What’s up SMAP

2月23日

「今日は、こんなメールが来てるので、紹介したいと思います」

手品はどれくらいでできる?と、卒業パーティーで手品がやりたいという高校生からの質問。さらに、平泉成の真似をホテルの部屋で練習していたというのがいい、とも。

「『(モノマネ)するよぉ!そりゃしないとできないだろぉせんむー!』
はまっちゃうんですよね。やってみると、今の違う!って自分で思う時あるんですよ。今の、平泉成さんじゃないよって、自分つっこみ。アムロやる時も、『今の違うんだよーーー!』って。何度もやり直してると、っこか?ってチューニングが合ってくる感じですよね。
手品、これはですね、3月25日でしょ?ちょうど1ヶ月あるよね。1ヵ月あればいけると思うけど。でも一つだけ忠告しときます。十分練習できると思うんだけど、人前でやる手品って結構緊張するんですよ。
あの緊張に勝てるかなーっていうのが引っかかるで、その方が重要かもしれませんね。
俺もスマスマでゼロってコント収録する時は、あの緊張感は他にないね。
緊張して手に汗かくってありますけど、手品って手に汗かいちゃいけないんですよ。それ、またポイントね

1曲目、パイロット「マジック」

「FMVで、もう放送終わったのかな、松尾スズキさんが口からピンポン玉出して、あれCGなんですか?って質問ありますけど、あれCGじゃないです。
不思議でしょ?絵コンテでは僕やる予定じゃなかったんですよ。松尾さんが、おぉってピンポンダマ出してきて、なんだこの不思議なおじちゃんって冷めた目で見るってなってたんですけど。美術さんが、新しいピンポン玉を手渡してる時に、僕もちょうだいって拝借しまして。スタッフに解らないように。主要スタッフ見てたんですけど、その人にバレないように。メガネを直すよって仕草の時に、見えないように口の中にぱっと仕込んで、おぉって僕が口から出したら、ええっっ!って。カメラマンが、ファインダーから目を外しましたからね。
編集あがりではそれが採用されてました。あーよかったと。あの口から出すやつですか?どうやって覚えたかって?松尾さんが教えてもらってるのを横で見てて、あーー、できるなってやってみたんです。マジック指導の方は現場におられたんですけど、そうですそうですって言われました。モノマネしたら出来たまでです♪(←天狗か(笑)!?)
山本耕史くん、ハンパじゃなくてマジック。撮影現場で見ててくださいっていろんなことやってくれるんだけど、それを見てたらいてもたってもいられなくって、教えて教えて教えて!って。いくつかは、彼発信で。伝授してもらって。今後もプライベートで教えてもらいたいと思います。
スマスマでもコマーシャルでも、手品づいてるワタクシ木村拓哉。FMVでの手品、スマスマでの手品。ゼロってコントなんですけど、あの収録はね、視聴者のみなさんに伝わってるか解らないんですけど、本気でやってんですよ。ほんとに!
スタジオ内も、目の前にいる白石美穂さんだったり、スタッフ、なんのトリックも知らないんですよ。誰にもタネを教えてない状態で、僕だけが知ってて、現場でやるだけ。
カメラマンとか自分が撮りてー角度に入るでしょ?おめ、そっから撮るなねぇよ!って。やばこっちは撮るなよー!って時には体持ってったりしてやったりするんですけど、なぜゼロをやることになったのかと言いますと、ビストロにミスターマリックさんが来てくれた時に、調理器具にあったスプーンを曲げたりして、スマスマのスタッフが、木村ってマジックできるの?ってことになって、やることになったんですね。
What’sでもして、スタジオでもスプーン曲げをしたじゃないですか。ラジオなのに(笑)。映像ないのにやったという(笑)
そもそもね、結構僕、昔から興味あったというか、えーなんで?ってことには負けず嫌いな自分として感じることあって。
テレビ東京の番組でさせてもらったのが初めてじゃないでsかね。
でもゼロってコントなんですけど、もちろん人から教えていただいて、僕の持ちネタじゃないもんで、毎回先生に教わってるんですよ。
いつどこで、って思ってると思うんですけど、ビストロの料理の時間ありますよね。できた!って、試食でーすってスタジオ30分くらい空くんですよ。デコレーション変えたりとか、僕たち用の飲み物と椅子を出したりとか。
大体そこですね。僕がやってるのは。毎回教えていただく時は、大体、ビストロのカッコウしてますね。
教えていただいたネタを自分の時間の中でいかに習得できるかです。僕は前室が楽屋なので、前室にスタッフがいるじゃないでsか。オープンスペースの状態で、なんの気なしにやってみるんですよ。見て見てってやると緊張しちゃうんで。誰にも声かけないでやってみて、今何したんですか?ってことを言い出した時に、お、できてたのかな?って。毎回積み重ねてますね。
今んところNGなしなんですけど、出したらどうなるんだろうね。マジックでNGってのは次がないからね。放送しないってことですね。おくらになるんですかね。
・・・さっきから気になってるんですが、What’sのスタジオに、チュッパチャップスがあるんですけど。何?これ食えってこと?これいただくっていうのもなんなんで、披露しますか。スマスマでやったんですけど、チュッパチャップスね、生きてるんですよ。
こうやると・・・、ほらほら。解ります?ね?これ、糸も何もつながったないんだけど、これはまぁ、ある意味チュッパチャプスの勃起といっても過言ではないと思うんですけど。
はい!ま、これね練習時間は30秒くらいでしたね。と、ラジオ的にはまったく面白くないマジックを披露したところで、サンタナの名曲ですね」

