09/11/16
- 質疑ベタ夫3兄弟
何が急に突然!と思うけども、大変可愛い3兄弟だと思います。実際にこんな下手な質問されたらほんとに腹立つ(笑)
- ビストロSMAP
お客様「ブラッドピット、クエンティンタランティーノ」「SMAPの「今日のおすすめ」」
木村&吾郎シェフチームVS剛&慎吾シェフチーム
木村シェフチームの作品「和牛のたたき庭園風」「海鮮あん」「揚げ豆腐と海鮮おこげ」
剛シェフチームの作品「23種類の若芽の冷やしそば」「桜エビとミツバのかきあげ」「和風オーガニックチャウダー味噌仕立て」
勝利シェフ「剛シェフチーム」勝利のポイント「 正直難しかったです。クラムチャウダーが一番美味しかったです(タランティーノ)」「本当に独特で、あれが決め手となりました(ブラッドピット)」
今日のゲスト様は、もう何事か。
そもそも、本国アメリカでもテレビに出ることはあまりないというブラッドピット様と、なんか何にでも出てそうなクエンティンタランティーノ監督でございます。タランティーノ監督は、内村プロデュースの題字とかを書いてらしたかもしれません(笑)
そんな監督に椅子をすすめるブラピ様。今回、喋るのは監督にお任せするおつもりだったようです(笑)
オーダーは、シェフの今日のおすすめでした。
オ「どうもこんにちはだなー、来ちゃってんの」
タランティーノ様は、11年前に生放送に登場されてました。生放送でしたか!
オ「ご無沙汰しております」
タ「10年ぶりだね」
ブ「彼がその時に気に入ったんで、今日連れてこられたんだ」
今回の映画はどんな映画かと聞いてみましたところ。
ブ「これぞタランティーノ映画だよ。とても変わっている。まさにタランティーノ映画。本当にユニークなんだ。タランティーノの映画だからね」
オ「出演交渉は?」
ブ「彼に飲まされてね」
タ「君のワインのせいだよ!」
オ「陽気だな〜、おい(笑)」
タ「結局ロゼワインを7本も飲んじゃったんだ。その日の夜、僕が覚えているのは彼のイエスだけなんだ」
ブ「この8年、タランティーノ監督が第二次世界大戦の映画を撮るという噂があったんだ。そしたら僕のとこに、脚本が送られてきた。監督の直筆でイングロリアスバスタードとあったんで、初めてこの映画に出ると解ったんです」
オ「すんなりと即答で?」
ブ「もちろん」
って、厭そうな顔をされるブラピ様(笑)
タ「ちょっとだけ待たされたよ?」
オ「ちょっとおさえて!二人の相性はいかがですか?」
ブ「すごくよかったから、また作りたいね。前の話を2本つくりたい」
タ「3部作がいいね♪」
オ「取り組み方、色んな役をやられてる訳じゃないですか」
ブ「役者は今までやったことのない役を求めてます。しかしまた映画というのは監督のものでもあります。ゆえにどんな小さな役でも個性の強い監督を求めます。タランティーノ監督は
ご存じの通り映画に対して格好たる信念がある。だからどんな下手な演技でも、クエンティンの映画は救ってくれるのさ」
タ「そこまでよく言ってくれるなんて、優しいね」
オ「タランティーノさん、水飲むペース早いですけど(笑)」
タ「だってここレストランでしょ?なんでも使うよ」
何回も日本に来られてるお二人ですが、日本で何してらっしゃるんでしょ。
タ「たくさんの監督や友人に会います。彼らとの夕食やパーティーが楽しみの一つです」
オ「日本に来るのは何回目?」
ブ「数えきれないほど来てます」
オ「日本、好きですか?」
ブ「特に東京が好きです。世界でも類を見ない素晴らしい都市だね」
オ「へーー!どっか遊びに行かれたりとか、買い物だとか?」
ブ「うちの子がトトロの大ファンで、いつもトトロを探しまわってるんだ。結構大変なんだ(笑)」
タ「キディランドにいるよ」
ブ「キディランドなら知ってるよ」
以前、ご家族揃って来日された時に、ご夫妻のどちらかがお子様つれてキディランドに行かれたんじゃなかったですかしらねぇ。
タ「僕は自分のために行くよ。ゴジラ、ラドン、ガメラを自分のために買うんだ」
マッハGOGOGOも買われるそうです(笑)
オ「ブラッドピットさんに聞いても貪欲に食いついてくるね」
ブ「だから一緒に出演してるんだ(笑)彼が喋ってくれるから」
タ「日本のDVDショップや中古レコード店には、アメリカで売ってないものがあって本当に驚きだよ。一杯詰め込んで帰るのさ」
ブ「僕はバイクいじりが好きでね、手作りのバイクショップへいく。まさに職人技だね」
