タイトルイメージ 本文へジャンプ

2010/10/15

「いやー、今のCGってすごいっすね。
今更何の話してんだおまえって感じですが、確かに今更かも知れませんが、これまでそれほどCGバリバリの作品に出演してこなかったじゃないですか。
そんな僕がいきなりヤマトに出させてもらったもんだから、そりゃびっくりですよ。見たんですよ、ついに。そしたらね、がらーんとした何にもないセットの中で、トラックの荷台みたいなのの上に乗って戦闘してる体でやったシーンがですね、完成品の中では、すげーことになってました。
床も壁も全てブルースクリーン、あるのはトラックの荷台みたいなやつだけだったんですよ。それが見渡す限りの無数の敵がいましたね!びっちりしました。倒しても倒しても倒しきれないくらい敵がいて、戦ってましたね。
逆に、あれが見えてしまってたら戦意喪失しますね。あんだけ敵がいたら、普通だったら、もう無理無理って思うんだけど、そこが見えてなかったのが幸いしたと思いましたね。
あの星からヤマトに戻るまでの間、よく2つだけのセットで撮りきったなって。
完成品を見たら、まったく感じさせないんですよ。
でも僕らは現場で撮影してるから、まいんち同じセットの中で、違う方向から走ってみたり、銃を撃ったり叫んでみたりしたんで、よくあの星を表現したなと思いました。マジで、VFXすげえ。白組やべえ。
監督に心からの感謝の気持ちが湧きあがってきまして、見てる間中、ありがたやー、ここも、ここも、ありがたや〜〜。
ということで、ようやくスペースバトルシップヤマトを見ることができてありがたやスペシャル!
スペースバトルシップヤマトのCGは山崎監督が所属してる白組が担当してくれたので、こんなナンバーから」

