黄泉がえり

2003年1月29日、黄泉がえりを見に行った。
私は大抵一人で映画を見に行くけども、今回は、友達の剛ファン、まりちゃんと一緒だ。彼女は、草g剛のみならず、堂本剛も好きだ。二人のダメ度高い感じが彼女のハートがわしづかむ。ついでに、氷川きよしと、前川清も好きだ。彼女が見たいのは、この4人が登場する番組、その名も「つよしときよし」提供は東芝。だって、ほんとにこんな名前の掃除機作ってたもん。あ、もちろんこんな番組が本当にあったら私もぜひ見たいです!

ま、それはいいとして、二人で黄泉がえりを見に行った。
映画の最中のおやつとして、私がデパートでやっていた全国うまいもの展から、焼き豚巻き寿司と、いもまんじゅうを購入。待ち合わせの本屋から、映画館へGO!
その映画館は、言うなればシネコンでもあり、黄泉がえりと同じ18:30に、3本も映画がスタートするので、エレベーターは混乱。水曜日ということで、人が多いのだった。黄泉がえりにも結構なお客さんが入っている。同じ映画館でやったみょひょうひゃ〜んの初日、最終上映回より多く、3週間しかないからな!とほっとする(笑)
そして、焼き豚巻き寿司おいしー!などと身悶えているうちに映画が始まった。

★最初に子供が登場するシーンは綺麗だったんだけども、その後、お母さんの家に戻るところは、完全にホラーだった・・・。怖かった・・・(笑)!だって!真夜中に、あんなど田舎の一軒家で、ガラス戸の向こうに、小さい子供の手が出てきて、叩かれたら怖いやん!!
でも、子供の方も、夜中に突然意識が戻って、家まで帰ってきて、戸を叩いたら、見知らぬおばあちゃん出てきたら怖いやん!怖いやーん!

★田中邦衛が登場した瞬間、ぷっ、と吹いてしまい、まりちゃんから後で注意された私。だって・・・。なんか面白くって・・・。あんなに情感たっぷりに診察されたら、私だったら吹き出す(笑)面白すぎる(笑)

★車でやってきた三船美佳の隣にいた男の子が、やけにカッコよかった。うわ、カッコええ!と思っていたのに、そこしか出てこなかった・・・。がっくし。三船美佳も、そんだけかい(笑)!でも、喋り方のバカっぽい感じが、やっぱりサーファーっていうのは、脳が海水に浸されてえらいことになってるんか?と思わせてよかったと思う(笑)
まりちゃんは、あまり顔がはっきりしてなかったので、すっかり柴咲コウだと思っていたという。
似た系統の顔だけども、三船美佳は怒り顔。柴咲コウは無表情。ちょっと違うね!

★カッコいいと言えば、草g剛、相当カッコいい。これを見ると、絶対剛に惚れる!と断言するのはまりちゃん。
仕事ができて、しっかりものの上、女の子に気の利いたことがいえるなんて!!
女の子に!
気の利いたことを!
いえるなんてぇぇぇーーー!!!
確かに軽妙なトークがとても素敵だった。こんな男の子がいたらええなぁと思わせるトーク!
好きー。カッコいいー、剛ー・・・。
走り方はすごかったけどー(笑)

★柴咲コウの彼が誰なのか気になってしょうがない。時代劇で時々見る顔だと思ったけども、エンドロールには、伊勢谷なんとかって名前があって、ん?それってモデルでヒロスエおにぎりリョーコの彼とかゆー人か?
違うのか?誰なのか?あの険しい顔の人は一体!

★出ていたといえば、ホテルに対策室を設置して、剛がスタッフに対して喋っている時にいた、白衣の男の人。
安住アナ!?と思ったんだけども、いやいや、グッドラックにも出て、黄泉がえりにもって、そりゃおまえ何様だよってことになるじゃねぇかと思っていたら、最後に、白衣姿で田辺誠一が登場。あぁ、あれは田辺誠一だったのか、と思ったら。
エンドロールに名前があるじゃねぇか!安住!何をしておるのか・・・。

★田辺誠一が登場したシーンの前、剛が検体がおかれている施設に入った時に、警備員に対して、「よっ!」と朗らかに挨拶したのがやけにおかしかった(笑)
すっと入ったら目も引かんかったんではなかろうか(笑)よっ!って(笑)!よっ!って剛(笑)!

