What’s up SMAP

4月17日

「みんなドラマの話って好きなんですねー。先週、What’sで90年代の全ドラマを振り返るなんて企画で話させてもらったらこんなリアクション。というか、こんなメッセージから読まされます!」
若い子供ちゃんから、木村さんがスターになったのはどのドラマからですか?というメッセージ。
「面白いねこれ、こういうメッセージ初めて読んだ。雑誌のインタビューでもないんですよね。
やっと俺もこんなメッセージが読めるようになったんだね。
はっきり言ってね、俺、スターじゃないでしょ。
どういう人をスターと言うのか解らないですけど、イメージ的にスターだったらですよ、もっとこう周りにたくさん人がいたりするじゃないですか。
スタジオに向かう廊下をか周りとか後ろぞろぞろスタッフの人がいて、風景としてそういうの見たことあるんですけど、誰来てんの?って探しちゃったりすんですよ。
僕の場合ですうと今日、このスタジオ来る時は駐車場で車降りて、上がってくるのも一人で、ちーんてなったエレベータに一人で乗って、おばちゃんが乗ってきて何階すかって、5階って言われて、先におばちゃんが下りて、上に上がって、フロアについてスタジオ向かってる時も一人で歩いてたら、ディレクターのくりりんがすれ違って、お、半そで。はえーじゃんとか言われて。
その後にビクター、二人も来てるんですけど、今ですよ。今ね、俺から見える人数は、くりりんと小川くんと、ビクターの2名。これでもすげー多いほう。今日フルメンバーですよ。
大体ね、このラジオは飯だって出ないんだよ?先週なんて前の、ラジオの前にあった取材現場でお弁当が出たんで、これWhat’sのスタジオで食おうって、持参で一人で食って本番やった。
こんな僕はスターですか?
喉乾いてきちゃった。うん。(ごきゅごきゅ)
今飲んだ飲み物は、これも持ち込みですね。さっき買ったもんですけど、こういう俺って絶対スターじゃないと思うんですけど。
なんだ、タバコ切れてる。誰か買ってきて。
え?自分で行け!?
ほら。こんな扱いですよいつも。
絶対俺スターじゃないでしょ。
タバコを買いに行く間に聞いててください」

