
01/03/11
第9話「彼に残された時間」
☆先週のおさらい
直江先生はもう長くないと聞いて呆然とするお嬢さん。
自分が勝手にクローゼットを開けて、自分が勝手に見たレントゲンは先生のものじゃないですよね、って無神経に聞く看護婦。
そして直江先生は、上がりかけた空を見上げて、あぁ、違う。と答えるのです。
「どした?」って直江先生。自分の患者のものだから、置いてあるんだって言いまして、傘を閉じます。
「人のことを勝手に病気にするな」
なんてゆって、転がってきた、というには遠いボールを拾ってあげようと走る直江先生。
でも、拾おうとした時に、いた・・・っ!
これは困った・・・!と硬直してますが、どうにか、1度ぎゅっと握った手を離して、ボールを拾いあげ、そのボールをぽーんと投げてあげるのでした。
何?それも計算(笑)?
☆調べている二人
小橋はレントゲン室で、直江先生のレントゲンについて聞いてます。そしてお嬢さんは外でハラハラと待ってます。
「どうでした・・・?これ、直江先生のレントゲンなんですか?」
けれど何もいわずに去っていく小橋。お嬢さん、ショーーック!
☆まだおったんかい・・・
夕方になったというのに、まだ川原にいる二人・・・。まだおったんかい・・・・・・・。
☆小橋の説明
それは、研究のためにと取り続けていたレントゲンでした。
「おそらく、長野の病院にいた時発病して」
「治らないんですか・・・」
あぁ、お嬢さん・・・!涙をこらえるお嬢さん!!
「治らないんですね・・・」
「でも、勝手に決めつける訳にはいきません。このことは人に言わないでくさい。院長にも」
「なんで・・・(この頃、直江先生、荒らされたクロゼットの中からレントゲンを取り出している)なんでこんなことに・・・」
必死に涙をこらえようとして、こらえきれないお嬢さんなのです。
お嬢さん・・・!好きだあ!!
☆直江先生お仕事中
直江先生、あれこれメモに書きつけていましたら電話。看護婦からで、やさしーく対応する直江先生。看護婦の言葉に、「あぁ(にこ)」とかするのが、おそろしく嘘くさい(笑)
電話を取った時に潜水艦ガラスも落ちていたので、切った後でそれを拾い上げます。それで椅子に座る直江先生。資料を大きな段ボールにいれて、うーんと横になるのが素敵!!ベッドかと思ったら、机でしたが(笑)腕を伸ばしてそこに頭を乗せるポーズが好き!たいていそうなってるけど、それが楽なのかしら!好きだわー!好きーー!
☆院長ったら
「私ね、感心しました」
院長は直江先生を呼んで言います。治検薬に関するデータは大したものだけど、薬の横流しという仕事に、これだけのものを偽造する価値があるのかと。
しかし直江先生は横流しなんてしてません。
いつものようにソファにふんぞりかえっている直江先生は静かに返事をします。
「このデータは、本物です」
「ならば、誰にこの薬を使っているんですか?」
「それは事情があって言えません」
「ご冗談でしょ。私を、からかっているんですか?」
「いえ。ただ言えないだけです」
冷静でカッコいいわー、直江先生ぃ〜!きぃ!となった院長。
「ニノ関サヨコさんに、あなたにフロノスを渡さないようにときつく言い置いておきました。もし、どうしても必要な患者がいるのなら、その人を連れてきて、私の目の前で注射を打ってください。もう結構です」
「失礼します」
難しい顔の直江先生。フロノスが手に入らないのは困るな、と、院長をちらっと見ます。でも、院長ったらイヤミをゆーのよ。
しかしあなたも解らない人だって。だから、看護婦に聞いてみましょうかってゆーのね。解らないと思うわー。看護婦の前では、嘘の直江先生だから。あぁ(にこ)とかしちゃう嘘臭い直江先生だもの!
