02/04/15

<可愛いコックちゃん>
何故だか、下っ端ちゃんはキャスケットやらハンチングやらを被っているレストラン。29にもなって可愛いコックちゃんは、何やらお仕事中。そう。それはもう、コックさんではなく、コックちゃんと呼びたい可愛らしさ(笑)!
可愛いコックちゃんはお帽子も可愛い。そして、豪華客船に食材を運ぶように言われておでかけっす。

<可愛いコックちゃん、助手席に座る>
可愛いコックちゃんは、八百屋の手下をつれて軽トラの助手席に。別に一人で行けたけど、手下ちゃんは、西原財閥のお嬢様が見たいです。今日は、お嬢様の誕生日パーティーが豪華客船で行われるのです。
素晴らしい。『お嬢様の誕生日パーティーを豪華客船で』なんて現実感を喪失させるシチュエーションなんでしょう。いや、アッパー(死語)な方は、そゆことをやってらっしゃるんだわ(笑)。
夕方の綺麗な光の中、軽トラは走っていたけれども、赤信号で止まったら、前の車が動かない。クラクションを鳴らしたところ、鳴らし返され、どななっとんねん!と追いぬいていく手下。
可愛いコックちゃんは、見るともなく、運転席の男を見ていたら、おっとびっくり!!間寛平!?
いや、それは、眩しい顔がやたらと似てはいたけれども、うどん好きの刑事だったです!
む、刑事も、可愛いコックちゃんに釘付け!?じーっと相手を見ながら、車は離れていったのでした。

<可愛いコックちゃん、船に乗る>
お嬢様の誕生日パーティーが開かれる豪華客船に到着。薄幸そうな顔のお母様がお客様に挨拶をしつつ、早く入りなさい!と可愛いコックちゃんに文句を。いいおうちの奥様とゆーのは、そーゆー態度を取るもんじゃありません。品のない。
しかし、可愛いコックちゃんは、さっさとお仕事。冷蔵庫の中に、どんどん食材を詰めて行き、そっちがすんだら料理を運ぶように言われとります。
パーティー会場に、綺麗なオードブルかなんかを運んで、ハー、疲れたと、甲板へ。
襟元をくつろげていた可愛いコックちゃん、ん?と気配を感じてみてみると、そこにはちょっとしたソファを引きずってるおばあさん(かよさん)が。みっともないからどけるように言われたソファをかよさんは引きずってましたが、その方がよほどみっともない感じ(笑)
「俺やります」
そう言った可愛いコックちゃんに、私の仕事ですからと、なおも引きずるかよさん。でも、可愛いコックちゃんは、ちゃんと運んであげますよ。

<可愛いコックちゃん、かよさんと話す>
疲れてそのソファに座るかよさんと、トーク中の可愛いコックちゃん。
「じゃあ、かよさん、ずっと西原家で働いてるの」
その通り。お嬢様が生まれてからもずっと一緒。そんなお嬢様も、もうすっかりれでーに!
「れでーって・・・(笑)あ、じゃあさ、パーティもどって晴れ姿見てあげれば?そろそろお嬢さん、登場でしょ?これ俺やっときますから」
まぁ!なんて親切な可愛いコックちゃんかしら(笑)!

<可愛いコックちゃん、お嬢さんの部屋に入る>
お嬢さんの友達(?)ふかっちゃんは、お嬢さんの部屋で暴れてました。キュート・・・!ストレートロングのヅラに、チャイナな上着に、なぜか、チュチュみたいなスカート。そぉして!!ビクトリアンの(知らんけど、ビクトリアンとか(笑))下着のようなジャージが!いや、単なるジャージなんだろうけども、昔風の下着に見えるのがめちゃ可愛いーー!!
そして、ベッドでころんころんしていたふかっちゃんは。
「ねぇ」
と声をかけられ、ん?と振り向いたです。そしtがらそこに可愛いコックちゃんが!
「あ、ごめん。いや、鍵、開いてたからさ、これね、運べって言われたんだけど、どこにおけばいいかなと思って」
「誰ですか」
「誰。誰でもないです」
ちらっとふかっちゃんを見る可愛いコックちゃん。
「ひょっとして、ここのお嬢さん?」
「違います」
「だろうね」
速攻答えた可愛いコックちゃん。
「もう、パーティー始まってるけど、いかないの?」
「苦手だから・・・」
「ふーん」
そして、そこらに座った可愛いコックちゃん、タバコをとって、吸うのです。
「じゃ、ここで二人でパーティーする?」
ベッドの上で固まったままのふかっちゃん。携帯が鳴り出したことで我に返り、小さなバックをさっ!ととったら、それはお兄さんから。
その電話を聞きつつ、タバコを消そうとしてましたら、先約なのとふかっちゃん。
「あ、そう」
「彼氏なの」
「ふーん・・・」
って、出ていった可愛いコックちゃん。でも、戻ってきて、ふかっちゃんの前まできてじぃーーっと見つめて、ちょこ、っと首を傾げ!おお!なんていい角度なんでしょう!ちょこ、っとね!
「・・・お兄ちゃんって言わなかったっけ?」
「・・・うん」
「・・・ふうん・・・」
って頷いて、逆の角度にちょこ、っと首を傾げ、じぃーーーっと見つめてから、離れて。
「かつら、ずれてる」
と指摘して、今度はホントに出ていくのです!

