What’s up SMAP

10月17日
「先週のWhat’sは珍しく、アートな感じの内容で話してみたんですが、そんなことをしたらこんな感想がきております」
私ががっつり寝ていた先週のWhat’sはそんな感じでしたか。
子供の頃から絵が上手で、義務教育9年間、連続で賞状をいただいたと。習っていたの?他に意外な才能ある?という感想でした。
「絵は習った記憶はちょこっとだけあるんですよ、幼稚園のときに近所に教えてくれるおじちゃんがいて、教室ではなくて、絵を教えてくれるおじちゃんのとこに2回くらい行った記憶がありますね。後はないですね。習うとかないですね。
意外な才能とか書かれてるんですけど、自分自身のことだから別に意外とは思ってないので、そんなに意外だったんでうかね。絵をちょっと描いていたとか。
ということで、今日はスタッフが14年近くやって、話してないけど意外な才能あるんじゃねぇのってことになってこんなことやらされるそうです。木村拓哉のまだ話してない意外な才能をさがせー!
目の前にいろんなテーマが書かれてるカードが置かれます。それを引いて得意か不得意かを語っていく企画らしいです。
新しい話はないかもしれないけど、知らない俺が偶然飛び出しちゃったらラッキーってことで1枚目。一番上においてあるやつ。
1枚目、水泳って書いてありますけど、これはーすっごいやだったなー。
才能といえば、この方はご存知の方も多いかもしれませんが、ほとんどすべての楽器を自分で演奏してレコーディングしてるんですよ」

1曲目、スティービーワンダー「イズントシーラブリー」

「水泳と、書いてありましたが、これはね、ずばり不得意じゃないかな。泳げるようになったきっかけもよくなかったんですよ、自分の場合はどつかれて海の中に落ちて、そこがスタートラインだったんですよ。泳ぐというより生きるという。泳いでないと、君死ぬよ?ってスタートラインを切っちゃって、泳ぐということに対して嫌な気がありますね。
精鋭どもがリレーしたりするのに全然選ばないでって子供でしたね。
これまで皆さんに見せてこなかった大事なところをお見せしちゃおうかと思います。でも、一番大事なところは隠してもいい?恥ずかしいから♪後、電気は消していい?明るいのいや♪」
ここでCMが入りまして。
「ちょっとーいきなり電気つけないでよー、まだブラらつけてないのにぃー♪
はい。
今日も恥ずかしい一人芝居をさせられてます。女装の時はブラジャーもする男、私、木村拓哉がお送りしています、What’s up SMAP
日本の未来は大丈夫なのか。
自分でつけないですよ、ブラなんて、そんな。お願いしまーすっていうと衣装さんがやってくれるんですけど。外すのは片手でぽーん!といけますね。それは任せて下さい。
パンツは男性もののまんまでやってます。そこまでのリアリティは追求したくないので。ストッキングははくけど、下着は自前で」
続いてのカードは。
「お!野球?
これあの、若干、水泳と近いところがありますけど、自分の父親とかとキャッチボールを始めるぞって空気になるじゃないですか。普通、下投げから始めねー?
はい、取れるかなーってキャッチボールから始めると思わねぇ?うちの場合取らなかったらすげーいてーぞってキャッチボールだったんですよ。水泳の泳げなかったら死んじゃうぞっていうのと近い。軟球の、買ったばかりの持ったら白い粉がつくような球だったんですけど、左目の上、くらいましたね。ばーん!って顔に直撃して、それが第1球でした。
取らないといてーんだなって始めたんで、最初の第1球が当たってるから、球は速くて痛いもんだってところからのスタートだったんで、自分もそういう球を投げられるようになりたくて、今にいたる。
アイドルキックオフってコーナーに、桑田さんが来てくれた時もいい球投げるなって言ってもらったんですけど、肩は強い方らしいです。
次は楽器って書いてありますね。楽器?って?
これ、まだ話したないこと、今日ほんとに喋ってしまうことに。これ恥ずかしいですね。学校で、俺意外だと思うんですけど、アルトホルンと、トランペットやってました。だから俺ペット吹けるんです。恥ずかしいね。恥ずかしいこと全国ネットで言ってるね(笑)吹きたくないやつ吹いてないから。プラスティックのマウスピースから、学校のトランペットを、学校から、これ使えって私物じゃないんですよ。学校所有のトランペットを。冷てーなって。マウスピースがあまりに冷たいから、あっためて。
そういう楽器系を吹かれる方はこの音で吹けるか吹けないか理解できると思うんですけど、トランペットって唇と唇のバイブスを管に伝えて鳴らすんですよ。笛と違って。
『ぶぶぶぶー』って音をスチールでできた管の中に反響させて音を出していくんですけど、低い音は『ぶぶぶぶー』、高い音は、『ぷぷぷぷー』ってトーンを変えるんですよ。合わせたりしてましたね。
この音を出さないといけないってプレッシャーを、放課後やってましたね。
なんで続けなかったんだろ。トランペット吹いた後、唇すっげーかゆくなるんですよ。吹き終わるとかゆくなるんですよ。俺、唇厚い方でしょ?それをタイトにしてずーーっとうやってないといけないから、終わった後かゆくてかゆくて、あれが原因じゃないかなって思いますけど。
ライブなんかでギターを疲労させてもらったりしてますが、最初に覚えた曲です」

