HERO

01/02/26

第8話「過去を知る女」

<裁判中>
今日は中村が裁判中ですが、相手の女弁護士が、あっちゅー間に勝ちをかっさらっていってしまったので、中村、鼻を噛みながらぷくーーと膨れてます。
帰り道、なんてきゃわゆいコート!ってお姿の中村を、その女弁護士が呼びとめ、「久利生くん、元気ですか?」なんて言うじゃあありませんか!
「ご存知なんですか?」
つん、と言う中村に、
「昔、ちょっとね」
と、意味ありげな返事。なんですとう?とさらにカチンときちゃう中村に、あの頃は無茶やってたな、なんて聞いてねぇよ!ってことまでゆって、出ていく女弁護士は、マスコミから囲まれています。
別に芝山ほどマスコミに出たい訳じゃないし、今日は負けてるからいいけど!?と思いつつ、私は女性の味方でも、男性の味方でもありません、なんてことをゆってる後ろを、一人出ていく中村です。
ぷくーと膨れているのがかわゆい!コートもかわゆい!

<翌日の中村>
ちーん!ってお鼻をかむ中村。
雨「生姜湯です。温まりますよ」
中「イヤがらせ?あたしは、猫舌なの!こんなに湯気たってたら飲めないで・・・、あっつ!手まで猫舌になっちゃうでしょお!」
ぷんすかー!と怒っている中村をなだめられるのは末次しかいない!ってことで、中村が放り投げたティッシュを、ゴミ箱でナイスキャッチ!した末次、とととっ、と中村の元へ。
末「あの気をつけてくださいね。今年の風邪は長引くっていうから」
中「毎年言ってない?」
あぁ、助けて!な末次に今度は遠藤が登場。
遠「そうそう!言ってますねよね、今年の風邪は喉に来るとか、胃に来るとか。ってことはなんだ?毎年同じ風邪が流行ってんじゃねぇかってことになってくるんですけどねっ」
ぐわし!
遠藤のネクタイをつかむ中村。
中「そういう話をしてたんだっけ?」
遠「・・・違いますっ」
雨「なぜあの程度の証拠で起訴したかって話でしたっけ?」
そうなると、芝山、江上も出てきますね。
江「あのさ、警察が半年近くもマークしてた犯人だぞ?起訴しない訳にはいかないだろ?」
芝「相手が悪かったよね、タツミエリコだ」
江「そう。マスコミがとびつきそうなな裁判にはどんな手を使っても勝ちにくるからね」
雨「そんなすごいんですか。その弁護資さん」
遠「ばーか、すごいだけじゃないよ。おまえには全然ないような、いい女風みたいな」
芝「いい女なんだよね、大人の女ってやつでフェロモン丸だし」
遠「酸いも甘いも噛み分けるみたいな!」
末「私まだ生で見たことないですよ」
遠「え?そうなの?今度裁判傍聴いこ!一緒に!」

中「こらあ!」

ぶびーー!って鼻を噛む姿が愛らしいぞ!中村!

中「そういえば彼女、久利生くんのこと知ってたたみたいよ」
ていっ!って投げたティッシュは、もちろん末次のゴミ箱の中に(笑)!
中「なぁんか、訳ありって感じだったけど」
遠「・・・元彼って訳ですか」
江「久利生〜!あのサノバビッチ!」
末「モテモテ人生送ってきたんだろうなぁ〜」
遠「いいなぁ〜」

<その頃ののもてもてくん>
新聞見ながら、しゅこしゅこ空気入れを踏んでます。その新聞には医療過誤のニュースが載っていて、部長が、どうかな、と心配そうにくりゅたんを見ているのです。手にはもちろん仕事運をよくするブレスレット(笑)!
く「いっすよ」
部「医療過誤だぞ」
く「だってみんな忙しんでしょ?」
はー、部長も安心。だってこーゆーのは、起訴が出来ても公判が維持できないもんだから、みんなやりたがらないんです。
く「だから俺なんすか?」
部「いやいや」
くりゅたんが、しゅこしゅこ空気入れを踏んでる間にも、状況の説明はなされます。
部「被疑者の自白がある」
く「あ、自白してるんだ」
部「病院側が、最強の弁護士つけるっていってたけど、その方が燃えるだろ?」
く「最強の弁護士・・・」
うーん、と考えているくりゅたんの思慮深いお顔・・・。でも。

部「ところでこれ何」
く「寝床です」

デスクの上には巨大な空気マットレスが完成(笑)!

