木村さんがちちんぷいぷいに!

2007/9/25

私も大阪の人ではないですから、実際のところちゃんと理解しているのかというのではありません。
これで取り上げたらいきなり人気が出る、という点においては、香川でいうとボイス21(余計に解りにくいわ!)。東京だと、王様のブランチか?多分そういう番組なのです。
司会者の角さんが大人気。
また、VTRを他局から買うとお金がかかるので、静止画で説明するという手法をよくとっているそうです。
ドラマの説明を静止画とイラストでする、と聞いたことがあるような!いや、全部イラストなんだっけ!?
ともかく魅力的な番組なんです(笑)
番組キャラクター、アランジアロンゾですしね!
そんなぷいぷいに木村さんが登場。まずは、映画の舞台挨拶の映像が流れまして、その後、角さんが木村さんにインタビュー。15分のインタビューを、ほぼノーカットで流すのです。贅沢ー♪
大阪の舞台挨拶では、2200人が大興奮。チケット取るために、TOHOシネマズのサーバを落としてやって面々です。ていうか、簡単に落ちすぎ!東宝のサーバー!あほちゃうか!たったそれだけの枚数が15時間も残ってるっておかしいわ!
その後、各社インタビューだったようですが、角さんがインタビューに行くということで、メイクさんたちが私が行く!私が行く!という騒ぎになり、最終的な感想が。
『木村拓哉ってほんまにいたんですねぇ』
だったそうです。
角さんは、空気が読める男や!とゆってました。

『今日のダレ』←コーナータイトル
角「さぁおまたせいたしました!」
ここで、でっかいスライドで説明が出ます。

★スライド1
『映画会社困惑!』
『連れて行ったちちんぷいぷいスタッフも困惑!』
『ただインタビュアーは満足!』

★スライド2
『角淳一、木村拓哉さんに15分のインタビュー!』

★スライド3
『インタビュー中、木村拓哉さんは!』

★スライド4
『何度か『はぁ!?』という不思議そうな顔をし・・・』

★スライド5
『それでも私は!』

★スライド6
『マイペースに喋り続けたという、びっくりのVTR!』

★スライド7
『ただ』
『現場に来ていたジャニーズ事務所の責任者さんは・・・』
『『角さんはおもしろい方ですね!』とおっしゃてくれてたそうです』

このように、ほぼ文字での説明です(笑)写真が背景につくパターンもありますが、静止画です(笑)

角「これを狙ってるんです。角さんが面白いといってもらえれば」

★スライド8
『私が現場で飛ばした、映画HEROのお話から。これ重要』
(映画のポスターが使われてます)

角さんとしては、インタビューでわざわざ映画の話を聞かなくても、スタジオでちゃんとやったらいいじゃないか!と、映画の話はほっとんど聞きませんでした。それで東宝の人が、角さん以降の人に、余計なことは聞かないように!ってすごい言われたそうです。
でもー!映画ができましたー!って時期ならともかく、もう上映されて、どんな話かおおむねみんな知ってるのに、イチイチ木村からしゃべらせんでもいいじゃなーい。
しかもここは大阪。色々楽しいインタビューされる方もおりますでしょうに。もったいなーーい!
角さん、他のインタビュアーの方には謝ってましたけども(笑)

映画のストーリーの説明、VTRが流れた後、新たなスライドへ。

★スライド9
『キャストも超豪華(キャスト名と、全国東宝系絶賛公開中!の文字)裁判所での木村さんの写真も

★スライド10
『では!木村拓哉さんへのインタビューVTR!』
『注意:インタビューは15分。完全ノーカットではありませんが、ほぼノーカットで15分近く放送します。(インタビューの”間”もそのまま放送)』
『注意:しつこいようですが、木村さんは映画『HERO』のインタビューを受けに”東京”から来ています!!!』

なぜ、『ほぼ』ノーカットなのかといいますが、一部使えないところがあったらしく。この前、角さんが、「ちちんぷいぷい」って番組名を噛んだりしたんで、それで!?って言われてました(笑)角「僕はいい間違うかもしれないけど、なぜか木村さんはきちっと覚えててくださいましたね。最後にきちっと言ってくれて」
角さんが、『木村くん』ってゆって、ハイヒールりんごが木村『くん』て!とつっこみ。
角「ジャニーズは木村くんって言うやろ。そう聞いてますから」

そして、ついにVTR〜♪

Tシャツにに縦じまベスト。ジーンズの木村さん、ホテルの部屋に入ってきます。木村さんも、けっして大柄ではないですが、その木村さんと比べても、角さんがものっすご小さい!角さん、ちっさー!
まずは二人で握手。

