2010/6/14 6話

<記者会見の蓮タン一同>
蓮「原因は調査中ですので今はなんとも言えませんが、判明次第ご説明させいただきたいと思っています。なお被害に合われたお子様についてはもちろん、このような問題を起こし、世間の皆様をお騒がせしてしまったことを」
目がしぱってなるの
蓮「申し訳なく思っています。この度は、本当に申し訳ございませんでした」
と、頭を下げて、また目がしぱっ

<病院にお見舞いに行く蓮タン一同>
蓮「申し訳ございませんでした。弊社として出来る限りの補償をさせていただきたいと思っています」
お子は全治二カ月。えっらい怒っている両親。
風見が果物かごを渡そうとするけども、そんなものいりません、帰って下さい!って。
そない怒らんでもええがな!回転いすみたいなバランスの悪いもんの上で飛び跳ねるような子供やで!?この椅子で怪我してなくても、他で怪我してるわ!
いや、飛び跳ねたんか、上に立ってただけかどうか知らんけど。
蓮「何としてでも、謝罪を受け入れて貰わないと…」
帰りながら、むーーーって思う蓮タン。病院外には記者がいて、また、むーーーーっ。

<会議で不機嫌な蓮タン>
なんですか、HM56のガスシリンダーに不純物がまじっていて化学反応を起こしたそうですよ。
部下からは、同型番の商品を店から撤退、売れたものに関しては自主回収をしますって報告が。
蓮「人が死んでたらどうやって責任を取るんですか。店舗の拡大、海外の新工場建設はいったんストップします。今はとにかく、このトラブルを乗り切ります」

<その頃シュウメイは>
ホテルで、記者会見の蓮タンを見てたんですが、そこに二宮が鯛焼きとともに登場。
こちらの鯛焼きは、櫻家のもの。
知ってる知ってる!買ったことある!美味しかったんじゃないかと思う!大昔に買ったからあれだけど(笑)
シュウメイ「蓮に頼まれたの?」
二宮「そうじゃなくて、CMの件で来ただけ。ほら、今あいつ忙しいでしょ?」
そんな二宮も忙しいので、何やら仕事の電話も。
シュウメイ「真絵恵さん、蓮のためがんばるんだねー」
二宮「ちっがうよー、最初からレゴリスのこと知ってるからほっとけないだけだよ」
シュウメイ「蓮をほんとに支えてあげられるのは真絵恵さん」
二宮「そゆこと言わないの。これからはシュウメイが支えてくの!」
シュウメイ「ホントにそかな」
ま、それはそれとして、ミンが気になるシュウメイでした。

<そのミンもテレビを見てました>
ホテルの部屋でテレビを見ているミン。そこにお弁当持って風見が登場。
ミン「上海工場の椅子よね」
風見「なんでそう思う?」
ミン「あんなキツイノルマで働かせれてたらミスもするわ。私の報告書は?破棄されてないよね」
風見「俺に任せておけ」
こちら二人とも中国語です。
私は見てないんですが、赤い怪獣ちゃんによると、素直になれなくてってドラマでは、韓国人兄弟が出てきたんだそうです。その二人は、二人だけの時も日本語で喋ってる。なんでやねん!ま、ともかく、脚本家が、どーーしても東方神気を出したかった、というキャスティングだそうだから、何があってもしょうがないですが。

<レゴリス社内のとっちらかりぶり>
椅子の回収で大騒ぎ。
さらに、シュウメイの仕事のキャンセルで大騒ぎ。
ショートカット「シュウメイのインタビュー断ってきました」
二宮「そうだねー」
短パン「もったいないなー」
ショートカット「私じゃだめかな」
短パン「え?」
そんなノンキなショートカットがいいと思います。
そこで、二宮には、品川駅港南口にいる蓮タンのママから電話が!
ママ「蓮介から大事な話があるってきいてでてきたんだけど、あんな事件があったから、それどころじゃないよね。電話受けてくれなくって」
二宮「大事な話、ですか…?あーーー」
と、社長室を見てみると、蓮タンは電話中。
二宮「今、どちらですか?うかがいますけど」

<めんどくせーー顔が素敵な蓮タン>
蓮「またこちらからご連絡させていただきます。はい失礼します」
お母さんからの電話を受けず、せっせとお詫び電話をしている蓮タン。
風見から、被害者の家族がうちを訴えるって言ってます。どうしますか。と言われて、うーんって顔になるのが素敵〜〜。うひー、めんどくせーーー!な顔が素敵〜〜