そこで、監督が何か喋ろうとして、慌てて止めるオーナー様。
オ「ちょっとちょっとっ!慌てるな!」
タ「僕だけなんで言われるの?」
オ「全部食いついてくるんだもん」
ブ「彼を飼いならすのは無理だよ(笑)」
だから、こっちが負けるしかないというブラピ様(笑)
オ「日本の映画、を見ることってありますか?」
ブ「見ますよ。千と千尋の神隠し、トトロ、ポニョ(笑)」
タランティーノ様は、三池監督とか、石井聰亙監督、石井克人監督などの作品を。
タ「みな素晴らしい。特に、深作欣二監督とはとても仲が良かった。亡くなる前までとても仲よくしていました。とても温かい人で、とても気が合いました」
日本に来られた時は、よく監督のところに行かれてたそうです。
オ「迷ったりだとか挫折するようなことってあると思うんですけど、どう乗り越えて行くのか」
ブ「どんな仕事でも必ずストレスとか、フラストレーションある。それは成功することで乗り越えられるのでチャレンジが大事。僕らは色んな困難を乗り越えてきたので、ある程度の自主性が与えられているし、探求心を持ってチャレンジできる僕らは幸せです」
では、厨房へ。
オ「ブラッドピットさんは料理されることはありますか?」
ブ「シリアルを作るぐらいだよ」
シリアルそのものが作れたら大変なことですけども(笑)
木「タランティーノの、映画を見て思うんですけど、びっくりさせてくれるタイミングで、ふいうちで、ずらしてくれるところが今回もすっごいたくさんあって、ノンフィクションとフィクションが気持ちいい部分でミックスされて、すごいよかったと思います」
タ「どうもありがとう」
吾「感激ですね。ブラッドピットさん初めてで。作品は僕全部見てますので、ほんと感激です」
ブ「今日はお招きありがとうございます」
オ「僕らも影響されますもんね」
吾「全然違う役で、毎回そうなんですけど」
剛「タランティーノさんは2度目なんですけど、慎吾と共演つい最近した」
タ「ええしましたね」
え!?何が!?と思いましたら。
慎「スキヤキウェスタンジャンゴの時に共演させていただいて
あのときほんとは僕が殺すはずだったんですけど」
あぁ!あまりにひっそり出演されてて、見に行くチャンスもなかったという。いえ、私的にはですけれども(笑)
タ「殺される予定だったんだけど」
慎「ホントは僕が殺す予定だったんだけど、どうしても殺させてくれっていうことで、次の作品に呼んであげるから」
タ「ノノノノノノ!!」
オ「ちょっと待ってと(笑)」
タ「それは三池崇史でしょ?」
慎「飛行機で一人で来たらしくて、迎えに来た人が出てこないなーつって(笑)」
タ「元々一人で移動するタイプなんです」
慎「ブラッドピットさんは、僕も全部見てますけど、1つの映画を何回も見ることあまりないんですけど、ファイトクラブは何回も見てます。自分の体がちょっとたるんで来たなと思ったら、ファイトクラブ見てこうやって」
ブ「僕も同じですよ」
え!慎吾シェフにそんなお気持ちがあっただなんて…!あっただなんて、驚き…!
試食は、剛シェフチームから。
オ「日本食は食べられるんですか?」
ブ「大好きです」
お好きな日本食おすしですって。
ブ「その泡はなんですか?」
剛「麺つゆを泡にしました」
ブ「素晴らしい」
オ「箸使うんですか」
ブ「箸、大丈夫ですよ」
剛「揚げたてなんで美味しいと思います」
ブ「美味しいですね」
タ「フレッシュで美味しい♪」
オ「箸うまい〜」
剛「そばは混ぜて召し上がってください」
ブ「(美味しいものだから)ゲーム開始だね。麺の食べ方の作法は?ずるっと行けばいいの?」
オ「音を出した方がいいんですよ」
やってみるけどもできないブラピ様。やったことなかったら難しいものかもしれません。精神的なストッパーもかかりそうですし。
剛「23種類野菜がはいってます」
タ「すごいね」
ブ「美味しいトマトですね。相手は強豪だよ?クエンティんはもう食べ終わりそうだ」
タ「美味しいから!」
ブ「この小さいのはなんですか?」
剛「ちっちゃいかぶです」
木「タランティーノ完食じゃんかよ」
吾「こっちも食べてよ?」
タ「もちろんです。今日は何も食べずに来ましたから♪」
続けて、鍋仕立てのものが出てきますので、カセットコンロが登場。
タ「ぼ!」
ブ「あーーーーー!!タランティーノの映画だったらこうなるよね(笑)」
タ「誰かの顔を」
ブ「この辺に浮いてる(笑)」
お鍋で人の顔を煮ちゃう!やっぱり見られませんわー、タランティーノ映画!