角「お聞きになったかと思いますけど、最高齢の62歳です」
気「どうも最高齢です。すごい(握手)」
角「ありがとうございます。本当は幾つぐらいの人と話してるのが、一番自分としては自然に喋れるんですか?」
木「いや、それは・・・年下でなければ。それは全然」
角「年下の方が気をつかうんですか」
木「はい、気をつかいます」
角「僕は62歳で、関ジャニエイトなんかとは焼肉を食いに行ったりするような仲なんですよ」
木「あ、ほんとですか」
角「そうなんですよ」
木「すいません、お世話になってます」
角「それで、関ジャニの人に聞いたら、今年入った10歳でも12歳の男の子でも、木村くんのこと、木村くんと言うんだって、僕らが聞いたら、きまりなんだと言う、きまりというかルールなんだと聞いたんですが」
木「うん。それ、なんですか?」
角「いや、木村さん、僕らからいえば、大先輩のことを、10歳12歳の子が木村くんって言う?ま、それが驚きだったんですが、ジャニーズではそうなってるらしいですね」
木「どうなんですかね」
角「それは聞いたことないですか?」
木「それは聞いたことないですし、自分、逆に、・・・自分らも、それこそ少年隊のみなさんのことを、植草くんって呼んでますね。呼んでます」←どっちなんだ(笑)!
角「僕らじゃ考えられないですけど、そうなってるんだって。ま、それだけの話なんですけども」
木「そんだけの話なんですか!?」
角「それだけの話なんでです」
木「あー、割と、幅があるんですね」
角「色々いきますからね。自分が、僕は62ですけど、60過ぎた時の自分って今まで考えたことありますか?」
木「あーーないですね」
角「ないでしょうね。まだそこまで考えないですね。32ですか?34ですか?」
木「今年5です」
角「その時期に自分が死ぬなんて考えたことないですから。絶対死なない、行き続けるんだと思いましたから。そういう自信があったんでしょうね。そういう意味の自信いうのはあるでしょ。俺が死ぬ訳ないって」
木「いやそれはないですよ。ないですけど。・・・・どっちの方面にいく、これは話なんですか?」
角「これはね、雰囲気づくりの」
木「あ!雰囲気作りの!なるほど!」
角「雰囲気作りなんです」
木「おっけーです!」
角「パリのエッフェル塔」
木「・・・・はい」
角「エジプトの」
木・角「ピラミッド」
角「中国の」
木・角「万里の長城」
角「日本の富士山ね」
木「あー、富士山」
角「アメリカはどっちにしようかなと思ったけど、自由の女神とか。一生のうちに死ぬまでに行っときたい場所があると思うんですよ。会っときたい人とかね。僕、基本的に休みなんですけど、なぜ来たかと言うのは、この業界にいてて、木村拓哉という人間に一度会っておきたい、から来たんですよ」
木「ありがとうございます」
角「今まで偶然ですけど、タイガーウッズとか高倉健さんに会って握手してもらったことあるんですよ、偶然ですけど」
木「偶然でですか」
角「板東さんの知り合いだったとか、ちょっと英語を知ってる女の子がいたんで、絶対この一言かけたらタイガーウッズはこっちを向くという一言があったんで」
木「なんて言う言葉なんですか」
角「それはね、Wish your luck。グッドラックではむかない。Wish your luckっていったらホントにこっち見てプレゼントを僕の受け取ってくれて、握手してくれたんです」
木「おぉーー」
角「そういう行ってみたいとことか、会っときたい人とか、います?」
木「うーーん。・・・行って見たい場所は、いくらでもありますね」
角「でも、大体行ったでしょ」
木「全然、それこそパスポートのスタンプはすごい偏ってますよ」
角「アメリカとか?ヨーロッパとか?」
木「基本アジアが多いですね(笑)」
角「アメリカにはそんなにいってない」
木「本土は、何度か、しか行ったことないですね」
角「会ってみたい人はいます?」
木「会ってみたい人」
角「よくマイケルジャクソンが来たりとか、偶然来る、SMAPだから来るじゃないですか有名人。でも、そういうことじゃなくて、あの人には会ってみたいな。見るだけでもいいからみたいな人は」
木「うーん・・・・・・なんだろなー、誰だろな。・・・・人ですよね。ダレだろ・・・」
ここが、そのまま流すとなった間の部分。木村さん、左手を頬に当てて小首かしげて可愛い感じ。吾郎様風というか。
木「誰かなー」
唇に小指軽く当てて、なんだなんだ!かわいこぶりやがって!このかわいこちゃんめっっ!!です(笑)
木「誰ですかね・・・。でもタイガーウッズはすごい羨ましいですね。話聞いてて」
角「他のタレントさん、よくゴルフしてたりするじゃないですか。そういうのはなかったんですか、タイガーウッズとは」
木「ないです」
角「スポーツ選手には興味は」
木「ありますよ」
角「ありますね、じゃあ僕が一番好きな言葉は、逆転満塁サヨナラホームラン。大好きなんですよ。これだけ形容詞ついたホームランないと思って。代打で、逆転で、満塁でホームラン。そんな好きなシーンというか。これはカッコいい、HEROだとは思うんですけど。そんなんも」
木「うーーん。うーーーーん!僕サッカーもすごい好きですし、後、そうすね、好きなシーンね・・・、がっつりありますけどね。やっぱり、スポーツって、その舞台に立った瞬間に、年齢とか、国籍とか、ていうものがないじゃないですか。そのスポーツの結果だけじゃないですか。そこで、なんだろ、結果を残した人、もちろん輝かしいんですけど、その喜びを・・・。だから、すごく不思議なんですけど、日本の国技とかって、割と、俗にいうガッツポーズってあるじゃないですか。あれがご法度とされる部分ありますよね」
角「あんまり激しくは」
木「自分昔剣道をやってたんですけど、今現在のルールを聞いたら、取り消しになるらしいんですよ一本が。(指で×ってやってる木村さん)自分なんかが経験した時には団体戦だったりとか、1本取れたりすると、自陣に向かって、こう、軽いものがあったんですけど、今はそれがいかんとされてるっていうのを聞いて、わーすごい、クローズな世界になってるんだなーと思ったんですけど。サッカーにしてもバスケットボールにしても、ゴルフにしても、んー、アメリカンフットボールにしても、それこそ水泳の選手にしても、スポーツのスコアだったり、タイムだったり、得点だったり?結果、を、出したってことよりも、その、今までの蓄積してきた人生を爆発させる瞬間あるじゃないですか。あの瞬間は、どんなスポーツジャンルにおいてもぞぞぞぞって来る瞬間ですね」