<家で新聞見ているゆっちゃん>
レゴリスの回収広告が載ってる新聞を眺めているゆっちゃん。
ゆっちゃんパパ「もうダメだろ」
ゆっちゃん「パパには関係ないでしょ」
ゆっちゃんパパ「なぁ」
ゆっちゃん「ん?」
ゆっちゃんパパ「風見くんってのはどうなんだ」
ゆっちゃん「なんでいきなり風見くんが出てくるの」
ゆっちゃんパパ「まぁちょっと聞いてみただけだ」
ゆっちゃん「意味解んないし…」

<それぞれ、レゴリスのために活動している方々>
雉畑んは病院にお詫びにうかがい。
蓮タンママは、お店で買い物するかね、とやってきました。
ママ「あんな事故があると売上に響くでしょ。あたしが一個や二個、家具買ったところで焼け石に水よね。でもなにもしないよりましよね」
二宮「はい」
ママ「あ、このベッドいい。買っちゃおうかな、自分に。一人じゃもったいないかな」
二宮「そんなことないですよ。こういうベッドは一人でも気持いいんですよー!」
きゃっきゃきゃっきゃ!楽しそうな二人はよく似ています。
ママ「あの子、あんな調子だからあなたにもわがまま言って迷惑かけてんでしょ。ごめんね」
二宮「あいつは、蓮介くんは、優秀な人ですから」
ママ「優秀!で、男としてどうなの?」
…………。
と、間が開いて。
ママ「はは!年とってくると、思ったことすぐ口から出ちゃうのよ!」
見た目から何からよく似てる〜。
ママ「そうかー、真絵恵ちゃんじゃなかったのかー。蓮介が大事な話があるって言うから、結婚とかそういう話かと思ったんだけどなー」
これで二宮と蓮タン結婚したら、相当なマザコンってことになりますが…!ドキドキ…!
そのレゴリス店内で、どうみても木の椅子だろうというものを持ってきて、キャンセルできますか?という若い男たちが。
破裂したら怖いからって、木、そのものが劣化してない限り、なかなか破裂できなさそうな椅子ですがねぇ。
そこに、シャキーン!と登場、私のゆっちゃん!
ゆっちゃん「これなの?破裂した椅子って」
店員「事故にあった商品はすべて回収したのでご安心下さい」
ゆっちゃん「あそっか。そうですよね。さすがレゴリスは対応が早いですよね♪」
店員「ありがとうございます」
ゆっちゃん「この椅子と、あの机とあのソファと全部下さい」
きっぱり。きりっ!
そして、椅子を持ってきた男子に。
ゆっちゃん「君さぁ。ほんっとにこの椅子、キャンセルするの?」
男「(ドキドキ)」
ゆっちゃん「残念だなぁ〜、この椅子持ってると、絶対もてるのにな」
男「あ、すいません、やっぱキャンセルやめます。やめます!」
店員「はぁ」
ゆっちゃん「さすがぁ」
男2「俺も同じの買います!」
男ってバカね(笑)
やってやったぜ、と満足げなゆっちゃん、二宮に気づきます。
二宮「何やってんの?」
ゆっちゃん「宣伝活動。自主的に来てあげてんの」
ママ「いい子ねあんた」
ゆっちゃん「はぁ。…誰このおばさん」
二宮「蓮介のお母さん」
ゆっちゃん「マジで!?」
ママ「レゴリスのためにわざわざありがとう」
ゆっちゃん「いいえ、葉月さんのお世話になってますから、これくらいのこと当然です」
舞いあがらず、丁寧に。不意打ちの彼ママチェックに対しても、ゆっちゃんは万全の備えを!死角はないのか!ゆっちゃーーん!
ママ「これからもよろしく」
ゆっちゃん「はい♪」
二宮「なかなかやるねぇ」
ゆっちゃん「まあね。自分に出来ることやるしかないからさ」
二宮「ふーん」
ゆっちゃん「何」
二宮「可愛いー♪」
と、お鼻をちょん。
いやーん!私もやりたーい!ゆっちゃんに、お鼻ちょん!
何か事が起こった時に、自分が出来ることを探してやる、というのはよいことでしょう。
よし!みんなそれぞれにがんばれ!