★田辺誠一も登場したはいいけども、た、田辺誠一だよね?そうだよね??と疑いたくなるくらい顔がはっきり映らず、まりちゃんが、「よかったね、妻が黄泉がえりで」というほど(笑)
いや、これで妻が黄泉がえりじゃなかったら、そのまま顔はっきり映らんままやったんじゃないかと(笑)

★どうもはっきり顔が映らない男前が多い中、竹内ゆーこの彼も、男前、・・・なんだけど、やっぱりどうも顔がはっきり解らない(笑)正面よりも、横顔の方がよりカッコよかったと思う。最初に後ろ姿で登場した時のファッションは・・・。まぁ、ほら。サーファーなので(笑)
でも、剛と二人で海岸にいるシーンはすごくよかったー!好きー!
あの撮影は、実際に九州なんですかね。すっごい綺麗なところですね!!

★極楽山本の、お兄さんは、ちょっと中川家のお兄ちゃんみたい、と、まりちゃんが。あっ!そうかパーツとして大きくは外れていないかもしれない。お兄さん役の子の方が、中川家のお兄ちゃんよりも、500倍しっかりした、きりっ!とした顔をしているが(笑)
極楽山本と、中川家弟の体型差もありませんし、いっそ中川家でやってもよかったんじゃあ・・・!
いやお兄ちゃんがどうあがいても、お兄さん役の子のようなしっかりした空気はかもし出せないけども(笑)いつもぷるぷる震えているだけのお兄ちゃんだから(笑)

★まりちゃんの吹き出しポイント。私は、田中邦衛が出てきただけで笑えたけども、彼女は哀川翔登場だけで笑えました。私ったらうっかり気づいてなかったけども、ドアの向こう、シルエットで映っているだけの哀川翔も「斜め」だったんだそうで(笑)哀川翔といえば、「基本斜め」だからね!
子供をあやす時も、なんか斜めだった。すごいいい顔だったけど(笑)
また、お父さんにあやされてる子供が、うふっと一瞬笑ってあげるのもよかったよ。思わず笑ってしまったって感じで。
後半、この子供寝すぎだったけどね。ひたっすら寝てたけどね。あんだか回りがうるっさくても!寝てたけどね(笑)

★竹内ゆーこが、ベッドで、なんか歌っていたシーン。そこで着ていた服が!あぁ!もしかしてそれは私が持っているものと同じなのでは!?と驚愕。彼女のは袖があったけども、私は袖なし。着付けを習いにいっている、和工房あきの隣にある、オランウータンっていう素敵なお店で、「細く見えますよー」といわれて買ったものとそっくりなのだが!!気ーにーなーるぅーー。
竹内ゆーこといえば、彼女の部屋の机の上にあったのは、FOMのテキストではないだろうか・・・。
いや、富士通のパソコン講習用のテキスト・・・。あ、FOMだ、FOM、と妙に気になったりなんかして(笑)

★剛から、携帯電話を貸してください!といわれて奪われた人のことも気になっている。あのー、いつもものすごく弱い役をしている人ではないのかと。えっとー、バードマンで、最初に水とか持ってきた人。あの人ではないのかなーと。違うかなー。あれはちょっと面白いシーンだった。また、剛が、ベンツ!?ベンツ運転してんの!?という驚きも!

★もー、100%柴咲コウが死ぬのかと思っていた私。えぇっ!?彼の方かよ!と驚きしきりでございました。
最後の歌を歌う前、彼の方が見た柴咲コウのせつない顔がー!綺麗ー!好きー!
ここ、ちょっとうっ!ポイントでございました。

★卑怯なり田中邦衛。この設定で泣かずにおれるか。伊東美咲が、手話でお母さんと話したりするところで、まずはうぉぉ・・・!最後写真を見ている田中邦衛のとこでもうぉぉ・・・!