<可愛いコックちゃん、椅子を運ぶ>
暗い画面で可愛いコックちゃんのアップが!と思ったら、椅子を運んでいました。素敵・・・!
そして、その椅子に座って、髪を弄りつつ考えているのです。うぅん・・・!素敵、素敵!考えてるお顔の素敵なことったら!
そこに、手下ちゃんがやってきて、椅子があるからってゆってるのに、連れてかれちゃいました。

<可愛いコックちゃんは、よく見る>
甲板では、ダンスの真っ最中。あっはは、笑っちゃうわね、というすざましいシチュエーション(笑)お嬢さんの誕生日で、豪華客船で、生オーケストラで、ダンス(笑)!
踊りに行きませんいか?と手下ちゃんに言われても、いいよ、と断る可愛いコックちゃん。
「僕行ってきますよ?」
「行けば」
そうやって、手下ちゃんと離れ、あちこち見ている可愛いコックちゃん。なにせ、目が素敵だから、可愛いコックちゃんは。目が!そして、じーっとお嬢さんを見ているのです。お嬢さん、もろに、いやがってる顔をしているのを見て、帽子をかぶりなおす可愛いコックちゃん。ちょこっとだけ開いた唇がまたいい感じぃ〜!
お嬢さんが、ケンヤから逃げているのを見ているけども、また下に下りていったです。

<可愛いコックちゃん、お嬢さんと出会う>
厨房に戻ってきた可愛いコックちゃん。何やら鍋を移動させたりとかしてますが、ソファまで戻ったら、かよさんが寝ている。
ん?と覗きこんでみても、やっぱり寝ている。
エプロンを外して、座る可愛いコックちゃん。エプロンでもかけてあげようかしら、どうしようかしら、と思ったらノックの音がして、ちょっと、びくっ!となった可愛いコックちゃん。しかし、そのドアは、二人が座っている椅子のせいで、途中までしか開かなかったのです。エプロンを畳みなおして、どーしよ、と思っていたら。
「かよさんいる?あたし。み・わ」
お嬢さん!
どうしよう!ってキョロキョロしながら、かよさんを起こす可愛いコックちゃん。呼んでるって手が可愛いぃぃーー!!
「お嬢様」
「今、そこに誰かいる?」
「一応いらっしゃいますけど」
「おにぎり一つ握ってくれない?」
「ごちそうがたくさんあったでしょうに」
いつまでたっても、可愛いお嬢さんなんだからと、かよさん、満足(笑)
「かよさんのおにぎりがいいの、お願いっ」
といわれてとても嬉しい。そして、可愛いコックちゃんも、にっと笑うのです!そーしーてー!!上目遣いなのです!今までも、数々炸裂させてきた、上目遣い爆弾が!!この暗闇の中でも!!!
にしても、ソファどかしていれてあげればいいようなもんですが、かよさんも、おにぎりのことしか考えてないのか、お嬢さんは、廊下に立ちっぱなし。お嬢さんも、中にいれてもらえばいいのに、廊下で立ちっぱなし。
良家のお嬢さんってゆーのは、これっくらい、抜けてなきゃいけません。あら、ドアあかないわー。でも、大丈夫手は入るからー。かよさん、まだー?って手をいれて、催促するくらい抜けてなきゃあ(笑)
「かよさーん、まだー?」
って、手をいれて、わきわきしているお嬢さん。え、なんやおまえ、その手の上に、おにぎり置いてもらったら、そのまま廊下で立ち食いするつもりかい、というシチュエーションですが、その手を、可愛いコックちゃんが、がしっ!ってつかんで!
いきなり、手をつかまれたお嬢さん、ぷっすまビビリ王選手権なら、ひゃあ!と手を振り払って腰抜かしてもいいくらいですが、さすが良家のお嬢さん。血の巡りがゆっくりです(笑)
「誰」
「まだ会ってない。でも声は、今聞いた」
「知らない人?」
「うん」
「これから会う人?」
「ん?」
「だって今、まだ会ってないって・・・」
「このまま引き寄せれば会えるかな」
「あなたの方が出てくればいい」
意外に強気、というところを見せたお嬢さんでも、ケンヤには弱い。自分の方にやってくるのを見て、うわー、最悪、と逃げていっちゃいました。
その置いてかれた指先で、つーっと壁をなぞる可愛いコックちゃんったら!!そしてその手を見る可愛いコックちゃんたらぁぁ!!!
そして、スカートをもって、走るお嬢さんは、相当可愛かったっすね!