<やっぱりもてもてくん!>
雨「例の医療過誤の案件、誰が担当することになったんですか?」
江「決まってんだろ」
芝「やっかいなこといったら」
中「さて、今ここにいないのは誰でしょう」
そう!それはくりゅたん!面倒なことはくりゅたんが担当(笑)!部長が出てきて、この案件は久利生がやってくれることになったから!と発表した後の皆さんの反応は素晴らしかった。
素晴らしく口先ばかりで(笑)
中「男だねぇ〜!」
芝「いいなぁー注目されっぞー」
遠「残念だー」
江「がんばれよーイージーボーイ!」
末「やりがいあれそうだね」
そんな心のない言葉を浴びながらコーヒーを入れに行くくりゅたん。そこにすいませんって声がして、部屋に引っ込もうとしていた全員が振り帰ったところ。
く「あれ?エリコじゃん」
例の女弁護士が来ていたのでした。中村ぷくー(笑)
く「何、どうしたの」
エ「相変わらずそんなカッコで検事やってんだ」
く「全然解んなかった。髪形変えたでしょ」
エ「3年も同じ髪型してるぅ?」
そうして二人はお互いの服のことやらなんやらで、きゃーーー!!と盛りあがって、あのー・・・って中から声かけられてはっ!と我に返ったです。
く「で、何?今日は俺に会いに来てくれた訳?」
エ「まさか」
勧められたコーヒーを断ったタツミエリコは、田所外科医療過誤事件を担当することになった弁護士のタツミエリコです、と挨拶をしまして、
く「最強の弁護士って・・・」
とくりゅたんを驚かせるのです。
みんな、タツミエリコを見てますが、なんとゆっても中村がぷくー!です(笑)か、可愛いっっ!
く「担当検事の、久利生です」
下からじわーっと出てくるピースも可愛いし!じっと見開かれてる目もすてーーきぃぃぃーーー!!!

<取調べ中>
じっと相手を見ているくりゅたん。
く「本間さんは、外科の先生なんですよね。先生も、弁護士のことを先生って言うんですか?学校の先生でしょう?政治家、作家、漫画家。先生だらけだよね。なんで検事って先生って呼ばれないんだろ。ま、その方がいいんですけどね」
雨「久利生検事」
く「ほらね?」
と同意を求めるくりゅたんです。でも、本間は返事なし。

<気になる人たち>
江「バカ久利生とはどんな関係なんですかね」
部「知らんよそんなことまで」
江「ちょっと聞いてみましょうか」
部「バカだな。これから同じ事件を担当する検事と弁護士がそんな馴れ馴れしい話をしてどうするんだ」
そんな話の中、大事な仕事運をよくするブレスを触られて怒る部長(笑)でも、タツミエリコに微笑まれ、大変ですね、難解な事件を引きうけられて!とよっていく部長と江上(笑)
江「あの、うちのバカ・・・、久利生選手とはどういう関係なんでしょうか」
直球過ぎる直球に思わず見逃し(笑)。にっと笑うだけのタツミエリコなのでした。

<取り調べは続く>
肋骨の手術をしている最中に、ってくりゅたんが読み上げてる途中で、私はミスを犯していません、と本間は言い出します。手術は適正に行われ、患者がなくなったのは、術後の感染症によるものだと。
ん?って首を傾げるくりゅたんです。

<気になる人たち2>
芝「綺麗な顔してるけどよ、裏で相当汚ぇことやってんだぞ」
遠「マジで!?」
芝「あそこの事務所はな、金で優秀な弁護士を集めて、裏で莫大な報酬をせしめてんだよ」
遠「セリーグのどっかの球団みたいじゃん!」
芝「節操ない!」
んでも、ふっと微笑まれると。
芝「あ、どうも、芝山といいます。いやー、先生のご活躍はですね、かねがね非常に感心しております」

遠「せっそーねぇぇー!」

<なおも取り調べは続く>
くりゅたん、指先を組み合わせて、じっと本間を見ています。あぁ、素敵・・・!素敵な目・・・!
雨宮が、ミスをした可能性は否定できないって言ったじゃないかと聞いてますし、くりゅたんも、どうしてそんなこと言ったんですか?って尋ねます。でも、混乱してたからそう言ったけど、後で落ちついて考えなおしてみたら、そんなことは絶対ありえないと確信したんですって。
く「絶対に・・・」
うーんと不思議そうなくりゅたん。

