2010/5/31 4話

<朝からちょいトラブルな蓮タン>
シュウメイのノートを見ている蓮タン。外はすっごくいい天気♪
朝の会議では、ブナ材の発注元を帰るなんて話をしとりました。
蓮「過去にとらわれず、新しいレゴリスを創造する。それが新プロジェクトの目的です」
雉畑ん「今あるものを急に変更するとなるとどんな反発が起こるか」
蓮「会社の成長を阻害するものは切り捨てます。情に動かされていては、経営などできません」
ぴしっ!と蓮タン。
そして、社長室に帰ってきたら、おびただしい二宮からの着信が残ってました。なんじゃ、と思ったら実際に電話も。
蓮「はい」
二宮「あーやっと出た。シュウメイが撮影に出てこないんだけど」
蓮「え?」
二宮「部屋に閉じこもっちゃって現場3時間も止まっちゃってんだけど、なんか心当たりある?」
3時間て、と時計見てたら、峰岡が入ってくる。
蓮「後で話すわ」
退職届持ってきた峰岡に、守秘義務契約書を出すんだけども、それにはサインしないで行っちゃう。
この、会話のかみ合わないことったら(笑)!
無理問答的な、表面上和やかな会話の後、きろっと横見た顔なんて、素敵ねーーー!!

<ゆっちゃんキュート地団太>
蓮タンを会社の外で待ってたゆっちゃん。色々とゆっちゃん知っちゃってるんでね。ポスターのこととかね。
出てきた蓮タンに、ゆっちゃんアタック!
ゆっちゃん「あ!ね!ちょと待って!話があるの!」
蓮「ごめん、これから取引先と打ち合わせだから」
ゆっちゃん「あなたのこと守れるの私しかいないって解ってる?」
エスカレーター降りつつ、サングラスずらしてゆっちゃん見る蓮タン。
蓮「たーのもしいねぇー」
ゆっちゃん「(んむー!)ねぇ!あのモデルと、あたし、どっちが大事っ?」
がしっ!とつかんだ手を蓮タンに外され、ぽんぽんと両腕叩かれたゆっちゃんの、んもーー!!って地団太の可愛いこと!
ゆっちゃん「もぉ!あんな女のどこがいいのよー!」
その勢いのまま、パパにマストポールのモデル志願。
ゆっちゃん「パパ。キャンペーンモデル、あたしじゃだめ?」
パパ「うちの広告には出ないって言ってたじゃないか」
ゆっちゃん「レゴリスのアイディアぱくって出すんでしょ?こういうの。あたし、あのシュウメイって女と勝負したいの。マジで」
きりっ!

<二宮、中国語を学ぶの巻>
うーむーと日本語を中国語にすべく、辞書をにらめっこしている二宮。
風見「(中国語)何してるんですか?教えますよ。日本で生まれたけど、中国人だから」
二宮「うーん、助かるー!嬉しい!」
風見「シュウメイのためですか」
二宮「うーん、まぁね」
風見「仕事がすきですからね、真絵美さん」
二宮「風見くんは好きじゃないの?」
風見「うーん。考えたことないっすね」
二宮「ふーん…」
風見「僕の父は言ってました。日本人って、キツイ仕事すぐ辞めるし、自分のためにしか働かない。そういうのって不愉快だって。日本の会社クビにになって、新聞配達なんかして僕を育ててくれたんです。だから、羨ましかったのかな。働く意味を考えられる日本人が。…で、なんでしたっけ」
二宮「うーん。あ、これ(味方)。なんて発音するのかな」
風見「おーぱ」
むちゅかしなーーー!中国語は発音が難しいイメージがあります。それは韓国語もか。
そして、こんな私を雇い続けてくれていることに感謝しております。仕事全然嫌いじゃなーーい!

