南極大陸〜神の領域に挑んだもっちーとひむろっくの物語〜

第1話

ドラマオープニングのもっちー

あら中居さんみたいな前髪(笑)
ライオンみたいな犬がいますね?

昭和30年8月八ヶ岳のもっちー

何これ。チョー可愛い顔なんですけど。
もー、前髪最高だ!

12年前、昭和18年のもっちー&ひむろっく

ひむろっく「倉持!俺をおいてけ!」
内海「何言ってんだ!がんばれ!」
もっちー「後少しだ諦めるな!」
そしたら落石が!

昭和30年8月八ヶ岳のもっちー2

でも、亡くなったのは、ひむろっくではなかったのです。
はー、お祈りしている素敵横顔…!
そんなもっちーを訪ねて、白崎先生がお見えになりました。
トランシーバー?かなんかのでかさが素敵です。
もっちー「どうしたんですか、こんなとこまで」
白崎「こんなところまで来なければ、なかなか君に会えないだろう」
山から持ってきた石を出すもっちー。そして、思い出の写真も。
まぁ!素敵な写真!笑顔のもっちー&ひむろっく!
白崎「そうか、今日は命日か」
この中のどなかたが亡くなったと。
白崎「たまには大学の研究室に顔出したらどうだ」
もっちー「研究することもないのにですか」
新聞を見るもっちー。
もっちー「今の日本は、すでに海外の学者が実証した結果をただ焼き直しするだけじゃないですか。先生、いつになったら、戦後っていう時代は終わるんですか?」
昭和30年、に、親の年齢を重ねますと、えーーー!親が何歳の時かー!まだまだ戦後かー!と驚かされます。
白崎先生が持ってきていたのはエアメール。
白崎「南極での共同観測の呼びかけがあった」
もっちー「でも、海外に出ることは制限されてます」
白「世界から誘われてるんだ、それは問題ない。君も知ってるように南極には地球の謎を解くカギが眠っている。外国が手をつけてない場所がまだたくさん残っている。南極は日本が世界と肩を並べることができる、唯一の場所なんだ」
もっちー「…先生」
白崎「我々の手で、戦後を終わらしてみないか」
きりっ!
に、にこ、でこたえるもっちーは、東大の助教授。

東京大学で講義中のもっちー

もっちー「南極は氷河で閉ざされていたために、地層が非常にきれいな状態で残されています」
男前で頭もいいとは、もっちーめ…!
そのもっちーのお父さんは船乗りで、明治45年の白瀬探検隊の一員でありました。
そんなお父さんの思い出とともに、故ゆかりの写真も見るもっちー。
姉が仲間由紀恵で、妹が綾瀬はるか。並はずれた美人姉妹でございます。
白崎「5時にここを出ます」
もっちー「解りました。それまでにちょっと出てきます」
にこ。いちいち、にこ、が可愛い。にこ。

小学校のもっちー

お兄ちゃん!と大変慕われてるもっちーですが、とりわけはるおと仲良しです。
はるおは、常に弟妹を背負っている少年。
そのはるおを筆頭に、子供たちに珍しい石を見せるもっちー。
もっちー「今度、南極の石持ってきてやろうか。日本が南極に行くことになった。すごいだろ。南極って解る人!」
子供「本でみ見たことある!寒いんだよねー!」
そこに子供たちの先生である、美雪登場。清楚な様子で可愛さ丸出し。
美雪「お兄さん」
子供「お兄ちゃん、南極に行くんだって!」
美雪「南極?」
もっちー「美雪ちゃん。ちょっと時間あるかな」

お墓参りのもっちーと美雪

美雪「あの、南極観測って…」
もっちー「今度、世界中の国が同じ時期に南極の調査で競うことになった」
美雪「でも、南極って危険なところじゃ」
もっちー「おやじが生きてた時、もっと南極を探検したいって言ってた。だからこれは、俺の運命っていうか。ゆかりが戦争の犠牲になってもう10年だし。あいつのためにも、そろそろ前に進まないと。美雪ちゃんもだけど」
美雪「え?」
もっちー「だから、見合いでもして、天国のお姉ちゃんのこと安心させてやってよってこと」
美雪「(がーーん)」
お兄さんひどい…!と、去っていく背中を見送る美雪。
もっちー「あ、ブリュッセルいったらお土産買ってくる」
背中も素敵ね♪ぎゅってしたい♪

昭和30年9月ブリュッセルのもっちー

スーツも素敵ね。こういうフォーマルな格好以上にかっちょよく見える服なんてあるのかしら。あの黒いひらひらロングジャケット以外で…!
南極観測会議の会場を見つけるもっちー。
白崎「夢の扉を開こうじゃないか」
もっちー「はい」
しかし、扉の中は夢の世界ではなく、何しにきたって感じ。
じゃあ、誰が呼んだんだよ!という話ですが、誰が負け犬だこらぁぁ!!ともなりつつも、どうにか参加は認められました。
もっちー「先生、ここで乗り遅れたら、日本はまた負けてしまいます」

