01/03/4

第8話「直江庸介の秘密」

☆先週のおさらい
つまり、発作がおきて、屋上で注射していたところだったんですね。注射の容器をあける手もいいし、あれやこれや、準備をしているその、仕事してる!って感じの手が素敵!まくった袖やら、たまんねーー!
そして、注射して、うわーーー!!ゆーて、はー、落ちついた・・・ってところで、うっすら目を開けると、お嬢さんが。
お嬢さん、呆然。
「・・・誰にも言うな。絶対に。・・・絶対に、言うな」
固い直江先生の声に、お嬢さんは、後ずさるばかり。そして、お嬢さんは、屋上から去っていくのです。お嬢さーーん!

☆逃げる直江先生
お嬢さんがいなくなった後、はー・・・ともう一休みの直江先生。すんばらしい映像ね!SFみたいな空(笑)!暗い空が直江先生に似合うったら似合うったら!宗教画みたいでもあるわねぇ・・・。
直江先生、片手で注射器セット一式を集めて、それをポッケにいれるんだけども、まんまと!クスリのアンプルを忘れていくのです!
大丈夫!?直江先生っ!
そして、よろよろと階段を降りる直江先生は、はっ!看護婦がくる!ととっさに隠れるのです。人間、ぼーーっとしてる時は、本心が出てしまうものなのねぇ・・・(笑)

☆逃げ帰った直江先生
あー、恐かった、と部屋に帰った直江先生。久々に窓にむかって座っていたら、ぴんぽーん。
お嬢さんかなーと思ったら看護婦。
こんばんわとズカズカ入ってくる図々しい看護婦は、直江先生があえて置いていったハーモニカを恩着せがましく持ってきている。探しちゃいましたって、誰が探せゆーたんかーー!ゆーん。
悪かったな、と微笑む直江先生。ううん、先生は悪くないわ。かけらも!
しかし、直江先生は、とても穏やかなんだけど、看護婦がきしょい!きしょいーーー!!思えず目を背けたくなるきしょさでした。あぁ、気色悪い・・・。気持ち悪いよ、この看護婦!笑顔がまた気持ち悪いよ!
直江先生の笑顔は優しくて素敵だけど、看護婦のは気持ち悪い。自分の中でだけ完結している笑顔なんだな。こういうシチュエーションが好きなだけってゆーな。
そんな気色悪い女の肩も抱けるとは、直江先生・・・。あんたの心は太平洋!?
直江先生綺麗なのになーー!どうして目をそむけさせるよ、この女ーー!

☆あ、ない。
直江先生、注射器セットを見ていて、アンプルの数がたんねってことに気づく。慌てて立ちあがっていこうとする直江先生。小橋先生と、ちょっとすれ違って、会釈を。

☆サヨコったら
サヨコったら、美貌の直江先生と、財力の院長と、どっちも食ってんのね!やるぅ!あんたのことはこれからも心配しないわ!思うがままに生きてって!
直江先生にどんなクスリを?とパパから聞かれるサヨコ。頭いいキャラらしく、今必死に巡らせてますね?コンピューター、なんて言われてましたな。

☆お嬢さん
ナースセンターで、ちゃっちゃと働く直江先生を見ているお嬢さん。看護婦たちはぎゃーぎゃー騒いでますが、お嬢さんの眉間の皺伸びず。直江先生みたいになってるよ、お嬢さん(笑)

☆さらにサヨコ
直江先生がクスリを横流ししている説が二人の間ですっかりできあがったんですね。
「自分で打つ訳はないんですから。まとにかく、ちゃんと調べてみましょう。しかし、あなた、直江庸介となにかあったんですか?」
「誤解しないでください。ただクスリを渡していただけです(にっこり)」
「彼には2度とクスリを渡さないこと。でなければ、仕事はもちろん。私まで失うことになる。サヨコは、そんなおばかさんじゃないよね?」
「はい(にーっこり)」
でこちゅーされてました。ま、ええねん、サヨコは。これからも利口に生きてって欲しい!

☆屋上の直江先生
また仰向けになってタバコすってる直江先生。そこに看護婦がやってきて、神崎先生が探していると言います。だから、呼びにきたんなら、さっさといかせなあかんのちゃうんか!ゆーのに、イチイチ呼びとめる看護婦。
はー・・・。直江先生もお疲れでしょうが、これは、言わないかんことなんやな・・・と、
「今夜、うちこないか?誕生日だろ」
「なんでっ?」
「神崎先生の声は大きい」
きぃぃぃーーーー!!わざとらしぃぃぃぃーーーー!!喋らせたんちゃうんか!!聞かせたんちゃうんか!