<蓮タン、事情説明>
すいません、撮影が伸びちゃってと、納期までには間に合わせますからとお詫びの電話をしている二宮。
でも、どーしたってこのまま状況を放置していては間に合うはずもない。
なので、さっさと社長室に入ってって。
二宮「このままだと納期間に合わないんだけど」
蓮「だったら代役立てろ。モデルあったらいくらでもいるだろ」
二宮「あんなにシュウメイにこだわってたの誰ですか?なんかあったの?」
でていこうとする蓮タン。
二宮「なんかあったのかって聞いてんの!」
仕方ねーなーー、とドア閉めて。
蓮「シュウメイの父親だよ」
二宮「父親?」
蓮「クレジットカードの偽造に関わってた。だから、金を渡して帰ってもらった」
二宮「シュウメイに黙って?」
蓮「言う必要ないだろ」
二宮「ひど!」
蓮「会社のためなんだから仕方ないだろ!」
二宮「謝んなさいよ?」
ドア開けて出て行こうとする蓮タンに。
二宮「社長!シュウメイに謝んなさいよ!」
嫌がるセリフを投げつける二宮でした。

<その後、二宮はシュウメイに優しくしに行きましたとさ>
田鶏でおにぎりを受け取り、あめんぼ探しに池にいったシュウメイを探しに行く二宮。
池行っちゃったんだよ。あめんぼ探すとか言って
日本にもあめんぼいないよとしおしおシュウメイ。
二宮「蓮介、あいつ、心ではすまないって、思ってるよ。でもそれ口に出して言えないやつなんだよね。本当はシュウメイがいなくてすんごく困ってるのに、うまく言えないでいるの。シュウメイのこと、誰よりも一番、必要としてんのにね。だから、許してやって」
ぐすんぐすんと立ち上がるシュウメイ。
二宮「(中国語)私はシュウメイの味方だよ。あなたがどんな選択をしようと、私は、いつでも、あなたの味方だよ」
発音に合わせて、ばーんって打つ真似の後、ちゃっ!と敬礼して帰っていく。
これ、通常の状態で、彼ともめた女の子が、彼の昔なじみの女から言われたら、えっ?と大変複雑な気持ちになる。そんなセリフでございました。
シュウメイは気にしないのでOKです!

<上目遣い!>
二宮「あの子近くの池であめんぼ探してた」
社長室で報告受けつつパソコン見てる蓮タン。
蓮「明日現場に来なかったら、誰か代役立てろ」
二宮「…。ほんとにこれでいいの」
上目遣い!おお!
二宮「あの子日本に連れて来たの、あなたでしょっ」
上目遣い…!
二宮は出てい、蓮タンは置いたままの国語ノートを眺め、シュウメイとあめんぼのことを思いつつ、ガラス窓をごんごん!
そして雉畑んを呼ぶんでした。

<撮影現場の人たち>
翌日、しおしおとシュウメイは現場に登場。
二宮「はい、黙ってないで!!」
ショートカット「はいみなさん、美しいからって見とれないで!」
ショートカットは、度外れたテンションの高さを持っています。短パンといいコンビ。
午前中の撮影はさくさく終わり、午後まで休憩。
つーかーれーたーーーと帰ってきたシュウメイの楽屋には、バックと、国語ノートが置かれてて、ノート見たら。
『対不起 蓮』
こちら、中国語で(すまなかった)
うー?これは、木村さんの字かな?斜めなところが似ている気がする。
これをシュウメイの楽屋に置いた後、蓮タンはスタジオの中に。
水取って、サングラスはずしてモニター見る。蓮タン、どっか行ったら水飲んでるね。1日5リットル飲むのかな。
シュウメイは、ノートを見てから調子悪し。
二宮「シュウメイ大丈夫?」
シュウメイ「…」
二宮「これはぁ、恋するレゴリスっていうコマーシャルだから、ちょっと好きな人のこと、想像してみようか」
と、蓮タン発見。目が合う二人。
二宮「好きな人がいると思って…」
とととーーと、蓮タンのとこにいっちゃうシュウメイ。
二宮「シューメイー?」
いい加減、私もキレるよー?って見たら蓮タン。
蓮「ん?」
シュウメイ「蓮のメッセージ、読んだ。お父さん、悪いことしてた」
ぐすん、ってシュウメイを端っこにつれてく蓮タン。
蓮「ちょっとすみません」
シュウメイ「だから、会社のため、いなくなるの、仕方ない。でも、私、信じてる。いつか、また会える」
今日の5リットルのため、水飲む蓮タン。
シュウメイ「蓮のことも、信じてる。恨んでない」
蓮「解った」
はい戻ってと。その後の撮影はうまいこと行ったんでしょう。しーかーしー。