クリーム「ホワイトルーム」


「このクリームは、若き日のエリッククラプトンが所属してた伝説のグループです。
ロックバンドって、ハードロックとかメタルとか、ライブやる時スピーカーを山積みして爆音でやるじゃないですか。元祖がこのクリームと言われてますね。
そういう意味でもハードロック、ヘビィメタルの元祖言っていいんじゃないか。
爆音と言えば、スペースバトルシップヤマトですね。これ絶対爆音で見て欲しい作品ですね。音のいい劇場で見てもらいたいと。
THXの試写室で見せてもらいまして、映像だけじゃなくて、音の迫力にもいかせてもらっちゃいました。余りの迫力に、僕もいっちゃったんですけど、斜め後ろに座ってたスマスマの特別顧問黒木さんがですね、爆発とかのシーンで何度もびく!ってなってました。
スペースバトルシップヤマトを見てきた場所は、五反田にあります、イマジカの第1試写室。なんとですね、日本で初めてTHX認定されたシアターなんですね。
THXって何って思う方々に言っておきますと、なんて言えばいいかな。ちょーーーーー!!音がいい劇場ってことです。
これが一番解りやすくないですか?数少ないんですが、認定されてる場所があるんですよ。映画館もちょー音がいい劇場だなって認定された試写室で楽しませてもらいました。それだけでも贅沢だっていうのに、僕個人のためにやってくれた試写ですからね。ほんとだったら、客席に俺が一人ぼっちで見るはずの試写だったんですよ。
なんでそうなってしまったのかと言うと、映画の世界では初号試写って、監督と出演者が集まってみんなで一緒に見る、完成後初の上映会があるんです。初号試写とか、0号試写って言い方があるんですけど。今回、僕0号試写とSMAPのライブが重なっていたので、参加できなかったんです。東京ドームとかぶっていて。
一応、古代進を演じさせてもらった自分なんですが、すっかり出遅れまして。東京ドームが終わったらやりましょうかって言ってくれて。え、マジでいいんすかって思ってたのね。
ライブが終ってすぐにやってくれるかなと思ってたら割となくて。マネージャーの小川くんに、ねぇ、やってくれるって言ってたけどいつ?って話を、1週間のうちに5回くらいしてたんですよ。
そしたらやっと、先日スケジュールが出まして。小川くんに誰くんの?って言ったら、『木村さんだけです』。
…。
すげえ嬉しいんだけど。見れることは。でもドキドキしちゃって。ね?一人で見るのやべえと思って。試写室って言ってますけど、超でかいんですよ。イマジカの第1位試写室って映画館と変わらないです。それくらいでかいんです。
あまりにほんとの話で恥ずかしいんですけど、仲間を集めまして、集まったのがですね、なんと10人弱。声をかけたのが前日だったので、連絡できた人も少なかったんですけど。かけられたのが、スマスマのスタッフとか、TBSの皆さんとか、オサムね。この番組のディレクターのくりりん。
全部集まっても15人くらいにしか声かけることが出来なかったんですけど。TBSチームはスケジュールが合わずこれなくて、オサムなんですけど、行く行くって言ったんですけど、当日になってドタキャン。会議が入ったって言ってましたけど、きっとギャラのいいお仕事の話でもあったんでしょう。来ませんでした。
イマジカの第1試写室に集まってくれたのは、スマスマの黒木さんと、ディレクターのでぐ、なべ、おかだ、後、はるなっていうAPが来てくれて。あとはWhat'sのくりりん、それだけでした。
なんであんな広い試写室にあんな寄り添ってたんだろ。女性一人もいなんだよ。全員男!
フォローする訳じゃないけど、逆に、近い人だけ集まって見られたから楽しかったですね。
見る前に緊張して、僕も、オーディション受けるみたいな気分なんだけどって、話ながら劇場に入ったら、どこで見ればいいんだろうってなるじゃないですか。こんな人数しかいないのに。
どこで見た方がいんだろって言ったら、イマジカの人がこの段の、前から3列目の真中がいいです。音もやばいです。目線も気持ちいいです。
そこに座ったんですね。1個飛ばしたとこに監督が座ってくれて、0号試写の時、艦長がそこに座ったよ。マジでーー!山崎さんと同じとこで見てるってなって、すげえ嬉しかったんですよ。一応艦長代理やってるんで、艦長のとこに俺座ってる!って。
始まったヤマトの初体験だったんですけど、エンドロールがすべて、すべてですよ、監督、VFX、山崎貴って文字が消えてくまで立てなかったすね。照明がついた瞬間立ち上がって叫んで拍手しちゃいました。これ作った山崎ってやつすげえ!って(笑)
1個飛ばしとこにいたんですけど、当人が。70cmくらいのとこにいたんですけど、叫んじゃいました。みなさんも公開された際には思ったことを叫んで下さい。なんでもいいです。思ったことを叫ぶ。
ちなみに艦長役の山崎さんは、ブラボーって叫んだそうです。間違ってもブラジャーって叫ばないで下さい。
いやー、もっかい見てぇな。また一人かな。いいよ、俺連絡するから、ビクターさんとか。自分に普段敬語とか使ってくれる人とかもまきこんで、もうちょっと客席を埋めて、女性の反応見てないし聞いてないんで、メイクのキンちゃんとか誘ったんですよ。見たいし行きたいんだけど、吾郎さんの現場にいかなきゃいけなくて。じゃあしょうがないね。吾郎の髪型大事でしょ。
そんなスペースバトルシップヤマトですけど、オリジナルのアニメ、最初の放送されたのが1974年のことなんですね。その年はこんな曲が大ヒットしました」


レッドボム「Come on get your love」

「宇宙戦艦ヤマトのアニメが放送された1974年の大ヒット。後ね、この1974年のヒットと言えばよく知ってるこれもそうです。僕等SMAPがソフトバンクのCMで使わせてもらった曲。グランドファンクのロコモーション。グランドファンクってバンドはライブの音がでかいと言うことで有名。雷が鳴ってる日の野外ライブで、雷の音が聞こえなかったくらいの伝説が残ってるバンドです。当時のギネスブックにひあ最も男が大きいバンドとして載ってます。
でかい音なんてフレーズが出てくるので、そんなマメ知識を披露させてもらいました」

  • 宇宙戦艦ヤマトを予習した方がいい?


