What’s up SMAP

3月23日

「ドラマ華麗なる一族、無事日曜日に最終回を迎えましたー!ぱちぱちぱちー。はい。いつもながら一人拍手。
皆さんからほんとにたくさんのリアクションいただきました。ありがとうございます。
その前に、話しておきたいこと。今日はこれから始めさせていただきたいと思います。
万俵鉄平は、ごらんになった方はお解かりだと思いますけど、自ら命を絶つという、ああいう決断をした訳ですが、あの鉄平の決断に対して、僕としては、まったくもって全否定ですね。
ドラマを否定してる訳じゃないですよ。自分で命を絶つということに対しては、僕の仲ではまったく完全に否定ですね。あれだけ鉄を作るということに対して熱意を持ってた人間、奥さんがいて、子供がいて、その立場にありながら、それを残してあぁいう行動を取るということは、どんな理由があるにせよ、どんな辛い立場におかれても、あれはダメだろと思いますね。
どこかで、こんなことを言ったと思うんですけど、結末だけは木村としては、認められないって。新聞か何かで答えさせていただいたような気が。
原作通りの結末なんですけど、別の結末があってもいいと思いますね。死ぬいうことで終わらせるのではなくて、違う逃げ方もあるだろうと思うんです。
生き恥を晒すって、別に恥にはならないと思うんです。鉄平に関して、色んな話をしましたよ。自殺に肯定的な終わらせ方をしたくないって。ジャイさんとも、瀬戸口さんとも話させてもらったし。それで足させていただいたんですよ。遺書の文面にはないんだけど、どうして僕は明日の太陽を見ないんだろうって言葉を足させてもらったんです。そのまま終わらせて、見ている方に考えてもらうよりも、作り手側の意図を残しておかないとダメだと思って、足させてもあった。この結末は反面教師として受け止めてほしいと思いますけどね。
鉄平にはこんな曲を聞かせてやりたいですね」

1曲目、ボンジョビ「イッツマイライフ」

「この曲ね、ロックなんですけど、言ってることは万俵鉄平に、ここに来てこれを聞け!って言いたくなるくらい、命ある限り精一杯いきよう。それが俺の生き方だって歌ってる歌なんですね。これ。
俺の納得いかない最後をとげた、万俵鉄平くんに捧げました。
いっつまーいらぁ〜いふー♪
撮影しながらずーっと、撮影していく中で、結末がちらちらあるんですよ。意識のどこかに。最後のああいう決断をする鉄平が見え隠れするんだけど、全部振り払ってましたね。どけどけどけどけ!って。
最終的に方向性が自分では納得いかない方向性なんですけど、かちゃっとはまったのは、大介さんと日本平の、万俵家の庭で言い合った後ですかね。最終回のね。
それまでは全部振り払ってやってました。
もし自分が鉄平だったらどうしただろうって考えましたけど、絶対死なないですね。僕だったら。
早苗さんに会いもせず、電話で別れを告げるシーンが。一方的に、自分勝手だと思うんですけど、弱い上で自分勝手(B型でしたからね・・・)
あのシーン最低でしたね。こいつアホやとか思いながらやってました」
なんか、B型の男の人は、最後の最後で裏切る、みたいなイメージが実体験としてあるんですけども・・・。
て、鉄平しゃんB型は、なんかやっけに納得でございました(笑)!
「ドラマの余韻を引きずっての今日のWhat’s。華麗なる一族終了記念、ドラマが終わったから話せる裏話スペシャルー!
まずはこのメール。おおかったですね、このメッセージ。
結婚準備中・・・。これ新しいですね。具体的に決まってなくても言えることだからね。自分としては準備中(笑)!」
確かに。私も結婚準備中です♪
そしてメッセージは、将軍はロボットなんですよね?

「これすごいんですよ。でも、将軍。第1話の時点でばればれだったって結果もありましたけど、すごいんですよ!あのシーンの撮影のためだけに、将軍チーム、広島から総勢4人くらいくるんですよ。池の横で充電をする。鯉が、金色の鯉が、芝生に寝てるんです。充電をして、充電をすると横っぱらをさすると電源が入ります。スタッフが抱えて水の中にちゃぽんといれると、ラジコンで動いてるんで、コントローラーを、メガネをかけた将軍動かすスタッフが動かすんです。
あまりに、ズームアップでよっちゃったりすると解っちゃうとは思うんですけど、肉眼で、泳いでる将軍を見ると、あれマジで見えるんですよ、本物に。ロボットじゃなくて、あれ?これ生きてるじゃん?って思えるんですけど。
選択肢としては、CG処理であるか、ロボットでやるしかないじゃないですか。金色の1メートルを越える鯉って、いたとしても、相当の偶然と奇跡がないと撮影できないでしょう。鉄平が手を叩くと出てくるとか。鉄平と大介がいる時に、鉄平に寄っていくとか無理だと思いますよ。
あれすごいのは、東京の江戸川行って、鯉を釣ってきて、それを型でとって作ったんです。
実はあの将軍、ロボットで動き怪しくない?って思われていたと思うんですけど、あの大きさの鯉は釣ってきてますからね。その努力は買ってほしいなと思います。
横に、鉄人28号じゃないっですけど、パソコンがあるんですよ。パソコン画面にバッテリーの残量とか左右、前後のバランスが出てくるんですけど、おしゃべりって項目があったんですよ。
おしゃべり?と思って、スタッフに、広島から来てくれてる将軍チームになんですか?って言ったら、電源いれないんですけど、いれますか?って
かんかんってダブルクリックしたら、将軍が、口をこぷこぷって動かすんですよ。すごいところまで人は挑戦するんだなって。
あんな最後を選んでしまった万俵鉄平くんに一言。夢を見続けろ!見続けないといけないんだよ。解るか?鉄平」
2曲目、エアロスミス「ドリームオン」