大蔵省のもっちー。

負けてたまるかー!金よこせー!と大蔵省へ。
しかし、南極観測なんて、そんな無駄遣いのためのお金は出せませんとにべもない。
これは、未来への投資で、世界が南極に向かうんだったら、肩を並べるためにも日本も向かわなくてはいけないんですと説いても、今優先するべきは原子力発電ですと。
おぉ。その当時から…!
必要な金額は5億円。今でしたら、中居さんがお小遣いから回してくれる金額ですけど、当時の日本にはあまりにも無謀な金額でした。
ちなみに、昭和30年の大卒男子初任給が12907円だそうです。ざっと20倍したとすると、現在の100億円くらいの額でしょうか。
もっちー「先生、山岳部OBの内海さんって覚えてますか?」
白崎「あぁ、帝都新聞にいった内海くん」
もっちー「新聞社だったら何か協力してくれるんじゃないでしょうか。直接国民に訴えかけるとか」
白崎「企業からの寄付金ということか」
もっちー「やってみる価値はあると思います。じゃ早速」
白崎「頼む」
と、急いだもっちー

わぁこの場所!のもっちーとひむろっく

Mr.BRAINでも散々出てきたこの素敵な場所で、もっちーとひむろっくが再会するだなんて!
もっちー「氷室?」
ひむろっくは、この顔で、晴彦、という晴れやかな名前です。
二人並んで喋っていると、スーツスキーにはたまらない…!
もっちー「学徒動員で戦地行った以来か」
ひむろっく「ゆかりが死んで10年になるってことだな。で、大学の助教授先生様がこんなところに何の用だ」
もっちー「あ」
南極観測予算計画書を出してくるもっちー。ひむろっくに渡すと。
ひむろっく「南極」
ふっ、と笑われる。
もっちー「その手の笑いはもう慣れた。ブリュッセルでもさんざん笑われたからな。負け犬日本って」
きっ!て下から睨むひむろっく。
もっちー「で、そっちは?なんで大蔵省なんかにいるんだよ。俺てっきりおやじさんの後ついて政治家にでもなったのかと」
ひむろっく「俺はただの二世議員で終わるつもりはない」
もっちー「おまえ、相変わらず硬いな。あ、それおまえの方から取り次いでもらっていいかな」
ひむろっく「倉持、もっと足元見ろ。今の日本は今日の飯を食うだけで精一杯なんだ。夢で腹が膨れるなんて誰も思っちゃいない」
計画書を返すひむろっく。
はー、素敵…!

文京区のもっちー

おなかすいてるよーという子供たちと焼き芋を食べるもっちー。
それを発見する美雪。
もっちー「なぁ、いいもん見せてやろうか」
子供「なになにー!」
がっさごっそとでっかい世界地図を広げる。
でも日本がないから偽物だー!って子供。
もっちー「世界から日本は、はい、どこだ」
子供「どこー!?」
もっちー「ここここ。こんな端っこでこんな小っちゃくなってんの」
子供「一番大きいのは?」
もっちー「これは南極大陸。雪と氷の世界で、ここは神様が住んでる」
子供「えーー!」
もっちー「世界が誕生した秘密が、いっぱい、隠されてる」
もぐもぐしながら、秘密が、って指を立てて、しーってやるの可愛いー♪
その子供らと同じように、子供もっちーも南極には興味津津でした。
お父さんから、南極にはペンギンはいるけど、白クマはいないとか。
北極にはイヌイットがいるけど、南極にはいないとか。
父「南極大陸には人間が住んでない。だから、南極は神の領域。神様の住むところ。お父さん、もう一度南極に行くことができたらその山に登りたい。それがお父さんの夢」
行ってみたいなーって子供たち。
もっちー「よし!じゃあ俺がみんなより先に行って、ここに日本の旗を立ててくる」
子供「がんばって!」
もっちー「はははー!」
笑い顔が子供の用で可愛いのだす。

銭湯のもっちー

雨の中取材中の内海を訪ねたもっちー。
そのまま銭湯へ直行。
銭湯では、皆さん、めっちゃ上手にお風呂入ってます。乳首はダメなのか、めっちゃ上手です!胸の途中あたりまで出すのがめっちゃ上手!
内海「運がいいよおまえ。ちょうどわが社の創立記念事業に向けてネタ探してたんだ。できれば俺も南極に行ってみたいしなー」
もっちー「よろしくお願いしますよ」
内海「でもおまえ、今も八ヶ岳登ってるんだって?まだ気にしてんのか」
もっちー「もし南極に行けたら、昔みたいに闇鍋やりましょうよ」
内海「なぁ倉持。あの時の八ヶ岳…」
もっちー「また美味い酒飲みたいですね」
内海「…。とりあえずは寄付金って形で支援を呼びかけてみるよ。まかせとけ」
もっちー「はいお願いします」
お風呂もっちー可愛いわー。前髪が。とにかく前髪スキーにはたまらん(笑)

出勤途中のひむろっく。

新聞の前で盛り上がってる人々を見ているひむろっく。
ひむろっくは見ている。

観測場所をしったもっちー

資金が集まらず、どーしたもんかーと思っているところに、観測場所の連絡が。
プリンスハラルドコースト。南極東部ですが、こちらが接岸不能な場所。
もっちー「先生これって、世界が日本が来なくていいって、そういうことですか?」
ていうか、誰なんだ、プリンスハラルド!