2曲目、サンタナ「ブラックマジックウーマン」

「言っとくけど、山本耕史くんはんぱじゃないですからね、マジで。あの収録の空気って重いわけですよ。正月を迎えるという志摩観光ホテルの食事シーンなんて、レストランのセットで着飾って、音もたてずに飯食ってる。もう空気が重くてハンパじゃないんだけど、耕史が見て下さいって、ちらっとマジックを披露したりすると、その場の空気がふわっと和らいだりするんですよ。一番驚いたやつ?いろいろあるんだよね。これ結構びっくりすると思うよ。これやるね、輪ゴムが通り抜けてくヤツとか。
角度だね、角度と目線。この2つが大きな要素じゃないですかね。
いや、でもねー、いろんな手品ありますよね。成功するからいいんですけど、失敗した時の哀しさってないですよ。僕何度か失敗したことあるんですけど、あの空気はいたたまれないですね。走って逃げたくなりますね。そうならないように、グッドラック」
練習しているつながりで、お正月のスマスマでやったバク転についてもメールがたくさんきていたようです。
「ホストマンのコントの中でくるっと回ってみたんですけど、リアクションたくさんきましたね。あんなくるっと回っただけで。あの時自分でも正直できんのかなって思ってたんですけど、10年ぶりくらいなんです。プライベートでやってたらおかしいでしょ。プライベートではやってんですけどってコメントはおかしいでしょ。個人的な時間でやってみることはあんまないね(笑)仕事でしかやりません。
テレビで、ジュニアの時にやったかもしれない。ふりつけで取り入れられてたり。そんなのも10年以上前ですからね。なんでやることになったんだろ。台本に書いてあったんですよ。下向いてしまった誤魔化しとして。あっちむいてほいって、横だとターン。下向いた理由として何が挙げられるかなって。できれば(バク転)って書いてあったんですよ。なんだこれ。やれってことだろ?って思ったんですけど、できたらやるよって言いまして。本番までに、まだ華麗なる一族の撮影が続いてたんで、やじゃないですか。手首ぐきって。江頭さんみたに、バックドロップ自分でかますって。撮影に支障をきたすって、何度か練習しようって。あのカッコになってじゃないと解んないじゃないですか。スーツ来た状態だとこんななんだって。
あのカッコウになった上で、一度練習したらできたんで、大丈夫って感じで本番行きましたね。美術さんがセーフティーマットを1個持ってきてくれてこの上だったら衣装が汚れるくらいで痛くないしって。
この感覚かー、はいはい、この感覚ねって、そうだねー、バク転とか、感覚的なものは出ていかないなと。中学1年の頃体操部で、くるくる回ってたのがやるようになったのがスタートあないかな。ジャニーズとか、事務所ってとこに携わる前ですね。最初は怖いなー、何してんの?ってくらい怖かった。1回、調子こいちゃって、できるようになってくると、何回いけっかなって。変な上乗せしたくなっちゃって、その当時ね、たたたって走ってきて、側転に近い技でロンダートって技あるんですけど、その技から何回転いけるかなって。小学校のときとか、皆さん4人がかりで運んで床において、そのマットの耳しまっとけよってマット、覚えてます?でんぐりがえりとかした。その上で、走ってって何回できるかなって、だーーってやってみたんですよ。
やっぱ慣れてきた時が危ないんだね。5・6回目くらいのタイミングで、マットはずれちゃって、ぐきってやったの覚えてます。あれ以来気をつけようって思ってんですけど。手を使わないバク宙ですか?ロンダードからなら。
いきなり?いきなりは難しいですよ。相当な筋力がないと厳しいですよ。(ジャニーズ事務所で)バク転練習してるやつとかいるのかな。そういうレッスンないですよ。バク転できるまで帰るな!とか。
いやー、でもなー。東山紀之さんお、スワンって、足を伸ばした状態のバク宙。あれはハンパじゃないですよ。ロンダードから入ってバク宙する時の、イメージでおうと、北斗の拳に出てくるレイ。南斗水鳥拳のように足を伸ばしたまま、両手を広げて、ショウ!って感じで回る技。
事実なんですけど、昔のテレビ朝日の1リハ。練習したりする場所があったんですけど、そこのリハーサル室の天井に、いくつか穴が開いてるんですよ。そうするとね、すごいんですよ。
『これとこれは東がバク宙してあけた穴』
うーわ!すげーー!!って。じゃこっちの穴は?
『これは忍者の高木があけた穴』
って、これもすごいなーって。
僕は全然天井に穴開けたりするようなことはできません。そんなところで伝説はいいだろ」

3曲目、SMAP「$10」

「この曲の振り付け、キレがよかった。ハンパないよ、足の動きとか」

続いてPちゃんの話。Pちゃんの色が薄くなってないか??という問い合わせが。
「コント始まって10年くらい経ちますからね。スマスマが始まったことからあるコントなんで、あの着ぐるみも色んな品種改良されてまして、耳がでかすぎると顔にかかっちゃうとか、尻尾が動かせたりとか、動かせなかったりとかしてるんですけど、3回くらい変わってるかな。印象とはうってかわって、あれ皆さんが想像してる以上に、高いです。値段の話ですけどね、見る目変わると思いますよ。
今現在kちえるのは3・4代目じゃないですかね。
生地が変わってたり、それで色が薄く見えたりするんじゃないかっていう珍情報の詳細です」
最後も、また手品の話。
「結構今やってるヤツあるんですよ。新ネタ。耕史から教わったんで、自分の中で完成度上げてからやってみようかと思ってるんですけど。というこtでWhat’sUP!木村拓哉でした」

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