆっちゃんが!
撮影が再開され、見ないで!ってノートを置いてシュウメイはスタンバイ。蓮タンは、二宮のよこでパソコンのぞく。
その前に立ちふさがるぜゆっちゃん!
ゆっちゃん「これに、何が入ってるおもう?」
しゃきーん!と見せるのは、女子はこの色のピンクデジカメ。
二宮「あ。上海パンダ」
シュウメイ「あなたと、あの女がキスしてる写真」
おおお!ざわめく一同。
ショートカット「キスだって!」
ゆっちゃん「どーなのよ、社長と専属モデルがキスしてるなんて。写真誌のいいネタになっちゃうと思うんだけどなー?これ、渡してほしかったら。デートして」
蓮「……」
二宮「見てくれば?パンダ」

<風見事情聴取>
風見「どうだった。蓮さんとのキス」
シュウメイ「なんで知ってるの?」
風見「ほんとなんだ」
シュウメイ「あの人私を裏切った。工場のみんな、助けてくれなかった。だから、私、あの人の心をうばって、捨ててやる」
風見「できるかな。そんなこと」
腹にためるもの一切なし!と、腹にためまくってもういっぱいいっぱいの対決。

<蓮タン、二宮と、シュウメイにあれこれされるの巻>
二宮「広告のコンセプト」
蓮「ただの新作発表じゃなくて、付加価値つけたいんだけどアイディアない?」
二宮「(にこー)」
蓮「なんだよ」
二宮「なんでもないよー(にこー)」
すごい、にこーーっとしている二宮でしたが、控室から出てきた天然大型犬シュウメイに、蓮タンをかっさらわれることに。
シュウメイは、力が強いので、がしっとつかんで蓮タンを部屋に入れ、机に座らせて上からいきますよっ。
蓮「何」
シュウメイ「葉月さん。下の名前、何?」
蓮「蓮介」
シュウメイ「蓮介ー…言いにくい。蓮でいいか?」
蓮「何でもいいよ」
シュウメイ「れん」
お鼻くりくり。いやーん!可愛いーーーっっ!
キスしようとして、逃げられる蓮タンも可愛いーーー!
シュウメイ「私と結婚するか?」
蓮「結婚?」
シュウメイ「そう。でなければ、この続き、な・し」
そんで、またお鼻をくるくるしてね!
蓮タン笑っちゃいますよ。
蓮「結婚、はは…」
シュウメイ「なにかおかしい?」
ううんって首を振る蓮タンなのでした。

<レゴリスの社員さんたちは、なんかびっくりするほど真面目>
老舗か!というほどかっちりしている社員たち。
細眼鏡も、ぽっちゃり眼鏡も、なんか色々心配でしょうがないんですよ。
雉畑ん「なので、葉月さんご自身から何も心配することはないとお言葉をかけていただけるとみな安心すると思うんですが」
蓮「解りました。安定を求めるのって弱さの表れだと思うんですよ。そういう弱い人間は、うちには必要なですから」
にやっとな♪
どっから採用してきた人たちなのか、風見とも、デザイナーたちとも、タイプが違いすぎるよ!

<シュウメイお父さん、あっさり発見>
そして、蓮タンはヘンテコTシャツでおでかけ。
風見「れんさん女は怖いですよ」
蓮「何の話?」
風見「シュウメイですよ。やる気になったみたいですよ?色んな意味で」
蓮「次のプロジェクトは彼女にかかってんだよ。やる気になってもらっていいんじゃないの」
蓮ターン!後ろ後ろー!
シュウメイ「おなかすいたよー、何か食べたい!」
後ろからやってきた、大型犬に、がしっ!と腕を掴まれたところ、エスカレーターの下でもめ事が。やってきてたのは、シュウメイのお父さん。
おとうさーん!と駆け寄るシュウメイ。警備員に、いいよ、ってやった蓮タン素敵だったわー。
蓮「父親か。ちゃんと洗っといて」