<可愛いコックちゃん、ケンヤともめる>
ゴミ捨てに、という口実で、お嬢さんの様子を見にきた可愛いコックちゃん。世の中のお父さんが、絶対娘と結婚させたくねぇーーー!!と思うに違いない見事に小物な彼氏から、ハリーウィンストンの指輪を押しつけられていました。小物から貰ったって、ハリーウィンストンは、ハリーウィンストンですが、なんせ小物ですから、デザインが悪いかもしれない。いやぁん、と困るお嬢さん。
そんなお嬢さんを見て、恥ずかしがっちゃって、なんて言う小物ケンヤ。
「恥ずかしがってんじゃなくて、嫌がってんじゃないですか?」
そこに口を出す可愛いコックちゃん。誰だと聞かれて、
「あ、コックです」
って、ふざけてていいわねェ〜・・・!
下がっててくれないかと、自分より男前の出現に気分を悪くするケンヤ。しかし、さらにそこに手下ちゃんまでがやってきたことで事態はややこしく!
シャンパンをがめてきちゃったもんだから、コソドロだの、チンピラだの言われて、すかさずキレる手下ちゃん。そして、お嬢さんは、じっと可愛いコックちゃんを見つめていたところ、手下ちゃんにぶつかれて、あぁ!と倒れてしまい、ブレスレットのワイヤーが切れて、ばらばらー!ああーー!大事なブレスレットなのにー!
船員とかが集まってきて、ふかっちゃんの兄にして、どこか間寛平似の刑事もやってきて、大騒ぎになってしまったところで、手下ちゃんを捕まえてた可愛いコックちゃん、いい加減にしろ!って怒るのです。これ、返してこい!ってシャンパンを渡し、すいませんでした、と、集まった人たちに謝ってます。
「いってー・・・」
と手を振りつつ、お嬢さんを見たりなんかして。お嬢さんも、見ちゃったりなんかしちゃったりして。ついでに、ふかっちゃんも、見てたりなんかして。そんな意味ありげな視線が交錯する中、可愛いコックちゃんは、階段を降りて行ったとさ。