再び顔合わせるもっちーとひむろっく

大蔵省から、勝手にキャンペーンはられちゃ困るんですよ!と叱られるもっちーと先生。
役人「こういう無駄なことはやめてください」
もっちー「すいません待って下さい!」
と追いかけたら、そのコースにするっと入ってきたのがひむろっく。
ひむろっく「お久しぶりです、白崎先生」
そして、もっちーの手から新聞とって。
ひむろっく「だから足元見ろって言ったんだ。国は今、南極に行くことを求めていない」
その新聞が落ちて、踏まれちゃってね…。

ベンチでしょんぼりもっちー

美雪「お兄さん」
もっちー「美雪ちゃん」
ネクタイほどくもっちー。
美雪「ちょっと近くによったもんですから…」
バッグの中にはお見合い写真。相談しようか、どうしようか…。と思って来たんだけども、もっちーの様子が明らかにおかしい。
美雪「どうか、したんですか?」
もっちー「諦めるしかないのかもな」
美雪「南極観測のことですか?」
もっちー「美雪ちゃんに話してもしょうがないか」
しょぼぼんと立ち去るもっちーですが、そこに子供たちが。
永遠に大きくならない弟妹を背負った男、はるおが!
はるおは、募金をしに来ました。5円玉を握りしめ。
もっちー「でもはるお、これ」
はるお「南極に行くのお金かかるんでしょ?」
もっちー「ここまで歩いて来たのか?」
はるお「遠かったよ♪これだけじゃ足りない?」
もっちー「十分だ。十分だ、ありがとう」
5円の価値は20倍で100円、という訳にはいきますまい。
さらに、はるおは、一人では何もできないと、友達集めてやってきてました。続々渡される小銭の数々。ざっと60円ほどかしら。
当時、南極観測に手を差し伸べたのは子供たち。全国の学校に募金箱が設置されてお金が集まったそうです。
内海「ありがたいよな」
白崎「大人の我々が諦めるわけにいかない」
募金に集まる人たちを見ながら、5円玉ぎゅー!なもっちー。

国会でなーんだ、なひむろっく

この募金は全国に広がり、多くの目が南極観測に向き、ついに国の事業として国会で認められることに。
それし見て、なーんだな、ひむろっく♪
それは、戦後初めて日本が1つになった出来事でした。

日本学術会議ビルのもっちー&ひむろっく

まぁー可愛い香川じーちゃん!可愛らしー!
ここから、南極観測計画が推進されます。
先生の挨拶の後、もっちーが前に出たところで、後ろの扉から入ってくるひむろっく。
ひむろっく「遅れて申し訳ありません。大蔵省より来ました、氷室晴彦です」
ひむろっくをじーっと見るもっちー。
スケジュールとしては、世界共同の観測が2年後に。
そこで来年、昭和31年の11月に第一次観測隊が出発。観測地点の調査や、基地の設営を行います。
11月に出発しないと、なんせ間に合いません。
内海「第一次観測隊は、1年間、南極で過ごすのか」
もっちー「越冬するのかってことですか?」
ん?ってひむろっく。
白崎「第一次観測隊は越冬はしません」
内海「そのままとどまっても」
白崎「南極を経験したことのない我々にとって、自殺行為だと思います」
出航まで残り1年。その1年でやることは。
その1.第一次観測隊の募集
その2.観測基地の設営をいかにこなすか
その3.南極へ向かう船をどうするか。
いちいち映るひむろっくに気が散るわーーーー。
日本には南極で使える砕氷船はなく、海上保安庁にお願いして改造できる船を探し中。
内海「改造って、借りるんじゃないのか」
もっちー「砕氷船は、世界中の観測隊に押さえられていました」
白崎「我々は誰の助けも借りず、一番過酷な場所に挑まなくてはなりません。これは、命がけの旅になるでしょう。ですが、この南極観測を10年後、20年後、50年後の日本にとって、戦後の諦めなかった象徴とすることができるよう、成功させようではありませんか」
内海から拍手。みんな拍手。座ったまんまのひむろっくが気になるもっちー。
その頃、香川じーちゃんは廊下をうろうろ。
南極での移動はなかなか困難、雪上車だけでは身動きができないかもって。
星野「ほな、犬ぞりつこうたらどないですか?」
白崎「星野さん!」
こちら、京大の星野教授。日本でも数少ない南極の研究者でした。
犬ぞりなら大丈夫って星野先生。でも、そんな犬がいますか?と白崎先生も心配。
もっちー「日本にも寒さに強い犬がいます。北海道の樺太犬です。この犬たちを一緒に連れてったらどうですかね。もちろん訓練は日本でやって、一緒に船に乗り込むんです」
内海「ロマンだなー!そういうの、国民は食いつくぞ!」
白崎「樺太犬の犬ぞりですか」
さらに、船が見つかったという連絡も!