☆そ、そのレントゲンは!
小橋先生が見ているレントゲンを見て、ん!?となる直江先生。しかもその先生が、容態急変!慌てて出ていく小橋の後をついていく直江先生は、患者の痛みを人事ではなく感じ取るのです。
そして、小橋先生に、MMの可能性がある、と告げます。
「MM?」
「すぐに精密検査を。早急にした方がいいです」
でも、あの若さでMMは・・・って小橋ですが、若さは関係ないんです!
「とにかく、早急に検査をお願いします」
「解りました。やってみましょう」
「お願いします」
看護婦たちは、直江先生、ヤケに熱入ってません?小橋先生の患者なのに、あの仕切りはなに?ってひそひそ。
あんたたちとは気が合いそう(笑)

☆うーむやはりこのレントゲンは・・・
じぃーっとレントゲンを見ている直江先生。険しい顔です。ノックがして、また隠してますな。
そしてやってきたのは、看護婦。仕事終わったけど、成田さんのことがあるから今日は・・・って看護婦。しかし、おそらく、ここで断ったら刺す!という気迫があったんでしょう。
直江先生、表で待っててくれ、すぐ行くと言わざるをえませんでした。

☆可愛いカップル
小橋と、小西看護婦。患者さんをお見送り。そしたら、看護婦が待ってるところに、直江先生が行くのを見ました。直江先生、看護婦が医者と付き合わないように言われているのを知って、看護婦を辞めさせようとする算段でしょうか。そんなむちゃむちゃ目につくところで!
そんな二人を見て、いいなー、もう片思いじゃないんだって、可愛い小西看護婦。そうなんだぁ、へーって小橋も無邪気。小橋に次郎さえいなかったらねぇ。小西看護婦と付き合ったらいいのにねぇ。
可愛い、この二人は可愛いね!

☆でもお嬢さんはシリアス(自分で読みなおしてシマリスかと思ったよ)
屋上に立ってるお嬢さん。拾うのは、こないだのクスリのアンプル。拾っていいものか、どうか迷っているお嬢さん。また強風で、おどろおどろしいバックも素敵よ、お嬢さーーん!

☆くそ看護婦が・・・っ!
夕食の材料を買い、買えといわんばかりにアクセサリーを見ている攻撃。なんのタイミングで、そうなるんだ!スーパー出て、あ、アクセサリー売ってるぅーってぱたぱたって走ったんかーー!
直江先生、ぼんやりついてきてます。荷物を受け取って歩いていると、次はワインですね!と酒屋に入ったら、そこに待機させられていた看護婦のお母さんが。うちに遊びに来て下さいってセリフで、一気に結婚まで畳み掛けるという、憎むべき波状攻撃!
すいません、しゃべりまくりで、って看護婦に、ほんとにおまえら親子だな、とへっ、と微笑み、酒屋に入っていく直江先生。
そして、料理うまいんだな、とか言ってあげてるし。ワインついであげてるし。あー、優しい、直江先生!
ここのシーンで素敵だったのは、直江先生の誕生日が8月9日で、私と1日違いだということがわかったことでしょうか。後、ボートは9人乗ってても、エイトってゆって、9人目はコックスってゆって、直江先生は、7番で漕いでたことが解ったとか。そんなもん?
タバコを持ってて、ちょっと微笑む直江先生の頬は、皺なのかもしれないが、ちょっとえくぼみたいなのが見えてかわゆらしい!直江先生の誕生日には、私がボートに乗せてあげますって、おまえのボートか!みたいなことをゆー看護婦にも、楽しみにしてる、なんて微笑んだりして!!かわゆーーい!
そこへ助け船ポケベルがなり、直江先生は病院に戻ります。クローゼットを開け、もう1度レントゲンの上の黒布を確認し、黒いコートを羽織りながら登場の直江先生。はー!かっちょえーーー!!
待ってていいんですよね、って、おまえ帰れや!ゆー看護婦にも、うん、ってうなずいてあげる、直江先生のハートは地球サイズ。
だって、直江先生知ってます?あの看護婦、ドア閉まったら、おまえ、なんでこんな日に仕事すんねん!ってものっすご!不服げな顔したんですぜ!?

☆検査結果は
小橋はもう帰ろうとしながら、一応直江先生に報告をしてくれました。MMの可能性はないそうですが、まだ検査結果が出ていないものもあり、それを待ってからじゃないと断言はできないという直江先生。
でも、可能性は非常に低いという小橋に、低くても可能性があることには変わりないって直江先生なのです。どうしてそんなにMMにこだわるのかが小橋には解りませんが。
とにかく、早いにこしたことはないんですね。そして直江先生はそのレントゲンを借りて、自分のデスクであれこれ調べはじめました。
そしたらまた痛くなってきて!