<可愛いコックちゃん、ブレスレットを直す>
騒ぎの最中、へちょ、と座ったままだったお嬢さん。そんなもん、いの一番にお嬢さん助けてやれや!ってもんだけども、大丈夫?と助けてくれたのは、ふかっちゃんと、刑事だけ。
お嬢さんは、大事なブレスレットを直さなきゃと、その場に残り、散らばったパーツを探すけれども、ちょっとしかない。
落ちたのかしら、と、階段を降りていくと、さっとでてきた可愛いコックちゃんが、拾ってくれてます。
「大事なもの?」
驚いているお嬢さんに言う可愛いコックちゃん。
「いや、これ」
「うん」
集めたビーズを、お帽子の中に入れていくのです。
「あの人行っちゃったね」
「カツラギさん?」
「名前、知らないけど、指輪の人?」
「あの人が好きなのは、あたしの家だから。つまり、あたしの家のお金。正しくは父のお金」
辺りを見て、もう落ちてるのはないかなとチェックする可愛いコックちゃん。
「だから、父のほうが大事なの」
そんなお嬢さんを、しゃがんだまま上目遣いで見る可愛いコックちゃん!おおおお!!それは間近に見たいのぅぅー!
「・・・お嬢さんっていうのも色々大変そうだね。それ、貸して」
帽子を出して、ほらって、ビーズを入れるように言う可愛いコックちゃん。それを持って、海っぺりにいっちゃうんで、ええ!投げるつもり!?と思ったら、そこで直してくれてます。
「これくれたの、また別の人だ」
「そう。・・・お兄さんみたいな人かな」
そして、階段に座ったお嬢さんの前に立つ可愛いコックちゃん。え?と驚いたところで、直したブレスレットを広げて、止めてあげるのでした。
なぁんて器用なのかしら!可愛いばっかじゃないのねっ!
短くはなったらしきブレスレットをとめてあげて、それから帽子を被りなおす可愛いコックちゃん。
「ありがとう」
嬉しそうにお嬢さんがお礼を行ったところで、花火が。
お嬢さんの誕生日、豪華客船、生オーケストラ、甲板でダンス+花火て!!
わぁ、と立ちあがったお嬢さん、ドレスの裾をふんずけて、あぁっ!と転びそうになっても大丈夫。可愛いコックちゃんが、がしっ!と捕まえてくれます。
そしてその手を見て。
「やっぱりあなただ。さっきのあなたでしょ?」
「何が?俺、ただのコックだし」
いや、相当可愛いよ・・・!
「ううん、同じ声。忘れない!」
船べりに行く可愛いコックちゃん。お目々ウルウルよ!
「あたしでがっかりした?」
「いや」
「じゃあ、どうして」
「綺麗すぎたし・・・」
うつむく可愛いコックちゃん・・・!俯いたからには、次に来るのは、上目遣い爆弾だ!しかも!
「俺、こんなだし」
そんなセリフとともに、上目遣い爆弾だと!?豪華客船が沈むじょ!!
「こんなって?」
けれど、上がる花火を見上げるだけの可愛いコックちゃん。お嬢さんも振り向いて見上げてます。そして、また自分を見るお嬢さんに向かって、小さく笑う可愛いコックちゃん・・・!さらに、目がウルウルと・・・!
「俺、こんなだし・・・」
「こんなって・・・?」
いつの間にやら、二人の距離はとても近くって、花火をバックに、チュゥーー!!
上部甲板では大勢が盛り上がっている中、二人は、ちうーーー!!!
わりとしつこめなちうで、いやーん、あんまり可愛くなぁ〜い!と思ったけど、手が可愛い!自分の背中に回っていた手を恋人つなぎにしていくのが可愛いーー!お嬢さんの背中に回ってる手もいい感じぃーー!!

<可愛いコックちゃん、デートに手下をつれてくる>
それから、二人で会う約束をしたようですが、現場には手下ちゃんも登場。え、と、たじろぐお嬢さん。
でも、船では揉め事を起こしたからと、謝ってもらおうかなと連れてきたのです。そして、そんな彼には、こういう見た目だけどいいところもあって、入院しているお母さんの差額ベッド代を払うため、バイトとかもしとります。
黒い服の可愛いコックちゃん、喋っている二人を見てます。
「いきなり二人で会うのも困るかなーと思って」
「困る?」
「会話とか。こいつよく喋るから」
「任せてくださいよー!」
と、テンション上げる手下ちゃんに、笑うお嬢さん。笑う可愛いコックさん。

<可愛いコックちゃんの別れ際>
おうちまでお嬢さんを送っていく可愛いコックちゃん。
「ありがとう。ここで」
そこは、家のそばだけども、まん前じゃないって、それくらい離れてるくらいで意味ねーだろ、くらいの距離。
「みつかるとまずい?」
「そういう訳じゃないんだけど・・・。あっ、でも、誘ってくれて、嬉しかったし、また、合えて嬉しかった。なんか・・・、もう2度と会わないような気がしてたから」
「どうして」
「船の上だけ。あの日だけ。渡しにとっては、遠い夢みたいで」
そんなお嬢さんを見て笑う可愛いコックちゃん。
「もう、あれっきり・・・、終わっちゃうような気がしてたから」
「・・・そうしたくなかったから。そうしたくなかったから、勇気を出して誘った」
じゃあ(ニコ)と、帰っていく可愛いコックちゃん。コックちゃん、可愛いけど、すんごいシルエット。髪の毛、後跳ね過ぎ!
って、私の悪口が聞こえた訳でもあるまいに、振り向いて、手を差し出す可愛いコックちゃん。
ぎゅ、と彼女の手を握って、また、と微笑む可愛いコックちゃん!おぉー!可愛いーー!!