「万俵鉄平に捧げるコンピレーションアルバム作りたいね。これ聞いてから考えろ!って。間違いなくこの曲は入りますね。ラストあたりがいいんじゃないですかね」
続いてのメールを読もうとしていた木村さん。その文面に。
「今見過ごしてた。これね、キャプテンのために考えましたってありました。『おつカレー様でした』
はー、こういうことを考えてる会社員。どこにお勤めで?」
内容は銀平とのエピソードを教えて、です。
「なんでこんなに仲良くなったかというと、意気投合した理由、よく解るんですよ。新選組!出てたでしょ?うちらのライブに来てくれたんですよ。・終わった後にバックステージで、ああ、そういうえば今度華麗なる一族って始まるけど、よろしくお願いしますって。
最初からすごい喋ってましたね。同じタイミングでコーヒーを飲んだり同じタイミングでタバコに火をつけたり。
あいつもすごい多才だから、マジックに関しては、一時本気でやってたらしいのね。撮影が始まった当初の、重い空気の収録現場で、俺と目があったりすると、前置きなしでコネタをやってくれて。タバコを消してみたり。撮影終わって前室に戻った時に、ちょっと教えて!って言って、ずーっと教わったりとか。
彼は、30くらいか。慎吾と同い年なんだけど、このお仕事を3歳くらいからやってるから。美味しい顔ってどんな顔♪ってコマーシャルやってて、ニコっと笑ってた男の子覚えてます?って言われて、あったねぇって言ったら、あれ僕です。って彼なので、芸能界の話だったりとか、色んな話を飯食いながら。
最初の頃、緑山スタジオで収録をやってて、みんな楽屋でお食事されてたの。僕あ5階の食堂好きなんで、よく行ってたんですけど、一番最初に食堂行き出したのが銀平でした。二人して5階の食堂に行ってると、そのうち万俵家の方々も来るようになって。万俵家の方々が食券買ってラーメン食べてたりするのが可愛かったですね(笑)」
続いては、はぎーに関するメッセージ。
若者のすべて以来ですか?
「ほんとに久々の再会でしたね。10ー・・・1・2・3年ぶり?若者のすべてぶりですよ。萩原聖人さんは、俺のこと拓哉、って呼んでくれて。数少ないんですよ。若者のすべてやってる時は、一つのライターの火でタバコの火をつけて、血だらけになって歩いてたのに、今や、片や弁護士のバッチをつけて、二人ともスーツ着ちゃったりとかして。へへ(笑)革ジャンがスーツになってるよ(笑)みたいな。
若者すべての時に、聖人は麻雀とかすごい好きだったの。木村拓哉は、麻雀とゴルフってのはありえねえと思ってて。全然ノーサンキュー。なんだけど、でもね、時間を過ごして、ゴルフも経験して、麻雀も覚えてやるようになったじゃないですか。でね、麻雀のおもしろさはね、解ったよ!ってこないだ伝えたんだ。若者のすべてやってる時は全然理解できねえし、何やってんの。何の本読んでんのって思ってたけど、今ならその気持ち解るって。やっとおまえもこっちの世界に来たかって言われました。楽しいだろーーって。
今度やろうぜーとかって。言ってましたけどね。強いんだろうねー。
耕史と、聖人と3人で、緑山の上の食堂で麻雀の話をしながら飯食った時とあ強烈でした。
六平さんは、ヒーロースペシャルでお久しぶりですくらいのごくごく短い時間での再会だったんですけど、美術大学に通ってて。六平さんのデッサン。六平さんが描いたデッサンですよ。六平さんを描いたデッサンではなく。六平さんのデッサンを、撮影が今日で終わりですって時に、もしよかったらっていただきましたね。
今回多いんですよ。そういうすごい人たち。平泉成さんに限ってはケーナって笛の職人さんじゃないですか。1本いただいたんですよ。
びっくりしたのは、スマスマの収録がTMCであって、お疲れ様でしたーって、帰ろうとしたら、今昔庵のマスターが、これってもの持ってるの。何それって言ったら、平泉さんが、ケーナを託してくれてて。家にケーナ2本。時々、ほーーー♪って吹いたり。解った!今度What’sに持ってくるね。ケーナってこういう音がするんだよって。
コンドルが飛んでいくって曲のイントロで使われてる楽器。ケーナ持ってくるんで」

3曲目、SMAP「世界で一つだけの花」

「華麗なる一族が終わって思うけど、この歌で歌ってる内容って、改めて正しいと思いますね。今悩んでるおまえ!おまえも一つの花だ!精一杯生きろ!
(曲終わって)
木村拓哉のWhat’supSMAP・・・、まだ時間あるんですか?じゃあ、新曲の話を10秒だけ。時間ぎれですか。すいません(笑)」

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