「これは悩ませるねー、確かに今回のスペースバトルシップヤマトは、1974年のテレビアニメ、宇宙戦艦ヤマトばベースにはなってますね。思うんですが、オリジナルを知らなくてもいいと思います。その方が純粋に楽しめる気がするな。オリジナルを知ってて、さらにオリジナルに思い入れがあったりすると、今回のスペースバトルシップヤマトを見ながら、映画見てる最中に、ここなに?オリジナルと違う?って。かといって、オリジナル知ってる人は見ないで下さいってものではないですけど。
言っておこうかと思うんですけど、宇宙戦艦ヤマトとスペースバトルシップヤマトと、全く同じではないです。敵船の形とかも僕等が見てたのとは全然違ってたし、デスラーなんて、VFXって技術がなかったらこれ無理だなって。今しか作れないデスラー。アナライザーなんてやばいくらいカッコいいから。
オリジナルを知ってる方はその部分に違和感を感じる可能性は、なくはないと思うんですが、でも僕は、監督が作りだしてくれた、監督だけではないですね、スタッフも含め、その当たりのディティールが今回の醍醐味じゃないかと思います。完コピするのが目的で始めたプロジェクトじゃないんじゃないかな。今回タイトルもスペースバトルシップヤマトとなってますが、きっと、完コピではないということだという理解してますね。
監督とはそういう話はしてないですけど、個人的にな理解してますね。音楽で言うとではカバーじゃないですかね。ガンズ&ローゼズのノッキンオンヘブンズドアを聞いて、かっけーと思ったら、カバーらしいよ。誰の!?って、ボブディランのオリジナルを聞いてなるほどねーって思うように、今回のスペースバトルシップヤマトを見てくれて、オリジナルってどんなのって興味を持っていただけたら超嬉しいですね。そういう人がいてくれたら、小さい頃楽しませてもらったヤマトへの恩返しができるんじゃないかな。
今の中学生、高校生にとって、そういうきっけをつくる作品にやってくれたら、超やったかいあるなって思いますね。参加できてホントよかったなと思いますね。俺が映ってるってことじゃなくて、ほんと今回のこの製作過程に自分が参加できてよかったなーと思います。1パーツとして、だけど、見てても集中しちゃって、この後どうなるって知ってるはずなんだけど、知らない部分のVFXの世界観があまりにパーフェクトにつけたされているので興奮させられたし感動したし、ありがたやー!でした。
正直もっかい見たいです。DVDもらってないんで、もっかいイマジカ行きたいです。
ま自分の演技のこととかはおいておかせもらって、スタッフキャストが心こめて力をいれて作業してるって解る仕上がりになってまして、そういうスタッフ、共演者の人たちへの感謝の気持ちをこめて、胸を張れる作品と呼ばせていただきます。
この曲にも感謝したいですね。この曲のクオリティが作品をしっかり締めてくれるんですよ。
スティーブンタイラーが自ら作ってくれてます」


スティーブンタイラー「ラブリブス」


「この音で出て来る映像があるんですけど、泣けて来ましたね。
超少人数、ミニマム試写会、終った後もいい時間でしたね。第1試写室って3階にあるんですけど、試写終って、試写室の前で、長らくみんなで語りあってたら、東宝のスタッフの人にそろそろイマジカさんに迷惑なんで移動してもらっていいですか?1階でしたらもう少しお時間大丈夫ですって言われて、素直に移動して。時間遅い集いだったもんで、見終わったのが11時近かったですからね。遅くまで話したね。いつも現場で会うスタッフだから、お疲れーって、すぐ離れていいのに、なんかそういう空気になんかならなくて。別れるのが惜しい部活がえりみたいな。どうせ明日も会うんじゃんって思ってるんだけど、10人弱くらいの男が、学生気分に戻って話してた感じでした。
ほんで、その1階ロビーでも、ちょっとそろそろって空気が流れてきたので、じゃあ、すいません、お先です、失礼しますって車に乗り込んで帰ったんですけど、車には当然スティーブンタイラーが積まれてるんで、最後に一笑いあるといいなって、車に乗って窓開けてバイバイする時に大きい音でラブリブスをかけたんですよ。
僕がうぃーって窓を開けた瞬間に、一緒に試写会を見てくれたみなには、ラブリブスのサビが、かなりの音量で届いたと思います。最後は大爆笑で終りました。非常に楽しい、個人的、試写会でした。
スペースパトルシップヤマトの公開は12月1日ですが、そのちょうど一か月前、11月の1日にプレミアム試写会があります。
こちらが皆さんが最も早く見られる可能性がある試写会になりますね。一早く体験して楽しんでほしいので、そちらに応募していただいて、いろんなところで募集してますんで、探してみて下さい。俺ももっかい見たいんで、忍び込みます♪
だって見てぇもん」


もどる