<ほんっとに!気になる人たち3>
中「今度の事件は絶対起訴までいきますから」
エ「面子が大事ですからね、警察も検察も」
心配そうに末次が見守ってる中、中村は、ふふん、と言います。
中「久利生君は意外にやるわよ」
エ「ま、昨日みたいに楽はできいないでしょうね」
なんですとぅーー!!ぷくぅーー!!ぐすぐすー!って鼻まで!って中村に、すかさずティッシュ持ってくる末次!
中「風邪じゃないのよ!」
末「あぁー!」
中村・・・!可愛いよぅぅぅーー!!

<出てきたくりゅたん>
そしたら、タツミエリコがすっとんできて、起訴?不起訴?って聞きます。
く「慌てなくってもいいじゃん」
エ「まさか、拘留するつもり?」
く「そのつもりだけど」
エ「だったらちゃんと理由を言ってよ」
く「理由?いや、一晩で、なんでこんなに証言が変わっちゃったのかなって」
納得いかないなーってタツミエリコに、雨宮は、
雨「あのー、久利生検事は、慎重に慎重を重ねて起訴する主義なんです。冤罪をうまないために必要だと思うんですが」
エ「解りました。では、結論が出次第、ご連絡下さい。失礼します」
さっさと引き上げるタツミエリコを、ちょ、ちょっとって追いかけるくりゅたんでした。

<くりゅたんの早い夜>
デスクの上の書類をばさばさ片付けつつ、これも明日ってゆっておっけーい!と立ちあがります。
え!と驚く雨宮。
まだ申請書類が残っているのに!
く「明日早く来てやるから」
なにお?と眉を上げる雨宮。
く「何」
雨「まさか。あの弁護士さんと、食事でもするんですか?」
く「うん。だめ?」
雨「同じ事件を担当してる検事と弁護士がそんなことしていいんですか?」
く「そんなことって、飯食うだけでしょ。じゃあ」
ちゃっ!と出ていくくりゅたんと追いかけた雨宮。その足が、空気入れを踏んだです。
・・・おや?
踏んでみると、空気が入って行きますか・・・?

<レストランで>
エ「でも不思議だよね、3年後にこうやって同じ事件で仕事するなんて」
く「え、でもさ、エリコって最初検事志望じゃなかったっけ。なんで弁護士やってるの?」
エ「あんたが最初っから検事一本だったからでしょ?」
く「何それ。俺のせいなの?同じ検事になったって、買ったことにならないからね」
美味しそうなお料理食べながら歓談中。

<その頃の雨宮>
雨「あ!お!すごーい、すごぉーい!」
できあがった寝床の上で、きゃあきゃあ浮かれる雨宮。仰向けでぴょんぴょん飛んでます!可愛い(笑)!
その騒ぎを聞きつけてやってきた中村。
中「・・・なにやってるの」
黙って微笑む雨宮なのです(笑)

<レストランで2>
話はどんどん盛りあがり、刑務所見学の話に。タツミエリコはおじさんの受刑者の話を聞いて泣きまくってました。
く「泣いて怒ってハンパじゃなかったじゃん」
エ「あれは、可哀想な人だったからよ」
そのおじさんは社会的な弱者だったんです。でも、くりゅたんは、その弱者が殺してる訳じゃんって言いました。
く「でしょ?殺された方はたまんないじゃん。ちっちゃい子だっていたんだし・・・」
食べてるくりゅたん。
なんとなーくシーンとなっちゃったので、やめよっか、こんな話ってまた食事することに。
でもすぐに。
エ「あ、ねぇ、あの病院の先生、絶対起訴するつもりでしょ」
くりゅたん、お水ごっくん。
く「裁判になっても勝つ自信あるんでしょ?」
食べてる横顔も素敵ねぇ・・・。それにしてもワインがあるわりに水ばっかり飲むわねぇ、と思ったら。

ウェイトレス「失礼しまーす」

フレンチレストランにも関わらず、アメリカンダイナーのかわいこちゃん系ウェイトレスが登場(笑)水を注いでいきました。
水、飲まなきゃいけなかったのね・・・(笑)ぷぷ。可愛い!!