1曲目、シンプリーレッド「スターズ」

「一服したところで話してみますか。さっきのメッセージにあまり真面目に答えてませんでしたから。
スターということじゃなくて、周囲が慌しくなったというか、変わってきた時期って振り返ってみると、あすなろ白書ってドラマを参加させてもらって、歩いてたりすると、あすなろ白書の取手くんじゃね?取手くんって。取手くんって呼ばれましたね、最初は。木村とかじゃなかったんです。
若者のすべてに参加させてもらったころじゃないですかね。妙に名前を略されてキムタクじゃねって。
その前は取手くんって役名だったんですけど。
若者は自分の名前だったんだけど、略されてって感じでしたね。
(飲み物飲んでる木村さん。ずずーー)
飲み物なくなちゃった。誰か買ってきてもらっていいですか。コーヒー系の。なんでもいや、適当に。
120円ってなに。
ほら。俺絶対スターじゃないよ。
解ったよ。120円じゃなくていいよ!
1本1万円のコーヒー買ってきたください!
これスターっぽくね(笑)?
1万円のコーヒー(笑)
あれ?財布にね、万札が入ってないんですよね♪
やっぱ120円のやつでいいです。
120円の爽快ビタミンとともにお伝えしてます。
ドラマの話をしたせいか、それにまつわる質問疑問が届きましたね」
木村さんは、最初のドラマからアドリブしてたんですか?徐々に?という質問。
「キャプテンのドラマと言えばキャプテンのアドリブっておかしくないですか?
フジテレビの特番でも話題になりましたけど、なんのことをアドリブっていうんですか?
ドラマの作られ方って詳しくは知らないと思いますけど、台本ってのがあります。台本ってのにはセリフだけ。セリフの行間に、そっと彼女の方に目を向けるとか、ト書きが書かれていたりするんですけど、絵コンテみたいにビジュアルにはなってなくて、文字だけの世界なので、どんな映像になっていくのかを僕はよく考えるんですよ。
想像すると必要な小道具とか背景の景色とか想像の中で解ってくるんですけど、映像にしていこうと進めていくと、ちょっとこれセリフが足りなくねーかな、とか。
最終的に本番の時には台本のセリフとは少々違ってみたり、それをアドリブっていうんだろうね。
そしたら僕は、だらけじゃないですかね。
台本で100%完成してることもありますよ。
そうじゃないこ困るし、これ別に脚本があんまりよくないとかじゃなくて、100点で作ってきても、現場でそれを110点にできるんじゃねぇかってギリギリまで粘ることはできるじゃないか。
逆にそういう風に持って行くのが現場じゃねぇか。そういのが好きだって時ありますね。だから台本と違うことになります。
(MR.ブレインの)チーフカメラマンの唐沢さん、監督がこの画を撮ってくれって、本番よーいはいって始めるじゃないですか。その画を撮ってるんですよ。なんだけど、俺はもっとここが見てぇってなると勝手にアングルを変えてアップにしたりするんですよ。
世の中からするとアドリブかもしれないですけど、よりいいものに矢先をむけてるといういか。
この人、お酒飲みません、タバコやめました。女の子は?いや、かみさんいるんで。何がはけ口なんですか?って聞いたら。
『撮影です』
俺とカガワさんの中で、シューティングジャンキーと呼んでます。
とにかく好きなんですよ。
最近、手を合わせますからね。共演者と。こんなにありがたいカメラマンいないって。ありがたやーーって。
アドリブってことじゃなく、そういう作業をいつくらいから始めたかって振り返ってみると、若者の時はそういう感覚はないー、台本にないことは存在してたけど。
ロンバケで山口智子さんと共演させてもらって、山口さんもそうだったんですけど、そういう似たタイプだったんで、転がっちゃって台本にないこと全然やってんじゃん。最後のキスシーンなんて全然台本通りじゃないですからね」
10代の女の子から、眠れる森を3話まで見てるけども、直季が怖いと。こういう役をするのはいやじゃない?という質問。
「3話まで見終わってる段階だと、なにこいつ、気持ち悪い、ストーカーあないのって思われるかもしれないんですけど、最後まで見てくれると伊藤直季ってやなヤツじゃないんですよ。
ドラマの役で頂く時ってこういうのはやりたくないってないんです正直。オールジャンルオッケーですよ。
基準はそれに挑めるかどうか。そこですね。
イヤな人でも犯罪者でも変質者でも自分がどういう風に挑戦できるかそれをで全然ありですね。
嵐の二宮君とか障害を持った役とか演じてるでしょう。テレビの前で見つつちゃんと取り組んでるな、挑んでんじゃんってとこに賞賛の気持ちも覚えるし、ジェラる時もありますね。
いいなー、こういう経験できるって。俺やってねーなってて気持ちにもなりますね。
曲の後で、あの話をしようと思います。CCR、Have you ever seen the rain。いったい何の話をしるの、かな?このタイトルとちょっと似てない?え?なにって?」