宗谷を見るもっちー

白崎「これはちょっとボロボロすぎないか?」
先生、面と向かって失礼な…(笑)
出来てから18年という船です。
もっちー「宗谷って言うんですか?」
船木「はい。見た目はくたびれていますが、この宗谷ほど強運な船はないです。船には運の強い船と、そうでない船がいます。例えば、戦艦大和はたった一度の戦いで沈みました。宗谷は戦時中何度戦地に向かっても必ず生きて帰って来た奇跡の船と呼ばれてるんです。今はこんな感じですが、頑丈な骨格と4000tの排水量。上手く改造すればふさわしい船になると私は思うんです」
もっちー「少し、調べせもらいます」

戦艦大和に関わってみる、元スペースバトルシップヤマト関係の人、もっちー

美雪がお見合いの話なんぞされてる間、宗谷の設計図など見ているもっちー。
大和の設計図も見ると、そこには設計者、牧野茂の名前が。
さらに、実際に改造してくれる造船所も当たっておかないといけません。
大手に断られて流れ流れた造船所でも断られそう。
もっちー「運の悪い船を作ったことがありますか。実はある方に、設計を願いしようと思ってます。その方は依然、運が悪いと言われた船を造った人です。牧野茂さん。戦艦大和の設計者です」

加藤剛様!のところに行くもっちー

加藤剛様だ!しぶい!
牧野「大和はね、自信作だった。しかし、沈んだ。私がもう一度船を設計することは、戦死したものたちが許してくれんよ」
もっちー「牧野先生。大和には、致命的な弱点がありました。船体の防御が一部おろそかになっていたために沈んだんです。この宗谷は日本の歴史を変える船になると僕は思っています。
戦艦大和はアメリカによって沈められました。今度は南極で、接岸不能と言われる場所を押し付けられ、大和と同じように沈められようとしています。
だからこそ、この宗谷には、軍隊を乗せるのではなく、日本の夢を乗せる船にしなければいけないんです。それが…」
書生「もう帰りなさい!」
牧野「やめなさい。君の言うとおりかもしれないな。君の言うとおりかもしれない…」

自宅にいるひむろっく

計画書をみているひむろっく。写真立てには、もっちーが持っていたのと同じ社員が!わーー!いいわーーー!!素敵ーー!

昭和31年1月のもっちー

宗谷の設計図出来上がりました。横揺れさせて、自ら氷の上にのっかって、割りながら進むという船です。
畠野「はーー、牧野さん考えたなー。牧野さんの最後の船。もう、逃げ切れないな。とことんつきあうよその心意気に!」
もっちー「ありがとうございます!」

隊員面接のあれこれ。

おひさまのたけおが来てた時にゃあ笑ったなー。
たけおでもよかったと思うよ。犬当番(笑)

その頃のもっちー&ひむろっく

もっちーは、船改造に手が足りないので、観測隊が決まったら、こっちに回してもらうようにお願いするつもり。
遭難する危険もあるのに、南極に行くなんて、と言われて、そんなことないですよと答えたり。
ひむろっくは、大蔵省主計局で、選考時の注意事項を見ています。
そしてひむろっくは、白崎先生の元へ…。
ひむろっく「失礼します」
白崎「氷室くん」
ひむろっく「省庁より支持をうけてきました。お伝えします」
がっくし先生、出ていいくひむろっく。

第一次南極観測隊任命式のもっちー&ひむろっく

もっちー「観測隊?そこだから並ぼう」
と、犬塚にゆってたりしたら、室内が混乱中。内海がひむろっくにつかみかかってます。
ひむろっく「もう決まったことですから」
もっちー「どうしたんですか!」
ひむろっく「落ち着いて下さい先輩」
もっちー「なにかあったんですか?」
白崎「倉持くん。申し訳ない。…君はこの観測隊には、選ばれなかった」
もっちー「……!」
白崎「これまでの君の働きには本当に感謝している。しかし、南極に連れていくことができない」
もっちー「…解りました」
内海「何が解りましただよ」
もっちー「原因は、13年前の…」
白崎「仲間の一人を失ったという経歴が問題しされたんだ」
内海「氷室、あれは倉持のせいじゃないってことは解ってるんだろ。だったら俺も一緒だったんだ。俺も観測隊から外せ!」
もっちー「内海さん!」
落ちた名札を拾って、胸ぽけっとにさすもっちー。
内海「倉持」
もっちー「先生、宗谷の工程に遅れが出ています。なので、観測隊員を向うに回した方がいいと思いまして」
白崎「解りました…」
星野「ですが白崎はん、犬ぞりだけは倉持はんにやってもらえまへんか?倉持さんかて、ほなさいならって訳にもいかへんでしょ。皆さん自分の仕事でいっぱいやし、それくらいはかまいませんよね?氷室はん!」
ひむろっく「…上には話しておきます」
星野「ほな、北海道大学の古館教授を訪ねて見て下さい。樺太犬研究の第一人者ですから」
もっちー「解りました」
犬の訓練経験があると言いきった犬塚と、もっちーで、北海道に行くことになりました。
白崎「倉持くん、申し訳ない」
もっちー「気にしないで下さい。むしろ、今まで参加させていただいて、ありがとうございました。失礼します」
しょぼしょぼと帰ってゆくもっちー…。

