What’s up SMAP

2月9日

「ワタクシ木村拓哉。このたび、wowwowのグラミー賞、アカデミー賞のメインパーソナリティを務めることになりました!一人拍手ー!アカデミー賞は月末、グラミー賞はもう来週の月曜日ですね。wowwowのHPを見てみると、第41回グラミー賞、午前9時半、メインパーソナリティ木村拓哉。メインパーソナリティって何やるんですか?ってって質問届いてるんですけど。
司会ではないよ。だって俺司会じゃないじゃん。俺がグラミー、アカデミーの司会だったら大変だって。今頃こんな感じで喋ってないよ!wowwowの衛星生中継の最初の受け取り手として、僕と、ジョン・カビラさんと、wowowのスタジオでやろうではないかと。
世界陸上の織田裕二さんとか、世界水泳のウォータープリンスではないけど。・・・マーメイドプリンスか(笑)そういうものではないかと思うんですが。
生中継ですから、どんな音が届くか楽しみですね。その時の服装はフォーマルないでたちになるんじゃないかと思うんですが、ぶっちゃけ、華麗なる一族で、僕のスタイリングをしてくれてるオオクボさんって人がいるんですけど、この時の衣装スタイリングしてもらっていいですか?って言ったら、よっしゃ、任せとけ、ばっちこいって言っていただいたんで。
色々ね不安要素はあるので、今日はこの場をお借りして、ある人にグラミー賞にどう立ち会ったらいいか、アドバイスをいただこうと思ってます。その人は毎年テレビで、じゃないですよ?あの会場に行って、体感してる人なんで。すごい人です。言い方変えるとすごいダメ人間です。今なんとなく解っちゃいました(笑)?誰に電話するか」

「元々好きだったんですけど、去年のグラミーのオープニングだったかなー。僕家で見てたんですが、あのオープニングアクトを見て、ますます好きになりました」

1曲目、マドンナ「ハングアップ」

「来週月曜日にグラミー賞の生中継のメインパーソナリティオを務めさせていただくことになりました、木村拓哉です。東京FMでwowwowの話ですみません。ここでアドバイスをもらうために電話をしようと思います。wowwowの人ではないんです。フジテレビの人です。
もう解りましたね?スマスマの黒木プロデューサー。ダメ人間のモデルです。彼は毎年行ってるらしい、グラミー賞の会場に、今年も行くはずなんです。これすごいのは、実はその周辺の時期になると、スマスマの収録が休みになるんですよ。あれ?なんで来週ないの?スマスマって思ってたんですけど、これグラミーで休みになってると思うんですよ。来週スマスマ、収録ないんですよ。これおかしいでしょ?そのあたりもつっこんでみようと思ってるんですけど、電話してみましょう。

「お疲れ様です、木村です」
「お疲れ様です」
「今What’s中なんですけそ」
「はいはい」
「ちょっと聞きたいことあって電話しました。今What’sの中で、グラミー賞の話をしてるんですけど」
「あぁ、グラミーの」
「さすがですねぇ〜。『グラミー』ですか。自分の庭みたいな感じですね♪」
「いやいや・・・」
「毎年グラミーに行ってる、おそらく日本一のグラミー通だと思われる黒木さんに聞いてみたいなってこと電話をかけさえていただいたんですが」
「あーーはい」
「今どこですか?」
「今、京都駅ついたとこなんですよ」
「何してんですか!?」
「実家に帰ってて、京都タワーの下のへんにいます」
「その中継は別にいいんですけど。話は元に戻して。今年も行くんですよね、グラミー」
「行こうと思ってます」
「思ってます、じゃないですよね。行くんですよね」
「はい!行きます!」
「何回目ですか」
「4回目です」
「黒木さんから見てグラミーの魅力ってなんですかね」
「んーー」
「僕が思うのは、この1年間活躍したアーティストが集まってくるという、その空気感だったり、でかいアーティストでも本気でやるじゃないですか。それなんか魅力だなーって」
「同じです」
「えっ?」
「同じです」
「なんだそれ。日本一のグラミー通が何言ってんですか」
「魅力ですよね。やっぱり本気感っておっしゃいましたけど、ベテランも若手も本気でパフォーマンスするところとか、スタッフも」
「あ、スタッフ。それはテレビじゃ解らない、現場にいる人しか解らない」
「まずカンペ出す人がセンターにいるんですよ。すごい怖いです」
「その人が怖いって!どんな情報ですか!」
「生放送なんですね」
「日本でも、朝の9時半から」
「ほんと楽しみです」
「見ないでしょだって!あなた現場いるんだから!wowwow絶対みないでしょ」
「みたいです」
「見れないじゃん!それで、センターのカンペ出す人がどう怖いんですか?」
「押し、引きが当然あって、ありがとうってパフォーマンスあるじゃないですか。両親と神に感謝、みたいなこと言う時、カッコつけたりするアーティストがためたりするんですよ、わざと」
「それは感極まって、じゃないんですか?」
「感極まる場合もあったり」
「グラミーですよ?言葉は選ぶと思いますよ」
「その時に怖いんですよ。もっと早くやれ!みたいなこと言うんですよ」「なづほどなー」
「そんな話はいいですかね・・・」
「その怖いフロアディレクターの人も、現場はみんなタキシードですよね。カメラクルーもタキシードなんですか?」
「かっこいいタキシード」
「現場はどうなんですか?やっぱりFNS歌謡祭よりすごい(笑)」
「すごいです。(はっ!)僕はFNS歌謡祭好きですし、毎年興奮しますけど(笑)」
「フジテレビの社員がいっちゃったよーー」
「いや、でもアメリカのFNSですからっ」
「グラミー先でしょ!」
「FNSは日本のグラミー?」
「編成の荒井さんも聞いてると思うんでね、心してお願いします。グラミー賞といえば、パフォーマンスが注目されますけど、今年のグラミーで注目のパフォーマンス。二人で同時に一人ずつ」
「あー・・・、また同時に言うんですね。がんばりましょうって言ったやつですね」
「スマスマ10年もやって、息があってきたとこじゃないですか。リスナーに俺ら息合ってるぜ!ってとこを見せつけてやりたいと思って。もちろん同じアーティストだと思います。ちなみに去年は!せーの!」

