2011/5/6
「犬ぞりって言葉で聞くだけだとさ、犬が引っ張ってくれてる橇の上に乗っかれて楽しそうですねって思うでしょ?
根室湾に押し寄せた流氷の上でも撮影させてもらったんですけど、流氷の上をばーって走ってるところを撮りたいんですよって言われて、解りました、じゃあやってみましょうかと思うんですけど。
なにせ流氷の上じゃないですか。
解るよね、どうやって書くか。流れてきた氷なんですよ。その上を犬にひっぱってもらって走るシーンを撮影させてもらったんですよ。要所、要所、よーーく気をつけないと海に落ちるスポットがいくつもあるんですね。
15・6頭の犬の皆さんと、ガチで割れ目は絶対避けてね!って祈るような思いで。
本番は、見事誰ひとりとして、犬も、僕にしても、演者一同落ちなかったんですけど、その撮影が無事終わりまして、移動しますってなった時に。
スタッフが二人落ちてましたね。首まで。
極寒の根室で海に落ちると、笑えないです。
緊急事態になります。
今日は僕の大好きなこんな曲」
あ、SMAPではないのか。
歌詞の中に古い船には新しい水夫が乗り込んでいくだろう。古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろうというのがあってそこが好きだそうです。
「しばらくSMAPの曲だけでお送りしてるこのWhta's。皆さんに喜んでいただけたので、手前味噌な選曲を続けてきましたが。
今日はSMAPの曲は新曲だけにさせていただきます。
ここのところ日本の曲を耳にすること多くなかったですか?ラジオとかテレビでも。
日本を見直そうみたいな歌が耳に飛び込んできたりして、見本の名曲を今、このタイミングだからこそ届けてみたいなって、ラジオとかテレビで流れてない、耳に届いてない名曲ってたくさんあると思うんですよ。
僕自身、南極大陸ってドラマを撮影させてもらって、敗戦の閉塞感から抜け出す話、日本の未来は明るいんだって突き進んだ男たちの物語になってますね。
今日はドラマの裏話もさせてもらおうと思ってますので、お届けする音も日本の大先輩たちの名曲にさせてもらいたい訳です。
もう1曲!」
「さきほどのイメージの歌、オリジナルは吉田拓郎さんなんですね。浜田省吾さんがカバーしたものをかけさせてもらったんですけど。
今日までそして明日からも吉田拓郎さん、すごくないですか?
1970年初期の、僕が生まれる前の曲なんです。イメージの歌って曲は吉田拓郎さんデビュー曲ですかね。時代といい歌って関係性がないって解るなーって思います。
吉田拓郎さんの名曲が生まれた頃から遡ること15年。
日本が南極越冬にチャレンジしました。そういう歴史的事実を元に作られた話が南極大陸です。
前に、What'sで今回のドラマ南極大陸が、映画、南極物語のリメイクですよねって言われてるんですけど、違いますって言わしてもらったんですよ。
映画の南極物語って、南極に置き去りされたたろとじろが生きていたって話がメイン。僕らが撮影に励んでる南極大陸は、戦後の日本の苦悩の時代からスタート
してまして、南極行って決定するまでの経緯とかも話の中に盛り込まれていくんで、決定するまでの話が、これはやらなきゃいけないなって思わせてくれたエピ
ソードがいっぱいあって。南極行ってないんですよ。台本読んで、これはやらなきゃいけないって思わされましたね。
でも、もちろん、南極越冬のシーンはふんだんにありますので、犬のみんな半端ないです。
僕、正直南極物語って映画を見たときから夢でしたね。
団地に住んでいたので、犬とか飼っちゃいけないんですよ。そういう生活環境で見に行って、劇場で、りきが!しろが!たろじろが!あんこが!みたいな。ほん
とにすげー覚えてんですよ。その頃将来なにになりたいって作文に書いたのが獣医だったんです。後に獣医さんってすげー国家試験とか受けないと無理って知っ
た僕は、動物園に飼育係って。でもそれも調べたらすげー難しいんですよ。
ががががーん!これも無理じゃーん!って思って、結果、やってみたのジャニーズ事務所。
そんな男なんで、今回のドラマ、南極大陸は現場に入ってみたら天国でしたね。
共演者ですから、いろんなキャラがあるんですよ。
感動するんですよ。全速力で走ってくる。本能目の当りにすると感動しますね。
動物なんだけどやってくれるわけですよ。ベックって犬、駄目だよ、はい、お休みだよベック。待て。待てって、ってみやさんが、犬をまとめてくれる人がいる
んです。ドッグトレーナーなんです。映画、南極物語もやったんですけど、みやさんが話しかけて横たえるんですよ、雪の上に。
普通横たわってくれたとしても、その横で、香川さんが俺にむかって、くらもっちゃん!って大声あげるとびくっとするじゃないですか。
一切リアクションせず、ぱたっと力つきてますってキャラクターを演じて、カットー!ってえがいんづ言った後に、みやさんがとことこってベックのとこにきて、よしっておなかをぽんと叩くと、しっぽ振りまくりの、遊んで遊んで!今よくできたっしょ!
