I come with tha rainの初日舞台挨拶に行ってきました。
2009/6/6
小雨の中の、TOHOシネマズ六本木は、建物の中は大行列。
・・・なぜ!?
それは、TOHOでしか売らない雑誌があって、それを買わねばならないからです。
大行列になってますが、おおむね、その800円の雑誌を買うためだけの行列ですから、はい何冊?はい何冊?と売りにくれば早いんですが、かたくなにそれをやらずに並ばせるのがTOHO。映画始まっちゃうじゃーん、となりながらも入手しまして、ホットドックやら、ポップコーンとともに座席に。
いわしくん、ちゅみ様らと一緒でしたが、ワールドプレミアの時に一度見ているちゅみ様は、そんなキャラメルポップコーンなんか見てるような映画ちゃうよ!と注意を受けることに(笑)
でも、トレイが便利でしたよ。ドリンクホルダーのところにトレイを挿せるようになっててましたよ(気づくまで、変な形のトレイーーとひざに乗せてましたが)。
舞台挨拶は、映画の後。
何が何でも映画は見なきゃいけないんですが、前日のWhat’sで映像がえぐいと木村さんが言い、ちゅみ様も、舞台挨拶くらいくっついてなかったらやっとれんと言い、もー、こりゃダメだ、とかなりどんよりした気分で客席にいた訳です。
でも、終わってみると、木村さんは想像以上に登場してくるし、泥だらけの血まみれでも綺麗だったり、可愛い。
おっ!どーしたよ、チムタク様!やるやん!
これ、シタオのシーンばっかり集めてくれたらいいのに!と思いましたです。
写真も出てきますが、その写真の木村さんさえ可愛いときたもんだ。
ジョシュハートネットと、イビョンホンのシーンは、ちょいちょい具合悪いシーンが出てくるんで、そこはいらん。そこは大変です。あの人らの出てくるシーンでは、木村さんの顔の上を蛆虫が這う、どころじゃない大変なことがちょいちょい起こりますんで、気をつけて!
<舞台挨拶>
席についた時に、ドリンクホルダーになんか入っていて、あら、記念品でもあるの?と思ったら、黄色いレインコート。これを、マスコミ向けフォトセッションで着ろという。
・・・これを・・・
えぇ。映画が終わった後、着させられました。フードも被れという。
シタオと一緒のー!と女子アナが言いますが、シタオは黄色いジャケットは着ていても、レインコートなんか着てないし!
それくらいだったら、イビョンホンが最初の頃着てた魚柄のシャツの方が5200万倍可愛いわ!(イビョンホンの数少ない可愛いシーン)
そもそも、司会者の女子アナが、誰!?という人で。松尾さん?という人で、そりゃ、私はとりわけフジの女子アナ、というだけで、佐々木恭子さんなどをのぞいて、えーーーーーと思う性質を持ってるけど、それにしても、しらんすぎる。誰!?笠井さんはどこ、笠井さーん!
その、知らない女子アナから呼ばれた木村さん、いわゆる上手、右袖から登場。
草壁か!(←Jun.様にさえ解っていただければそれでいい・・・!)
家庭教師ヒットマンリボーンの登場人物。ながいリーゼントのキャラクターのごときリーゼント。もうそれはポンパドールではないだろう!というリーゼントっぷり。
そして黒いスーツ。
今回は、一人だけなので、さっさとご挨拶に。
まず、あんた誰?という女子アナに、シタオなのか木村なのかと聞かれて。
木「いやいやいや。木村です」
ワールドプレミアのときは、映画の前に挨拶でしたが?
木「皆さんのものになったので。以前プレミアでここで挨拶させいたいだいた時は、これから作品を見る方たちの前での時間だったんですけど、今日は見た後の皆さんの前での会話ということで、すごく、ここに来る前、あの、若干この会場の空気がどうなっているのかすごい想像つきづらかったんですけど、そうですね。ま、作品は終わりましたし、みなさんの中に持ってる感情だったり、印象だったり感想もそれぞれだと思いますし。ですが、今現在僕の体には、傷は1つもありません」
客席「おぉーーーー!」
アナ「よかったです綺麗な木村さんで」
左、私たちから見ると、右側を向いて、あれっ!?ってなる木村さん。
大丈夫か、女子アナ。
続いて、蛆虫のシーンのことを。
木「うじうじ言わないで下さい」
アナ「白い虫・・・」
木「あくまでも共演者なので」
アナ「そうですね」
アナ「共演者です」
アナ「それ以外にもたくさん出演されてましたけど」
木「そうですね。共演者の方は、一切リアルな。とても性格のいい。言うことは、あまり、て言うか言葉は通じないので。監督が、横たわる自分に、ソーリータクヤ、ソーリータクヤって言いながら、共演者の方たちを、僕の顔に乗せて下さいました」
アナ「辛い思いもありましたか?」
木「いや、辛さはなかったです」
日本と海外、監督の違いは?
木「いや、日本の監督との違いと言うのはないですね。それはほんとにそれこそ、海外の方、日本人の方って、その監督の中で求める一番その人が欲しい世界観ていうのは、それこそあの、日本で言ったらアニメーションを描かれてる方もそうだし、独特なその人の世界観が求められるんで。そういうことって意味での違いってのはないと思うんですけど。
自分はたまたまこういう十字架が象徴的なえがかれてる作品の中での登場人物だったんで、無宗教の自分としては、わ!自分がそんな立場に立っていていいのだろうか意味では、さきほど、精神的って言葉がありましたけど、本当に本番向かうまでに、準備期間だったり、あぁいうふうに体中に傷をおったように見せてくれる美術スタッフでしたり、たくさんの人のサポートがあったので、全然大変じゃなかった」
これ一生懸命メモしたんですけどね・・・・・・。
何をゆっとんだか・・・。
英語は?