<田鶏での楽しきひと時>
シュウメイのお父さんのおでこをなでるテツさん。
今日は、ばーん!とおごってくれちゃう気だけど、そんなの大丈夫!
シュウメイ「カード持ってるよーー!このしゃっちょからもらったカードぉーー!」
テツ「社長!?社長っていったか…?」
ぬっくん「あぁ言った…」
テツ「やっぱり社長がいたか…!社長がいたかーーー!!」
社長からもらったカードであっても、多分その店では使えないよー!
あれかな。ぴって通すやつじゃなくって、カーボン入れて、がーってカードの上をなぞるやつかな(笑)

<風見と二宮のランチおさぼりデート>
ショートカット「キスだよ、キス。キスしたんだよ、葉月蓮介と!あたしもしたいし!」
いや、私の方がもっとしたいし!
そのように、ショートカットが騒いでいる中、風見は二宮をランチに誘って、おさぼり海辺デートへ。
バイクに乗って、お天気のいい日に、海辺でお弁当ですよ。よろしいなぁ!よろしいなぁ〜!日焼けるけど。
風見「蓮さんのこと好きなんですか?」
二宮「何よいきなりー」
風見「そうじゃないならいいんですけど」
二宮「好きとかそういうんじゃないんだけどね。なんか気になんだよね。大学の頃からずーーっと。なんか可哀想ぶってんのかなんかしんないけどー、時々すごく淋しそうに見えるとことか、そのくせ、感じ悪いなーってくらい人を寄せ付けないとことかさ。あいつが今まで付き合ってた女、ずーっとみてきたけど、なんか、違うんだよなーシュウメイは。私が今まで会ってきた中で一番いい子なんだけどね。だからなのかなー…」
風見「いいですねー、今日みたいに正直な真絵恵さん。好きです」
二宮「え?」
風見「え?」
二宮「今なんつった?」
風見「え?(てれ)」
二宮「やだーそういうのすっご久しぶりだから、もっかい言って」
風見「いえいえ(てれてれ)」
二宮「もっかい言ってよー」
風見「いいです」
二宮「照れてんだなー?」
風見「じゃ」
と、もっかい言おうと立ちあがる風見。しかしほんとに言われるとなったら、いやーん!んな二宮。
企画書出すの忘れた!と急ぐのでした。お弁当ひろって、あ、ペットボトル!とあたふたする風見がかわゆいkかったなーー。

<その企画書がこちら>
おまえらどこの公務員や、という生真面目さで仕事している事務所に入ってきて、アクアクララ的なもので水飲む蓮タン。
社員も、お茶入れましょか?的な感じで立ちあがってますけどね。
その静かな感じの中、はいっ!と二宮が出してきたのが、恋するレゴリス。
同棲するカップルが多いので、二人用の家具のラインナップをそろえてー。
蓮「任せる」
二宮「はい!?」
蓮「いいよこれ」
あんまり簡単に言われるので、サングラス外してやる二宮。
蓮「なんだよ」
二宮「りょーかい!」
距離感、つっくん並み。黙るしかない真面目な社員でした。

<これが、料亭…!>
料亭でも、お昼はそれなりにリーズナブルですよ。多分。
そこに、ゆっちゃんパパと蓮タン。
パパ「例の件、そろそろ本気で考えてくれてもいいんじゃないかな」
蓮「お断りします」
パパ「(ぶほっ!)随分あっさり言ってくれるじゃないか。うちと組めば東アジア一帯での流通ルートを確保できる」
蓮「人の力借りて大きくなっても、面白くないですから」
パパ「そのセリフは10年前にも聞いたよ」
蓮「政治家じゃなくても、こういうとこ使う人、いるんですね。じゃ」
とっとと帰ろうとする蓮タン。
パパ「待て。娘のことはどうする。柚月どう思ってるんだ」
蓮「お嬢さんには指一本触れてません。それにそのことと提携の話は別ですよね。違いますか?」
パパ「あくまで、ドライなんだね、君は。娘は、バカだから。多分本気で君にほれてるんだろう。血も涙もない男のどこがいいのか解らんがね」
つーん。サングラスかけて蓮タンは出て行く…。
パパ「いけすかない男だな。君のボスは」
カビラジェイ「いーんです!」
じゃなくて(笑)はい、申し訳ありませんと答えてましたわ(笑)