<峰岡さんもやってくれますよね>
ゆっちゃんの恋するインテリアポスターが街にどーん!新聞にもどーん!
珍しく風見も慌てた風。
蓮「風見、至急全員集めて」
どっから漏れた?とにかく調査を!と慌てる中、あいつかーー!と思い当たる蓮タン。
蓮「峰岡さんもやってくれますよね」
一同「えっ」
蓮「これから出すうちの広告です。コンセプトを変えて勝負しないと」
雉畑ん「しかし時間が!」
蓮「今日中に別案出して下さい。以上です」
会議室出て、現場の二宮にも言わないと。
二宮「冗談じゃないわ今更新しいもの作り直すなんて無理!新聞も印刷所も待ってくれないし、CMの枠だって!」
蓮「新しいの作ってくれ。そう言ってんだよ」
ええい!と出ていく蓮タン、おっかけるシュウメイ。
シュウメイ「大丈夫か」
蓮「君は何も心配しなくていい」
すちゃ、っとサングラスかけてね。

<にこー、な二人>
二宮「うわーーもう!全然思いつかない」
風見「煮詰まってますね」
二宮「あーもうほんっと腹立つ!あたしに頼めばなんとかなると思って。あたしがやらないって言ったらどーするつもりだったんだろうね」
風見「でもやるんでしょうね、真絵美さんは」
二宮「だって仕事だもーん」
にこー。にこーーー。な二人でした。

<週刊誌っぽい記事になっちゃった蓮タン>
おはようございまーすと元気にやってきた二宮。しかし、写真たちのテンションは低い。
二宮「どうされました?」
女性社員1「どうぞ」
二宮「どうも…」
でみたら、見出しが『レゴリスワンマン経営の実態』
二宮「おぉーー」
ショートカットは、破局はしたほうがいい!と騒ぎ、二宮はさすがレゴリスってものを作ればいいと言い、蓮タンは、Tシャツ姿でパソコンに向かっております。
IT社長か!

<田鶏が似合うショートカットと短パン>
週刊誌の内容をシュウメイに説明。
ショートカット「だからね、怖くて厳しくやりたい放題だから、社員がたくさん辞めちゃいましたって書いてある」
短パン「もろすぎる。もっとオブラートに包んで」
ショートカット「それじゃシュウメイ解んないじゃん!」
シュウメイ「オブラートに?何?オブラートって何?」
マスター「ちょと見せて。ええーー!レゴリス社長!この人社長だったのー!俺、全然知らないで、失礼なかったかな!」
ショートカット「ホテルで暮らしてるんだって。マスコミに追いかけられても、パッと逃げられるし、面倒がないから」
短パン「俺には安らぎ必要ないとか言ってんだよ」
ショートカット「必要ないでしょ。カッコいいじゃーん!」
シュウメイ「蓮、嫌われてるのか」
短パン「いや僕等は別に」
ショートカット「そういう人も多いけど、あたしは好きだけどね」
シュウメイ「淋しいねー…。元気出してもらいたい!どうすればいい?」