木「スムーズというかあの。体当たりというか。もうスタッフも含めると全部で11カ国のスタッフがいたりしたんで、その共通語としての英語ですね。体当たりな感じの」
元々英語は得意?
木「いや、体当たりです」
アナ「失礼しました。体当たりのカンバセーション」
木「おぉ、カンバセーション!」
オフシーンで仲良くしてたようですが、3人の雰囲気はどうだった?
木「3人の雰囲気。3人の雰囲気を僕が言うのはどうかなと思うんですけど。ほんとになんですかね、ジョシュにしても、ビョンホンさんにしても、ものすごい、それこそハリウッドからこられた方だったりとか、
韓国を代表する役者さんだったりとかするんですけど、ほんとになんですか。皆さんが思ってる以上に普通なんですよ感覚が。ものすごく普通で、なので、3人のオフタイムの空気ってのはなんですかね、悪がきが3人集まったような空間になてましたね」
アナ「見てみたいですね」
さっきと同じく、えーーー???ってなっちゃう木村さん。
まぁ、見たいですけどね(笑)
タイトルは直訳すると、私は雨とともにくる。タイトルの意味をどう解釈した?
木「どんな意味?いや、I come with tha rainですから。でもそうですね。ポスター表記にもアイの部分がなんで赤になってるんでしょうかね。でもこの映画の中で、雨が降ってるのは一ヶ所だけなんですよ。なので」
そんなことなかったんですよ。木村さんが出てくるところ以外にも、2回くらい雨降ってますからね。そんなたいした意味のありそうなシーンでもなかった気もしますが。
そして女子アナが、木村さんが一ヶ所だけと主張するところを説明しようとして。
木「もう、あの多分見てるんで、みんな」
アナ「野暮なことっていう・・・」
木「野暮なことって言うよりも、ご覧になった方たちの中では解っていただけてると思いますし」
最後にメッセージを。
木「メッセージ・・・。そうですね、あの、色んな、それこそ色んな感想を持っていただけたと思うんですけど、僕はそれを、劇場で見て、過ごしてくれただけで、僕はやったかいがあったなと思えるのでほんとに嬉しく思っています。何度とまでは言いませんが理解できなかったら、また見てください(笑)。今日はどうもありがとうございました」
ここで、舞台挨拶は終了。
ここからフォトセッションの準備になりますが、カメラマンたちがステージに上がる間、袖で待機予定の木村さん。でも、そのままステージに。真ん中にいたのが、徐々に徐々に、右の方に移動していく木村さん。背中を壁につけてもたれつつ待ってました。
客席を黄色にするため(なんでよ)フードを被れというところで、えーーーってなる客席。
さらに、I come with tha rainと女子アナが言うから、こぶしをあげて大ヒットー!ってゆってくださいと。
大ヒットなんか絶対!せぇへんし!そんな映画じゃないし!
そして、本番では女子アナが言うんで、練習では木村さんに言ってもらいます!って、そんなことで喜べるかぁ!
それを共同作業ですよ!と喜んで!ってなってる女子アナですが、木村さんは、黄色いフードをかぶるのか!?というところに根源的な疑問を感じておりました。別にシタオそんなことしてないし、黄色がテーマって訳でもないし、客席を黄色にすることになんか意味があんのか?とまで思ったかどうかは解らないですけど。感染列島じゃあるまいし、と私といわしくんは思いましたけども。
木「僕、黄色のフード被ってなかったと思うんですが」
アナ「より黄色い・・・」
木「でも、どうなんですかね。フードはない方がいいんじゃあ。フードを被ると、なんかせっかく今日みんながそれぞれ準備してきたものが・・・」
そらそうです。映画本編が終わった途端、まだクレジット中(つまり暗い)ライトつきの鏡で自分をチェックする人らもいたんですよ!
木村さんから見えるとは思えないような席にも関わらず、まぶしいわ!アホかおばはん!
(残念ながら、私たちでさえ、平均からいけば若手になるんじゃないかと思うような客席でしたわ・・・)
客席の真ん中は、I come with tha rainの看板を持たされてる人たちもいて、それを持つと、もう顔も何も映らない状況だったようで。
木「そこの人たち存在がないじゃないですか」
実際どうなったかは後ろだったんで見えなかったんですが。
そして、大ヒットーの練習。
木「じゃ、いきますI come with tha rain(普通に)」
客席「だいひっとー」
木「もうちょっとみなさん、右脳を使って(笑)!」
そして、木村さんが客席に入ってきて、傘を差します。あー、傘で顔が見えなーい!そして、立つ人がいて見えない〜!と思ってたら、木村さんより後ろは立ってよし、ということで立ちまして、顔が見えないかなーときょときょと。
時々横を向くと見えたりしてました。右を抜くと見えるんですよね。
それだけできゃーー(笑)!
そして、大ヒットーもやるんですが、客席から、右手?左手?という声が。直接木村さんに聞こうとしてましたが、木村さんは直接答えず、右手でいいんじゃないですかね、と、女子アナに。
大ヒットー!は2パターン撮影して、木村さんは終了。右手の方に帰っていきました。
終わった後、小指の指輪が派手すぎない!?ヤクザかと思った。ピアスも派手すぎない!?ポンパドールの仕方はちゅみちゃんと一緒ね、なんて、私以外の人たちが話してました(笑)
双眼鏡も持ってなかったし、持ってても、小指の指輪まで見たかどうか・・・!みな、すごいわ!と感心しきりでございました。