What’s up SMAP

4月10日

「先日放送になりました、ドラマと映画の50年スペシャル。見ていただいたみたいで、リアクションをいただきました。
僕が携らせてもらったドラマの裏エピソード出てきましたけど、リアクションを見てると最近の若いリスナーの子たちは、昔出てたドラマとかオンタイムで見てない人が多いんです」

ということで、80年代の映画に続き、90年代のドラマ特集をやってくださいというメッセージが。

「えーー!って言った人いるでしょこれは。
ロンバケの年に生まれた人が中学生ですよ。すごいね。そうだよね、あすなろとか、もうもう10年以上前になるんだもん。15年前つったら中学生は生まれてない。
80年代の映画が熱かった様に90年代のドラマも熱かった。そこに僕は結構参加させていただきました。
90年代の木村拓哉ドラマを若いリスナーに全部教えてあ・げ・る♪
90年代にやった連続ドラマって言うのは、93年のあすなろ白書以降からお話さえてもらうとして、98年の眠れる森まで計8本。
8本のドラマに30分のラジオで触れていくって大急ぎでいかないとダメですね。
90年代の木村拓哉ドラマを若いリスナーに全部教えてあ・げ・る♪あすなろ白書!あ、もう時間ないから、主題歌!
これが1993年のあすなろ白書の主題歌でした。フミヤさんのソロ1発目」

1曲目、藤井フミヤ「トゥルーラブ」

「その1あすなろ白書。このドラマは裏話が2つあります。1つめは、僕は取手治って役をやってるんですけど、女の子には積極的でない、いけてない、結局最後に振られてましたからね。
実は最初にお話をいただいたのは。
取手治くんじゃなかったんですよ、主役の掛井くん。
掛井くんで来ていたんですか、そん時のプロデューサ亀Pに取手くんでお願いしますみたいな感じで。
性格的には掛井くんが近いなと思うんですけど、ここは一つ、取手くんでって感じで。気分でしたね、取手くんでお願いしますって。
裏話その2。
ドラマの中で、今でもたくさんの人が触れてくれるシーンなんですけど、『俺じゃダメか』
公園のブランコにヒロインが座ってる訳ですよ。取手くんは好きなんですよ、彼女のことが。彼女は掛井くんのことが好きなんですよ。最初に話をいただいた掛井くんのことが。
取手くんは最初で最後の告白になるんですけど、後にあすなろ抱きって言われるんですけど、『俺じゃだめか』
実は、あのシーンには2つのアイディアがあったんですね。台本に違う会話があって、全然長いこと話してたんですよ。亀山さんが、これなげーなじゃねぇか、例えば、俺じゃだめかって簡単なセリフにしちゃった方がいいなじゃないかって。
台本が2つあったんですよ。拓哉どっちがいい?って言われて、短い方がいいなと思って、俺じゃだめか。
偶然できちゃったりするんですよ、印象に残るシーンって」
きたがわえりこですもんね・・・。感じの悪いヒロインかかせたら天下一品でしたな。
「今日のWhat’sはこんな感じで90年代の木村拓哉ドラマを若いリスナーに全部教えてあ・げ・る♪
若い子たちが90年代って生まれたとこなんで、その頃のドラマのことあまり知りませんっていうんで、僕自身の90年代ドラマの裏話をお話ししていきたいなと思ってます。
8本全部であるんですけど、まだ1つしか話してないんで急ぎますね。
その2!若者のすべて。
このイントロはくるねー、いまだにくる。ちょっとサブイボ立つもんね。その名の通り若者がたくさんいる青春な感じのドラマで。
僕はそん時に上田武って役だったと思うんですけど、不良っぽい役をやらせてもらいましたね。
これね、タイトル、最初違ってたんですよ。最初に届いたタイトル案は若者たち。
あすなろ白書でお世話になった亀Pがプロデューサで、『たち』じゃないのがいんですけどー、原宿の中国飯店で出演者みんなで言いました。出演者一同で違うのがいんですけどって普通に言いました。萩原聖人くんも。現場で全然意見合わなかったのに、若者たちはないよねって。
全員で言って、若者のすべてっていいタイトルになって戻ってきた。
俺個人的に印象的なのは、共演してもらった、萩原聖人さんがてつおって役をやってたんですよ。本番の時にタバコに火をつけるじゃないですか。そうすると、これは彼がてつおをそういう風に作り上げたと思うんですけど、火をつける前に必ずジゲンタバコにするんですよ(時限かと思ったら)ルパン三世の次元がしてるみたいに、ポケットに入れといたらよれよれに曲がっちゃっいましたってやってから本番入ってたんですよ。うわ、すっげー細かいことやってんなーって思ってたんですけど。
再結成のユニコーンのEBIさん、普通に出てましたからね。スマスマで再会したんですけど、お久しぶりです、でも僕、出たんですけど、やっぱり寝たきりだったんでー一言も喋ってないんですよっておっしゃってましたね。
その3。人生は上々だ。95年。ダウンタウンの浜田さんと。レインボーブリッジができてすぐ。トラックの荷台に乗って二人がレインボーブリッジを渡っていくってありました。
鮫洲教習所の橋なんですけど、ロケやって、変にカット割るのが面倒くさいから俺行きますよって橋の上から飛び込んだりしたんですけど、その頃から僕肉体派だったんで。
後にHEROで飛び込んでますけど、3倍くらいありました。
超高かった。はいってなって飛んでみてから、やべー!と思った。
だって1発OKも何も一発しかできないじゃないですか。
きよひろさんってTBSの名物ディレクターいるんですけど、いいカット、納得いくカットが撮れましたっていう時ほどカットが長いんです。『カットぉーーーーーーーーーー・・・・・・・・・・』
って、ほんとにいうんです。普通にかけるときは、『カット、はい』って一声なんですけど、ながーいカットーーーーーー・・・・が出た時には密かに握りこぶしで、きたー!
その時はカットをかけるより大丈夫ですか?って方が強かったので。
4月に人生は上々だのDVDが、24日発売で。なんで今頃なんですか?95年のドラマですよ。2009年DVDにするの?いいじゃん、VHSで(笑)
その4!ロングバケーション。
こちらはまず主題歌から聞いてもらいましょう」

