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09/05/4 『プロポーズ大作戦』

<ゆっきー、ヨガ合コンに行く>
インストラクタは、なつかしのちばれいでしょうか。ゆっきーのジャージは、マッサージの先生みたい(笑)そしてゆっきー、体かたっ!
匠もなんだかおかしなことに(笑)
二人でやるヨガは、物理的に体が触れ合うので、生理的な好き嫌いが出てきましょうから、勝負早そうですね。
そしてここで、ゆっきーは初めて好感触の女子と出会います。
杏「お疲れ様でした」
ゆっきー「あれ?」
タオルが同じジャイアンツタオル。
ゆっきー「もしかしておたくも?」
杏「ファンなんです!」
ゆっきー「僕も小さい頃から好きでして」
盛り上がるゆっきーたちとは違って、またもや優子のところにいって断られている桜田さん。
匠「あれが噂の婚活女王ですか」
そんな称号欲しくない!
優子が、そんな禄でもない称号をもらっている間に、ゆっきーは好感触の女子とメールアドレスの交換。きらっとして可愛いゆっきー♪
桜「雨宮さん、今日の参加費完全に自腹だね」
匠「桜田さんでもですよ」
桜「私なんいもいいことなかった!仕事上の〜」
匠「さっき婚活女王誘ってたじゃないですか。その時点で自腹決定」
ゆっきー「匠どうだった?楽しかった?」
桜「我々、完全自腹のようです」
ゆっきー「なんで?実地研修だろ?」
匠「二人とも結婚相手いないこと区長にばれたらまずいんでしょ?てことは、自分のための婚活」
ゆっきー「仕事だから就業時間内に来たんじゃんか」
匠「二人は半休にしてきたから。じゃ」
ゆっきー「なんだよ」
ぶーたれてるけども、好感触女子ににこっとされて、にこっと返すゆっきー。えへー、が可愛いー♪

<区長にびびらされるゆっきー>
ホワイトボードには半休と書かれていたゆっきー。
なった電話に何気なくでると。
ゆっきー「・・・はい。解りました・・・。匠、区長が責任者呼んでって」
桜「私の婚活のことばれた!?」
匠「邦之行って来てよ」
ゆっきー「上司、匠だろ」
桜「私のことだ・・・!」
責任者おまえじゃん!おまえ上司じゃん!と争う二人。
ゆっきー「ていうか、おまえ責任逃れしてるだけじゃないかよ!」
匠「上司にそういう言い方は果たしてどうかなー」
桜「どうしよう」
泣く事上司には勝てず、区長室に向かうゆっきー。
ゆっきー「上司面しやがって」
勝「もしかして結婚がウソだってばれたのかなぁ」
ゆっきー「なんで」
勝「誰かに説教する時しか下ろさないからさ、あのブラインド」
勝にもびびらされ、えぇーーってゆっきー。
ゆ「うっそー・・・」
確かにブラインドは下がっていて、中の様子はうかがえません。
ビクビクノックして、目を閉じたままドアを開けると。
区長、ヨガ中。
ゆっきー「・・・。お呼びでしょうか」
区長「雨宮くん。これは、大問題よね」
ゆっきー「へっ?」
区長「あなたの結婚ーー・・・」
ゆっきー「・・・!」
区長「っと。結婚式に着ていこうとしていたドレスがね、昨日試しに着てみたらキツくなっちゃってて。慌てて運動。式までにはなんとかなるから。だって区長の私がみっともないとこ見せられないでしょ。なんてったってあなたの結婚の立役者なんだから♪あ。そうだ。婚活事業ちゃんと進んでる?」
ゆっきー「はい」
区長「ならいいの」
ここで時間切れ。区長はおでかけに。
増「区長があの笑顔で歩いた後ろには、幾つもの屍が転がってきた。期待を裏切った部下たちの屍がね」
(外に張り付く)匠「・・・屍。屍にはなりたくない」

<婚活事業をどうすればいいか検討するゆっきーたち>
なんとかしないとまずいです。絶対に。
ゆっきー「何すればいんだろ。あ、真琴、真琴に聞いてみよっか」
桜「そうだね」
匠「ダメダメ無理無理。うちお金ないもん規模が違いすぎるよ」
ゆっきー「同業ライバルだもんね」
ライバルでは絶対ないですが(笑)
匠「そうだー・・・!とりあえず会議室確保」
うん。お役所っぽいぞ!そこでゆっきーにメールが。
匠「どした」
ゆっきー「いやちょっと俺の婚活」
金子杏里からのメールが到着。
匠「やったじゃん邦之!」
ゆっきー「メールってくるもんなんだな」
きゃっきゃ!とはしゃいでる少子化対策課に、どういう訳か勝が。
桜「!婚活事業に役だてるにはもうちょっと・・・」
ごにょごにょごにょと、それらしいセリフを口走ってみたりする少子化対策課チームでした。