<おにぎりは明太子。え?私は梅>
社長室から出てくる蓮タン。二宮はまだまだ仕事中。
蓮「なんかいいアイディア出た」
二宮「色々考えたんだけどねー。全部イマイチ。でも現実的に考えたら、元のプランで行くしかないと思う。もちろん!新しいので行きたい気持はよーく解るんだけどさ。それだと、インパクトに欠けるっていう…」
蓮「そっか…」
二宮「何、どした…?」
黙る二人。
二宮「ちょっとさーあ?今度さぁ、こんなに頑張ってんだからおごってよねー。何しよっかなー、赤出汁のお味噌汁とかお漬物とかー。疲れた胃にきゅーと染み渡る感じ。あつあつの焼きアユに、きゅっとレモン絞って、ビール飲んでうまいっ!」
あー、アユには興味ないけど、美味しそう〜〜。
蓮「言ってること、おばちゃんだぞ」
二宮「どうせおばちゃんだよ」
コンビニおにぎりを探る蓮タン。
蓮「明太子無いの」
二宮「無いよ。好きだっけ」
蓮「おにぎりっつったら明太子だろ」
二宮「鮭だよ〜」
いや、梅だってーー!
蓮「うちのおふくろレパートリーなかったの」
二宮「お母さん!元気?」
蓮「元気なんじゃないの。あー腹減った」
だから、食べる?っておにぎりだすけども、明太子つったろと受け取らない蓮タン。
蓮「じゃあね、おばちゃん」
ばさっっ!おにぎり取り落とすのであった。同い年なのに…!
その後、蓮タンはホテルの駐車場でマスコミに取り囲まれつつ帰っていき、ゆっちゃんはその様子を見ているのでした。
可愛いな、うかがいっぷりが!

<色々なおにぎりたち>
翌朝、おにぎりやで明太子おにぎり3ケ購入の二宮。
会社入ろうとしたら、シュウメイが待ってました。
二宮「シュウメイーどしたー?」
シュウメイ「真絵美さん」
二人して屋上にいって、おにぎり話。
シュウメイ「これ、蓮に作った。おにぎり」
二宮「作ったの?自分で?」
シュウメイ「うん。梅、しゃけ、こんぶ。元気出たから」
二宮「ん?」
シュウメイ「真絵美さんの、持って来てくれたおにぎり食べて」
まさしく、二宮が『持ってきて』くれたおにぎり!作ったのはマスター(笑)
二宮「あ」
シュウメイ「蓮も、元気になってほしいから」
そそ、っと、買ってきたおにぎりを隠す。おお、権兵衛!好きですよー、ここのおにぎり。おにぎり屋さんの中で、今はなき高松のかきのたね、だったかを除けば一番好きだわ〜。
二宮「蓮介、もうすぐ来ると思うから、ちゃんと渡すんだよ」
シュウメイ「(ううん)。ごめん、恥ずかしい」
紙袋をあけると、なかなかの出来栄えのおにぎりたち。
二宮「あ、なるほど!」
シュウメイ「私からって、言わないで」
二宮「じゃあ、渡しとこっか」
シュウメイ「ほんと?」
二宮「任せなさい」
シュウメイ「ありがとう!」
よかった!やっぱり真絵美さんは私の味方!と弾む気持ちで帰るシュウメイ。
二宮「シュウメイ!」
シュウメイ「はい!」
二宮「また作るんだったら、中味、明太子にした方がいいよ」
シュウメイ「明太子ー?」
二宮「蓮介、明太子だーいすきだから」
シュウメイ「はい!解った!今度作ってくる!」
ばいばいっ手をふって帰っていく。
すぐに元気になる大型犬シュウメイでした。

<本人のいないところでかゆいことを言いがちな蓮タン>
二宮がぼけーっと待ってるところに入ってくるサングラス蓮タン。サングラス外して。
蓮「なに話って」
二宮「何で?」
蓮「ん?」
二宮「何で、そんなにこだわんの?」
蓮「勝ちたいから」
二宮「そりゃ解ってる。そうじゃなくて、なんでそんなに広告にこだわんのかってこと」
上着脱いで、コートかけにかける。
蓮「シュウメイだ。あいつは俺が出会って日本に連れてきた。あんなやつ、世界中探したってどこにもいない。それに、あいつの想いを無駄にしたくない」
二宮「答え出てんじゃん」
朝日が当たって綺麗ね〜〜♪♪
二宮「その気持ち、そのまま伝えればいいじゃん」
つんっ!と出て行く二宮。残った紙袋を見る蓮タンでした。