角「自分の話ばかりで申し訳ないですけど、サッカー生まれた初めて見たのが、サッカーワールドカップの決勝戦だったんですね、日本でドイツとの、ブラジルとの。生まれて初めてみた陸上競技が、こないだの100m決勝だったんですね」
木「大阪陸上」
角「今おっしゃたようにそんなシーンにめぐり合うってのはものすごい幸せで」
木「すごいですね」
角さん、用意してきたグッズを取り出し。
角「単なるリアクションのためだけですけど、木村さんの周りに、大阪出身の40歳前後の男っています?」
木「・・・・出身の」
角「そんなことあんまり気にしたことないですか」
木「でもいます」
角「いるでしょ。ま、木村さんなんの関心もないと思うんですけど。そういう人がいたらね、これを、これをあげてください」
渡されたのは、角さんの顔をした、タヌキの置物。
木「・・・・(受け取って)・・・・・・・・・・・・はい。これは僕がいただいたんじゃなくて・・・?」
角「貰っても意味ないでしょ?面白いですか?これ」
木「・・・・・・・・・・あの!これ自身といよりも、これが存在した上での、ここの空気が面白い(笑)!」
角「あーそうすか。これは僕なんです」
木「解ります(笑)!」
角「わかるでしょ。ぼくの角たぬきなんですね、これをありがたく思う人が、木村さんのまわりには一人はいるかもしれない。ちょうだいって人が。いたらあげてもらいたい。ちょっといいことがあるんです。これ持ってると、ちょっといいことがあるんです」
木「どんなちょっとなんですか」
角「帰りびーっと信号が青やったとかね」
木「それいいじゃないですか」
角「そういうちょっといことがある」
木「あいいっすね」
角「むこうで映画会社の人が・・・。解ってるんですけどね、もういまさらHEROいいじゃないですか?宣伝する必要は」
木「はい、先ほどから・・・」
木村さんの後ろに映画のポスターがおいてあり、そっちに振り向いたりする木村さんなんですが。
角「あちこちでやってるし、入ってるんでしょ?」
木「入ってるってのは何・・・」
角「お客さん。もう上映されてるわけでしょ?」
木「上映はもう」
角「ヒットしてますからね。だって昨日もテレビで再放送されてましたし、あの続きでしょ。言って見れば」
木「そうですそうです」
角「どうせ、カッコよく解決」
木「いやこれがねー、なかなか解決できないんです」
角「できないんですか」
木「できないんですよ」
角「でも苦労するけど、最後はやっぱりHEROになるでしょ」
木「そんな否定的なこと言われると、どう返していいか・・・。まぁそうですけど」
角「僕らそれ期待してますから」
木「いやでもね、あれですよ、自分がやらしてもらってる久利生公平ってのは、HERO、みたいな、ことではないですから。でてくるやつみんなが」
角「そしてこのスタッフもどなたの話を聞いていいか、共演者ってうか。でしょ。今までもやられたし。これ嬉しいと思うんですけど、シティボーイズのきたろうさんって人が、この番組にも出てくださってるんですけど、あのきたろうさんが、ぼくはキムタクの演技好きなんだよなーって。つくづく」
木「ほんとですか!」
角「どうですか、いいでしょこれ」
木「このたぬきいただいたより嬉しいです!すごい嬉しいです(笑)」
角「あの自然な演技が」
木「きたろうさんが言ってくださったんですか」
角「そう。まだ一緒に共演されたことは」
木「あのー、はい。現場では御一緒させていただいたことはあります」
角「芝居ないのかな」
木「んー?」
角「あんまりそういう話は。芝居やったかなー。とにかく好きなんだよなーって。きたろうさんが言うのは、木村さんに受けるんちゃうかと思って」
木「すごい嬉しいです」
角「そうでしょ。僕も大好きな人なんで」
木「ありがとうござます」
角「はい。そろそろ終了と書いてますけど、我々としては一応きちっと形をつけないといけないんですけど、あのー」
資料を開く角さん。
木「初めてこれをみましたよね(笑)」
それはスタッフが作成したインタビューの質問案。
角「1つだけ、僕宣伝しとくと、このHEORと関係ないことで言っておくと、僕はグッドラックと華麗なる一族を必ず日曜日の晩みて、次の日この番組で、15分かけて説明するんですよ。ずーっと毎週やってたんです」
木「ありがとうございます」
角「それでね、関東よりも関西の平均視聴率が3%上なんですよ。きっとそれは僕の宣伝のおかげだと思います」
木「じゃこれ(タヌキ)、俺がもらいます(笑)!」
角「僕が喋ってばかりじゃあれなので、テレビをごらんの、基本的に主婦の方かな。にむかって、カメラ目線で、木村さんからなにかメッセージを」
木「はい。皆さんどうも、木村拓哉です。ちちんぷいぷいに来させていただいて、ほんとに、素敵な出会いがありました!はい。あのー、また是非、おじゃまする機会がありましたら、お邪魔させてください。よろしくお願いします」
角「ということでお忙しいなかありがとうございました。適当にこれ」
たぬきの入れ物を渡す角さん。
木「はい。いれときます」
角「どうせそうだと思いますから、解りますから、こんなの僕がもらってもどーしようもないですから」
木「じゃなんで作ったんですか(笑)」
角「これ関西の人には受けるんです。東京の人には解らないだけの話で。まぁピーコは買ってあちこちばらまいてくれたらしいですけど」
木「ピーコさんが。おすぎさんは?」
角「おすぎさんとは僕、最近お付き合いないんで、うまくいってないんで。ピーコさんが優しい感じで」
木「はい(笑)すいません、いただきます」
角「きっとスタッフにいると思いますよ。ちょうだいって人が」
木「ありがとうございます」
角「角といいますので、よろしくお願いします」
木「ありがとうございました」
握手。
角「また来てください。いい男ですね、やっぱり、感じいい男ですね」
木「なに言ってんですか(笑)。ありがとうございました」