だから、弱点は別に看護婦じゃないの。院長。
☆可愛い小西看護婦
看護婦と直江先生の話をきっかけに、私は小橋先生と話すんだ♪って可愛い小西看護婦。だから、看護婦は医者とつきあっちゃいけないんじゃなかったっけ??あれ?なんか別のドラマと勘違いしてるのか?ん?あれ?でもいいの。小西看護婦は可愛いから(笑)
☆直江先生と女たち(笑)
うっわ、も、だっるー!とエスカレーターの手すりにもたれて降りてくる直江先生。ちょうどその頃、お嬢さんは、ふらーーっと病院に入ってきました。回りのざわざわなんて聞こえないみたいに歩いていたお嬢さんは、直江先生の後姿を見て、ふらーーっとついていきます。
そしたら向こうからやってくるのはサヨコ。
「怒ってます?」
「いや」
「怒ってるとしても、あなた、顔に出さない人ほね。でも、私は自分の身が一番大事」
「いんじゃないか?それで」
(どっかで聞いたセリフなんで、前にもいったことあるのね、と思ってたらくりゅたんが女弁護士にゆったセリフでした(笑))
「でも、あなたに会って、ちょっと変わったみたい。院長先生に何言われようと、あなたが必要なら持ってきますけどフロノス」
そう考えると、直江先生の女たちの中で、一番使い勝手がいいのは、このサヨコ。なんせ、薬手に入れられますからね!いいね!そんで、自分が一番大事っていうところも好き!でも、
「いや、いい」
とそっけない直江先生。
「でも、困るんじゃないですか?ないと」
「ばれてしまったんだ。これ以上君に迷惑をかける気はない」
あぁ、直江先生・・・。
サヨコにも迷惑をかけてはいけないと・・・・うるるん・・・。
☆心配な小橋
医局に座っていた小橋先生。はー・・・・。帰ろ。とコートとかとってたら、直江先生が入ってきます。
直江先生がもう死ぬのかと思うと、急に、心配そうな小橋。でも、直江先生は、とっても平静なんで、お先に失礼しますと帰っていくだけです。
☆今日もお仕事な直江先生
しかし、直江先生はてきぱきと仕事をこなします。入院患者の診察をして、予定通り来週の月曜日に退院してできるでしょうとゆってあげて、直江先生のおかげですなんて言われたら、「いや、僕の力じゃない。スズエさんの、治ろうとする力が病気に勝ったんです」なんて控えめなことゆっちゃったりして。
そしてにこ、なんて笑いかけたりなんかしちゃったりして!可愛いなーー!
そうかー、退院かー、ずるいよそんなー、という入院患者たちの騒ぎにも、微笑みを受けべたりなんかして!
☆しかし発作はやってくる
いたたたた・・・と医局に帰ってきた直江先生。引き出しを開けると、残ってる薬はもう1個だけ。それをカバンにいれて、あれ?と思う直江先生。レントゲンが、なんか・・・と中を見ると、あれ!足りないじゃあないか!?
どしたこと・・・。と思いながら帰っていく直江先生。そこに看護婦が、仕事終わってないけど、終わったらいくから、と、おまえ、わしが仕事しとんのに、もう帰るんかい、あぁん?というオーラを背負ってやってきます。
でも、直江先生は、うん、お疲れ様(にこ)と、うそ臭い笑顔で答えてあげるのです。そして、足を引きながら階段を降りていくのです。
☆やってきた小橋
直江先生の部屋にあった薬もあと2個。これをどう使いまわしていくかと遭難中の登山家みたいになってる直江先生は、えらいことになってます。
考えすぎて、頭ショート気味なんでしょうか。ソファに仰向けに寝ている直江先生の頭はぐっしゃーーなってるし、手は、ナポレオンみたいになってます。位置高いけど(笑)なぞ。なぞのポーズ!右手が、上着の中に入っていきそうになっていて、私にはコート着たまま寝てるように見えますが、そこへピンポン。
はー、看護婦着たか、とドアを開けにいくと、そこにいるのは小橋。
・・・直江先生。
あんたの家、絶対おかしいって。その部屋からしたらそのマンションは絶対オートロックやろ?!あ!?
まぁなんかしらんけどやってきた小橋は、自分が持ち出していたレントゲンを直江先生に返します。
「先生でしたか」
「今日、ケイセイ大学病院の血液内科に行ってきました。このレントゲンを持って。いつからなんですか?」
「長野の病院にいた時です。多発性骨髄腫と解った時は、手の施し様もなく、後はいかに進行を送らせるかだけでした」
「それで、フロノスを」
「ええ」
「入院するべきです」
「・・・するつもりはありません」
「しかし。それでは!」
直江先生、椅子のせもたれにもたれます。
「このことは、現実として受けとめるしかない。逃れ様がない事実ですから」
「あなたはそれで納得できるんですか?」
「自分で選んだことです」
静かな直江先生に、小橋は、医者として長く生きて欲しいとお願いします。そして、僕は君に生きて欲しいと。
小橋に「君」言われるほど親しいお付き合いしたつもりもないんですが、直江先生はやはり静かです。
「ありがとうございます。・・・でもそれは、先生のワガママです」
窓の方に向かっていて、振り向く直江先生。
「事実を誰にも知られたくなかったのは、僕のワガママです。死んでいく僕だから見える医療がある。そう思った時、残酷な事実を味方につけて、医者を続けようと思いました。これ以上の医者としての、仕事の仕方はないと。だから僕は、最後まで。医者で有り続けます。ご心配いただいて、本当にありがとうございます。でも、僕には僕の。生き方がありますから」
か、かっこいい・・・!カッコいいわ、直江先生!直江先生ぃーーー!!
