草なぎ剛誕生日によせて

草彅剛様

私の弟は、ちょうど剛と同学年。
彼は長子長男で、うちの弟は、末っ子次男だから、家族の中の位置付けはまるで違うだろうけども、もし、私が彼の姉であったなら。
おそらく、
「またいらんことゆーてぇ！！！」
と叩きながら育てたことだろう（笑）
彼はちょっと珍しいくらいに無垢だ（笑）
無垢といえば、子供を連想するが、子供だから無垢とは限らない。例えば、私の先輩の娘、5歳、は、普段はママというのに、スーパーの中で突然、「マミー！！」と母親を呼び、母親の顔を真っ赤にさせたりもするが、これは、かなり計算。
剛は、計算、というよりも、はからずも口から出てくる言葉が、おそらく心の中の真実である分、たちが悪いというのか、なんというのか・・・。
そう。剛は、我が同期、せっちゃんに似ているのだ。
せっちゃんも、数々の舌禍事件を巻き起こしてきたが、彼女の言葉は、すべて、彼女の中での偽らざる信実。
「○○ちゃんって、足だけは、いやいや、足細いよな」
とゆってしまうせっちゃん・・・！
また、言葉の使い方を間違う、という特徴も二人に共通するところだ。
結婚の決まった友達に偶然会い、とても綺麗になっていた、といいたかっただけなのに、「もー、ものすごく、精一杯！がんばりましたっ！！って感じだったの」と、どうも否定的なイメージの言葉を使ってしまう（笑）

しかし悪気はないのだ。

そう。剛にも多分悪気はない（笑）
この世知辛い世の中、一切汚されることなく、無垢なままの剛・・・（笑）剛、マイ・エンジェル、と呼んだ剛ファンの方もいるそうだけども、確かにその無垢さは、ある意味天使と言えると思う。

しかし、もう26歳。
そろそろ人として、ゆっていいことと悪いことの区別がつけられるようになり、さらに、これはいうと面白い、ということも、意識的にコントールできるようになると、なお素晴らしいかと思う。

とかいいながらも、多分、剛はこのままあまり変わることもなく、私が姉だったら、いつまでも、またあんたわーー！！！！と電話とかで叱り飛ばすことができたりして、結局、それが剛の魅力の一端なんだろうな、とも思っている（笑）

これから、変わって欲しいような、変わって欲しくないような、いや、もういいや、人のことは気にせず、好きなように生きていって欲しいとか、こうして欲しい、ってことすら解らなくさせる剛でいて下さい（笑）

お誕生日おめでとう！（遅れてごめんね！）

２０００年７月９日

草彅剛様