2曲目、スキッドロー「アイリメンバーユー」

「これ僕が始めてギターでカバーしようと思った曲ですね、1989年のアルバムに収録されてる曲なんですけど。
じゃあ次のカード。作文。
作文・・・。まずね、僕ね、原稿用紙ってものが、やでした。そこからやでした。
文章を書く、こと?は、好き、嫌い・・・、嫌いじゃないですよ。嫌いじゃないけど、ラブレターとか書いたことないすよ。口頭。証拠は残さない系。まず一発目はフラれてますからね。よかったよ書かなくて、証拠残さなくて。その時は口で言ってよかたなーって。あれ紙にさ、相手に渡すものだから、紙の色とかさ、素材なんか選んじゃったりしちゃって、開けたらいい匂いがするような紙とか選んじゃったりして、そこに自分の気持ちをつづって相手に渡してごめんなさいって言われたら。どーん!でしょ。あれは口で伝えてよかったね。次行きましょう。バレーボール。
バレーボール。に、得意不得意あるんですか。トスが上げられないとか?そういうこと?俺できますよ。定時制の高校行ってたじゃん。体育祭とかないんですよ。球技大会って無理やり運動するアトラクションやった時にバレーボール。やったの覚えてます。
学校として球技、バレーボール。大会となって、同じチームに、クラス対抗で、自分のクラスにおばあちゃんとかいたりすると、全員で守るわけさ、そこにボールと飛んできたら。おばあちゃんだよ?あからさまにおばあちゃん狙ってくるわけよ、それ汚ねーだろ!って。
ドラマの撮影、CHANGEでもやったよ。選挙活動で。悩んだんですよ、あれ朝倉啓太じゃん。あんまり運動的に優れてないんじゃないかなと思ったんですよ。だけと、監督が要求することは、トスを上げる朝倉啓太。アタックをする朝倉啓太、相手コートに見事に決まり、自分のチームのお母さんたちとハイタッチ、を要求されたんですよ。朝倉啓太は運動できないイメージじゃないかなって思ったんですけど、やってるうちに楽しくなってきちゃって、本物のママさんバレーボールの人なんですよ。本気出してくるとなんか俺も本気になってて、本気で打ってました。
あのスパイク、うら!って打つ瞬間は、一瞬木村だったと思います。
朝倉でなく一瞬木村になって、着地してハイタッチするときに朝倉に戻ったくらいだと思いますけど。
次。割と、こう聞かれてくると、新鮮だよね。
50m走。得意ですよ。僕は50m走は、好きですね。そのかわし、マラソン大嫌いだから。その差?距離ですよ。なんであんな長い距離を走らなきゃいけないんですか。
僕あのほんとに瞬発系の人間なんで、50m走とか大好きですね。よーいスターとって早けりゃ6秒台で終わるでしょ。
瞬発系が好きなのに、ライブが長い?そういう質問がサブから投げかけらたけど、瞬発の連続なんです。マラソンじゃないです。瞬発の連発。50mを300本くらいやる感じ。
やってる最中は楽しんですよ。そりゃ!てやつが楽しんだけど、終わってみると、あれ?ってくらいぼろぼろでしたね。
今回のライブで色々な形でアレンジしてやってるんですが、この曲は意外だと思います。結構叫んでます」

3曲目、SMAP「KANSHAして」

「ライブはマラソンじゃない。ペース配分考えことないし。完走することに意義があるって言うでしょ?解るよ?マラソンに参加されてる方の完走することに意義があるってモチベーション解るんだけど、俺は入りたくない。そこに入りたくないな。だったら50mで何度も1着で走りたい。
ずーっとパドルしてるとイヤじゃん。テイクオフする時っざっ!という一瞬の本気。下手したら左肩外れてんじゃないってくらいでやるじゃない?そういうのがすきなんです。その都度の瞬発の本気が。
これから続く、まだライブ、ありますけど、僕はそういうつもりでやってるんで、そういう目でできたら見てほしいと思います。1曲が一つの区切りかな。1曲ダッシュして、また次の曲でダッシュ。体は一切動かさないかもしれないけど、バラードとか歌ってるとメンタル的にダッシュしてるんですよ。
と言うことで木村拓哉のWhat’s up SMAP。
テレビといえば来週今度の月曜のスマスマに普通にさんまさんが来ます。ビストロには、新しいドラマが始まりますとか、映画公開しますって時とがプロモーション兼ねてくることが多いんですが、普通に来ました。15分延長バージョンで。でも、ビストロと歌だけらしいんですけど、どんだけビストロが長いのかってことですね。
ビストロの収録、どんなにかかっても2時間以内に1本収録できるんですけど、ほんとの話なんですけど、トーク部分で3時間話しましたからね。食うだけじゃないんですよ。食う以前に、俺らできてる訳ですよ。
出来た!って言ってるのに何が出来たやねん、何も話してないやんって3時間。勝利チームにはストーリーのあるプレゼントがあって、それネタじゃん。全部話に来たんでしょ。ネタでしょってオチが待ってると思うんで楽しみにて欲しいと思います」

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