☆お嬢さん!
お嬢さん、小橋の後ろ姿を眺めながら、勇気を持って話かけます。小橋は、こんな時間までお仕事ですか?お疲れ様です、それじゃあ。って、なんやねんそれ!という応対。
でも、お嬢さんは、直江先生のことが聞きたいんです。
「あの!直江先生なんですけど・・・」
「まだ医局にいらっしゃいましたよ。それじゃ」
だから、なんやねん!そのスピードは!ゆー、小橋なもんだから、お嬢さんも、これ以上はちょっと・・・、と、直江先生の方に行こうとします。
医局に入るお嬢さん。
「先生・・・?」
と小さく声をかけたお嬢さんの目には、直江先生が寝ているように見えます。
そっと部屋に入り、
「私、やっぱりどうしても気になって・・・」
おずおずと言い出すお嬢さんに背中を向けて、どうにか立ちあがった直江先生。けれど、そのまま倒れてしまったじゃあありませんか!!
「先生!先生!!先生っ!先生!!せんせぇー!!」
お嬢さん、必死!直江先生死にかけ!だって、石倉と同じような顔になってるもの!
「先生!!誰か呼んできます!」
行こうとしたお嬢さん、がしっ!と腕をつかまれます。
「やめろ!」
そんなっ!と思うまもなく、鍵を渡され、引出し・・・!といわれるお嬢さん。先生の手から落ちた鍵を拾い上げ、迷わず前探りにきた時の鍵のかかった引出しを開けます!あぁ、直江先生はとてつもなく苦しそうだぁ!
直江先生、どうにか注射の準備をしたものの、震えがきててとてもさせそうもありません!
「打てない・・・!打てない・・・っ!打ってくれ」
うそぉーーーーん!!!
お嬢さん、きょーーーーがく!!
こんなに苦しんでる人を見たこともないのに、注射打つんですか!?私が!え!こんな苦しんでる人に注射打つんですか!?私がですか!?まじっすか!?

注射器を渡され、ふるふると首を振るお嬢さんは、なんてけなげで愛らしいんでしょう!お嬢さん!!がんばってーー!!

(そんな最中、直江先生のうちは、悪の看護婦によって、荒らされているのであった。悪の看護婦にプライバシーの概念はない)

お嬢さんの手も大概震えていたと思うけど、ともかく、無事に注射もできて、ようやく痛みから解放されつつある直江先生。
両手でしっかり注射器を握り締めているお嬢さんが・・・!
お嬢さんがけなげで、可哀想で、ねぇさん、涙が出らぁ!
そして、ぐったりしている二人は、性急に求め合った後の二人、っぽくもあり、扇情的。
直江先生は、注射器セットを片付けはじめ、お嬢さんには、背中を向けたまま、注射器だせ、と手を出すのです。
お嬢さん、両手で握り締めていた注射器を直江先生に渡し、それでも、その手は震えてばっかり。
立ちあがる直江先生は、医局を出ていこうとします。
お嬢さんはまだ震えているのに!
お嬢さんは、とても寒いのに!
お嬢さんは、こうまで可憐だというのに!
「すまなかった・・・」
「なんなの・・・?あたし、何したの・・・っ?」
そんなお嬢さんにはそれ以上何も言えず、何もできず、ただ去っていく直江先生・・・!
あぁ、お嬢さん・・・!どうしてあなたはそんなにも可哀想でけなげなのぅーー!!

☆廊下をゆく直江先生
コートを羽織り、廊下を歩く直江先生。待合室で少し横になりました。バックの青い光がまた美しいね!!

☆まだおったんかい、悪の看護婦
お嬢さんにひどいことをさせてしまった・・・。
きっとお嬢さんは、覚せい剤の類を想像していると思うんですよね。私だったらそうだから。注射もさせちゃったし、はー、ごめんなさい、と弱気な直江先生。
なので、お嬢さんにしたくてもできなかったことを、看護婦で代用しておきましょう。
「ずっとここにいてくれ。ずっと・・・。ずっと俺の側にいてくれ」
ぎゅっとする直江先生ですが、やはり相手役の関係上、同じく東芝日曜劇場グッドニュースの可愛いぎゅ!の足元にもお呼びゃしません。
そしてぎゅっとしていても、直江先生の目は、時折とても暗くなるのです・・・。
あ!それから、直江先生は、そーいや王子様ですから、これを買え!というデモンストレーションに気づいてしまい、しぶしぶ買ってきたやっすいアクセサリーを渡してもやってましたね。つけてやったりなんかして。
直江先生のハートは、太陽系!

☆色っぽくない朝
直江先生が寝てるのはいいねー!可愛いねー!前髪降りてて、寝顔はくりゅたんと日本で同率1位だし!
しかし、全然色っぽくないペットです。それじゃあ、おやすみなさい。ぐー。って寝ただけって感じで(笑)そら、注射打たされた後のお嬢さんの方がよほど!!あそこの二人の方がよほど色っぽい!

