『きむらとしろうじんじん 野点−焼立器飲茶美味釜付移動車』
01/05/20
職場の食堂で、そのちらしを見た時は、何が起こったのかと思った。

だって、こんな人が映ってるんだもの!衝撃!
この人は京都の陶芸家で、素焼きの器をリアカーで持ってきて、それに絵付けをして、焼いて、それでお茶が飲めるっていうイベント。もう、訳が解らない(笑)いかざるを得まい!ということで、12日に、赤い怪獣と丸亀の会場に行ってみました。
その時は、公演で、赤いドレスのじんじんさんがいて、でも、辺りは人が一杯。1日35個限定の器はもうなく、時間もなかったため、あの人がじんじんさんかぁ〜・・・。身長2m!?とか思いながら帰ったもんです。
しかし、もう1度チャレンジしたい!と、20日、友達のたえちゃんと二人、丸亀の会場に向かいました。
会場は、丸亀猪熊弦一郎現代美術館の1階ゲートプラザ。
19日、20日は、丸亀お城祭りなんてのも開かれていて、早くいかないと駐車場が危ない!ってことで、私たちは、10時に高松を出発。10時50分に会場についたにも関わらず!
なんですとーー!
もう並んでいるですとぉーー!
すでに、ゲートプラザには、30人を超える人たちがじにzんさんを待っているじゃあありませんか!むむむ・・・!絵付けられるのか・・・!
私たちの後ろに並んだカップルも、あの辺りで35人と彼女に言っていて、あの辺りは、私たちよりちょい前。
んむむむ・・・!
幸い、ゲートプラザというのは、日陰になる場所で、待つこと自体は快適だった。担当の人が、1度やったことのある人は初めての人にチャンスを譲ってあげてください、1グループで、1つとかにしてください、前後にいる人を覚えておいてください、なんてゆってました。
前後にいる人を覚えてって・・・(笑)整理券とか配ってくれたらええじゃないのよ(笑)
11時前から並び始めて、およそ1時間ちょっと。
拍手が始まったと思ったら、じんじんさん登場!身長2mくらいで、真っ赤な、体にぴったりフィットしたロングドレスに、黒い羽根。頭には茶せん。茶せんの先には花(笑)。
ほっそーーーー!!!
ブーツの底あっつぅーーーー!!!
そんな驚きの中、えっちらおっちら、リアカー引きながら登場(笑)そんな姿でリアカー引きながら(笑)!
つけまつげは、特注!?というほどに長く、シルバーのアイシャドーは、頭の横まで引かれている、そんなじんじんさんは、喋ったら、普通の関西の人(笑)
譲り合ってやってくださいねぇ、と柔らかくゆってました(笑)
それに、今日できなくても大丈夫!だって、じんじんさんは、10月に!
10月に!
福岡にいくのです!
福岡かーーーーい!!!
福岡にいける人は、福岡に来てください!って、そないに近ないがな・・・(笑)
35個ある器を選ぶ順番は、やっぱり早くきた順。なにせ、9時前から待ってたって人までいて、そらやらせてあげなきゃねぇ〜。後、グループで1つとかって言うのをみんな守ったものだから、ラッキーにも、私とたえちゃんも1個GETすることができました。
ここから、絵付けをして、後は焼いてもらうことになりますが、1度に絵付けできる人数は、せいぜい、6・7人。この絵付けをする場所も、リアカーを改造して、テーブルにしてあるものなんで、回りに座れる人数が知れてるんですね。なんで、お昼でも食べてゆっくり戻ってきてくださいってことになり、丸亀の商店街に。
そしたら。
あぁ、ここも・・・?ここも寂しい商店街なの?
今日が日曜日だから開いていないの?それともいつもこうなの!?さびしぃーーー!!!
そんな商店街の中にある、寂しい喫茶店でお昼を食べまして(笑)、そろそろ行く?となったのが、2時前でした。
あ、丸亀の商店街は、確かに私が歩いた場所は寂しい・・・!感じでしたけど、美味しいいちご大福の店はあるんですよ。えぇ、そこは大丈夫で(笑)
さて、絵付けしたいんですけどー、と会場に戻ったら、私たちの順番は、まだ10番目くらいで、後1時間くらいかかるって言われたです。そうかー。
そうすると、猪熊弦一郎美術館に行くしかあるまい。
だってここでは、ヤン・ファーブル展をやってるんだもぉーーん!
<ヤン・ファーブル>
ファーブル昆虫記のファーブルのひ孫。そのせいなのか、どうなのか、作品には、甲虫と使ったものがやたらと多い。これまた職場の食堂で見つけたパンフレットには、もんのすごく美しいグリーンのドレスが映っていた。
あぁ!これが、すべて玉虫で作られているなんて!!
猪熊弦一郎美術館は、結構有名な美術館だけども、今までいったことはなかったです。中に入ると、ヤン・ファーブルの前に、猪熊弦一郎の現代美術がたくさんあり。
・・・。現代美術って・・・・・・・・・。
現代美術って、むちゅかちぃーー!!!
高校では、デザイン科に所属していたたえちゃんと二人、だってここ、絵の具垂れてるやん、とか、言いながら見てました(笑)描くん早いんやろなーーって(笑)
あ、ここの白い部分は、あれやな。絵の具のチューブから、直接搾り出したな?こっちは、その後指でなぞったやろ!
などなど。とても、芸術品鑑賞とはいえん態度で見ていた私たち(笑)
なんか、現代美術って納得いかんのですわ!
それから、ビデオを見にいきました。2時からヤン・ファーブルのビデオが上映されるっていうことで、見に行ったら、音のない映像が、ずーーっと流れてました。
TIVORIって作品かと思うんですが、手前に池のある美しい洋館を、ずぅーーーーーっとカメラ回しっぱなしにしておいたものを、早送りしている映像です。
音がない映像は辛い・・・!