<会議は紛糾する>
椅子の破裂の原因が明らかに。
その椅子は、上海工場で製造されたことも判明しました。
蓮「管理体制は十分だったんでしょうか。(緊張感!)雉畑さんに聞いてるんです」
社員「葉月さん、雉畑さんは労働条件の改善してほしいって再三訴えてましたよね」
それ以外にも、行きすぎた人員削減やら、ノルマやらがよくなかったんじゃないか説。
蓮タンに責任があるんじゃないか説と続々。
蓮「僕は、雉畑さんと話をしてるんです」
きりっ!

<ゆっちゃんが可愛くて、エルカがいいやつでめまいがする>
パンダの着ぐるみを渡されるゆっちゃん。
ゆっちゃん「あのさ。ごめん。他の動物ってない?」
スタッフ「他のは全部出てて」
ゆっちゃん「そうなんだ…。これだけは絶対いやなんだけどなぁ〜」
エルカ「ぷぷぷっ!」
ゆっちゃん「エルカの分と二人分持ってきて」
エルカ「はっ!?」
そのパンダの着ぐるみを来て、怪我した少年の病室に入る二人。
ゆっちゃん「こんにちはーパンダが来たよー!痛いの飛んでけー!」
エルカ「飛んでけー!」
少年「………?」
エルカ「ダメじゃん…!」
ゆっちゃん「どーする!」
エルカ「どーすんの」
ゆっちゃん「正体明かす…?ではここで問題です。私たちは一体誰でしょーか!じゃーん!大貫柚月でーす!」
エルカ「エルカでーす!」
少年「本物!?」
ゆっちゃん「そうだよ。本物だよ」
エルカ「暑いよ〜…!」
少年「すげーほんもんだ、なんでここにいるの?」
ゆっちゃん「元気になってもらおうかなと思って。どう元気になった?」
少年「あ」
ゆっちゃん「ん?」
そこには、雉畑んが。ぺこ、って会釈するゆっちゃんでした。
可愛い可愛い…!

<社長室と夕日と蓮タン>
風見「こういう場合、工場の担当者が責任を取るのが通例ですが、雉畑さんは、レゴリスにとって必要な人間です」
蓮「解ってる。少し考えるわ。一人にしてくれないか」
風見「はい」
また夕日が似合うことったらないわねーー
こちら、照明部さんと、VE担当の方が作ってる明かりなんだそうです。素晴らしい。あなたたち素晴らしい!
蓮タンは、写真立てを出して、昔のレゴリスを眺めます。屋上で、バーベキューというか、ホットプレートで焼き肉。カジュアルなねー。
コインで、いなくなった人の顔を隠していくと、残るのは3人。
さて、雉畑んまでいなくなるのか。
あれこれ、雉畑んとのやり取りを思い出す蓮たん。えぇいっ!と、写真たてから、お金をはじきとbしちゃってね。
そして夕日の中の蓮タンが綺麗でね!綺麗でね
写真の中の、ぼっさーとした風見もよかったね!

<ゆっちゃん、風見と待ち合わせ>
ゆっちゃんは、綺麗色カクテルで、風見はラムコーク。あー、それは好きです。私。
ゆっちゃん「ね、葉月さん私のことなんか言ってなかった?」
風見「君のこと?直接蓮さんに聞けばいいじゃん」
ゆっちゃん「あんまりがつがつ行って、しつこいって思われたくないの。ねねね、私のことよくやってくれたとかって言ってなかった?」
風見「言ってたかな」
ひゃあ♪♪なゆっちゃん♪
風見「いや言ってなかったかな」
ぶーーなゆっちゃんも可愛い♪
ゆっちゃん「もう!」
風見「柚月さんってさ、けなげだよね。蓮さん、シュウメイにプロポーズしたっていうのに」
がーん!
呆然…。
ゆっちゃん「…あ、そう…へー…。まぁ、いんじゃない、ねぇ」
風見「大丈夫?」
ゆっちゃん「何言ってるの。平気よ全然…」
風見「なんでそんな連さんこと好きなの?」
両手での頬杖可愛いーー!
ゆっちゃん「うーん。膝の上に乗せてもらったの。あったかかった」
風見「どゆこと」
ゆっちゃん「内緒」
にこ。
ゆっちゃん「まぁ、初恋みたいなものよ。初めて好きになる相手にしちゃいい男過ぎたのかも」
風見「いい男か。…いつまで続くかな」
ゆっちゃん「ん?何が?」
風見「いや、別に」
ゆっちゃん「はー…」