☆お嬢さんの朝
もうぐったりながら、仕事をしていたお嬢さんですが、院長が帰ってきました。コートやら帽子を受けとっていると、直江先生を呼ぶように言われましたが、直江先生はお休み。
あら!これは失敗、な院長に、だいじな話って?と尋ねてみると、問題を起こしかけているって言うじゃないですか!
やっぱり!?
やっぱりあれは覚せい剤とか!?そゆこととか!?
でも、院長はお嬢さんにも教えてくれず、お前も気をつけろ?と言います。あの男は、危険だと。
お嬢さんは、院長室を出ていきました。

☆カフェにて
24にもなる女が、こんなにはしゃいじゃって、あたしって無邪気で可愛いでしょ?をアピールすると、相当ムカつく!という見本を見ながらも、微笑める直江先生のハートは大宇宙!
直江先生は、今までもモテモテくん人生を送ってきている、はずなので、色んな店を知ってます。

そんな最中にも、そう、直江先生は何よりも医者。
例の患者が気にかかるので、小橋に電話。そうすると、MMに進展する可能性がある病気だったじゃあありませんか!直江先生の的確な指摘のおかげです、と素直に感謝している小橋。
「でも、よく気がつきましたね」
そんな小橋に、長野の病院時代の恩師が、その専門だったので、と言う直江先生。
「じゃあ、症例をごらんになった経験も?」
「ええ」
「なるほどねー」
「失礼します」
ぶつっ!と、唐突に切られ、ん?と首を傾げる小橋先生でした。

☆お嬢さんの決断
その医局にやってきたのはお嬢さん。お嬢さん、非常に険しい顔です。

☆カフェにて
あたしって無邪気で可愛いでしょ?って可愛ないわーーー!!という看護婦と話している直江先生。ここでよかったことは、直江先生が、中学、高校と野球部だったことがわかったってことでしょうか。
上手かどうかは、「どうかな。でも、好きだった」と可愛いお返事!直江先生、可愛いーー!!
そして直江先生は、小雨の中、ボートに乗ろうと看護婦を誘うのです。
沈めるんですか!?直江先生!

☆お嬢さん、必死
「どうしたんですか?」
「先生・・・。教えて下さい」
お嬢さんは、小橋先生の前に、アンプルを出します。
「これ、なんのクスリなんですか?」
小橋フロノスと見てびっくり!
「先生!なんのクスリなの!?なんのクスリなのか、教えて下さい!」
「ミキコさんがどうしてこのクスリを持ってるんですか。いいですか?これは治検薬です。普通に、簡単に手に入るもんじゃないんですよ?」
お嬢さん、眉を寄せます。
「教えてくれますね。・・・ミキコさん・・・!」
小橋に言われ、お嬢さんは、黙っていられなくなりました。お嬢さんは言わなくてはいけないと思ったんです。
「これ、打ってるんです・・・。直江先生、自分に・・・!」
「直江先生が・・・?」

☆ボート屋休業
雨でだか、曜日でだか、休業しているボート屋。あたしって無邪気で可愛いでしょ、アピール中の、しかしまるで可愛くない看護婦は、そのボートを川に引きずり下ろそうとしています。
おまえ、それはないやろ、と傘の下の直江先生。また今度くればいいと優しく微笑みます。

☆驚愕のお嬢さんと小橋
お嬢さん、備品用のマスターキーを持ってきてて、直江先生のデスクを開けると、そこにはフロノスと注射器セットと、レントゲンが。
そのレントゲンを見て、小橋驚愕!
「これは・・・!」
「なんなの・・・!?」
「これが、直江先生の・・・」
「だからなんなの!!」
震える小橋。そう、直江先生こそ、MM。多発性骨髄腫だったのです!!きゃーーーーーー!!!

☆雨の中の二人
約束があるって、先に楽しみがあるってことですよね、と、私って、いいこと探しの名人でしょ?をアピールする看護婦に、そうだな、と優しく微笑む直江先生。傘を持ち替えて、手をつないだりなんかします。
そこで、悪の看護婦。なにせ悪なので、レントゲンは、患者さんのものですよね。と、見たんかいおまえーー!ゆーことを言います。さすが次郎の友達。無自覚に悪いことをする!

☆涙の小橋
レントゲンをじっと見つめる小橋。
「こんなに転移して・・・これじゃ、もう長くない・・・」
あぁ、どうしたらいいのでしょう!お嬢さんも驚愕ぅーー!!

☆まだゆーか!
先生のじゃ、ないですよね?という悪の看護婦の問いかけに、瞬きをする直江先生でした。
直江先生は、もう、自分で、自分の作った嘘の中に入っているのね?そうなのね??


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