しょぼーんもっちー

小学校の外で子供の様子を見ていると、南極には11月に行くんでしょう!?と子供たちに言われ、しょぼーん。
さらに美雪先生は、お見合いするんだよ!と言われて、ええーー!
自分が見合いでもしてってゆったのにー!
そして、深雪のうちまで急ぎ、ベランダ、というか、物干し台?で洗濯ものを干している美雪を、ただ見つめるだけで、声はかけられないのだった。その手をぐーにするのが好きだ。
美雪に気付かれないまま帰ってゆくもっちー。うるみがちな目が、また、よし。

北海道札幌のもっちー

…札幌がすごすぎる…。
何の目的地も見えないまま歩き続けるもっちーと犬塚は、美しき未亡人綾子のトラックに拾われ、無事北海道大学へ。
北海道大学樺太犬研究所には、犬たちがいますが、でかいです!日本の気候風土うから生まれたとは思えない。
もっちー「これが樺太犬」
へーーって気軽におりに近づいて、ほえられ、吹っ飛ぶ犬塚。
こらー!と出てきた古館教授が、檻をがーんがーん!殴っていって静かにさせます。こちら、運送にも使われていた家畜、でございまして、油断してると腕の一本くらい食いちぎられるパワーを秘めておられます。
犬、より、馬、に近い存在でしょうか。
この古館教授が、美しき未亡人の父。
古館「言っとくが、樺太犬を集めるのは大変だぞ。数が減っとる。最低でも20頭はいる」
もっちー「南極では犬ぞりが必要になってくるんです。お力を貸して下さい」
古館「ここにる10頭は結構鍛えておるからすぐに役に立つだろう。犬たちにとっても南極にいけるとなりゃあ名誉なことだよ」
もっちー「ありがとうございます」
こちらにいた10頭が、比布のクマ、紋別のクマ、シロ、アンコ、ベック、テツ、アカ、ジャック、ペス、風連のクマ。
あのー。比布、紋別、風連、の渡世人的な感じと、よーしよし、ペス!いいこいいこ!との名前のギャップがすごいんですけど。
また、同じ犬種とは思えないバラエティに富んだルックスがまた…。
北海道では、美しき未亡人のおうちに泊めてもらうことになりました。いや、古館教授の家ですが。
そこには、子供たちがなついてしまったリキという樺太犬がいます。
いい犬なんですが、これはここちの飼い犬ということで、連れていけません。
東京では、装備の開発やら宗谷の改造やらが行われている時、もっちーたちは、北海道でひたすら樺太犬集め。
もっちー「犬の訓練経験って、うそだろ」
どんくさい犬塚にゆってみたり。
もっちー「ウソってばれないようにしような」
と励ましてみたり。
タロジロと出会ったのは、その後。
借金作って夜逃げした家に残されていたタロジロ。弟のサブロは死んでしまってましたが、タロジロはまだまだ元気。
飛び出してきた様子が、魔犬ですよ、魔犬!こえーこえー。
そのタロジロのため、おにぎりもって戻ってくるもっちー。サブロにはシートをかけ、飼い主がいなくなってるとは思いもせず、一度戻るもっちーたち。
魔犬たちは、見ている。

ひむろっくが笑った!

ひむろっく「美雪、ちゃん?」
ひむろっくだって笑えるんだよ!だって元々微笑み顔なんだもの!
募金を持ってやってきた美雪を見つけるひむろっく。
美雪「え?氷室さん?」
微笑むひむろっく♪
美雪「ご無沙汰してます。氷室さんも南極に?」
ひむろっく「俺は大蔵省からの見張り役だよ。それにしても、ゆかりににて美人さんになったな。結婚は?」
美雪「いえ、ちょっと…。あ、これ小学校で集めた募金なんですけど、お兄さんいますか?」
ひむろっく「…倉持は、観測隊を外されたんだ」
美雪「え…?」