<そのころ深澤酒店では>
茂が妄想を爆発させ、優子が謝りにきて春乃と意気投合。
大盛り上がりする大酒のみ女二人という図式が。
茂と春乃は、これはこれで大変可愛いカップルだと思います。

<よろよろと帰ってくるゆっきー>
ヨガ合コンのダメージは、その夜すでにゆっきーの元にやってきていました。
よてよてと戻ってきて、なぜか大盛り上がりしている春乃&優子とすれ違いつつ深澤酒店に向かうとまた杏里からメール。
茂「それ全然だーめー。邦之くん、そんなのすぐに返信しなきゃダメ!
即メルが鉄則!」
弟「普通メアドの交換したら男の方がするもの」
ゆっきー「この時間だとちょっと非常識じゃない?」
弟「結婚しなきゃまずいんだろ?」
ゆっきー「朝送った方がいんじゃないかな」
そんなバカな!と激昂する茂&弟。
ゆっきー「大丈夫だよな、迷惑じゃないよね、送るよ!」
で、送ったら、アドレス間違えたかというくらいのスピードで返信。
邦「ウソ!ウソじゃなくて、もう返信来た」
茂「はやっ!こっちも即メルだよ!」

<第一回婚活事業計画会議のゆっきー>
おさえた会議室での会議。
ゆっきー「あのー、広すぎじゃね?」
匠「だってここしか開いてなかったから」
巨大会議室に3人ぽつーん。そして最初に意見を求められるゆっきー。
ゆっきー「え?意見?」
桜田さんを見て、匠を見ても、ただお互いにそれぞれ見るばかり。
匠「婚活、婚活・・・」
そしてメールが届くゆっきー」
匠「いいよ、見て」
ゆっきー「いいの。ごめん」
桜「もしかして杏里さん?だったらすぐ返信しないと」
ゆっきー「そうですかね」
匠「それは違うな。仕事中にメールするなんて、不真面目な人って幻滅されるって」
でも、そのメールの中身は知りたい。だって、会議中にも関わらずメールを見たってことは、そのメールが婚活事業に役立つと思ったからに違いないから!
ゆっきー「お前が見ろって言ったんだろ?」
匠「そうじゃなきゃ私用のメールなんか見られる訳がない。仕事の参考になるなら通信費を経費としてとして認めよう」
やったー!
と、今夜の約束確認メールを読んだところ。
匠「全く参考にならない。会議中にメールなんかありえないよ。通信費の件却下」
匠「なんだおまえそれ!」

<その頃の働く勝>
勝たちは大変忙しく、解り易く仕事中。しかしそんな姿よりも何よりも!
勝「はいみんな、今日も5時にすぱっと帰るよ!」
てのが、カッコいーーー!!
今どきーーー!

<会議は踊る。されど進まず。いや、踊ってもないですけど>
合コン案が次々出されては却下されていく会議。ヨガ合コンはダメ。体もたない。
桜「陸・海と来てるから空!スカイダイビング合コン!スカコン!」
匠「解った!」
ついに、眠れる獅子が目を覚ましたかと思ったら!
ゆっきー「おまえの名案ってこれ?」
区役所の入り口に婚活相談窓口を設置。3人で座ってますが、相談者おらず。そら、そこまでオープンな場所では。
匠「そうだ、そーいえばー」
ゆっきー「匠逃げんなよ!」
老人クラブの場所を聞きに来る人はいましたけど。
ゆっきー「案内係じゃん」
区民「福祉課は」
桜「2階に上がったところにありますですよ」
それなら、せめて案内係としてがんばろうかと思ったけれども、増岡がやってきて、あっという間に窓口は縮小。そして移動。
ゆ「結局縮小されてるし」
匠「何がいんだろうなー」

<ゆっきー、匠のバンソウコウが気になる>
ゆっきー「1つ聞いてもいいかな。そのバンソウコウの意味をさ、今日もまたカミソリ負け?」
匠「うん。負け・・・」
ゆっきー「肌弱いんだね」
匠「ていうか向こうが強い」
ゆっきー「ん?」
匠「いや、だからカミソリがね」
ゆっきー「歯ぁ換えればいいのに」
匠「それがなかなか簡単にはね」
ゆっきー「え?どんなの使ってんの」
匠「メールほら、メールメール」
ゆっきー「いいよ仕事中」
匠「同じ婚活だろ。友達である上司として特別に許す」
ゆっきー「なんだよわけわかんねぇ。いいの?」
それは、今晩デートするお店情報でしたー。