2曲目、CCR「Have you ever seen the rain」

「I come with the rain。あ、全然似てないだろうって。いんですよ、似てなくても。I come with the rainの公開がついに決定しましたー!
6月6日公開ですね。オーメンとは関係ありません!
2007年に参加させてもらって、What’sでもこれについての話をさせてもらったりしたんですけど、その作品、I come with the rainの公開がダミアンの誕生日、6月6日に決まりました。オーメン関係ないんですけど。
今週発表になって、どんな映画なんですかって多いです。発表になった記念ってことで、どぴゅっと喋ってみたいと思います。
I come with the rain。ベトナム出身フランス在住のトランアンユン監督。出演は、ジョシュハートネット、パールハーバーや、いろんな作品出てますし、HEROでもご一緒させていただいた、イ・ビョンホン。
そして俺。俺俺(笑)!
俺もいるぞって感じなんですけど。
どんなストーリー化と言いますと、不思議ーな感じで。トランアンユン監督はほんと日本に来てくれて。
今回はなんなんすかって会ったら、監督がすごい熱く、シタオってキャラクターはこうこうこうで、人の痛みを自分の肉体に肩代わりできてしまう不思議な力を持った少年だって言われ。よくわかんないけど、僕はそのシタオなんですか。人の分まで痛いんだ。そんな話をして、熱意は伝わってきたんですよ。
やってみようかなーっと思って。
謎の失踪をしてしまい、そしてジョシュハートネット演じる探偵と、イ・ビョンホン演じるマフィアがシタオを追ってくるという。ショッキングなシーンもあるんじゃないですかね。全編英語」
どんな撮影でした?アドリブやった?という質問も来ています。
「いやあのアドリブ、の話になりがちなんですが、違うんですよ。色んなことがあったのさ、あったのさ。
色々想像して、でも想像したものが、現場で、ギャップが生じるんですけど、そこで立ち止まってもしょうがないし、違ったなって思ったら、ソフトを入れ替えてやるのが自分のHow to なんですけど。
人によってミーティングさせてほしいとか、色々あるんですけど、現場でいいじゃん、それって、僕は思ってしまったりとか。
もちろんそれこそ十人十色だと思いますけど、人それぞれ取り組み方は違うと思うので、全然否定するあれはないんですけど。
監督ってそれをうまーい感じでプラスしていく。そこがすごいな。
色んなさ、ものの考え方してるやつ、色んな表現のやつが目の前に現れて、おまえそうやる?って、思ってる時あると思いますよ。
バランスとるのがすごいと思うし。
目線が、ある意味出演者と一緒というか、ハートフルな人でしたね。
これをやれよって一方的に言わない。
監督、これ勘弁してくれよって思うくらい、目のフチを蛆虫が歩いてる、それを撮りたいから、ちょっと悪いけど、虫をね、顔の上に置いて、Sorry Takuya,Sorry Takuya って言いながら、監督が、僕の顔に蛆虫を乗っけてくれたりとか。
霧吹きで水をぶっかけてくれたりしたんですけど。
あれすごいんですよ。ほんとに。フィリピンのミンダナオ島、またやばい場所だったんだけど、ミンダナオ島のそこって。行く飛行機でパンフレットが置かれてるんですけど、行かない方がいっすよって書いてあるんでよ。
それはあんたの自由だけど、考え直したほうがいいですよって。パンフレットが飛行機の中にあったんですよ。
日本から動向のスタッフに言ったら、でも撮影はそこでやるんでって。
すごい、いろんな経験しましたね、だから。
映画、I come with the rainはマフィアが出てくるんで、アクションシーンとかはイ・ビョンホンがやってくれると思うんですけど、ダイナマイトの爆破とかはあるかな」

3曲目、SMAP「ダイナマイト」

「蛆虫!
CGとかでは表現できづらいので、生きた、本物の蛆虫さんを集めれば集まるもんだねーってくらいバケツ一杯。控え室はバケツ中です、蛆虫さんはね。
出演者としての蛆虫さんがたくさん顔の上を歩いてくれたんですけど、カット!となった瞬間、下まつげの上歩いてるんですよ!そら、顔ぶるんぶるん振るわ!蛆虫さんすいません!お疲れ様でした!はけてください!お帰り下さい!自然にお帰り下さいって感じです。
香港の空港跡地で撮影したんですけど、香港ってすごい写真が活発な土地なんで、同行してた小川くんが写真撮られて、現地の新聞に。
「イ・ビョンホンって書かれてるけど」
「これ、僕っすね」
って。
小川くんがイビョンホンと間違われてメディアデビューをした。すごいでしょ。
実は映画、I come with the rain、僕はまだ完成品を見てません。まだ字幕は言ってないそうです。あるのは英語版。吹き替えって公開されるのかな。吹き替えの作業やってないけど。
吹き替えはないんじゃないかなぁ、と思いますよ。てか、なんで俺なんにも知らないんだろう。ははは(笑)」


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