でも、そこでお食事は終了。もんのすごく真剣に口をぬぐったくりゅたん、いく?って言います。
エ「昔のようにはいかないよ」
く「あ?」

<翌朝のくりゅたん>
朝やるっつったら朝やるくりゅたん。朝もや?みたいな中からやってきて、書類を見てそれ持って出ていこうとします。と、寝床の様子が違う。あれ?誰か使ったな、って一人しかいないかと思いながら、出ていこうとしたら、警備員の前で雨宮とであったです。
雨「どこいくんですか?」
く「被害者のとこに決まってんじゃん」
雨「私も行きます」
くりゅたん、うりゃ!と雨宮のマフラーをつかんで、
く「あ!おまえそうだ!あのベッド、結構よかったろ」
うお!と思いながら、え??なんですかそれ、ってとぼける雨宮(笑)
く「おまえいくの?」
雨「いきます」
く「じゃ、持って」
書類をぼん!と渡すくりゅたん。
く「行くんだろ?」
雨「行きますよ」

警備員「ベッド!?ははっ!」

いやー、好きー!この警備員さんもー!

<被害者の家族と>
きゃー!!きゃわゆーーい!ゆらゆらぶらんこの中で遊んでるくりゅたーん!くりゅたん、かわゆーーい!!あんまりきゃわゆいので、遊具ごと捕獲っ!いやー!きゃわゆいーー!!
そしてマジメに喋ってるの雨宮。事故の夜のことを聞いています。
男の子をダッコしてるくりゅたんに、私は事実が知りたいだけなんですって奥さん・・・。この子が大きくなった時k、ちゃんと説明してあげられないじゃないですかって・・・。

<田所病院>
ちっ!行田病院より小せぇな・・・。日曜に行田病院を見たばかりなので、一緒だったら面白いなぁと思ったんですが、小さいです。
そして病院の理事長、院長は、大変丁重な姿勢ですが、当時オペに立ち会った関係者は、全員、変わったことはなかったとしか言わないんです。
く「これって、どういうことなのかなって思いまして」
理「事実、だからじゃないでしょうか」
目を上げて、あぁ、と二人を見るくりゅたんです♪

<その頃の皆さん>
みんなでお茶タイムですが、部長はよりにもよって、被疑者が証言を翻すとは!と困惑中。事件からは3ヶ月もたってしまってまして、口裏合わせるのには、十分すぎる時間がたってます。
と、芝山が派手なくしゃみ。
遠「どうしたんですか?芝山さん」
芝「夕べ、子供が急に熱だしてさ、救急病院つれてったらえらい目にあってさ」

末「美鈴さんの風邪がうつったんじゃないですか」

シーン。

末「いや冗談なんですけど・・・」
芝「子供が熱だしたって言ったでしょ?」
くしゅん!!ってくしゃみをとてもいやがる江上。芝山は、中村の風邪とは関係ないんだよ!と主張したく、夜中に病院につれてったら、子供は泣き止まないしでさんざん!とその夜のことを色々喋るんです。
そこで中村ははっ!と!
いや、このクソガキ、何が子供じゃ!って訳じゃなく!はっ!とするのです(笑)

<大好き>
可愛いお洋服で、どーしたもんかなーと考えているくりゅたんと雨宮。
そこに中村がやってきて、その夜の救急の記録は?って聞きます。
く「なんで?」
中「いやちょっと」
渡された資料をざーっと見る中村。
中「やっぱり。この夜は、被害者の前にも一人運ばれてるの。鎌田作次郎って人。夜中に手術が2軒もあったのよ。人手が足りない時は準看も手伝ったりするんじゃない?」
はっ!としたくりゅたん、雨宮からその夜のローテーション表を出してもらってみてみたら、真山順子って名前が。それも事件の後で辞めている准看護婦!
よしゃっ!
く「大好き♪」
中村とがっちり握手のくりゅたん。
雨宮も、私も、私も、って手を出していて、早くしろってって冷たく言われてるのが、すんごく可愛いー!!たのしーー!!