<ゆっきーデートする>
杏「何度もメールしちゃってご迷惑だったでしょ。気持ち的に楽でつい打っちゃって。電話だと緊張しちゃうんですよね」
ゆっきー「あるかもしれませんね」
杏「あの、あたし、結婚しても仕事続けたいと思ってるんですけど、雨宮さんは働き続ける女性ってどう思いますか?」
ゆっきー「いんじゃないですかね。僕みたいに給料高くない人間は、助かるっていうか」
杏「正直な方なんですね」
それぞれ好感触な二人。出てきた料理は、杏が子羊だかなんだか。ゆっきーはお野菜山盛り。
杏「お野菜がお好きなんですね」
ゆっきー「はい」
そんな設定忘れてたよ!ゆっきーは本当の意味で草食男子。
杏「うちね、庭に、家庭菜園があるんです、取れたてのお野菜すっごい美味しいですよ」
ゆっきー「いいですね」
杏「機会があったら食べにいらして下さい」
ゆっきー「機会がありましたら、ぜひ!」
にこにこといいムードのデートでございました。

<婚活事業模索するゆっきーたち>
相談窓口は、大盛り上がり。
ゆ「周五郎さん楽しそうだなー」
しかし、いるのは年配の方ばかり。
ゆ「婚活関係ないじゃんか」
もうこうなったら、同業ライバルにも力を借りるよりしょうがありません。
真琴登場。
真「ダメダメ。金かけずにぱーっとできることないかってそこが間違ってんの」
ゆっきー「そんな金ないし」
真「じゃなくてー、昔だったら近所の世話焼きおばさんとか会社の上司とか色々紹介してくれたけど、それがなくなっちゃったでしょ?だから私もやってるし、邦たちもやるわけよ。昔のおばさんたちがばーってぶち上げたと思う?」
ゆっきー「うーん・・・」
真「ね?何だかんだ言って地道な仕事なの。人と人を結びつけるのってさ」
茂「さすがまこっちゃん、大人だねー」
真「そういえば茂、婚活やめたんだって?」
茂「やめたっていうか」
春「ただいまー!」
茂の心の妻、春乃登場。アパレル一本だった就活の幅を広げてみたら好感触の会社があったと大喜び。
ゆっきー「すごいじゃんか!」
ゆっきーにも喜ばれてますますニコニコな春乃だったのに、ゆっきーがメールを受けて、それが女だと知るとしょぼーん。
ゆっきー「そんなんじゃない」
真「照れることないじゃーん!デートしたんでしょ」
春「日本酒。一番安いやつっ!」
にこにこメールしている。ゆっきー可愛い〜♪

<区長は生きいそぎがち>
区長「婚活やってる?」
ゆっきー「!!僕は婚活なんてっ」
区長「進んでないの?婚活事業」
ゆっきー「あ、そうじゃなくて、とんでもなく上手く進んでる・・・」
区長「うん。じゃどんなことするの?」
ゆっきー「えーっと、合コンとかですね」
区長「合コン?」
ゆっきー「やっぱり、お見合いパーティーみたいな」
区長「パーティー。素敵じゃないの、パーティ大好きよ!」
ゆっきー「ですから、その方向で検討を重ねてる段階」
区長「じゃあそのパーティーでカップルが誕生するのね」
ゆっきー「ということになりますでしょうかぁ」
区長「あら素敵!がんばって!」
ゆっきー「は、はい!」
そして区長室を出るゆっきーを、勝も気にしてるよ。そして、最上階から、一番下まで降りてくる間に、こんにちは区長ですの生放送が行われ。
匠「邦之!おまえ区長に何言った!」
ゆっきー「ちょっと!何だ」
匠「これこれだよ!」
区長「晴海区のお見合いパーティの準備は着々とすすんでいます」
ゆっきー「もう!?」
区長「来週はカップル1号をご紹介します」
ゆっきー「なんでまたこんなこと!」
匠「後1週間!?邦之、おまえやれよな!」
ゆっきー「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!」
これは、少子化対策課最大の危機。会場確保せねば!お見合いパーティーの準備をせねば!
でも桜田さんは区民の相談で忙しいからだめ。
匠「なんなんだあの人ー!」
ゆっきー「はい!日にち決まってないと取れないって」
がくっ!
その後、キャンセルが出た会場を借り受けることに成功。まず第一弾が成功した少子化対策課でした。

