What’s up SMAP

7月4日

「大ヒットおめでとうございまーす!公開から一ヶ月たちますね。大ヒット御礼状態らしいこの映画についてのメッセージがきています」

ザ・マジックアワーには慎吾が出ているので見に行ったら、ウツノミヤイクコさんの名前が。スマスマの衣装さんでは?ご本人も出ているというけども、知ってました?見ました?というメッセージ。
ちなみに私は、慎吾が出ている、ということを小耳に挟んだような気がしないでもないですが、実質知らなかった、といえましょう。

「いくちゃん出てるの?知らなかった。慎吾は参加したって聞いてるんですけど、いくちゃんみつけてーな。出てたととしたら俺ぜってー解るよ。あんな特徴あるのに。あるよ特徴。え?教えない。この子にも教えない(笑)。
映画、マジックアワーの話をしたのでこんな曲で」

1曲目、アメリカ「風のマジック」

「いくちゃんいくちゃんって言わせてもらってるんですけど、ウツノミヤイクコさん。うちらはかなり前からお世話になってますね。紅白歌合戦の時期になると必ずお会いします。
『(アニメ声)木村さぁん、生地どうしよう〜』って言ってきます。声はこんな感じです。
スマスマはー、時々ーですね。最近は少ないですけど。僕が出演させてもらって、コマーシャル、FMVとかずっといくちゃんですね。
スタイリストさんって服を組み合わせてくれる人なんですけど、いくちゃんは作っちゃう人です。そういう人ですね。
スタイリストさん繋がりでこんな話していいですか?ドラマCHANGEのスタイリスト、大久保さん。
色んなスタイリストさんにファッション雑誌だったりとかコマーシャルだったりとか協力してもらってるんですけど、お世話になってるスタイリストさんで野口剛さんって人がいるんですけど、大久保さんはその人の師匠です。
最初はプライドなんですよ。ホッケーだよってなった時に、大久保さんにお願いできないかって。面識はあったんですけど、脚本が特殊な脚本だったんで、それをどんだけカジュアルに持っていけるかなーって思って。そういう温度調整を任せるとしたら、やっぱり大久保さんかなーって、あの時お願いしましたね。
その後に、華麗なる一族って、これまた特殊な世界観の話だったので、そういう時は大久保さんっていう。それこそ、大船です。
CHANGEは総理大臣っていう、その自分をどこに乗せればいんだろって思って、あーーもう大船しかねぇってことで、大久保さん。
大久保さんものりがすごくいいんですよ。だったらこれいっちゃうでしょ!タイはこの辺ねって、ドラえもんみたいに。こっちがヘルプミーな状態で投げかけると、てれれれってってー♪って。何をふっても、ここで履いておくべきものはなんですかね?これでしょ、みたいな、次から次へ。
脚本に書かれている、パジャマ姿の啓太ってト書きに書いてあると、パジャマったらこれをね、がんがんウォッシュかけて、乾燥機かけてくから、生地感変えちゃうから。いっちゃうから、いっちゃうよ?うぃっす、って最高ですよ。
今回もね、華麗なるの時も着たけど、あの時とはちょっとテイストを変えてスーツ着ることになると思うから、ばっちり作っちゃおうよって、6話から着てるスーツはフルオーダーです。よーく見ると解ると思うんですけど、ワイシャツもフルオーダーです。あれワイシャツの左っぱらのところに、KA!って書いてあります。KAって入ってます。
そんなところも過ごすぎなるんですけど、8話のラストシーンに近いチュテキなシーンがあったでしょ?
涙するりかさん、その涙がスーツに染みこんでしまった場合、ちゃんと解るようにって生地とか色とか、りかの涙が残っても、いいもんとして残るように、ここはさ、絶対ぐれーでしょ。啓太は紺・ブルーで来てるけど、ここはグレーでしょ!ってすごいドラえもんでしたよ。
いつもさ、ドラマの仕事をするたんびに恒例でやってるあの企画はまだやってなかったんですね。スタッフの裏話って。
これやりたいと思います。ドラマチェンジスタッフ列伝。朝倉内閣を影で支えた野郎たち!」
で、そこからCMかなにかになって、ちょっとテレビの方に気を取られていたら、木村さんの言葉を聞き逃してしまいまして。
「あぁ、あぶねぇ!けどねって言っちゃいけなかったのか!残り2話あるんですね。けどね!とか、その後に違った展開にひっくり返るってことだもんね。
なんだ!?
ゆったぞ今、けどねって。
朝倉内閣はどうなるのか。残り2回乞うご期待ってね!
まさかあんなことになるとはねって言っちゃいけないんだよね」
言っちゃいけないんですが、けどね、の前に何を言ったか解らなかったんでねぇ。まぁ、エキストラで行った時に、最終回の最後のシーンを見てしまってるんでねぇ(笑)
「浅倉内閣を支えてくれたスタッフとして欠かせないのはメイクのうっちー。ウチノショウコさんですね。
メイクさんなのに裏監督みたいなことを。うっちーと話して面白いねーって思ったんですけど、よーく考えたら、うっちーさんと僕って、年齢違うんだけど、同期なんですよ。業界同期。
若者のすべてって作品で、それからですね、タイミングが合えば、そん時はうっちーんさんを僕は求めるんですけど、うっちーさんもお仕事されてるんで、それが合わないとできなくて。
出演者の自分が今回のドラマで総理大臣だとしたら、うっちーは官房長官です。まさに女房役っていうか。ほんとの仕事は髪の毛を整えたり、メイクをしたりだけど、それだけじゃないんですよ。
いろんなメイクさん、共通して言えることは、見た目だけじゃないんですよ、作るの。仕上げてくれるのは吹き出物をカバーするとか上っ面じゃないですよ。
今さ、化粧って、化けるって書くけど、昔は気持ちの気なんですよ。
僕がうわって思うメイクさんはそうですね。気持ちの上からメイクをしてくれる。
僕が思うメイクさんの仕事ってそういうもんだと思います。メイクを志してる人はそういう風になってもらいたい。いまラジオ聞いてくれていたらそうなって欲しい!
今回のドラマCHANGEで、何かをチェンジなりましたかね。そんなドラマになってくれたら嬉しい。
世界を変えるなんて大層なことじゃなくて、何かちらっとでも変えられれば」