このかっちょよさに打たれ、小橋もしおしおと退場かと思いきや、部屋の奥に向かっていく小橋。
「本当にワガママな人だ。でも僕も、ワガママだと言われようと、諦め切れない」
そこにチャイムが!
今度は誰!?と思ったら看護婦。
私がピンポンしたら、その瞬間ドア開けなさいよ!!という意味か、廊下で声はりあげて自分の名前を言いながら、ドアを叩く看護婦。
こわーーーー!こーーわーーー!!牡丹灯篭やん!あけたら魂すいとられるで!あけたらあかんでー!そとから聞こえる、あれは朝を告げる鳥の声ちゃうでー!!
近所の人も、相当恐かったと思う・・・。
その恐ろしき牡丹灯篭騒ぎが終わった後、こっちも恐怖に固まっていたのか(笑)小橋が、彼女にも、何も?とゆいますと、直江先生がゆーに事欠いて!
「愛してますから」
やて!!ひゃーひゃーひゃーーー!!笑うーーー!!!どこが?どこを好きなん?愛してますからって!笑かすーー!!
☆牡丹灯篭再び
そんな笑かすことをゆった直江先生の元に、結局看護婦はやってきちゃいました。愛してるからね。ぷっ。
セブンスターを吸ってる直江先生はとてもカッコいい!あー!カッコいい!でも、むせちゃって、くるちー!ってなってるところは可愛いぃ〜〜!
足どうかしたんですか?って聞かれて、別になんともないって答え、タバコを消す直江先生。あぁ、辛い横顔ね・・・。
☆お嬢さん・・・
喫茶店で、小橋から直江先生がこれからどうなるかを聞いているお嬢さん。なんでも、このまま病状が進めば、歩行困難になって、貧血と呼吸困難がやってくるんです。
「僕だって、彼には入院してもらいたいと思ってるんですが・・・」
「なんでそうしてもらわないんですか」
「直江先生がそれを望んでない。彼が望まない限り、僕らには何もできない」
「何もできないって・・・!そんな・・・」
「彼は最後まで、医者でいたいと思ってるんです」
「じゃあ、どうしたらいいんですか?」
「彼の気持ちを動かせる人がいるとしたら・・・」
なんでそれが看護婦やねん。てゆーか、愛してるから言わないでしょう??看護婦には?どうやって気持ちを動かすのん?そら、お嬢さんだって、かっちーん、きますわな!
「今、僕らにできることは、誰にも、何も言わずにいることだけです」
「解りました」
かちゃんとティーカップを置いたお嬢さんのコメカミには、盛大に怒りマークがついてそうです。
「でも、きっと何かあるはずです。あの人のためにできることが」
立ちあがったお嬢さん、失礼しますと荷物を持って出ていくのです。
☆直江先生寝てます
ソファで寝てる直江先生。・・・この看護婦とどうこうなるくらいなら、今そこで死んでいてくれても・・・!と思うのは、私と赤い怪獣(巻き込みました。私一人じゃないってことで(笑)だって言い出したのは赤い怪獣だもの!)よっしゃここ!というスイートスポットで寝ていた直江先生。勝手に体勢を変えられて、とっても苦しそう。ひどい看護婦・・・。
☆小橋もやっとそこまで・・・
看護婦は、クロゼット中身を勝手にみるだけに飽き足らず、それを持ち出して、勝手に人に見せるということまでやってしまいますが、小橋は、げ、と思っても、直江先生の患者さんだと嘘ついておきました。
やれやれ、君もやってそゆことができるようになったんだねぇ。うんうん・・・。
☆具合わるーー!直江先生
廊下を歩いていて、うわっちゃ!と手すりから落ちそうになる直江先生。具合わるーー!!て感じのところに、さらに具合を悪くさせるような出来事が。あの階段を行く看護婦が持ってるのは、俺のレントゲンじゃねぇか!どこまで流出してんねん!俺のレントゲン!と珍しく乱暴に「おい!」とかゆっちゃうのです。
でも、しまった、しまった。愛してるのに、そんな怒鳴っちゃあと、屋上に行った後は平静。ベンチにすわって看護婦がぐだぐだゆってるのも、聞いてあげます。
何でも言ってくれますか?って看護婦に、微笑んで、あぁ、そうしよう、だなんて、愛しているからね!