<可愛いコックちゃんの車>
可愛いコックちゃんは、俺こんなだしって、どーゆー意味合いで使ってんの!?という車に乗っているです。しかし、お嬢さんは不機嫌。
「どしたの、そんな顔して。今日ずっとそういう顔してる。店気にいらなかった?」
そういう可愛いコックちゃんのお顔も割と不機嫌な感じだ。
「店とか、そういうのあんまよく知らないからさ」
「・・・意外と喋るんですね。もっとクールな人だと思ってた」
「がっかりした」
「・・・・どうかな」
「それなりに。俺なりに、はしゃいでるつもりなんだけど」
これが可愛いコックちゃんのはしゃぎ!?すごい落ち着いたはしゃぎ方だよ、コックちゃん(笑)!
そこで、お嬢さんは、封筒を出すのです。おせっかいかと思ったけど、手下ちゃんのお母さんの入院費として。
おそろしいことです。初対面の人に、いきなり金を出そうとするとは・・・!
いいおうちのお嬢さんは、そーゆーことをするもんじゃありません。まずは、お見舞いからです。
お見舞いするばやいは、お宅にお電話などして、入院先を聞いて、お見舞いにうかがってもいいかどうか確認してから!それは、別に、いいおうちだろうとなんと関係ない一般常識ですが。
もちろん、お嬢さんは、意味もなくでかい花束を持って、アポなしで、手下ちゃんの店を訪問しとります。・・・ほんとにいいおうちのお嬢さんか!?ひょっとして成金!?という疑いをさしはさんでしまうじゃないですか。
封筒から、30万出して、足しになるかな、と、いうお嬢さん。
なるよ、と可愛いコックちゃんが受け取ろうとしたところで、ぱっと手を離してたため、風に吹かれて飛んでゆく30万〜!
あっ!驚いた顔の可愛いコックちゃんがよかったわーー!!
うーわー・・・と思っていたところ。
「ひどいわ。お金が欲しかったんでしょ。それが目当てだったんでしょ?私をだましたんでしょ?」
泣き出すお嬢さんに、黙ってしまう可愛いコックちゃん・・・。
「だましたんでしょ・・・?」
「・・・ごめん」
お嬢さんの方を見る可愛いコックちゃん。
「ごめん。ゲームだよ。こういったらなんだけど、こんなに簡単に君がひっかかるなんて思わなかったんだ」
光りがあたって、目が綺麗ねぇ、可愛いコックちゃん!
そして、車を降りた可愛いコックちゃんは、ためらいなく、海の中で、足からざんぶ!と!!

<可愛いコックちゃん、ブランケットに包まる>
車のミラーに上着をひっかけ、ワイパーにはお札を挟んで乾かしています。可愛いコックちゃんは、夕日の中、ブランケットに包まっており、うぉーーー!!!!なんたる可愛らしさよぅぅぅーー!!!
「27枚助かっただけでも上等でしょ」
いいながら、お鼻をぐす、ってさせる可愛いコックちゃん。
「3万・・・。今度会った時、返す。・・・あ、ごめん。もう、今度なんてないか」
そして、海の方に歩いていく可愛いコックちゃん・・・。
「どこから、どこまでがゲームなの?」
心配そうなお嬢さん。可愛いコックちゃんは振り向くのだけども、んもぅーー!!夕焼の中の可愛いコックちゃんの綺麗なこと、綺麗なこと!!その上微笑むだなんて!!
「もう、ゲーム終わりでしょ」
にっと歯を見せて笑うお顔も、かーわいぃぃーー!!!前歯かぁわいぃぃーーー!!!

<可愛いコックちゃんの偶然>
すっかり仲直りの、お嬢さんと可愛いコックちゃん。濡れてもいないお嬢さんと、ブランケットに包まっております。
「ねぇ、見て。これ、ちゃんとあってた。ビーズの順番も、ちゃんと元通り。どうして?」
嬉しそうにブレスレットを見せるお嬢さんに、
「いや、偶然だよ」
と答える可愛いコックさん・・・!可愛いーー!!
でも、顔の位置を変えちゃうと、暗い顔の可愛いコックちゃんなのだった・・・!


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