2曲目、エリッククラプトン「チェンジザワールド」

「浅倉内閣を支えてくれたスタッフたち。撮影部の雰囲気すごくいいんですよ。
大野さんって方と、岸本さんって二人の方が主軸になって、撮影ってのは楽しいことをやってるんだって思わせてくれるカメラマン。
その人たちが納得いかなかったら、すいません、もう一度って言ってくれる。カットかかってなくても、俺に、すいませんって。
二人の関係性がいいんですよ。お互いがお互いを認めてるし、頼ってるんですよね。心地いいですよね。人間同士の関係がある上での撮影だから。そんな人の前に立たせてもらうのは、チョー特等席ですよ。
次はね、スチールって人がいるんですよ。どのシーンにも写真で向かうって人が。要は僕らは動く映像を作って行ってるじゃないですか。その人がただ一人静止画で。
あおじいって言って、今、若干年齢も想像できたと思いますけど、あおじいなんですよ。
あおじいが撮った写真がテレビ誌に配布されたりとか、各媒体の記者の人が、朝から夜中の3時とか付き合ってくれないじゃないですか。
外との架け橋になってくれるのが、素材として写真を撮ってくれてるスチールのあおじいですね。専属カメラマン。
現場に張り付いて、雨が降ったら、一緒に雨を待って。時々遅刻してきますけど(笑)今朝半端じゃないシーンあったよ!って言っても、いいシーンだからっていい写真って訳じゃないからって。
はははは(笑)!いいシーンだからと言っていい写真が撮れるって保障はねぇからって(笑)一理あるなーとは思うんですけど(笑)
照明さん?
照明さんは、サトルくんを初めとしてFLTのスタッフすごいですよ。足袋を履いて雪駄なんですよ、照明のチーフ。粋なのよ!解ってんのよ、こうじゃねって解ってんだけどって言いながら、スタジオの日は足袋に雪駄を履いて。
前はよくいたよ、足袋はいて雪駄で動いてる美術さん、一杯いましたよ。今は、なんだっけ。あのサンダル。クロックスですね。今日何人か前に紹介した大野さんと岸本さんのコンビが買ってきたクロックスはにせもんらしくて、すご硬いて言ってました(笑)
あれなんでしょ、これは裏話になるんですけど、セッととして首相官邸の執務室だったりとか、椅子がある部屋、その部屋だったりとか、官僚の皆さんが座ってる部屋とか。廊下のセットとか。あそこって、スタッフは土禁なんですよ。靴で上がったらいけない。汚れちゃうから。
だからセット用の履物を用意して撮影してるんですどど、靴を脱いで、執務室に入って撮影してると、直に床踏んでカメラ動かさないといけないから、足の裏が痛くなんですって。
俺買ったんですよーってクロックスの偽者を買ってきたらしいんですけど、偽者だから、すごい硬いんだって(笑)直と変わんないんですけど!ってヒマさえあれば、ぐにゃぐにゃ曲げてますよ(笑)。
一緒に買ったそうです。同じ店で。素敵でしょ(笑)?
照明のさとるさんも本気なんだよね。7話の最後で啓太がぼろぼろになんって家の中でどうしようもない状態になるって、部屋のあかりを一切つけないってワンシーンがあったと思うんですけど、部屋の明かりをつけないってことになったら、光が存在しないじゃないですか。
明かりがついてないという状態を光を使って伝える。俺結構感動したんですよ。あん時のFLTの働きははんぱじゃなかったですね!
スタッフに捧げたいと思います。ほんとにほんとにありがとうございました!感謝してます。おかげで楽しかったです!