<新コンセプトのCM完成>
シュウメイがすべてだ!ということで、家具じゃなく、シュウメイ押しで作ったCM完成。
大型ビジョンで流されてるのを、ゆっちゃんたち見てます。
エルカ「大したことないじゃん、全然」
ゆっちゃん「ある。大したこと。ある。腹立つくらい」
ゆっちゃんパパも、あいたたーーー。
パパ「モデルの表情だけで勝負するとは面白いこと考えたもんだね」
峰岡「申し訳ありません娘さんまで巻き込んでしまって」
パパ「いや、君の責任ではない」
レゴリスにはシュウメイが可愛いという問い合わせが殺到。
ローテンションだった社員たちのテンションもだだ上がり。
デザインチームはポスターがまっすぐ貼れない問題に直面中。
風見「真絵美さんやりましたね」
二宮「え?あたしじゃないよー、シュウメイだよ」
風見「真絵美さんですよ」

<ゆっちゃんはご機嫌斜め>
オープンカフェでぷんすかしながら電話。
ゆっちゃん「いまどこ?待ってんだから来てよ!絶対来てよ!」
そのゆっちゃんの頭に手がぽん。ちょんまで的な方向で、ぽん、と置かれた手がいい!
ゆっちゃん「なんなの、あの広告」
席に座って、サングラス外す蓮タン。
ゆっちゃん「悪いことしたなって思ってたのに、あんなの出すから」
蓮「ゆづには感謝してる。ゆづの、広告のおかげ」
ゆっちゃん「言っとくけどね。あたしが本気だしたらあんなもんじゃないんだからね。あんな女に絶対負けないんだから!」
じーっと見ている顔がまーたー!
ちょっと笑ってコーヒーとるとこが、まーたーーー!

<田鶏にこんな大勢ひとがいるの初めて見た>
そのくらいの人数で、シュウメイのCM見て、シュウメイにサインもらってます。その勢いで、蓮タンが持ってきた契約書にもサインしちゃえばいい。
蓮「出られる?」
シュウメイ「うん」
マスター「あ、何も知りませんで私っ!」
慌てるマスターを置いて店を出て、封筒渡す蓮タン。
シュウメイ「何?」
蓮「契約延長することにしたから。サインしといて。もしやだったらしなくていい」
そんなことされたら困るのは困るんでしょうにね。べ、別にやだったらいいんだからねっ!とつんでれ風味で車に乗って帰っていくのでした。
その封筒の中には、契約書と、お父さんお母さんの写真。
ああっっ!シュウメイ感激!

<このてんぷらやでてんぷら21個食べました>
二宮にてんぷらおごってる蓮タン。
お店は、天帝、ってものすごい人になった!天亭です。天の帝じゃなくて、天の亭(笑)。
住所は、東京都中央区銀座8-6-3新橋会館ビルB1。
お昼でしたら4000円くらいでいただけるみたいです。
二宮「うー美味しー!やっぱり揚げものは人に揚げてもらうに限るね」
蓮「それ、たまには自分で揚げる人がいうセリフだよ」
二宮「ふーん」
蓮「こないだ揚げたのいつ」
二宮「覚えてない。5年前くらいかな。おいしー」
これまでの長い人生において、揚げ物と関わったことはほとんどないのです。油の処理のことを考えただけで、目の前が暗くなるのですもの…。ましててんぷらなど…!
二宮「…何?」
蓮「ん?さっきシュウメイに、父親の写真渡してきた」
二宮「うん」
蓮「上海に送り返した父親に、母親が入ってる介護施設の住所渡しておいた」
雉畑んが渡しに行ったんだけどね。
それで、無事に再会を果たしたんだけどね。
二宮「だったら最初から言ってあげればよかったじゃない?」
蓮「会いに行くかどうか本人次第だろ。20年ぶりの夫婦の再会が上手くいくかどうかなんて、誰にも解らないし。もし上手く行かなかったら、またあいつのこと悲しませることになる
クールに言いながら、猫舌のため、ふーふー、はふはふしているギャップが可愛すぎる!
母性本能キューン!
二宮もこれで、キューン!となるはず。
二宮「なーに、またー真面目な顔しちゃってー。またあいつを悲しませることになる、ってぇ。それってさぁ、シュウメイのことが好きってことじゃん?」
蓮「…」
揚げものの音が美味しそうだーー。七味はそんなに入れなくていいやーっていうか、塩で食べたい派。
蓮「この天ぷら美味いね」
二宮「そうだね」
蓮「おまえ料理勉強したら?」
二宮「ん?」
蓮「こないだのおにぎり、味は全然悪くなかったけど。料理って見た目大事だろ」
二宮「あれ、あたしじゃないよ」
蓮「え?」
二宮「あたしじゃないよー」
じゃあ、と考える蓮タン。
そして、必殺企画書忘れた!の技で帰っていく二宮でした。
蓮「まだ全然食べてないじゃん」
二宮「おなか一杯。おばちゃんだから。ビール貰っていこうかなあー、美味い!ごちそうさまでした」