<喫茶店で>
真山の実家である喫茶店にずかずか入っていく、雨宮。ついていくくりゅたん(笑)でも、お客さんはおろか、お店の人もいません。
すいませーん!って店の人をよんだら中年女性が出てきて、誰が来ても払えないものは払えないんです、勘弁してくださいって言われちゃいました。
え?と顔を見合わせる二人。
そして、内側にそれぞれ頭を傾げて。
く「こんなお茶目な、取り立て屋っていますかね」
いやー!!!可愛いわー!可愛いわー!お茶目な取り立て屋さん!!!
二人は、身分を明かし、一応検事であるってことで、真山との面会を求めます。ところが、喫茶店を手伝うとゆってた真山は、有名な病院に勤めることになり、さらに看護学校の月謝も払ってもらえることになっていたのです!
く「あ、そうですか」
って笑顔のくりゅたんですが・・・?

<有名な病院>
ちっ。これも行田病院じゃねぇか・・・。
玄関の外でタバコ吸いながら待っていると、ピンクのナース服を着た真山が出てきました。
そして、硬い表情の真山は、ちょっと場所を移したところで、なんですか?検事さんが私に聞きたいことって、ってつっけんどんに言うです。
これにはくりゅたん、ちょっとびっくり。
く「え?いや、まだ言ってませんよね。俺たちが検事だって」
真「え、だって・・・」
くりゅたんは笑います。
く「お母さんには取り立て屋さんに間違えられたんです(笑)」
そりゃあそうです。くりゅたんを見て、取り立て屋と検事、さぁどっち!ってなったら、まぁ、9・1で取り立て屋かなぁ、ですし(笑)
く「ここ、でかい病院ですよね。看護婦さん、綺麗でみんな可愛いでしょ?」
真「用件をおっしゃってください」
く「いや、真山さんが田所病院にいた時のことなんですけど」
真「それだったらもう関係ありませんから」
く「あのー・・・、誰かに口止めされてます?弁護資さんとか」

びく。

く「会ってません?結構スタイルよくて美人で、お色気ぷるーんとあるような、ちょうどこの人と正反対な人」
この人って私かい!な雨宮(笑)
く「大きな病院紹介してやつって言われたとか」
真「お母さん、そんなことまでっ?」
く「やっぱそうだって」
しかし、もう私は関係ないんです!と帰ろうとした真山、ころんだおじいちゃんを助け起こして、急いで病院に戻ろうとしましたが。

く「看護婦さん!」

くりゅたん、呼びとめます。
「真山さん。何で看護婦になろうと思ったんですか。病人や怪我人を助けたいと思ったから、なったんでしょ。別におっきくて有名な病院で働きたいからとか、そゆことじゃなかったでしょ?あのね、こういうことはうやむやに終わっちゃうと、同じコトが繰り返されるんですよ。別に俺たちは医療ミスを暴きたくてやってる訳じゃないんですから。死なずにすんだ人が、死んじゃうんですよ?もうこういうことなくしましょうよ」
素敵なアップよくりゅたん!くりゅたーん!
雨「お願いします。本当のこと、話してください」
じっと見ているくりゅたん!真剣よくりゅたーーん!!
く「真山さん」

<もてもて男おそるべし!>
そりゃあ、くりゅたんにじっと見つめられたら、嘘の証言までしてしまいそう(笑)真山は、その日あったことを正直に話してくれ、くりゅたんは、部長に起訴するための決済をもらったのです。
部「ホントに起訴して大丈夫か」
く「彼女の証言は信用できますから」
ぽっけに指をいれてるくりゅたん可愛い!
部「俺はもう胃がいたいよ・・・」
く「病院紹介しましょう?可愛い子がいつとこ探しましたから!」

<その頃の皆さん>
皆さんにコーヒーをいれてまわってる雨宮。
事件の話で持ちきりです。
取引してんじゃないの?って。

遠「起訴させてあげるから、求刑軽くしてって」
だって、二人はとっても仲良さそうだし、中村によれば、あの女ならやりかねない!だし!
と、『あの女』が!
エ「久利生検事、いらっしゃいますか?」
部屋から出てきたくりゅたん。公判の資料を貰いにきたタツミエリコを部屋に入れるです。部屋に入るところで、今晩開いてる?ってタツミエリコ。
くりゅたん、外にいる人たちを見て、ドアを閉めました。