素晴らしい棒読みっぷり(笑)!「あぁ、そうしよお(にこ)」って感じ。そしてレントゲンを返してもらうのです。
☆お嬢さんも具合わるーー!
ぼーーっと病院内を歩くお嬢さん。婦長からおはようございますといわれてもシカト。ってゆーか、見えてません。看護婦たちも、変じゃなかった?具合でも悪いのかしらってゆってるけど、どこからどう見てもあからさまに変!
お嬢さんとしては、やっぱり院長に、と思って、来客中だった院長に、ちょっと大事なお話がってゆーけれど、直江先生の話って言うと聞いてもらえません。むむぅ!
☆直江先生とお嬢さん
院長室を出ていったお嬢さんの行き先は、医局。その医局では、直江先生が貧血と戦っておりました。あー、くらくらするー・・・。ぽかんとした目がいたいけ・・・!ちょっと酔っ払いチックでもあるけれど・・・!
「先生・・・!」
その現場をまたもや見てしまったお嬢さん。もうお嬢さん泣きそう!
「あたしにできることはなんなの?何にもないの・・・?教えてよ、どうしたらあなたを助けることができるのか・・・!」
「やめてくれ」
「ちょっと待ってよ、だって、あなた一人で」
「黙ってくれ、頼むから!」
直江先生、お嬢さんの口を塞ぎます!塞ぐったって、あんた、手やで(笑)!手で塞ぐて、あんたそれどゆことよ!お嬢さんの方が背が高いから(笑)!?
そしたらその現場に院長がふみこんできてあら大変!
でも、この時の二人のツーショットはよかったわねぇー。二人ともよかった!ナイス!ここ、ビデオキャプチャ!って感じの(笑)切羽詰った感じがとてもよかったっす!直江先生の方がちょっと小柄に見えるあたりもグぅ!
しかし院長には、その二人の美を観察する余裕はなかったらしく、お嬢さんから直江先生を引き剥がし、ソファに突き倒し!床じゃないあたり、院長、まだ優しい。
慌てたのはお嬢さん。
「違うの直江先生・・・!」
「やめろ!!」
そうなっても、これ以上知ってる人を増やしたくない直江先生。お嬢さんを止めます。
「直江先生は、とんでもないことをしでかしてるんだ!私は知ってるんだ!」
「知ってる?何を知ってんのよ・・・。パパなんか何もしらないじゃない。直江先生のことだって。あたしのことだって何も知らないじゃない!」
ついに、ぷっちーんとキレたお嬢さん。なんでそんな口をきく!?と慌てる院長。
「パパ、あたしの気持ち、聞いてくれたこと、ある?みんな勝手よ。あたしのことなんて、何もしらないじゃない!」
おじょーーおさぁーーーーーーん!!!!
湯布院のバリ原合宿でも、お嬢さんのお母さんって誰よって話をしたんです。あのお父さんからこの娘。てことは、お母さんはどんな人!?そして、なんでお嬢さんをうんで、「あんなに」なってしまったの?あんなってどんな!?
すごい綺麗なお母さんだったの、お嬢さんを産んで岸田今日子になってしまったの!?
それは恐いわー。
それはお嬢さんも、パパの言うこと聞かざるをえんわー。
こうして、誰もお嬢さんのことなんか知ってくれようとはしなかったけれど、お嬢さんは、モデルもやりつつ、病院の仕事もしつつ、マジメに暮らしてきたのよ。一生懸命過ごしてきたのよ、お嬢さんは。
そのお嬢さんに、あんたらなんてことを!!
座れ!そこへ座りやがれ!直江!!院長!!
しかし、院長はお嬢さんを追いかけていったけども、直江先生は、ソファでぐったりです。
☆そしてお嬢さんは車で・・・
もうこんなところにいたくない!と駐車場に向かったお嬢さん。直江先生は、薬を手に、どーしよー、もう最後だしなー、どーするかなー・・・と考えていたら、車がぶつかる音。
え!と駐車場に走り出していく直江先生。
お嬢さんが事故です!