<一生イチャイチャしてろ!を願う夜>
この日は満月。蓮タンは車で月を見上げつつ、ホテル到着。
今日は、受け付けのところに荷物が届いてました。
たった今女性がこれを、と言われて、布袋の中を見たら、おにぎりとメモ。
サングラスとアイフォーンとおにぎり入り袋を預け、メモだけ持ってシュウメイを探しに行く蓮タン。
アイフォーンがあれば、シュウメイだって探せるはずなのに。
シュウメイを探すアプリがあるはずだ。アイフォーンには。
さて、シュウメイは、ホテルの水遊び場!?におりました。
そこにいるシュウメイを見て、ひよっと笑う蓮タン!
蓮「何やってるんだシュウメイ」
シュウメイ「しぇんみん。あめんぼ、そこにいるのほら!」
靴脱いで、捕まえに行こうとするシュウメイ。
蓮「やめろよ。危ないし暗いから」
シュウメイ「やっとみつけた。あめんぼ、見ると、幸せになれる忘れた?」
蓮タンはメモをしまい、シュウメイは笑顔。
シュウメイ「私はいい。もう幸せだから。つかまえて、蓮に、幸せ、あげる」
だから入る!いや、やめなさい!ととめて、ぎゅう!って抱きしめる蓮タン。
んもうーーー!ラブい!
蓮「一つ言っていい?」
シュウメイ「うん」
目がキョロキョロ。楽しそうなシュウメイ。
上を見て、メモを出した蓮タン。
蓮「俺わんすけじゃないから」
ぎこちない字で、わんすけって書いてます。惜しい!れんすけと、わんすけ!惜しい!ドジっ子属性(笑)!
そのメモごとぺち!ってするのが可愛いじゃない!?
笑ってぎゅ!ついでにだっこして抱きあげて!可愛いじゃない!可愛いじゃなーい!きゃー!いちゃいちゃじゃなーい!
蓮「れんすけ」
シュウメイ「わんすけ♪」
蓮「違う」

きゃーー!いちゃいちゃーー!ずーっとやってろーーー

<その頃のあすなろ白書2010>
公園で二宮をみつける風見。
風見「こんなところで何してるんですか?」
二宮「おお、見て、ほら、月。今日満月なんだねー」
満月の時は、月に向かって財布を振りなさい。お金が入ってくるというから。
二宮「見ないでねー、夜だから化粧が崩れてきちゃってかなりやばいんだよねー」
風見「なんでそんなに無理するんですか」
二宮「無理してないよー」
ぎゅ。
後ろからの、『俺じゃだめか』!
風見「いつも笑ってなくたっていいじゃないですか。たまには泣いた顔も見せて下さいよ」
おぉーーー。風見ーーーー!お手本のような正しいあて馬のありよう〜〜!
蓮タンは、自分の上着をシュウメイに着させて、何やらこしょこしょ。一生いちゃいちゃしてればいい

<さーて、来週のガツの恋人は?>
ああ!あんなにいちゃいちゃしてたのに、突然もめてる!一生いちゃいちゃしてればいいのにー!
でも、ゆっちゃんが大変可愛い予感です。

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