<バーで>
雨「私は、何なの?」
呆然としている雨宮の両隣で、かんぱーい!って乾杯するくりゅたんとタツミエリコ。
エ「よく起訴できたわね、おめでとう」
く「おめーが誉めてどーすんだっつの」
エ「別に誉めたわけじゃないわよこれから全面否認で対決するから」
く「あー言っちゃった。手のうち」
エ「そう思ってたでしょ」
く「解ってるね、俺のこと」
両隣でされる会話を聞きつつ、
雨「間山さんにあの病院紹介したの、あなたなんですか?」
と尋ねる雨宮。
エ「あらやっぱりバレてた」
雨「それで口止めしようとしたんですね?」
エ「私は知ってる人を紹介しただけそれって法に触れてますか検事さん?」
く「え?いやべつに?弁護士さんが職を斡旋しちゃいけないって法はないからね」
マスターがじーっと見ているテレビでは、例の寝床、クイックスリーパーが放送されてます。
く「これこれこ!エリコ!これね、結構寝心地いいんだよ」
エ「まだこういうの凝っての?」
く「なにそれ。自分だって、あれでしょ?まだ寝相悪くて、ベッドからおっこちたりしてるじゃないの?」
エ「人のこといえるぅー?。洗いたてのシーツじゃなきゃいやだって清潔ぶっちゃって」

こめかみに怒りマーク1つの雨宮も口を挟みます。

雨「久利生検事は几帳面なとこあって、通販とかの包装紙とか全部とってあるんですよね」

でも、話はもう変わっていて、納豆に砂糖をいれるなんて気持ち悪いだの、食べ物ならともかく、辞書まで匂いをかぐのはおかしいだの、おっそろしい話がどんどんと出てきているのです!

雨「お代わり!」
エ「え?昔からこいうじゃない」
く「前はもっとカジュアルでさ、イケイケだったじゃん」
雨「あー今日は酔えなーい!あの。あのー!あの!タツミエリコさんでしたっけ。あなた、本当に医療ミスはなかったと思って弁護するんですか?本当に無罪だと思って弁護するですか?」
エ「当然でしょ」
雨「嘘だぁ。こういう弁護士がいるから、世の中おかしくなるんだ!」

がく!

倒れて寝ている雨宮(笑)

エ「・・・よくやってるわね、こういう事務官と」
く「こう見えてね、結構ヒット打ったりするんだよ。ふーん。それに、一応検事目指してるみたいだし。いいわね。なにが。青臭いほど、真っ直ぐなままで」
行きますかって二人ですが、ここは俺が払うからってくりゅたんに、何カッコつけてんのってタツミエリコ。
昔のようにはいかないって、ってカードを出すんです。ゴールドなカードを。
エ「次は法廷であいましょう、久利生検事」
うんってくりゅたんでした。

<裁判前にあれこれ>
タツミエリコ側は、真山に揺さぶり。本人はもう仕事はいいや、と思ってましたが、お母さんの喫茶店の借金までが盾に取られていたとは!なんてこったーー!!
部長はアタック25に報告。次席はくりゅたんのことは心配してませんけど、何分、裁判は生き物・・・。どうなるかなんて解らないものなのです。
そしてくりゅたん側は、届いた資料全部に目を通す覚悟です。半年分の急患記録。
雨「急患記録半年分も調べて、意味あるんでしょうか」
く「ないかもしれないけど。やれることは全部やっておかないとね」
その夜は徹夜!あつあつ!と何か食べながら呼んでるくりゅたん。お好み焼きか?たこ焼き??
おlまえ、先上がっていいよって雨宮に言いますが、そう言うわけにはいきませんよ、って頑張る雨宮。
さらに寝床をしゅこしゅこと広げて、その上でうつ伏せになって資料を読んでるくりゅたん。雨宮もやってきて、新しい資料を置き、くりゅたんの背中をこえて腕を伸ばして、別の資料をとってみたりして!
なんか仲良しげー!でも、がんばってる感じが好きー!
そして朝。
つかれてる雨宮。ねむそー。くりゅたんは立ちあがって、のびーー!ってしながら、終わった、とお茶を飲みます。
く「ありがと」
って雨宮に向ける笑顔が、かーわーいぃぃーーー!!!