<残念なことに、2010年現在、関東に、パンダのいる動物園はない(王子動物園と、南紀白浜アドベンチャーワールドにいます。アドベンチャーワールドは幸せパンダ一家が!)>
そもそも、ゆっちゃんが動物園デートでよかったのかどうかは謎ですが、二人で動物園に。やたら風船を渡そうとする人から逃れるゆっちゃん。
ゆっちゃん「いらないって!しつこい。いこ!」
と、蓮タンと腕を組んで歩きだしますが、その腕を見られて、ちぇーっと外す。
ゆっちゃん「あ!オランウータンだ!」
しかし蓮タンは象に。
んもーう!
ゆっちゃん「見て見て。あんな顔のおじさんっているよね」
蓮「ゴリラじゃん」
ゆっちゃん「どうして写真だせって言わないの?」
蓮「どうせ撮ってないないんだろ、写真なんか」
ゆっちゃん「撮ってるよ。衝撃のスクープ写真。ほら
うわー!かわいーー!蓮タンの寝顔ー!かわいーーー!!
蓮「なにこれ」
ゆっちゃん「ずっと前、家までタクシーで送ってもらう時撮ったの。このあたしが隣いるのに眠るなんて最低だよ」
じーっとその寝顔をみてる蓮タン。
ゆっちゃん「消去したかったらしていいよ。それ一枚しかないから」
蓮「どうやるのこれ」
ゆっちゃん「もう。(カメラとって)はい!消去しました!終了!」
そしてすたすたと行っちゃうゆっちゃん。
ゆっちゃん「ねぇ、私と結婚するってどう?」
蓮「ん?」
ゆっちゃん「私と結婚したら、いいこといっぱいあるよ。1!業界第1位のマストポールの社長になれる。2!お父さんとあなたがケンカしても、私は絶対あなたの味方をする。3!結婚指輪はしなくていい。私はするけど。私のこと好きかどうかなんて別にいいのよ。私は、あなたに利用されたって構わない。利用したければ、好きなだけすればいいじゃない」
あぁん。ゆっちゃん可愛い…!
キャスト的に、ゆっちゃんだけはないって解っているんだけど、ゆっちゃん可愛いよ!
うちに帰ったら、パパが蓮タンの名前を口にしてて、葉月蓮介って言った?って、すたたたたって歩いてくるのもかーわーいーーー!

<レゴリス社内、色々もめております>
帰ってきて、ドアのガラスが汚れているのが気にかかる、汚いの嫌いな蓮タン。
雉畑ん「葉月さん!」
蓮「どうしました」
雉畑ん「上海に発つ前に、どうしても、もう1度だけお願いにあがりたいと思いまして」
雉畑んは、上海工場のことで色々資料を作ったりしておりました。
救済策を考えてもってきたんですが、蓮タン、びりーー。
蓮「こういものは、あなたの統制力を疑わせることになる。現場も混乱して収集がつかなくなります。この件について話すのはやめましょう。早く持ち場に戻って下さい」
雉畑ん「葉月さん!」
蓮「はい」
雉畑ん「私は、この会社の立ち上げに参加してきました。最初からこうではなかった。あなた、現場の意見を切り捨てる人じゃなかった。峰岡のことだってそうです。彼には彼の言い分あったのに、それを聞かずに見せしめとして彼を切り捨てたんだ。会社が大きくなれば、それでいいんですか」
夕焼けが蓮タンを綺麗に照らすーー!そして何も答えず社長室に入る蓮タン。
ここでも夕焼けが綺麗だすー!
コイン4つ出してきて、アメンボ型にしてみて、指4つで動かそうかなーと思ったら、電話。
風見「シュウメイの父親の件ですが。蓮さんの言ったとおりでした」
手袋が怖いよ風見!
蓮「あ、そう。解った」