木「スティービーワンダー」
黒「マドンナ」
「わーーーーー・・・・・・・」
「あーーー。すいません。スティービーワンダーも最高でした。すいません」
「あれーー、20年やってんけどーー。本番行きます。今年のグラミー賞、注目のアーティストは、せーの!」

木「ビヨンセ」
黒「ジャスティン(はっ!違った!?)ちんちん・・・」

「ジャスティンちんちんって言っちゃった今(笑)!このまま待っててくださいね」
「合いましたよね」
「合います?」
「今合いましたよね?」
「全然合ってないですよ、だから!」

2曲目、ビヨンセ「デジャブ」

「毎年グラミーの週になると、スマスマの収録がお休みになるんですけど、ちなみに来週のスマスマもお休みになってるんだけど、それは偶然だよね」
「・・・う!うー・・うーん・・・」
「ここ重要な部分なんだけど」
「うーーーん」
「これあくまでも偶然だよね。4年連続偶然だよね」
「うーん、・・・すいません。ちょうど1月、あれこれやって、お正月休みがそのへん、かなあって」
「ちなみに俺のところには、予算の都合でとかって訳わかんない理由が来てるんだけど」
「予算の都合ではないですね」
「黒木さんの都合だよね」
「う、うーーー」
「なんでそうやってSMAPにナイショにしようとするんですか」
「そんなことないです!ナイショにしようとしてないです。もう勘弁してくださいっ」
「ひゃはは!!僕今年グラミー賞の生中継の仕事させていただくんですよ。で、アドバイスをして欲しいなって思って。進行はどうすれば?メインで進行とか、そういうのやったことないんでね、何に気をつけるべきだと思いますか?」
「見る側の興奮をちゃんと放送された方が面白いと思うので、進行というよりも、見たままで、ワオっ!って感じで」
「・・・じゃあ、始まって最初の一言はワオっ!って言ったらいいんだ(笑)ジョンカビラさんの横で、俺がワァオ!って言うのが、今回のグラミー、生中継の一言目。ハードル高いなぁ〜。ワァオ!って(笑)」
「ご一緒させせていたあいた皆さんなんか、いらっしゃるじゃないですか」
「黒木さんの力でね。英語も喋れないのに交渉いって」
「ベルリッツ行ってます」
「なんの自慢?。もし、これがwowwowじゃなくて、フジテレビっでの中継だったらどうディレクションしますか?あっ、そうか、できないよね、現場に行ってんだから」
「あそうか」
「あそうかじゃないよ。いつ帰ってくるんですか?」
「やっぱり現場の外からじゃなくて、中からすると最高ですよね」
「それは無理ですよ。それはフジテレビだったらいけるってこと?」
「いつかはやっぱりでタイなと思いました」
「で!でたい!?出たいの!?」
「いやいやそれは、木村さんたち、メンバーだったり」
「ちょっと!ちょっとおかしいよ!寒すぎじゃないの京都!」
「あの僕じゃなくて、木村さんだったり、SMAPだったり」
「いや無理ですよ、グラミー」
「一緒のエンターテイメントの仕事してる以上、思ってもいいですよね」「思うのはいいですよ、思うのは」
毎年ここでスマスマ出演を取り付けてくる黒木プロデューサー。さて今年は?
「マイケルジャクソンはってたよな。関係者降りてくるまで、ホテルではってたんでしょ?今回誰を狙ってるんですか?」
「やっぱりプリンスとか」
「・・・プリンス・・・!」
「すいません!ほんと夢みたいな話ですけど。マドンナも夢だったんで、思い続けていれば」
「来てくれたからね!俺らが作った飯食べたからね」
「ちょっとお話しようとと思ってたんですけど、あの時出した料理、何品か気に入って、日本の方(マクロビオテックのシェフの女性)におっしゃってるそうです。魚のしゃぶしゃぶとか、食べたいって。10日に1回くらい、ビストロっぽいの作ってるって。嬉しいなーって」