引き続き北海道でのもっちー

集めてきた犬の中で、合格したのが6頭。残り4頭必要ですが、リキはダメだという子供たち。
古館「南極に行ったら、この倉持くんの言うことよく聞くんだぞ」
犬塚「それはちょっと…!」
もっちー「実は僕は、行かないんです」
古館「なんだい。てっきり行くもんだと思ってたよ」
もっちー「南極観測は父親の夢だったんで、思いだけは一緒に行かせてもらうんですけど。父は白瀬探検隊の一員だったんです。これが父です」
犬塚「うそぉ!」
もっちー「45年も前の話だよ」
古館「これは…。ちょっと倉持くん、こっちに来たまえ。この風連のクマ、お父さんと一緒に南極にいった樺太犬の末裔だぞ」
さらに、あのタロジロが、クマの息子であることを知るもっちー。
さらに、飼い主は夜逃げしたことを知り、なんですとー!と迎えに急ぐもっちー。
しかし、すでに桧山農場は解体中。タロジロは、小樽の市場につれてかれてました。
市場を探すもっちーたち。
そこで見つけたタロジロを、財布のお札全部で引き取った挙句、往年の名シーンが蘇る。
檻をあけて、行こうと声をかけるもっちー。
タロジロが魔犬なのは、目が小さいのがいかんな、と思う私。目が小さく、さらに黒目が小さい。
魔犬だ、魔犬。
もっちー「ほら、怖くないから」
と出した手を、がぶーーーー!いかれるナウシカもっちー。
テト300頭分くらいあるタロに噛まれましたが、平気です。
そういうもんです。
殴り合って解りあえる友情もあるように、動物には噛まれてなんぼです。
ただ、ものっすごいねばりけのありそうな唾液が怖い、という程度です。とかされるんじゃねぇか、という唾液がな…!
こうして、タロジロが仲間に加わりました。
残り後2頭!
よしよし大丈夫、と笑ったもっちーの笑顔を、斜め上から見るような感じになりますと、ひかるでかい前歯が愛らしいですね。きらーん。
その頃、東京では、装備の準備がゆきづまり、船の改造にも2か月の遅れが出てました。遅れてるのは、犬の訓練も一緒。
ひゃいひゃい暴れる犬たち。見ているだけのリキ。
出発は11月8日に決定。
綾子「犬ぞりは大丈夫ー?」
もっちー「まぁなんとか、…でもないんですけど。たくさんの子供たちの想いが詰まってますし、それに、戦争で亡くなった人たちにも見せてあげたいんですよ。日本は、世界に負けてないんだってことを」
綾子「南極で一番に何かを大発見するとか?」
もっちー「いえ、無事に帰って来ることです。誰一人欠けることなく、南極から無事に帰ってくる。そんな姿を見せてあげたいんです。未来の子供たちに」
綾子「未来の子供たち…」
もっちー「子供たちの子供たち、そのまた子供たちに。こんな時代に南極まで行ったって事実を見せてあげたいんです。…こんなでかいこと言ってるのに、自分はいけないんですけどね」
水を飲むもっちーを、リキは見ている。
(いや、ピラメキーノという子供番組で、ボクサーケンは見ている、というコーナーがあって、なんかそれっぽいかなーと思って…(笑))
そしてついに見かねたリキが立ち上がります。
こんなんじゃダメだ!と、うだうだする仲間たちの前に駆け寄り、行くぜ!と走り出すリキ。あ、走るんすか!とついていく樺太犬たち。無人のそりに飛び乗るもっちー。
コースを一周して、軽やかに戻ってきた犬ぞり。リキなんかもうかなり馬っぽい(笑)
もっちー「なんだよおまえらやればできるじゃないかー!シロよーし!リキ!おー、来てくれたか、よしよし。ありがとうなリキ。すごいな先導犬って。なぁ、おかげでなんとかなりそうだよ」
わーい!ってリキをわしわしやってるもっちー可愛いーー!リキごとわしわししてやりたい!
そして、リキも南極に行くことになりました。
綾子「リキを連れてってもいいって。必ず帰ってくるって約束してもらえますか?」
もっちー「大丈夫だよ。必ず連れて帰ってくる。約束する。僕の仲間がちゃんと守ってくれるから」
綱を渡されるもっちー。
(でも死ぬんだけどね、と、うっちゃんなんちゃんのタッチコントを思い出す)
犬塚「僕、やっぱり倉持さんは南極に行くべきだと思います」
もっちー「南極行ったら、こいつのことよろしく頼むなー、リキ。タロ、ジロ、みんながんばれよ」
残り1頭がどうなったか、ん??ですが、ともかく犬ぞり隊は揃った、ようですが、宗谷の事故で、南極観測そのものが中止になるかも…!

