香取慎吾くん
何でも作る事が好き。
誕生日直前にそんな事を言うだなんて。あなたの事を好きにさせるつもりなのね（笑）？
絵も描ける、料理も作れる、アニメも作れる、椅子も作れる。
中でもやっぱり、絵がすごいと思う。あなたって、絵を描くときに、下描きをしないでしょう？絵に関しては、まったくもっての門外漢である私にとっては、奇跡を見るような思いがします。
お正月に、アニメの原画を描いてる時もそうだった。ずっと前の番組、私がＳＭＡＰファンになるきっかけになった番組で描いてた、水玉くんもそうだった。そして、去年の夏、電車に絵を描いた時でさえそうだった。
白い紙を渡されて、はい、何か描きなさいと言われて、いきなり何かを描けるもんじゃないでしょう。まして、真ん中からいきなり描き出せる人なんて、もっと数はすくないんじゃあ？と思えます。それなのに、あなたってば、あの電車でさえ、いきなり描き出したでしょう？あんな大きなところに。本当の小学生でさえ、何を描いていいか解らずに、困り果ててしまった子がいたというのに。
側面はまだしも、全体像が把握しずらい屋根でさえ、いきなり描き始めて、最後に上方から見たら、ちゃんとなるような絵が描けるとは！
絵を描く人からすれば、それは当たり前の事？いや、いくらなんでも、それは…。
頭の中で、近くから見たところ、遠くから見たところ、上から見たところ、横から見たところ。そんな風にアングルを変えて見る事ができるのかなぁ。平面を立体にくみ上げて、出来上がり図も何もかも、頭の中に描く事ができるのかなぁ。すごいなぁ。
そんな事を考えていると、やはりあなたは「天才」なんだな、と思ってしまう。とても自分が凡人だから、とてもかけ離れた存在だな、と思ってしまう。あなたが高くて、自分が低いとかじゃなく（もちろん、絶対的な位置はそうだけど）別の次元だと。
「天才」だから、誰がどう頑張っても出来ない事が平気で出来る。どうやってやるの？と聞かれても、出来て当たり前だから、説明はできない。
だから時々、香取慎吾は北島マヤだなと思ったりも（笑）ちなみに、木村拓哉は姫川亜弓（笑）恵まれたルックスだとか、日本一の男だとか、そういう表面的なものを歯牙にかけず、影で努力し続けてるのが木村で（所詮はファンだね…）、いいなぁ、すごいなぁ、と憧れながら、理屈じゃなく出来てしまうのが慎吾、という感じ。
21歳。
今年は、もっともっと、たくさんのモノを作ってほしいです。絵だけじゃなくて、服とか、家具とか、お正月に作ったようなアニメとか、ビデオとか、曲とか、歌詞とか、一杯。
それで、「すげーっ！やっぱり、こいつ天才―っ」って思わせてください。
世紀の天才アーティスト香取慎吾様。お誕生日おめでとうございます！
１９９８・１・３１