<蓮タンとテツさん、初対面>
田鶏にやってきた蓮たん。今日はオープンにはしてません。
テツ「いらっしゃい!何にしましょうかー!」
蓮「シュウメイいますか」
テツ「シュウメイ?あんた誰だ。シュウちゃんに会いに来たのか」
蓮「えぇ」
テツ「あんたシュウちゃんと付き合ってんのか。それとも付き合いたいのか。どっちだ」
蓮「…え?」
テツ「はいじゃないんだよ。いい子だなシュウちゃん。でも惜しいことにな、シュウチャンには社長がついてんだって。社長だぜ、社長!どうせよ、ギトギトに脂ぎっててよ、アブラムシみたいな面した社長なんだよ!サングラスとかかけちゃってさ!無駄にでかい車乗ってよ!」
サングラスはかけている蓮タン。ぬっくんと顔合わせて上いいすか、確認して上がっていきます。
部屋には、シュウメイとお父さん。
そこに入っていって、色々様子がおかしいのを確認。
カードも散らばってるし。
でもー。
蓮「安心してください。あなたの面倒は、うちの会社でみされていただきます」
にこ、とほほ笑めば、お父さんのハートもどっきゅん♪
お茶をお出しして!とすっごいせかす。何もそこまでってほどシュウメイをせかしてる間に、蓮タンはカードを一枚ちょろまかす。

<境内デート>
動物園だの、境内だの…(笑)
幼いのか、とっしょりなのか、よく解らないデートを繰り返す蓮タンです。
シュウメイ「なんでお父さんに優しくする?日本の工場がお父さんにしたことと、上海のレゴリス工場一緒だよ?工場のみんなも助けてあげてほしい」
蓮「はー…。貧しさは世界中にころがってる。世界中を救うことはできない」
そういう時は、たとえばグラミン銀行について学んでみるとか?(←聞いたような口を叩いてみた)
蓮「お父さんに会いたくて日本語勉強したんだろ」
シュウメイ「うん。でもお母さん、日本嫌い。お父さん、恨んでる。私たち、捨てたと思ってる。でも違うよ。お父さん、私たちの写真持ってる。貧乏で呼びたくても呼べなかった」
蓮「そうみたいだね」
シュウメイ「私、上海からお母さんを呼ぶ。お父さんに会わせる。大丈夫。何年会わなくても家族は家族。絶対壊れない」
蓮「何でそんなこと言いきれるの?」
シュウメイ「当たり前だよ!」
なーにゆっちゃってるの!ってシュウメイ。綿菓子を買ってもらって、写真をおねだり。
シュウメイ「お母さん安心させる。お母さん、いつも日本が怖いと思ってる。日本、いいとこもいっぱい!」
はい!と蓮タンに綿菓子渡す。
シュウメイ「いい人もいたでしょ?」
蓮タン「そうかな」
シュウメイ「はい。スマーイル♪」
って、くりくりとあごを触ろうとするシュウメイ。無表情蓮タン。可愛いなっ、二人ともっ!
そんなのんきなデートの後、田鶏まで送ってきた蓮タン。風見から、始末はこちらでつけます、なーんてことをな。言われておりましたとさ。