<揉める父と息子>
ゆっきー「ただいまぁ」
ゆっきーのただいまぁ、はちょっと独特なイントネーション。
邦夫「おかえり」
ゆっきー「ねぇ、これさ、店に貼ってもいいかな」
邦夫「あ?春見区?婚活?」
ゆっきー「うちの部署でやることになった」
邦夫「はぁ?てめぇの頭のはえも追えないやつが人様の結婚の世話だ?笑わせるな」
ゆっきー「仕事だからしょうがないだろ」
邦夫「はぁ?しょうがないと思ってやってんのか!」
ゆっきー「しょうがないと思ってないよ!俺の仕事なの、俺が責任者なの!誰がこんなうちにポスター貼るか!」
邦夫「待てよ、貼らねぇーとは」
びりっ!
ゆっきー「・・・」
ぴしっ!って破れたポスターの半分を捨てて、つーんって行っちゃうゆっきーでした。

<春見区お見合いパーティーまで後3日>
匠「ダメだ、もっと安くしなきゃー!
荷物持って走るゆっきー。
ゆっきー「テーブルクロス確保ー、しわだらけー!」
話を聞いてる桜田さん。
自転車でポスター貼りの匠。がんばってますが、坂道でくじける(笑)

<春見区お見合いパーティーまで後2日>
ゆっきーはアイロンかけ。業者への連絡をしながらのアイロンかけは、エクストリームアイロニングとは程遠い姿です。
でも、杏里から今日会いたいメールを受けたら、会いにも行く。
おぉ、なんとマメな!見事よ、ゆっきー!女子はメロメロよ!挙句に、結婚式場のパンフレットまで持ってるなんて!

<春見区お見合いパーティーまで後1日>
匠も桜田さんも走る。ゆっきーも階段を駆け上がる。人の邪魔になる!
お菓子も揃って準備完了!
匠「うまくいくよね」
桜「会場が見つかってよかったですね」
ゆっきー「会場の前を花嫁さんが通ったらばーって盛り上がったりするんでしょうねー」

<春見区お見合いパーティー当日>
少々あっさりしたお見合いパーティの会場。完成したところかと思ったら、終了10分前。
匠「なぜ誰も来ない」
ゆっきー「これかな」
桜「あたしもそんな気が」
匠「だよね」
隣の会場では、法要の真っ最中。ティアラはるみは、法要などあらゆるものに対応するフレキシブルな会場です。
ゆっきー「屍・・・」

<春見区お見合いパーティー反省会 in 深澤酒店>
茂「ありえない!買取なんて絶対ありえないからね」
手つかずのお菓子類を押し付けられてる茂。
ゆっきー「なんて言えばいんだよ」
茂「聞いちゃいない」
匠「まずいよ。これ邦之、ほんとまずいよ」
桜「楽しかったね」
二人「はぁ!?」
桜「わくわくしちゃった」
匠「桜田さん、窓口にかかりっきりだったよね」
桜「申し訳ない。でもこんな、私みたいな人間でも頼りにされると嬉しくてね」
ゆっきー「何をノンキな事言ってんですか」
匠「一組もまとまらないどころか。婚活事業自体、大失敗だったんですよ?」
桜「失敗もまたいいじゃないですか。次がある訳ですよ。お年寄りの話なんか聞いてると楽しいですよー。ピンチを切り抜けてチャンスに変えてたくましく」
出産の話なんかすごいようですよ。
ゆっきー「出産の話までしたんですか?」
もー、ほんとにーー、とげんなり気味のところで、杏里からメール。