<ついに裁判!>
くりゅたんの裁判シーンは、これで2回目。革のジャケットにタートルネックが定番スタイルのくりゅたん、主尋問を始めます。
よっしゃ、がんばるぜい!と真山にお礼。
く「証人として、出廷してくれてどうも。助かりました。あのさっそく聞きたいんですけど」
って、あの夜あったことを聞いていったら、きゃー!びっくり!
く「すぐ手術になったそうですが、その時、あなたはどこにいましたか?」
真「私は・・・」
口が重い真山に、ん?って首を傾げるくりゅたん。
真「私は、別の処置室でオペを手伝っていました」
え、って傍聴席の雨宮も驚いてます。
く「あの。こないだうかがったのとは違いますよね」
くりゅたんも、え、です。でも、真山は、その前にきた、階段から落ちて、額を切った急患の処置を手伝っていたって言い張ります。
びっくりくりゅたん、あ、そうですか・・・、って呆然です。くそ、エリコかぁーー!!と思ってることでしょう。
中「ちょと、どしちゃったのよ!」
中村も、となりの雨宮に文句!
く「あの、もう1度お聞きします。片山さんの手術には」
真「立ち会っていません」
く「うーん・・・、って、あ、質問変えます」
それを見て、にやりなタツミエリコ。
雨「笑ってるー・・・」
中「そういう女なのよ」
く「えー・・・」
ばっさばっさと資料を見ているくりゅたん。
く「あのですね」
裁判官「どうしました?」
困ったなーってなってるところで、タツミエリコからは、裁判のすみやかな進行をとか言われちゃって、
く「ちょっと待てって!」
って乱暴になっちゃうくりゅたん。
裁判官には、失礼しましたってごめんなさいしたのち、タツミエリコを睨んで、首こすって、えーーー、っと!

てとこで、ぴーんとひらめいたんです。

く「えー、真山さん。あなた病院のベッドに寝たことありますか?」
真「え?」
く「あのなんでしたっけ。ストレッチャーでしたっけ、がらがらって動かすヤツ。あれは乗り心地はどうですか?」
エ「検察官はイタズラに質問を長引かせようとしています!」
く「そうではありません!」
これから質問の趣旨は明確になりますからって、質問を続けます。
く「さっき、間山さんは、片山さんの前に運ばれてきた、鎌田作次郎さんの手術に立ち会ったと言いましたよね」
真「はい」
く「その手術は、どこから立ち会ったんですか?」
真「タクシーで病院まで来られたので、玄関口からストレッチャーに乗せて処置室まで運びました」
く「今、タクシーできて、ストレッチャーで処置室までって言いましたよね。ほんとですか?」
真「ほんとです」
く「真山さん。ホントのこと言って下さい。これ以上嘘をつくと、あなたも偽証罪で処罰されることになります」
アップで素敵!!
エ「異議あり!証人を不当に威圧して、検察に有利な証言を導こうとしています!」
裁判官「質問の根拠を明確にしてください」
く「真山さん。あなたまだ正看護婦になりたいんですよね。人の命を助ける仕事を続けいるんでしょう?こんな嘘つくの、もうやめましょう」
くりゅたん、真山のすぐそばまでいって説得です。
タツミエリコから文句を言われ、裁判官からも根拠をしつこく聞かれて、元の席に戻るくりゅたん。
く「真山さん。あなたが応対したという急患、鎌田作次郎さん。タクシーに乗ってきて、ストレッチャーに乗せて処置室まで運んだ患者です。階段から落ちて額を切ったというこの方のこと、調べたんですけど。んー。・・・・・まず、考えられませんね。うん。と言うか、ありえません」
不安そうにくりゅたんを見る真山。
くりゅたんは、書類を真山に見せます。
く「この患者さん。まだ生後8ヶ月なんです」
おぉ!そんな(笑)!
くりゅたん、やってやったぜ!ってにって笑います。
く「8ヶ月の子供が、タクシーで病院まで来られますかね。当然、親か誰かが抱き上げたままきませんか?しかも額から血を流してる訳ですから」
小首かしげて指でこめかみに触るくりゅたん!あう!!
く「わざわざストレッチャーなんかに乗せませんよね。抱いたまま処置室までいきませんか?」
エ「裁判長!根も葉もないでたらめです」
く「これは事実です。調べればすぐに解ります。弁護人は何をそんなに守りたいんですか。被告人は、病院側ではなくて、その先生です。先生はミスを犯しました。そのミスは、この法廷で裁かれるべきです。そしてそれよりも問われるべきなのは、先生のミスを組織ぐるみで隠そうとした(ぎろってみるくりゅたん、素敵・・・!)病院側の責任です。こういうことはうやむやになってるとまた同じようなコトがおきるんですよ。死なずにんだのに命を落とした人もその家族も、たまんないでしょ?」
そして裁判長に、理事長と、院長を証人として申請するくりゅたん。
く「お二人を呼んで、病院側の責任を明らかにするべきじゃないでしょうか」
裁判長「検察官の承認申請を認めます」
ふむー!と満足な中村(笑)鼻の通りもよくなってそうだ(笑)!
可愛いのぅーー・・・!
く「ありがとうございます」
はーって座るくりゅたん。とんとんってテーブル叩いて、あ!ってまた立ちあがる。
く「あ、すいません。まだ証人の口から何も聞いてませんでした(笑)。真山さん。あなたは、被害者の手術に立ち会いましたよね」
アップなくりゅたん!真山も頷くはそりゃ!
く「ではその時起こったことを正直に伝えてください」
真「・・・すいませんでした」
その真山に、はー、ってあたまかかえるタツミエリコ。くりゅたんは、にっこー!と笑って、ふいって唇が動くですよ!可愛いですよーー!!!