「だったら俺らがつくりに行くよ」
「あー!そうか!!」
「あー!そうかじゃないでしょ!マドンナのうちに行くって企画、どうですか」
「あー。いーですねー」
「ダメだな。まぁだめか。話は変わるんだけど、前回電話した時にワンセグの話したでしょ?黒木さんこういったの覚えてる?『今度詳しく調べておきます』そのままになっちゃってrんですけど、ラジオのリスナーたちはいつ詳しく教えてくれるんですか?っていうメールもあるんでここで聞きますね」
「あーー・・・」
「結局ワンセグってなんですか?」
「俺の解釈は、小さいテレビなんだけど。合ってる?俺こないだ、華麗なる一族の第1話、ワンセグで見たんだけど」
「僕はおっきいテレビで見ました」
「そういう話じゃなくて」
「怒られたんですよ、荒井さんに。テレビ人だったら、ワンセグメントって一言で答えられないのかって怒られて。そうですねー、って言ったままですみません。でもスマスマのデジタル放送は順調です!」
「その話はいいんで。スマスマが順調ですとかじゃなくて。ワンセグはどうですか?」
「ちっちゃなテレビとしかいいようないですよね!」
「なんだその開き直り!最後にまた別の話していいです?黒木さん、サンタクもプロデューサーやってくれますよね。今年、僕が歌った曲覚えてますよね」
「もちろん最高でした」
「桑田さんとユーミンのキッスインクリスマスを、一部歌詞を変えて打たさせていただいたんですけど。反響がすごくて、絶対かけてくださいって一杯来てるんですよ。でもあれCD化されてないしょ。それどころか一般に発売されなった、幻の曲なんでしょ?業界に一部サンプルのレコードが配られたっていう」
「すっごい頼んでもダメでした・・・」
「サンプル盤?黒木さん、誰に頼んだんですか?」
「アミューズの人に。すごい頼んだんですけど」
「What’sで入手したんですよ」
「すーごい!ほんとですか!」
「今日これからかけようかなと思ってまーす」
「すごいですねー」
「これ黒木さん、いります?来年のグラミー賞、一緒に連れてってくれたら。あ、でもあげない。うん、でも曲紹介はさせてあげます」
「そんな光栄なこと、いいんですか」
「黒木さん、ロサンゼルス気をつけて。スマスマ収録休みだからね、心おきなく」

3曲目、「キッスインクリスマス」

「誰が歌ってるんですか(笑)?」
「あ、名前が。うーんと、桑田さんとっ」
「じゃあまたさ来週ーー」
「すいません、失礼します」
歌っているのは、桑田佳祐&ヒズフレンズ。すっごい好きー!この歌。メリークリスマスショーですよね!好きだったわー。多分長いことずっとビデオ持ってたと思う。
・・・もしかしたら今もレンタルスペースに放り込んである中にあるかもしれない。あるとしたら(笑)あったらちょっとしたお宝だと思うなーー。

「これが終わったらアカデミー賞。これは月末かな。助演女優賞にFMVのコマーシャルでご一緒させていたあいた菊池凛子さんが。CMの時にはすげーー普通の子だったんですけど。木村さんって、いい匂いしますねって僕言ってもらったの、すごい覚えてます。
と言うことで、グラミー、アカデミー、そして華麗なる一族と、かっちりした服装の多いワタクシなんですが、すいません、ラフで。ぼろっぼの穴の開いたジーンズで。と、アグブーツ(????聞こえてない・・・・枠ブーツ??)華麗なる一族の女性キャストにすごい人気あるんっですよ。そんな風に言われてすげえ嬉しい俺です。いや、便利なんだけど(笑)
それじゃ来週のこの時間まで、What’sup!木村拓哉でした」

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