<今から会えない?メールにも即座に対応。マメ男ゆっきー>
匠「行ってこい邦之。せめておまえの婚活だけでもさ」
と背中を押されたマメオゆっきー。
ゆっきー「今何て言った?」
杏「ですから、来週の日曜日、両親に挨拶に来ていただきたいんです」
ゆっきー「いやそれは」
杏「あたし、指輪のサイズは7号です。安いものでかまいませんので、その前にいただければ」
ゆっきー「ちょっと待ってください。僕はまだそんな風には」
杏「は?」
ゆっきー「ちょっと急ぎすぎじゃないですかね。僕たち出会ってまだそんな時間経ってないし」
杏「もう会うの3回目ですよ?メールだってしてるし」
ゆっきー「えー、もうって3回は、まだなんじゃないかな」
杏「だって、うちにも来たいって言ったじゃないですか」
ゆっきー「え?」
杏「うちにきて、家庭菜園の野菜食べたいって」
ゆっきー「あぁ・・・あ、いやあれは、あの」
杏「もしかして、遊びだったんですか?」
ゆっきー「いや、そんなことないですよ」
杏「そうですよね。だって結婚した後も働くこと許してくれたし、この間なんかすごく忙しいのにあたしに会うために時間作ってくれたし、後、式場のことも」
ゆっきー「ちょっと待って下さい。僕、そこまで話しましたっけ」
杏「ふざけないで下さい」
ゆっきー「え?」
杏「その気がないならなんで会ったりするんです?なんで即メールしてくれたりするんですか」
ゆっきー「その気がないなら会ったりしませんよ。お互いを知る時間が」
杏「私はもう時間がないんですよ!今年で35になっちゃうんです!」
ゆっきー「35?え?年上?」
杏「焦りすぎと言われようが、悪あがきと思われようが結構!あたしは結婚がしたいんです!結婚して子供産んでって考えたら1分1秒だってもったいないんですよ!ノンキに恋愛に費やしてる時間なんてないの。失礼します!」
なぜお見合いパーティーであって年齢を知らないのか・・・!嘘をつかれていたのか、条件を気にしないゆっきーが書類を読んでいなかったのか(笑)
ゆっきー「振られたー・・・いや、違う、振った??」
女子は、35というところに大きなポイントがありますからねー。
ここで焦ってなかったら、うまくいったかもしれない二人ではなかったか。

<翌日も慌ただしいゆっきー>
桜「雨宮くん昨日のデートどうなりました」
ゆっきー「なんか振られたって言うか。振られました」
桜「え!?残念だったねぇ、若くて可愛いお嬢さんだったのにね」
ゆっきー「それなんですけど、僕より年上の35だったんです」
桜「え?そうは見えなかったですけどね」
ゆっきー「そういうもあって、彼女結婚急いでたみたいなんですよ。ペースが合わなかったというか」
匠「結婚ねー・・・」
ゆっきー「え?」
匠「いや、あぁ、こっちの話」
桜「結婚を焦ってんのは一緒だからねぇ」
ゆっきー「そうなんですけど。3回目のデートで結婚ってのはさすがに、後、なんかべたべたって子だったんですよ。僕、そういうのちょっとダメなんですよね」
桜「それだけで?もったいないなー」
匠「邦之の婚活も春見区の婚活事業も失敗かー。やっぱり区長のとこいって、謝るしかないかなー」
でも、区長からの電話に出たら、張り切って、元気よく、もちろん大成功です!といってしまうのが匠。懐かしい言葉でいえば風見鶏匠。
ゆっきー「はぁー!?」
匠「カップルの紹介をしたい。明日10時。はい、もちろんです、ハイ!失礼します!」
ゆっきー「おまえなんてこと言ってんだよ!」
匠「やっぱりダメだなんて言える訳ないじゃん!」
カップルなんかいないし、そもそも誰も来てないし、桜田さんには相談窓口にお客さんがくるし。
ゆっきー「落ち着いて考えよう、落ち着いて・・・」
桜「よかったですねぇ、じゃ、初孫ってことですよね。あらららー」
ん?ってゆっきー・
ゆっきー「匠!諦めるの早いかもしれないぞ。周五郎さん、周五郎さんが知り合った年寄りのお孫さんの中で結婚相手探してる人、いるかもしれませんよ」
桜「お孫さん同士くっつけるんだ!」
ゆっきー「無理やりはダメ絶対ダメー!」
明日の10時まで、どうにか当たってみるってことで、がんばる3人。
走るゆっきー。おばちゃんらに話を聞いてるゆっきーを見ている春乃。
匠「お願いします!結婚してください!」
優「あなた、結婚してるじゃないですか」
匠は婚活女王に直談判。婚活女王って言えちゃうところがすごい。
匠「春乃!誰でもいいから結婚して!」
春「ばっかじゃないの?」
春乃、後ろ後ろー!茂がー!
ゆっきー「後一軒行けるかー?」
暗くなってもがんばったゆっきーですが、その日は収穫なし。