<裁判後>
もー、くりゅたんへとへと、うぃーーんって伸びをしながら歩いてくるけども、歩きっぷりも素敵じゃなぁい?
エリコが待っていて、一緒にエレベータに向かいます。
エ「よく調べたわね、こつこつと、ずいぶん時間かかったでしょ」
く「おかげでフラフラ」
エ「変わってないわ」
く「ガキだって言いたんでしょ?」
エ「ううん。・・・あたしはずいぶんと変わっちゃった」
く「・・・変わってないんじゃないの?」
エ「法律すれすれの手使ってもまで勝とうとしたの」
く「いんじゃない?」
エ「え?」
く「だって依頼人を守るためでしょ。それがおまえの仕事じゃん」
にって笑うくりゅたんです。そーしーて!!すごいエレベータ素敵ー!!!乗りたーい!どこのエレベーター!?素敵ー!
乗ってるくりゅたんも素敵ー!!
1階まで降りてきたエリコ、車だから途中まで送るってゆって、嘘、いいの?ってなったくりゅたんだったんだけども。
く「あ、いいわ。先行って」
エ「なんで?」
く「ん?いやあいつ連れて帰らないといけないから」
その視線の先には、ソファでうたた寝している雨宮が。
エ「・・・あんたが好きになるのって、昔から、あたしと逆のタイプだよね」
く「あ?」
エ「じゃあね」
そして外に出て記者に囲まれるタツミエリコ。くりゅたんはその姿を見送り、雨宮が寝ているソファに近づくんですが、またソファ素敵!ソファ重厚!
隣のソファにくりゅたんも座るんだけども、いいわー!照明も素敵!!
くりゅたん、ねむーーい!と大あくびして、じーっと雨宮を眺め、ばさ!って資料を投げたりしたんだけど、雨宮起きません。
しょうがないなぁ、と、にじにじと近寄っていくくりゅたん。膝あたりに落ちた資料を拾って立ちあがり、雨宮のそばまでいって。

こて。

って頭をつっついて、
く「行くぞ」
雨「・・・・・はい」

いやーーー!!甘いわーー!!甘いーーー!!甘い起こし方ぁーーーー!!!

<バーで>
大あくびのくりゅたん。
雨「あの場でよくあの質問思いつきましたねぇ」
く「あれまじで焦ったな」
雨「寝てない方が調子出るんじゃないですか?」
く「あ、そうかもしんない」
そんな眠たそうなくりゅたんの背中にして、マスターは、ナプキンを折ってます。可愛い!純喫茶風ナプキン!すてーきーー!!
く「ゆうべさ、あのベッドに寝っころがって、資料眺めてたらさ、亡くなった片山さんのこと、妙に気になっちゃってさ。片山さん、最後はどんなベッドに寝たのかなって思って。ま、でもよかったじゃん。事実がはっきりして」
雨宮も、うんって頷きましたが。
く「あ、でも、エリコのヤツ、絶対来るな、高等」
またエリコ!?んむぅ、と思った雨宮、聞いちゃいましたよ。
雨「よくわかってるんですね、エリコさんのことは。久利生さんにはやっぱり、あーゆータイプが似合うんじゃないですいかね。さっぱりしてて、大人の女で。私と、真逆っていうんですか?あのー、てことはですよ?やっぱり付き合ってたんですか?」
でも、くりゅたんは沈没。ゆすぶっても起きません。
きゃーー!!起きないわよ!起きいないわよ!拉致拉致!拉致っちゃいましょう!!


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