<色々決定した会議>
あれこれ早急な対応が必要だし、各店舗の売り上げも軒並み下がってるし、該当商品以外のキャンセルもあいついでるし、どーする!?
そんなグラフを見てた蓮たんはてきぱきと指示。
蓮「問題の椅子を製造した上海工場を閉鎖するとともに、上海店を閉店します」
部下「つまり、それは」
蓮「上海から撤退します」
部下「本気ですか」
蓮「会見では、国産路線に切り替えることを宣言し、信頼回復につとめることを強調したいと思います。以上です」
蓮タンは、いつも、すかさず社長室に戻るね。

<マスター、どうやってホテルまでやってきた…!>
田鶏のマスター、シュウメイのホテルまでチャーハンの出前にやってきました。
なんか、どっから来たのか…!
ミンが気になるシュウメイだけど、田鶏には来てないしー。
社長さんは大変だしー。
マスター「こんな時は、シュウちゃんも力になってあげて」
シュウメイ「うん」
マスター「食べて食べて」
あぁ、いつ見ても美味しそうなチャーハン…。

<雉畑んが行ってしまう…!>
社長室で、うーーって目頭こしこししていたら、雉畑んが
辞表を持ってきちゃって。
雉「上海工場を切られるんであれば、私だけが残る訳にいきません」
やだやだ。受け取らないよっ、と両手をぽっけに入れたままの蓮タン。その手をぽっけから出させて、辞表を持たせる雉畑ん。
雉「長い間、ありがとうございました」
蓮「雉畑さんこれは」
封筒ぱんぱんする蓮タン。
雉「私が辞めれば帳尻が合うでしょ」
いやーん!と、お目目じゅわーんな蓮タン。
雉「それであなたの夢をもう一度取り戻して下さい。月を追うレゴリスのように、地球の上をうちの家具で一杯にするんですよね、葉月さん」
蓮「これ…」
雉「蓮介!負けるな!」
そして出ていく雉畑ん。いやんっ、かっちょいーー

<二宮のほの暗い想い…?>
二宮、今日も残業中。
風見「真絵恵さん、おなかすいてません?」
二宮「ありがっとー、しっかしシュウメイの仕事、軒並みキャンセル。この先どうなっちゃうんだろうねー」
風見「大丈夫ですよ、レゴリスは」
二宮「風見くんてクールだねぇ。何があっても落ち着いてる」
風見「そうかな」
二宮「風見くん」
風見「なんですか?」
二宮「あいつ、ほんとに大丈夫かなー。このままだとさー、ずーっと一人になっちゃうよ。風見くんは、一緒にいてあげてね」
このような状況になった時、絶対口にしちゃいけないけど、あの人が一人になって、私だけがそばにいる、という状況にうっとりしない人はいない、と思う。みんないなくなっても、私だけは蓮介のそばにいる、という想いにうっとりしないはずはない。
この人には私しかいない、という世界を待ってないとは言わせないぜ二宮!

<ガンガン行かないゆっちゃん>
蓮タンの車のところで待ってるゆっちゃん。
ゆっちゃん「久し振り」
蓮「うん」
ゆっちゃん「あのさ」
蓮「ごめん、ちと急いでるから」
と、こんなに可愛いゆっちゃん置いて、車乗っちゃう蓮タン。
蓮「あ、そうだ。病院の件、また今度お礼させて」
ふにゃ、と、微笑むゆっちゃんなのでした。

<再び記者会見。今回は蓮タン一人か?>
蓮「破裂の原因なんですが、お手元にお配りしました資料の方、ご確認いただければと思っていますのでよろしくお願いします。なお、問題の椅子を製造した上海工場に関してはただちに閉鎖し担当者は、処分いたしました」
そのテレビを見てて、なんじゃーーって!シュウメイ。
蓮「我々レゴリスは上海から完全撤退し、国産路線に切り替えたいと思います」
記者「社長ご自身は辞任されないんでしょうか」
蓮「レゴリスの代表として、誠心誠意、信頼回復に務めることが、今の自分が果たすべき責任だと思います」
記者「具体的に解決案は上がっているんですか」
蓮「再発防止策の徹底、レゴリス全社員の意識統一、被害者の方への損害賠償の支払い。その3点です」
しかし、雉畑んを辞めさせるなんて!と、公務員的部下たちは文句ぶーぶー。
風見「このままでいい訳がない」
風見も、ほの暗く呟くのであった。