慎「クラムチャウダーを日本のお鍋な感じで作りました」
ブ「アメリカだったらこれで裁判になるね。熱すぎるから」
慎「熱いので気をつけて下さい。もし熱すぎても訴えないでね♪」
ブ「ワーオ!またハードルがあがったね。すごく美味しい」
タ「こんな美味しいクラムチャウダーは初めてです」
ブ「ルイジアナのチャウダーより美味しいよ。この後のペアのためにおなかをあけておくよ」
木「解ってる」
タ「まだもう少し食べたいな♪」
は!?と目を見開く木村シェフ。
タ「もう一口だけ!」
オ「ホントに食べに来たんですね」
タ「そうです♪」
続いて、木村シェフチーム。綺麗なプレートをご用意。
ブ「綺麗な飾りつけですね」
木「最高のできです」
吾「庭園とかのお庭にすごく興味があって、ご自分でも作られてるときいたんで、日本庭園をイメージして作ってみました。たたき。こちらスモークしてるんですね」
おうちでも簡単にできる方法がスマワザで紹介されてるんですが、まず和牛の塊がうちの敷居をまたいでくれません。
でも、またげるおうちでしたら、まず塩コショウした和牛のブロックを、燻製チップで1分スモークして、その後表面だけ焼くといいそうですよ。
もちろん、燻製チップもうちの敷居をまたいでくださいませんけれども。
ブ「美味しそうだ。ナチスのマークはチベットの宗教から来てると言われてます」
ワサビのソースが、ナチスのマークになってまして、それをぐいーっとつけるブラピ様。
ブ「下のはなんですか?」
吾「じゃがいもと、オリーブ、ニース風サラダを形を変えて表現してみました」
一応もみじもいこうとしてくださいます(笑)
ブ「綺麗な葉ですね。日本庭園で一番素晴らしき木はもみじだと思います。素晴らしい」
木「タランティーノおじさんみたら、ないんですよ」
タ「今終わりました♪」
ほんとに、遠慮の塊のようなものが残っているだけです。
ブ「もう一口いきましょう」
なので、最後のも全部いっちゃって、完食ですよ、監督。
木「お二人は辛いのは大丈夫ですか?」
と、聞きながら、おこげにあんをかける木村シェフ。
ブ「美味しそうな音です」
木「さすが、この音に気づいてくれるって嬉しいですね」
ブ「感覚を刺激しますね」
辛いソースも入れていただいて、
ブ「そして混ぜる?」
その通り。
タ「ウーん♪」
ブ「なんでも好きなのね(笑)」
タ「食べ物ならなんでもいいんだ♪」
ブ「これはなんでしょう」
木「イカですね」
タ「辛いの大好きです。私がお寿司につけるワサビを見て、日本人がびっくりして、つけすぎです!ストップ!わさびが好きなんですよ。出来るならワサビで歯を磨きたいくらいです」
木「よい子は真似をしないで下さい♪」
ブ「辛いソースを追加したのは正解でした。オイシイ」
美味しいリアクションは、イングロリアスバスターズのブラピ様となった慎吾シェフ。
慎「ボンジョウルノ。グラァツェ」
タ「イタリアなまりは君の方がうまいね(笑)」
判定は、
ブ「監督に最後はおまかせします」
と、監督におまかせの結果、剛シェフチーム。
聞いてる慎吾シェフがカッコいいです〜〜♪
ご褒美は、タランティーノ様が監督になってから、今までの間の好きな映画。こちらを10本ずつ。
ブラピ様からは、イングロリアスバスターズの公式バッグと帽子。
オ「この帽子はどうしたの」
ブ「寒い時にかぶってください」
タ「彼はすごい帽子好きなんだよ」
格別、普段お使いの私物、ということではないようでした(笑)
ブ「本当にみなさんありがとうございました」
- コーラスマライン
とても同じ振り付けとは思えない踊りっぷり。
童謡の続きを歌うというコーナーでしたが、
「お前なんで全部ラップになってんの」
「俺最後じゃないの!?」
ぼんやりした二人にキレ気味の木村さんがよろしかったです。
その上、間違えて吹きつけられてるのが炭ガスかと思ったら水!
「これ自前なんだけど、パンツー!」
と大騒ぎするのもよし。
あまりにひどい剛を蹴るのもよし。
ふっきって踊るもよし!
こんなに素敵な木村さんを見せてくれる、ぼんやりした吾郎様と剛に感謝ね(笑)!
- 質疑ベタ夫3兄弟
後藤…。素敵でした♪
- リスペクトアーティスト
ライオネルリッチー
★Say you Say me
慎吾可愛いわーー!
星の王子様か!
ゲ「ばっちりだったよ」
慎「まさかね、二人っきりで歌えるとは思ってもいなかったんで。大丈夫ですか僕」
ゲ「なに言ってるんだ。アメリカも十分やっていけるよ」
慎「またまたー」
ゲ「僕の日本語は試さないでよ?」
と言いつつ、オハヨウゴザイマスというライオネルリッチー。
慎「上手いじゃないですか」
曲作りは、メロディーから。そこに言葉を乗せていき、
ゲ「後は人から聞いた話を参考にしたりします」
慎「じゃあ、こうやって話してることも重要なんですね」
ゲ「そう、重要だよ」
慎「すごく歌うことが好きな僕が、偉大なアーティストに会って、さらに歌を歌っていこうと決めたってストーリーの。曲を今後作って下さい」
ゲ「・・・・・・・ハイ(笑)」
作ってあげて下さい(笑)
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