これでインタビューは終了。スタジオに戻ってきたら、木村さんが、いい人!素晴らしい方!と絶賛されてました(笑)
角「それが解ったら一番いいじゃないですか」
大きな心やー、言われてます♪
ハイヒールももこ「あんなヨッパライにからまれた状態で(笑)。人のインタビュー見て涙でそうだった」
角「握手2回させてもらったんですけど、手は温かかった。ものすご、ぐっと力強く握ってくれまして」
りんご「おそらくこれが最後やと思うからや(笑)」
太平サブロー「間の、考える間に、にごすじゃないですか。それをずーっと考えてるね」
角「ずーっと喋ってたようやけど、肝心なとこ黙ってるやろ?」
ももこ「誰にあってみたいなってすごい魅力的な質問でした」
きたろうさんに褒められてたっていうのをすごい喜んでいたのも好感度な感じ。
りんご「あそこだけが、私、インタビュアーらしかったと思う(笑)」

★スライド11
『本日私の話を聞いてくれたのは』
『映画「HERO」主演木村拓哉さん』
『全国東宝系にて、絶賛公開中!』

心の広い東宝で!
他の番組の倍は宣伝しております!
すごい騒ぎのスタジオでございました(笑)
なんか新しい話を聞いて欲しいからねー。楽しかったですねーー♪♪