<ホテルに帰ってきた蓮タン>
ホテルまで帰ってきたら知らない人から電話が。
こちら、怪我した子供のお父さんからで、謝罪を受け入れることにしたのでって連絡でした。
蓮「ほんとですか!」
たったった!と、ロビーの端っこまで走る蓮タン。
蓮「ありがとうございます!はー…」
田端「実は、雉畑さんが毎日足を運んで見まいに来てくれて、退屈してる息子の相手をしてくれて、サッカーの話で
大分盛り上がったようで息子も喜んでました」
雉「ワールドカップ応援しような!」
蓮「雉畑が」
父「あの人の姿勢には誠意を感じました。どうぞ、よろしくお伝え下さい」
蓮「はい、解りました。わざわざありがとうございます」
また照明が綺麗!照明部ー!VE〜〜!

<蓮タン、シュウメイとぼんやりタイム>
シュウメイがホテルの窓辺でぼんやりしていると、蓮タンが入ってきて。
蓮「上海のこと、何も言わないのか」
シュウメイ「いいよ。いい。蓮の苦しい気持、解るから」
その窓辺に一緒に座る蓮タン。蓮タンの腕に触れるシュウメイ。
蓮「なんで笑えるんだ。強いな、シュウメイの笑顔」
腕におかれた手を取って、ぎゅって握りしめる蓮タン。
蓮「せめて友達のことだけはなんとかしたいと思ってる」
握られた手に、さらに上から手を重ねるシュウメイ。さらに、隣にぴと。
うわーん、可愛らしいわぁ〜。ぴと、の加減が

<問題はまだまだ続くよ!>
風見「蓮さん、ちょっといいですか」
会議用のスペースから風見に呼ばれて行ったら、ミンのレポートが。
レゴリスの不当な労働環境についてっていうやつで。
風見「これが明るみに出ればわが社のイメージ回復はのぞめません。上海工場を切り捨てたことが帰ってダメージになるかもしれません。どうします」
蓮「…」
風見「雉畑さんの思いを無にしないためにも、決断してください」
そして夕方、社長室で考えている蓮タン。七曲署のボス的な感じで。
二宮「(ドアあけて)あらま!まーだいたのー?お母さん、とっくにレストラン行っちゃったって言ってよー」
蓮「そっか…」
二宮「大事な話ってさ、紹介するつもりだったんでしょ、シュウメイのこと」
うひーーー夕日ーー!綺麗ー!
二宮「シュウメイも楽しみに待ってるはずだよ。早くいってらっしゃい。」
ゆるゆるとでかける準備にかかりましょ。
二宮「しっかし、よく許してくれたよね」
蓮「なに」
二宮「シュウメイ。上海工場のこと。かなり怒ってたんじゃないの?」
うひーーー夕日ーーー!2!照明部ー!VEーーー!!
二宮「だったらなおさらさ、大事にしてかなきゃダメだよー?あんなに蓮介のこと思ってくれる子、なかなかいないよー」
蓮「何にも言わなかったよ」
二宮「え?」
蓮「(やや上目!)あいつ、何にも言わなかった。…二宮」
二宮「ん?」
蓮「おふくろの相手してくれてサンキュ」
二宮「ううん。いってらしゃい!」
はーって出ていく蓮タン。二宮は、でここりこり。絶対あるはず。ほの暗い思いが…!

<シュウメイ準備中>
ですが、トランク用意してるんで、レストランに行くつもりはないのでしょう。
そこにミンから電話。
おぉ、ミンは、不法入国で捕まってしまうのだー!それは蓮タンのせいなのだー、というか、風見のせいなのだー。
ミン「言ったでしょ、あの男信じちゃダメって。あなたもいつか裏切られるわ!」
ぶつ!
あーー!ミンーー!
ミンのフェミニンな感じ、とても好きですよ。