東京に戻ってきたもっちーとひむろっく

不具合は133か所にも上ってようです。何がどうしてそうなった。
畠野「申し訳ない」
もっちーが帰ってきたところで、上着を着て出ていこうとするひむろっく。
内海「氷室どこいくんだよ」
ひむろっく「本当に南極観測を中止にするのなら、それなりの根回しが必要」
もっちー「まだ完全に中止と決まった訳じゃないだろ!」
ひむろっく「部外者は口を挟むな!」
がーん!
そんなもっちーに、諦めモードな白崎先生。
白崎「倉持くん。今の状況では、無理なんだ。このまま出航が一月延びたら厳冬期に入ってしまい南極上陸は絶対不可能だ。残念だが、今、判断するしかないんだ」
もっちー「ほかの造船所に頼んで見ては?」
畠野「もう散々やったんだ」
もっちー「それをもう一度!」
ひむろっく「倉持」
あぁ、もっちーの脳裏で思い出される、あれやこれや。子供やら、犬やら、子供やら、犬やら。
もっちー「ここで僕たちが諦めたらすべてが終わりじゃないですか。子供たちが少ないお小遣いを僕たちに預けてくれたじゃないですか。募金箱にあんなたくさんの人が並んでくれたじゃないですか。先生」
涙のたまり方が可愛い!!
もっちー「日本が負け犬ってまた言われないようにしようって約束しましたよね。もう一度、日本が世界と胸を張って渡り合って行けるってとこ見せましょうよ。戦争で、犠牲になった人たちだって、僕の妻だって、日本が負けていくために死んでいった訳じゃないはずです」
このあたりでもちょいちょい映るひむろっく。
ぐーで涙ぬぐうもっちー。
もっちー「この宗谷は、そんな僕たちの夢や希望を乗せた船じゃないですか。この夢は日本を変える力を持ってるんです!」
白崎「私が国民の皆さんに謝罪します。この状況で、出航することは、やはり、できません。全責任は私がとります」
あぁ、もうだめなのか、とゆったその時、大量のトラックが、大量の職人を乗せて到着。
これ見たことあるぞ!華麗なる一族でこんなんみたぞ!?
人手がいるんだろー!と集まってきた職人たちに、もっちーとかウルウル来てますが、そこはさすがひむろっく。
ひむろっく「教授、水をさすようですが、専門外の方々ばかりですよね」
職人一同「なんだとー!?」
ひむろっく「人手が必要なのは解ります。でも我々が欲しているのは南極観測のプロではないでしょうか」
もっちー「そんなプロどこいるんだよ!なぁ、俺たちまだ南極に行けてないただの素人だろ」
ひむろっく「屁理屈はいい」
もっちー「手さぐりで始まって、ばらばらだった人間が同じ目標を持って、お互いに励ましあってやっとここまで来たんだよ」
ひむろっく「先生」
しかし、白崎先生はひむろっくの肩、ぎゅうーーーっとして、職人さんの前に。
白崎「皆さん、我々を助けて下さい。どうか、日本の職人の心意気を見せて下さい。皆さんの力を貸してください」
前髪全おっこちのもっちー、可愛いわ〜〜♪
白崎「そうだよな。また、負け犬になってはいけないよな。倉持くん、申し訳ないが、出航の日まで手伝ってくれないか」
もっちー「はい」
ひむろっくは見ている。ボクサー犬と同じように、ひむろっくは見ている。
この南極観測に協力した企業は、ホンダ、ソニー、竹中工務店など。
番組提供の東芝はなかったか…!
ひむろっくは聞いている
出発まで二カ月を切ったところで、先生たちは、文部省へお願いに。
それを、ひむろっくは聞いている…。

第2回防水試験のもっちー

前回ここで事故が起こりましたが、今度は大丈夫なのか。船の揺れにびびりぎみのもっちーだけど、溶接した職人さんは、俺の溶接を信じろと!
その言葉通り、無事に試験は成功し、ハグしあうもっちーたち。
何がどうしてもひむろっくのいられなさそうな空間(笑)

宗谷改造工事終了のもっちーとひむろっく

ペイントも終了。ここで、星野先生は、TOKIO城島リーダーに似ている、ということに気付きました。あぁ、似ている。
そして。
ヒムロックも来ている…。
ここで、観測隊とはお別れになるはずだったもっちー。
白崎「倉持くん」
もっちー「頑張ってきてください」
白崎「そのことなんだが、」
星野「倉持はんも一所に頑張りませんか?」
白崎「倉持くん、君は今日から、第1次南極観測隊に入ってもらう」
もっちー「いやでも」
白崎「これは、隊長命令だ」
もっちー「でも僕は」
内海「もういいんだよ」
星野「南極には、あなたが必要なんですわ」
畠野「倉持くん、頑張ってこい!」
しっかりやれよーと言われ、泣きそうなもっちー。
それを、ひむろっくは見ている…。

飲み会でのもっちー

まぁどうぞと、星野城島リーダーに進められ、いよいよですね、と喜びあふれるもっちー。
星野「ま、失敗しないといいんですけどねー」
もっちー「今からそんなこと言わないで下さい」
星野「成功せるためには、私は、第一次観測隊を越冬隊にしたらどないかなーと」
もっちー「越冬隊ですか!」
星野「観測隊は、南極に基地を作ってすぐ帰りますよね。その後、基地は約1年放置されたまんまで大丈夫なんですかね。それに、第2次観測隊は約50名で1年間とどまる予定ですけど、それも」
もっちー「僕も最初は少人数である程度過ごして、状況を把握した方がいいと思うんです。でも、白崎先生が許してくれませんよ」
星野「そこでね、もし私が観測隊の中から越冬隊を選抜するっていうたら、てぇあげてもらえますか?」
もっちー「僕が一人手を挙げたところで」
星野「実は、ここに呼んだ皆さんは、越冬してもいいそうです。皆さんには一応質問しただけで、僕の考えは全く話してませんけど。倉持さん、どないですか?」
かちーんって、グラスを当ててくる星野おじいちゃんでした。
うーん。おじいちゃんみたいな中居さんもいいですね。にこにこしながらいいように進めてしまう、というね!