<こんにちは区長です、収録当日>
匠「後10分かー。ねねね、君たち結婚するきない?」
そこらにいる職員にまで言ってしまう匠。たぶん、独身だったら誰かと結婚してるはず。
ゆっきー「ダメだよー、全滅。周五郎さんは、」
匠「もうちょっと当たってみるって」
けれども、無常にも電話がなる・・・。
出ろよって押し付け合った結果、ゆっきーが出て。
ゆっきー「はい少子化・・・」
増「時間だ、カップルをつれて上がってくるように」
ゆっきー「はい・・・」
とぼとぼとぼ。
匠「区長怒るだろうなー、また左遷かなぁ。どしたの邦之」
ゆっきー「やっぱりもうちょっと待ってみようよ」
匠「でももう時間ないし」
ゆっきー「周五郎さん必死に探してるかもしれないし。信じてみよう」
増「遅い!カップルは?」
ゆ「いや、あの」
匠「実はですね」
増「なんだ」
区長「どうしたの?どうしたの??」
匠「あの、えっとですね」
区長「ん?」
ゆっきー「大変申し上げにくいんですが。・・・申し上げます。実は」
桜「二瓶さん!」
おぉ!
この手のドラマの素敵なところ。こういうのが大好き!桜田さんが連れてくるピンクのペアルックカップル!それについてくる、ウクレレの人、フラダンスの人、親戚一同。
ゆっきー「えぇ!?」
区長「あらそんな気にしなくていいのよ。賑やかでいいじゃないの」
桜「カップル!間に合った」
ゆっきー「周五郎さん、ほんとありがとう!!」
匠「ありがとう、周五郎さんありがとう!」
桜「はじめて名前で呼んでくれました♪」

<とんくににて、お疲れ様会&春乃就職祝い>
匠「周五郎さんのおかげです」
桜「違うんだってば。私の知らないところで、さくさんとふみこさんが孫同士でどうかって言ってて、それがうまくまとまったいうか」
周五郎さんの力ですよー。いやいや、窓口設置したのは俺だよー?と手柄顔な匠。
邦夫「どうも、うちのバカ息子がお世話になって」
桜「お世話になってるのはあたしのほうです」
なんと、邦夫ちゃん、名刺をちゃんと持ってるんですね!
ひと段落したところで、春乃の就職祝いに移りましょう。
茂はプロポーズ気分の前掛けを準備。
春「ごめん。あの、私断ることにした」
がーん!!
ゆっきー「なんだおまえせっかく受かったのに」
茂「そっちか・・・!」
邦夫「うちの店のことなら気にしなくていんだよ?」
春「やっぱり、夢捨てたくないから。青いって言われちゃうかもしれないけど、自分の気持ちにウソついて仕事したくないし、やっぱり相手にも仕事にも失礼じゃん。だから断って、性根すえてアルバイトから始める。地道にでも必死に突っ走ってアパレルの世界にのし上がってやるんだ」
桜「素晴らしい!」
春「ありがと、ほらみな冷めちゃう前に食べて!」
ゆっきー「俺食べられないから」
本当の意味で草食男子ゆっきーは、春乃の隣りへ。
邦夫「春乃ちゃんのほうが邦之なんかより性根入ってるよな」
弟「34にもなって情けないね」
がんばれよーってゆっきー。
春「邦も婚活がんばってよー。彼女できたみたいだし?」
ゆっきー「あれなんだけど、振られた、のか振ったのか解んないんだけど、ダメになっちゃったんだよね」
にこーって春乃。
茂「春乃!俺は、おまえの人生を応援する。心から応援する!だからこれ、受け取って!」
春「何それ」
それこそが、春乃の名前入り深澤酒店の前掛け。これからこの前掛けを二人でかけていこうね!という気持ちは。
春「てかさ、あたし今アパレルのバイト始めるって言ったばっかじゃん。茂のとこでバイトできるわけないでしょ」
いや!そんなつもりじゃ!とあわあわするばかりの茂は、やっぱりバカなのかなぁ。
匠「就職祝いのつもりだったんでしょ」
春「そういうこと!ありがとー!じゃあこれつけて邦夫ちゃんとこ手伝っちゃおうかな」
茂「なんでそっち?」
春「どう邦、可愛い?」
ゆっきー「酒飲み女にはぴったり」
春「なんでそういこというかな」
とんかつをゆっきーに近づけ、その反撃で、あっちょんぶりけにされる春乃。
なんと!なんと可愛い二人か!!
ゆっきー「やらない?やらない?」
可愛い!可愛いよ、このカップル!
そんな可愛いカップルがきゃいきゃいしているとんくにを見つめる勝。とんかつ食べたいの?と思ったら、再開発計画を考えていたのです。
危ないー!商店街危ないー!

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