<二宮、あらゆる人から話しかけられるの巻>
シュウメイのポスターはどの写真にするかの話。
短パン、ショートカットとあーだこーだ言ってると、蓮タンが入ってきて、こっちがいいと指示。
蓮「こっちがいいな」
二宮「近いってば」
ショートカット「ですよねー!私もこっちがいいかなって」
短パン「痛いって!」
二宮「うっさいな!資料持ってきてー!こっちにしよっかな」
続いて、風見登場。
風見「真絵恵さん。また行きましょう」
二宮「こないだはどーも!」
ん?って蓮タン。
蓮「何、こないだはって」
二宮「うーん、ちょっとねー」
蓮「風見と付き合ってんの?」
二宮「まーさかー!社内恋愛でいちゃいちゃするほどあたしは暇じゃないし、男にも飢えてませーん」
蓮「風見だったらいいと思うけどな」
二宮「だぁから!付き合ってないって言ってるでしょ!」
蓮「たまには風見みたいな男と、ばーっと息抜して、で、がーっと仕事して、バランスとってやってよ」
後ろからぴたってくっついてゆってるーー。やっぱり距離感おかしい蓮タン(笑)
で、なんのおもちゃをずっと持ってらしたのやら。
続きまして、今度はシュウメイから電話で呼び出し。
こちらは、シュウメイのお部屋で、中国茶をいただきながらのガールズトーク。
シュウメイ「あの人、と、私、キスした」
二宮「うっそぉ。やったじゃん!」
このあたり、二宮も大変です。二宮…!
シュウメイ「でもあの人の気持解らない」
二宮「確かに解りづらいね」
シュウメイ「蓮は、心を見せない人」
二宮「カッコつけてんだよーん」
シュウメイ「今まで、女の子いっぱい、でも、みんな、使い捨て」
二宮「あたってるかも」
シュウメイ「私、そうなりたくない。だから、蓮の心、もっと知りたい」
二宮「そう…」
シュウメイ「家族は?お母さんお父さん、」
二宮「うーん。なんつったらいいのかなー。あいつね、小さい時に、お父さんとお母さんが離婚して、それからずーっとお母さんが一人であいつのこと育ててきた」
シュウメイ「そっか」
二宮「お母さんはしっかり人だったんだけど、決して家庭的って訳じゃなくって、まぁー、男の人ともー?ほら、解るでしょ
?」
シュウメイ「うん」
二宮「色々あって。で、日本各地を転々として、蓮介も小学校の時は転校ばっかりで。1年くらい過ごした土地に戻って来たら、同級生たち、だーーれ一人、覚えてなかったんだって。あいつね、いまあんなだけど、大学の頃までほんとに、これっぽっちも、目立たないタイプだったんだよ。それが、会社起こす気持ちの原点にあるんだってこと言ってたかなー。自分の名前を一人でも多くの人に覚えてもらいたい。自分が生きてるって証をこの世界に残したい。焼きつけたい、ってことかね?」
あの顔立ちで目立たない小学生、中学生、高校生。身もだえしてた女教師はいたはず(笑)
シュウメイ「そうなんだー…」
二宮「そんで、今はもうあんな風になっちゃったーって訳」
シュウメイ「真絵恵、真絵恵は、なんのため、誰のために、仕事がんばるの?」
二宮「シュウメイは?」
シュウメイ「私は、がんばる。お父さん、お母さんのため」
二宮「そっか」
シュウメイ「モデルして、有名になる。お母さん、喜ぶ。きっと元気になる。病気も治る。お母さんとお父さん、仲直りする。それ、信じる」
二宮「そだね」
帰り道、月を見上げる二宮。
さらに、同じく夜空を見上げるのは、ゆっちゃん。
あの、お宝寝顔蓮タン画像。消してません。
ゆっちゃん「消せる訳、ないじゃん
かわゆすなーー!ゆっちゃーーーん!!
友達になろう。そしてその画像をくれ。
そんな、今最も友達になりたいモデル、ゆっちゃんが家に帰ってきたら、一足先にかびらじぇいが。なんだろ、と、見に行ったら、恋するレゴリスのシュウメイポスターが…!