2曲目、久保田利伸withナオミキャンベル「ラララ・ラブソング」

「1996年のドラマ。スマスマが始まった日に第1話がオンエア」
瀬名のセリフを言う木村さんですが、ララララブソングがうるさすぎて何のセリフだったか聞き取れず。
「自分で読んでてぞくっとしました。
ドラマって現場ですけど、山口智子さんとドキュメントに出てんじゃないのってくらい、擬似恋愛みたいな。
監督にうちらやるからちょっと見てて下さいって自分らが思った通りにやってみて、うん、それで行きましょうって感じで撮影したって感じ。
納豆炒めたのはまずかったなーとか。
あれはだって、納豆好きの俺でも炒めんなよ!って普通につっこんだよ
。なにレタスに巻いて納豆食ってんだよって。ご飯にかけて食おうよって思ってました。
90年代の木村拓哉ドラマを若いリスナーに全部教えてあ・げ・る、その5!
協奏曲。
96年のドラマですね。
TBS系で田村正和さんと共演させてもらって、宮沢りえちゃんがいて。
田村さんのイメージはスーツじゃないですか。ジーンズにTシャツってとこあって貴重だと思いますよ。
僕と正和さんが建築家。二人のシーン多かったりして、かっこよかったな。現場のいかたが。学習するってことではないと思いますが、現場に、いる上での、そのものに参加する参加の仕方。1スタイルはこれやったときに、うん、影響うけてるかもしんないですね。
その6!
ギフト。
これあの、ものを運んで届ける運びやって設定の役だったんですけど、ずっと人に頼まれたものを届けてるだけなんですけど、最後に自分のためのものと届けるオチがあったりして。
ちょうど同じ時期にメンバーの剛がフジテレビでいいひとってやってたので、ちょこっと、じゃあ交差させねぇ?って話があって、お互いのドラマにちょっとずつ出たりとかしたんで。
解ります?
同じ時期にドラマやっててロケ先が一緒みたいな。
バックに流れてるのが、ブライアンフェリーの東京JOEって曲なんですけど、ブライアンフェリーもちょっと出てくれたりとか。
監督をやってくれたしゅんさくさんがいけいけで、僕が届け屋の由紀夫って名前なんですけど、自転車に乗って届けてくださいって相手に届ける内容なんで、カジュアルなのかなーって思ってたんですよ。そいsたら衣装合わせの時しゅんさくさんが一言。
『これはあれだ。全部グッチ!』
衣装全部グッチ。グッチのスーツ着てチャリンコに乗ってました。チャリンコはメルセデスです。
ハイクオリティの人なんで、その時、俺ジュエリー系とか好きで、クロムハーツとじゃらじゃらカジュアル系で普段つけてたんですけど、それどこの?って言われて、クロムです。どこで売ってんの?って言われて、教えたら、へーって。
次の日、渋スタいったら3連でつけてました。1本でも高いのに3本つけてるよ!と思いましたね。
その頃、黒のラブラドールを飼ってて、家に置いとくとあれなんでいいすかって渋スタに連れてったりしてたんですよ(←大変残念な芸能人)これ誰の犬っていって、次の週、河出さんにあったら、黒のラブラドール飼ったって。おんなじじゃないですかーって思って、名前何にしたんですかって言ったら、『ラブ』すごいなーっていう。
その7!
ラブジェネレーション。
これもまず主題歌を聴いてもらいましょうか。この曲も話題になりました。大滝詠一さんの12年ぶりの新作、ドラマ用の書き下ろし」

3曲目、大滝詠一「幸せな結末」

「97年のドラマでしたラブジェネレーション、僕は、なんと、96年97年とその2年間は、1年に2本ずつ連ドラに参加させてもらったんですね。
忙しいって言うより水をかかないと沖には出られないよって感じでやってましたね。松たか子さんとロングバケーション以来の共演。
最終回の収録を、今日何日でしたっけって言いながら、彼女の実家で鍋をつつくってシーンありまして、セットに入って、これ何鍋かなとぐつぐついって鍋をぱかっとあけたら、ぐるぐるぐるぐるカキ回ってて。
その時僕、カキあたり中で、嘘だろって思ったんですけど、それを知った上で見てくれると、こいつ相当無理してるなって解ると思いますね。
(メール募集のお知らせ)今日お話した90年代ドラマのDVDを見てのダメだしはいまさらなんでご遠慮したいと思います。
というか、気を遣って送るのやめろ。
ラストですね、その8!
眠れる森。
1998年のドラマですね。眠れる森。犯人は誰だってドラマなんですけど、それは裏話で出ちゃったんで犯人しっちゃってますけど。ドラマはラストシーンのことがよく話題に上がりますね。
こういう風にしたらダメかなーっていってあれしてもらったんですけど。死んじゃダメですかっていう。あぁいう終わり方って今まで自分なかったんですよ。
死んじゃだめですかっていって、脚本練り直してもらって、そういうシーンになりました。
陣内さんに埋められたりしなかった?埋められたわ、俺ー。
撮影ってわかってんのにこの人容赦へぇな、埋めすぎだよーって思ったの覚えてますね(笑)
よーいはいってなった瞬間、すっげー埋められてる俺。
陣内さんそれ埋めすぎっすよって下にいましたもん。それすげー思いました」


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