暗闇の中で、それを見ていると、眠たくなる・・・・・・・・・!!!
その後、音のある作品もありましたが、5人のほぼ裸の男たちが、壁に背中を預けて床に座っていて、えー、なんか、うなってたりとか。うーんと、壁に後頭部をごん・ごん・ごん・ごん・ってぶつけながらリズムとってたりとか。えーっと。そんな映像(笑)
眠いわーーー!!!!
ゆーて、すぐに出てきました。
はふー。げいじゅちゅってむちゅかちい・・・!
しかし、問題は、そのファーブルの作品そのものです。
展示室は、今日はお休みですか!?というほど暗く、作品は、1つ、1つ、ブースに区切られて入ってます。
壁には、絵も飾られてました。
作品名は、『私への地図』。画材は、「紙と血」
あいたたたたーーーー!!!この茶色は血かぁーーー!!いったぁ〜〜!!
例の美しいグリーンのドレスも飾られてます。オール甲虫。
甲冑を着た、可愛い形の生き物もいます。フランドルの兵士だったかいの。おっきな耳の可愛いグリーンの生き物も、オール甲虫(笑)
ロウで作られた大地にうごめくスカラベ。
骨とかも使われてます。骨って、それって人間の?んもうぅ、ドキドキ!
エンジェルヘアーを使った作品もありました。エンジェルヘアーって何?ってことなんやけども、真っ白な毛で覆われた、ある種の生き物のようなものが立っていて、あれ、なんだろこれ、と思ったら、黒ヒゲ危機一髪みたいに、ぶすぶすナイフが刺さってたりとかしてね・・・。危険なので触らないでくださいって書いてありました(笑)またそのナイフが、ものすご包丁みたいな柄なんですわ(笑)
たえちゃんは、結構側に近寄って、どうやって金網と甲虫がくっつけられているのか確かめ様としてましたが、私は誰がみても解るへっぴり腰っぷりで、あんまり作品には近寄れませんでした(笑)
あ、可愛い(?)机がありましたね。甲冑で覆われた大きめのテーブルで、足に、甲冑の足が使われてて、全部が同じ方向にむいてんです。歩いていきそうになってて。それは虫がいなかったんで、ええ感じでした。
とまぁ、ヤン・ファーブルと、猪熊アートを、明かに間違った方法で堪能し、ついに絵付けの順番が!
使える色は、基本が10種類くらい。後混ぜることも可能です。
私たちは、浅い器をもらっていて、内側は1色。外側を、放射状に、何色かで塗ることにしました。
内側が、青緑で、外は、青・緑・黄の3色遣い。赤はないのよ。赤ってゆーか、オレンジでね。それに、青も、青と出るか、金属ぽくでるかは、やってみなきゃ解らないってことで。しょぼぼん。
内側を私が塗って。外側をたえちゃんが。
結構釉薬はぼってりしてて、塗りはどんどん厚くなります。これあんまり熱いとやばいんですって。ガラスなんで、焼いてるうちに底にたまって、そこが抜けたりするそうです。
そこで、たえちゃんが、削り職人となって、熱くなった部分を削ってくれました。
削らせたら日本一やな!ゆーほど、上手(笑)たえちゃん、削り上手(笑)
全体をほぼ同じような厚みになるようにしたら、後は焼いてもらうんですが、これまた、1時間半ほど待たなきゃいけません。
美術館の中のカフェで、チーズケーキとお茶をしました。
ホントは、ヤン・ファーブル展スペシャルの、うさぎのシフォンケーキを食べたかったんですが、売り切れでな。
でも、チーズケーキ、美味しかったぁ〜〜ん♪
さて、どうやって焼くかなんですが。
じんじんさんがお茶をいれたりする方のリアカーに、釜がついてまして、まずはそこで焼かれます。そこから、新聞紙の切れっぱしがたっぷり入っている入れ物に焼かれた器をいれると新聞紙が燃えて、それでいぶされていくわけです。いぶしおえたら、黒くなった器を取り出して、たわしみたいなやつで、がしがしこすっていくと、その下から釉薬の色が出てくる!という仕組み。
ちなみに、釉薬を塗らなかったところは、黒く残ります。
私とたえちゃんの器は、果たしてどのように色が出ているのか!アシスタントの人たちが削ってくれてるそばで、じっと見てると、結構綺麗な色が出てて、おぉう!うれちい!
まぁ、厚みが足りなくって、薄くなってるとことかありますけど、結構いい味出てんちゃう!?
なんなら私も、たわしで磨こうか!?
そして出来あがった器で、本当ならお茶が飲めるとこですが。
すでに、時間は5時半。
なのに、まだまだお茶飲みたい人は待っている。
たえちゃんの時間の都合もあり、私たちは、お茶碗だけもって帰ることにしましたです。
あぁ、ちょっと喋ってみたかったよ、じんじんさん。
でも、写真は取りました。
たくさんの人から写真とって下さいって言われるたびに、虹色のレースクィーンみたいな傘を広げてポーズのじんじんさん。そのじんじんさんを、おっさん、何撮るねん!という近さから、望遠で狙ってるおっちゃんがいて、ものすご面白かったです。おっちゃん、ずっといたし。
他にも、朝からずーーといる人たちもいましたね。ロリータファッションの女の子二人組とか。おっかけか!?
そーゆー私たちも、朝から晩までいたんですけど(笑)
出来あがった器は、とりあえず私がもらいました。
何か、美味しそうなものをいれられるかどうかは、私の料理熱がどう続くか!にかかっておりますです(笑)!