<レストランにきた蓮タン>
個室まみれのレストラン。ママは、ナイフで口紅直し中。
ママ「来た来た、やっときた」
蓮「まだ来ていないんだ」
ママ「一体誰に合わせるつもりなの?」
何しとんねん、と、電話をしたら、シュウメイの様子がおかしい。
個室の外で電話を受けると。
蓮「今どこいる?」
シュウメイ「私、上海に帰る。私がいると、蓮を苦しめるから。蓮、笑って。蓮の笑った顔、あんまり見たことなかったから」
蓮「(目がキラキラ)俺は、おまえみたいに笑うことはできない」
シュウメイ「笑ってなんかないよ。本当は、いつも、心の中、泣いている。でも、だから、笑う。だから、笑うの」
素敵横顔!ちょっとあひる口!別にあひる口が好きな訳じゃないの、蓮タンのあひる口は可愛いと思うだけなの!
蓮「俺は、俺はおまえのことを幸せにしたい。でも俺は。それでも今の俺は、生き方を変えることはできない」
ぷち。
そして個室に戻ってため息。
ママ「なんかあった?」
椅子の肘置きに座った蓮タンでしたが、すぐ立ち上がって。
蓮「ごめん、俺今日帰るわ」
ママ「そ」
蓮「悪い」
ママは、私何をしにきたん!ですね。どーすんの、これからご飯は!食べるのか!ここで食べるのか!3人分!?
シュウメイは羽田?みたいなところから出国へ。しかしその背後に風見が…!

<会社戻ってきた蓮タン>
二宮「お母さんから連絡あってすっごく心配してた!」
サングラス外す蓮タン。
二宮「何があったの。シュウメイにまたなんかしたの」
ドアに手をかけてる蓮タンの横顔すーてーきーー!
二宮「何かしたの?」
蓮「俺は自分のことを変えられない。あいつが望むような生き方はできない。それだけだ」
二宮「それでいいの?そんなだから何もかも失うの。シュウメイも雉畑さんも、それに会社のみんなの気持ちも」
蓮「何が解るんだよ。おまえに、俺の何がわかんだよ」
社長室に入っちゃう蓮タン。
二宮は、蓮タンのことを解っているのは私だけだと思ってますよ…。
社長室で、ネクタイ外してどーん!
あぁ、暗い部屋での顔も素敵じゃないか!

<部屋着も可愛いゆっちゃん>
蓮タンの寝顔写真見ているゆっちゃん。もー、部屋着も可愛い〜〜。
パパ「ただいま。どした。ん?」
デジカメ隠すゆっちゃん。
パパ「また葉月くのことでも考えてたか」
ゆっちゃん「別に。もう関係ないし」
パパ「あぁそうか。ならよかった。彼にはもう先がないからなー。風見くんの方が、よほど将来性がある」
ゆっちゃん「風見くん風見くんって。パパ風見くんと何かあるの?」
パパ「何かって、別に?」
ゆっちゃん「とぼけないで。私だって子供じゃないんだから」
パパ「話せる男だしね。葉月くんよりよっぽど」
お?ってゆっちゃん。
パパ「もうすぐ変わるよ。レゴリスは」
へ?なんですって?
これはいかん!と、蓮タンに電話したけど通じないので、次は二宮に電話。
二宮は、週刊誌にレゴリスの記事が載ってるのを見て、なんじゃこれ!と思っていたところ。
ゆっちゃん「葉月さんは?」
二宮「いま会社だと思うけど」
ゆっちゃん「携帯全然出ないんだけど!」
二宮「今ちょっとね」
ゆっちゃん「つながってたの」
二宮「え?」
ゆっちゃん「うちのパパと風見くん、つながってたの!もしかしたら手を組んで、葉月さんを追い出そうとしてるのかもしれない!」

<その週刊誌は、何時発売ですか?>
夜になって二宮も気づいたし、蓮タンも、夜になって見ている週刊誌。
写真立ての上で、10円玉、くるくる。
カビラジェイのとこと、雉畑んとこに10円があって、他の社員のとこにもあって、後は最後の1枚。
ふと笑って、コインを置き、タバコくわえて席を立ち、屋上に向かうであった。
そのコインは、自分の上にね!
屋上で空を見ていると、風見が会議の時間ですって呼びにきました。
暗闇の中でも素敵だわーー
蓮「風見」
風見「はい」
蓮「月が見えねーよ」
ああああ、素敵!
蓮「いつからだ。いつから考えてた」
ふふっと笑って降りていく風見っち。

<さーて、来週のガツの恋人は!?>
蓮タンが解任され、おさげゆっちゃんが倒れそうに可愛いのだった!

もどる