3曲目、SMAP「KANSHAして」

「この人たちを忘れちゃいけない。車両部。あのたむろった感じ、大好きですマジで。
ロケになると70人編成くらいになるんですけど、照明は照明隊、美術は美トラ、スタッフが乗るスタッフ車本体、色々あるんですけど、あの人達がいなかったら撮影できないんですね。ロケからロケに移動するってなったりするじゃないですか。
そろそろこの現場終わるかもな。次の現場行くかもなって集合のミーティング。
どこ使う??第3?第2?この時間帯は混んでるからあそこで降りて、逆にあそこから乗っちゃった方が絶対いいぜって。
時間が、すごく高価なものだからドラマの現場って。それをハンドリングするって車両部だから。
すっ飛ばすってことじゃなくて、スムーズで安全運転で、次に移すかってその人たちにかかってますからね。
今回の照明車いいよね。積んでるトラックがまたいいんですよ。プライドの時のブルースコーピオンの一員にすごいいそうな人が。
ギアは水中花なんですよ(笑)車のギア(笑)。
ざっきーって言われてる女の子、帰国子女の。その子は趣味が車と釣りなんだって。それを聞きつけた照明車の人が、おめーにやるよって、水中花のギアヘッドをざっきいーに、おまえ車好きなんだってプレゼントしたのはいいんだけど、これ貰っちゃったんですけどー、どうしましょうって見せた姿が、どー見ても大人のおもちゃにしか見えなくって(笑)ざっきーその持ち方やめた方がいいよって(笑)
車につけようと思うんですけど絶対無理ですよーって(笑)
現場さいこーでしょ(笑)
まだいける?後ね、3時間行ける俺。スタッフ話で3時間いけますよ。演出の田中とか、金井とか、どーしようもないんですよ。
後、監督ですね。澤田さんと平野さんの2名で。スペードとクローバーって感じですね。一冊の台本ってものが同じ台本なんだけど、その人によってこれだけものの捕らえ方が違うんだってくらい違うんですよ。
なんだけど、すごいなーって思うのは、自分が作ったもんを、どうだこれ!じゃなくて、お互い見た澤田監督が、いやーー、この出来高ハンパじゃないっていう。台本におけるこういうものができるんじゃないかってものを、相手は越えてきたとか。逆に平野さんは、かまの話面白いって。
平野さんって一番視聴者なんですよ。撮ってる最中もそう。オッケーだすだけじゃなくて普通に面白いって現場でいう人。
その温度が不安になって、大丈夫この温度?って確認はするんですけど、空回りに見えちゃうんです。一人で楽しんでるように見える(笑)
みんなうちらの業界って夜でもその日あったらおはようございますって言うじゃん。平野さん、そこが不安になるんですけど、お昼過ぎると、こんにちはって言うんですよ。絶対に。
木村さん、こんにちは。夜になるとこんばんはって言うの(笑)
そこがね、また不安になる。要素の(笑)。江角さんのだんなさんですけど、すごい普通な感じでですよ。ほんとに。
もう間に合わない?俺びっくりしたんだけど、喋りすぎて指つった(笑)!親指のここつった!」

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