寒さはまぁ、常にありましたけど、共演者もいてくれましたし、共演者って人も犬もなんですけど、たくさんの共演者に囲まれて、スタッフに囲まれて、寒さに対しての辛さは感じなかったっすね」
「ぶっちゃけ、主題歌は決まってます!
まだ発表できません。
この曲はイメージあってますね。1945年なんて歌詞が出てます。浜田省吾さんオリジナルナンバーです
北海道では、越冬のシーンばかりを撮っていたので、犬との撮影は基本毎日です。
犬のNGは人間の都合によって望んで挑むから。
いくらでもありますよそれは。
犬ぞりって走らなくなる時あるんでね。わんちゃんたち、ただ人の都合で走れって走るあれじゃないんですよ。車とかオートバイじゃないんで。
トウトウトウトウ!っていうと、前に行き、この辺で止まろうかって、ブライブライブライっていうとストップって合図なんっです。あくまでも合図なんで、アクセルやブレーキじゃないんで、犬が飽きたなと感じると、止まるんですよ。
そういった場合、マスターって言うんですけど、操る人がやらなきゃいけないことは、一人が犬の先頭になって引っ張ること。もう一人いた場合には橇を押すというね。
人が前後挟んで前に進めて行くっていう辛い、過酷な状況もあるんですよ。
ドックトレーナーのみやさんが、撮りたいのはこういう画だよね。ということは、犬にこうさせればいいよねって間合いを詰めてって、一番気持ちいいところで撮影してます。
愛着わきますね。
ふうれんのくまって、問題児役のオスのでかい犬、彼がすごい優しい犬なんです。
役柄は問題児なんですけど、本人、すげー性格のいい犬で。
横に立ってた僕が撮影始まると思って、橇の後ろに立つじゃないですか。ずーっと振り返ってみるんです。
なんでそっちいっちゃったの?
どしてそっちいっちゃったの?って見るんです。
本番だから、やることやろうって移動すると、だから!なんでそっちいっちゃったの!?って吠え出すんで、カットカットってなって、ふうれんのくまのとこ
いって、こうやると、わふっわふっ!って。怒ってるわけではないんですけど、くまーって見ると、はーいって普通に前向いてやってくれたりとか。
たろ、じろに関しても兄弟の設定なんですけど、実際の兄弟ではないんですけど、そっくりなんです。あまりにそっくりで、みやさんがびっくりしたんで。
いつも一緒にいるの。たろの背中にじろが首のっけて休憩してたり、ある時はじろの背中にたろが首のっけてぼけーっとしてたり。
兄弟なんじゃないの!?って納得させてくれるんですよ。
5月4日に着うたフルがダウンロードできるようになりました。配信限定シングル」
4曲目、SMAP「Not Alone 〜幸せになろうよ〜」 |
「北海道での話はまだまだありまして、誰々さんと誰々さんは、2時間半くらいお待ちくださいって言われるんですよ。
昭和基地ってセットが建てられてる場所は、人気のまったくない場所を選んで建ててるんで、どこどこで待ってんねーってできないので。基地の中で待つしかな
いんですね。現場に行ったら、基地でずっとすごく。食事するのも、用を足すのも。何か飲みたいなーっ思っても、コンビニまで25q。
ここは一つ、何かのどをすかーっとさせる炭酸とか飲みたくね?それあったらやばいっすねって言ってたら小川くんが、ういっすって。1時間強くらいいなくなりまして、全部、雪の中に刺してますって。
基地の裏のスペース、撮影には入らないデッドスペースに積りに積もった雪があったんで、100本の炭酸飲料を刺して。そしたらきんきんに冷えた状態で飲んでもらえるじゃん。
うわ、すげーー!って選ぶんじゃなくて、携帯もってきて写メを。
こんなの見たことねーよって、写メ撮って。写メ撮って、それが終わってから、俺これもらっていいすかって。それぞれで選んだ炭酸飲料、キンキンに冷えた炭酸飲料で乾杯して。
いやー、激ウマ。
極寒の状態で、太陽の下で飲む炭酸は、やばかったです。美味かったー!」
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