<泣かせる国語ノート>
シュウメイ、社長室で正座して、国語ノートにせっせと練習。
短パン「ポスター見本…!」
ショートカット「ポスター見本できましたー!」
張られたポスターに盛り上がる一部社員。
短パンは、社長室のシュウメイを呼びに行き、シュウメイもはじけるようにやってくる。
シュウメイ「素敵ー…」
蓮タンは、雉畑んとちらっと見つめあってみたり。
蓮「後は5月31日の一斉発表まで練り上げて行くだけだな」
シュウメイ「私、お父さんに見せて来ていい?」
短パンからポスターをもらい、わーーい!と駆けていくシュウメイ。ショートカットともハイタッチ。
蓮「次はcmだな」
二宮「こんな企画なんだけど」
女性部下「葉月さん、よろしいですか?例の案件なんですが」
蓮「それ机の上置いといて」
二宮「へいへーい!」
二宮が社長室に入ると、シュウメイの国語ノートが当然あって。なつかしーなこれーな気分になるわけです。
最初は、あいうえお、かきくけこ。
二宮「やったやった。こういうの」
うわーーっと、子供な走り方してるシュウメイ。よく考えたら、この人アラフォー…!なんて無邪気な!
二宮「あめよこ、たたきうり、チョコのたたき売りだ」
蓮タンも、例によって、おかしな距離感でやってきて。
蓮「きったねー字」
二宮「そういうこと言わないの」
『かぐ。しょっきだな。ざいす。つくえ。
かめら、いとう。あしすたんと、あべ。めいく、てづか。
なまえ、はやくおぼえる。いっしょ、みんな、なかま。
おとうさん、どこかな。
おかあさん、あいたいー。
でも、でんわしない、こえをきいたら、かえりたくなる。
だから、もっと、しごとがんばる。
ゆうめいになれば、おとうさん、てれびでみる』
大急ぎで、田鶏まで帰ってきたシュウメイだけど、お父さんはいないのですよ…。
『きのう、おとうさんに、あった』
店を出ると、どーん!と風見。
風見「お父さんには金を渡して消えてもらった。今後君とは関わらないと約束させた。お父さんはクレジットカードの偽装に関わってる。レゴリスの専属モデルに犯罪歴のある父親がいるのはまずい。上海に帰ってもらった。蓮さんの判断だ」
がーーーん!
シュウメイ「わからない。そんな日本語、聞きたくない」
風見「我慢するんだ(中国語)よく聞け。今は耐えろ。君を侮辱した相手に復讐したいなら、爪は隠していろ。いつかやり返す時がくる」
二宮「『おとうさんは私がまもる』」
それを聞いてる蓮タンの横顔〜。素敵〜〜。
二宮「『にほんはいいところ。みんなやさしい』」
写真も張られてて、名前も書いてあって、田鶏もあって。
二宮「『れん。れんと』……」
ん?って蓮タン。
蓮「どした?」
二宮「後は自分で読んで!あそうだ企画書出すの忘れちゃったー!」
と、ドアを出て、はーー……。
なんぼほど企画書を出さなきゃいけないのか、二宮よ。
蓮タンは、ノートの続きを。
『にほんは、いいところ。みんな、やさしい。まえみ、みーな、つぐお、ますたー、てつさん、れん。れん、と、キスをした。まえみさんと、れんのはなしをした。
あのひとの、こころ、つめたい。
さびしいひと。
わたしが、あたためる』
ぶらんこ椅子に座った蓮タン。ちょっとウル。鼻がね、うるっときた感じなの。
それで、ジャポニカ学習帳で顔隠すなんて!!なんだおまえーーー!かわいそぶりっこ爆弾かーーー!!
えーいこっちこい!抱きしめてやるっ!ぎゅっ!(←頭おかしいぞ!)
王道です。さすがいい感じのハーレクイン。影のあるややこしい金持ち。王道…!

<さーて、来週のガツの恋人は?>
おっ!風見が、『俺じゃダメか?』を!!
素敵ーーーー!

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