学校ににやってきたもっちー

はるお!と、永遠に大きくならない弟妹を背負った少年、はるおに声をかける。
そこで、美雪がお見合いを断ったことを知るのだった。
はるお「南極から帰ってきたら、先生と結婚してあげなよ〜〜♪」
もっちー「何言ってんだ、おまえほんとに」
そんなドッキドキ状態で、深雪と歩く帰り途。
もっちー「お見合いのこと」
美雪「あ、相手の方にふられちゃいました」
もっちー「え?」
美雪「そういえば、南極に行かなくなったって、ずいぶん前ですけど、氷室さんから聞きました」
もっちー「氷室に会ったの?」
美雪「えぇ。でも、正直、ほっとしたというか…。ほんとは危ないなと思っていたので」
もっちー「…。行くことになったんだ、南極」
美雪「えっ?」
おそらく2度見、3度見の勢いで。
もっちー「それに、南極に1年間とどまろうと思ってる」
美雪「1年って…」
もっちー「美雪ちゃんだけには言っておこうと思って」
ふふ、と微笑むもっちー。
もっちー「必ず帰ってくる。美雪ちゃんは、俺のたった一人の家族だって思ってるから」
美雪「お兄さん…」

ご自宅にいるひむろっく

例の写真を見ているひむろっく。ひむろっくはおうちでも黒づくめ。
ひむろっく「お父さん、ちょっといいですか」
政治家の父「そろそろわしの地盤を継ぎたいという話か」
ひむろっく「いえ。その話ではありません」
政治家の父「いいか晴彦、これはおまえの運命なんだ」
ひむろっく「もし運命なら、受け入れる覚悟です。ただ、後少しだけ待って下さい。これも、僕の運命なんです」
いちいち素敵、ひむろっく…!

船にやってきたもっちー

出航前夜ということで、乗組員の方々に色々なドラマが。
もっちーは、犬に会いに来て吠えられる(笑)
もっちー「ほんとごめんごめん!あのー、あれだ明日から、みんなよろしくな!!な!(わんわんわんわん!!)あーごめん!」

そうしてやってきた昭和31年11月8日のもっちー。

美雪はお墓に。
乗組員一同は船の上にずらり。制服のカッコいいことったら!制服スキーだからな〜〜♪
白崎先生の挨拶からのー、星野副隊長にいきましたがー。
星野「いえいえいえ、倉持はん。お願いします!」
と、もっちーに振られ。
もっちー「今僕は、南極に行ける喜びでいっぱいです。でもそれ以上に、こんなにたくさんの方々から応援していただけていることが言葉に表せないくらい、嬉しく思っています。この南極観測は単なる学術調査ではいと思っています。
その証拠にこの宗谷にはたくさの宝物のが積まれています。それは、みなさんの、日本人の誇りです。そして、日本の、未来を担う子供たちの夢です。僕は…」
ラジオを聞いてる方々からも応援されるもっちー。
もっちー「(さまざま思い出される)僕はこの1年間、たくさんの、方々に助けられ、支えられて、今、ここに立たせてもらっています。本当に、感謝しつくせないほどの皆さんの思いを僕たちは必ず南極の地へと持っていきます。
そして!まだ見ぬ大陸に、日本の旗を立ててきます!」
全員敬礼!出航!
見送る人が見つからないまま、ふと船側を向いたもっちーの前に、階段から上がってくるひむろっく。
え!?ってびっくりもっちー。
もっちー「氷室」
内海「氷室お前」
もっちー「どうして?」
ひむろっく「お前が言うように、夢で日本をかえられるものあらこの目で確かめたいと思ってな」
いやん、素敵っ!
犬塚「倉持さん、あのこたち知り合いですか!?」
横断幕を持って走ってくる、永遠に育たない弟妹を背負う少年はるおたち。
はるおのうちでは次々、次々、子供が生まれ続けているのか。
美雪も来てます。美雪がはしると、ゆわゆさしちゃう!ゆさゆさしてそっちに目がいっちゃうっ♪
美雪「いってらっしゃい!」
いってらっしゃい!と明るく言う美雪に、行ってくる…とつぶやくもっちーなのでした。
『戦後と呼ばれた時代。自立した日本を世界に示すため、南極観測船宗谷は国民の夢と希望を乗せ、遥か2万キロの航海に旅だった。しかしそれは想像を絶する困難の始まりだったのです』
犬を洗っている可愛い前髪〜♪
画面には、この後すぐ第2話予告、と入ったのですが、普通そうでしょう。でも、TBSと言えば、この後なんとか!とゆって、延々ひっぱるのがお約束ですもんね。


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