手術をするように言われたのは小橋でしたが、最初に診たのは直江先生。えらいことになってるようで、一人じゃ無理な手術。だから、直江先生も執刀します。
「しかし、もしものことがあったら・・・」
「僕は医者です。自分のことはよく解ってます」
院長も必死です。
「直江先生!」
おまえは触るなゆーんかと思ったら。
「助けてください!お願いします!」
「全力をつくします」
かっちょえー、直江先生。
「院長、僕らに任せてください」
しかし、小橋よ。君は、「僕ら」いうんが多いね。すぐに仲間意識って感じ??
☆手術中
水中眼鏡みたいなのをした直江先生。時々、ぐらっとしながらも、手術を続けます。しっかりしてーー!!お嬢さんを助けてーー!!小橋も心配そう!直江先生は痛みをこらえながら、とりあえず一段落までやって、後は小橋がやります。
お疲れ様でした、と、部屋を出ていく直江先生。またふらふらしながら歩いて、マスク外して帽子はずして行くと、前髪降りてて、あら幼くてかーわいーー!!
大事にカーテンをしめてロッカーにもたれる直江先生。ずるずると座り込んで、それから、横倒しに倒れてね!ね!素敵ね!いつも後ろから照明がくるようになってて、これがいいのよねぇ〜!床でころころしているのも可愛い!!
☆お嬢さんの病室
もちろん特別個室に入っているお嬢さん。苦しい息の下で、直江先生の名前を呼んでます。
「直江先生・・・。直江先生を助けて・・・。死んじゃう・・・、死んじゃう・・・!」
ここまで来ても、直江先生自身を呼べないお嬢さん・・・!くっ、お嬢さん・・・!
☆川マニア
夕方の部屋。オレンジの光の中、ぼけーーとしてる直江先生。また看護婦がいやがります。仕事しろや。お嬢さんが元気になろうとなるまいと、おまえになんか関係あるかーー!私のお嬢さんなのにぃーーー!!(錯乱がひどくなってる!私・・・!)
「彼女とのこと、話してなかったな」
って別に話すこともないんでしょっ。ぷんっ!
そんで、夕方に見る川はどーのこーの看護婦が言い出したんで。
「住むところを探して、初めてこの部屋に来た時も、こんな夕方だった。この川を見て、子供の頃、迷子になって、たどりついた川のこと思い出してた。自転車で遠出して、夕方になって、道に迷ったんだ。散々迷った後、川に出て、心の底から、ホっとした。この川に沿っていけば、家に帰れるんだって」
直江先生、カップを置き、潜水艦を手にしました。
☆院長も知ってしまった。
お嬢さんの言葉から、小橋に聞いてみたところ、直江先生がMMの末期であることを知った院長。これまた驚愕!
「確かに、あのデータでもそうだった・・・。小橋先生、直江先生は、なぜ本当のことを言わない?」
「彼は、最後まで医者であり続けたいと言ってました。それと、彼女を哀しませたくないということも」
それは看護婦のこと。愛してるからね。ぷっ。
ノックがして、サヨコがやっていました。そしてサヨコは、またフロノスを直江先生に届けるよう言われるのです。
「どういうことなんですか?」
不審げなサヨコ。
「疑いは晴れました」
え?ってサヨコです。
アァ、お嬢さん・・・。お嬢さんも直江先生が好きなのに、なんでかしらんけど看護婦にでかい顔されて。お嬢さんが誰よりも先に直江先生の病気を知ってしまったというのに、今は小橋にでかい顔されて・・・!可哀想なお嬢さん・・・。
☆今度こそ!?
部屋の直江先生がまた死んでそうだったので、今度こそいったか!?と思ったけど、まだ生きてました。
あ、雪といわれ、え?と目を開ける直江先生です。
「夜に降る雪が好きだった。真っ暗な空から、落ちてくる雪を見上げてた。雪の音しか聞こえない。・・・聞きにいくか。雪の音。久しぶりに北海道に帰って見ようと思ってた。一緒にいかないか。君といきたい」
笑顔の直江先生。そして看護婦を抱きしめると、看護婦は、今まで色んなところで、2500回くらい使われてそうな、うっすいセリフを言うんですわ。これがまた。
そして、チューした後の直江先生は、がっくりと倒れるのです。毒気にあたったのね!直江先生!直江せんせーー!いっちゃった!?いっちゃったかーーーーー????