★卑怯なり「お母さん」。かつおの描いた「お母さん」の絵に、うぉぉ・・・!子供がやっちゃいけないことは、親より先に死ぬことっていうのを読んだばっかしで、剛のドラマにもそんなセリフがあって、お母さんだなんてぇ!ぐぉぉぉ・・・・!!

★最後、剛のナレーションで、「中学生の少女」と言われ、えっ!あの子ら中学生やったん!?と驚いた私。なんか、中川家のお兄ちゃんを500倍しっかりさせた、きりっ!とした眉の15才って設定の子より、年上だと思っていたのですよ!高校生だとばかり!

★剛関係のことで泣くようなことはなかったんだけども、でも、ともかく、剛かっちょよかった・・・。いいことあるよ、これからたんまり!たんまりと!だって仕事はできそうだし、しっかりしてるし、気の利いたことはいえるし!
剛が、「死んだ人が生き返ってくるという綺麗な映画です」と、途中何ページか分、言葉飛んでるで、というような紹介をしてたけども、確かに綺麗な映画でしたわ。ほんにゃか。うるうる。


そして映画が終わった後、もうぐずぐずで鼻詰まってて、しばし無言だった私。まりちゃんも無言で映写室を出て、ごみを捨てたところで。
ま「・・・関係ない話していい?」
私「ええよ」
ま「昨日な」
私「ほんっまに!関係ないんやな!!」
私は関係ないにしても、安住アナが出てたわとかくらいの話をしようとしていたのに(笑)!!
ちなみに、昨日の話というのは大変複雑な話だった。

まりちゃんは、映画の前日、火曜日に、さんま御殿を見ていた。そこに、私たちの好きな人が出ていた。
その人を見たまりちゃんは、「あ、天才柳沢教授に出ていた、あの人だ(三女、国仲涼子の彼)」
しかし、役名も、役者名も思い出せない。
そして思い出せないまま、絶対この名前じゃなかった!ということを解った上で、私に「ゆきひろさんが出ていた」とメールをくれた。
そのメールを見た私は、ゆきひろさん・・・って、はっきり覚えてないけど、長女戸田恵子の夫役で、小日向さんがやっていた人じゃなかったっけ。そうか、小日向さんが出ていたんだ。好きだもんね、私たち。と思っていたのだが。
実際に出ていたのは、三女の彼。
まりちゃんは、映画の予告編が始まったあたりで、「あっ!!恩田ひろみつくんだ!恩田ひろみつくん!!」と思い出したんだけども、もう映画も始まってしまい、私に恩田くん!と告げることができなくなった。
彼女は映画の最中も、何度も何度も、恩田ひろみつくん。恩田ひろみつくん。とつぶやいていたという。
最近彼女はまったく固有名詞が出てこなくなってるようだ。

二人で見に行った優香の、「恋に歌えば」でも同じようなことがあった。
激烈ぷりちーでキュートな壷男さん、竹中直人のパートナーのような人が後半出てくるんだけども、それは、「篠原ともえ」。
しかしまりちゃんは映画が終わった後、「野沢直子よかったよねー」と。
篠原ともえや!!
でも、名前を間違えてるだけならともかく、彼女の頭の中からは、「篠原ともえ」という存在が消えていたらしい。こんな声で、こんな動きをする人は誰?と思った時、絶対違うのは解っているけど、野沢直子しか、条件に当てはまる人が思いつかなかったという。
彼女の頭の中は、色んな関連性が切れ気味です。やばいです。

なので、もうおうちに帰っていたたえちゃんを呼び出してのお食事の最中、「私もう長くないかもしれない」と言い出したまりちゃん。墓に刻む言葉を考えておかなきゃというので、「飴とムチは、4:6」という言葉をプレゼントしました。
彼女の人生には、ムチばかりが存在しているのですが、飴が多くてもいや、という人なので(笑)
「それにするわおいちゃん。それを私の墓に刻んで!」
「いやー、そんな言葉を刻んだら、たぶん、まりちゃんのお父さんやお母さんが嫌がると思うし、刻むんも面倒だから、貼っといてあげるわ。テプラで」
「て、テプラなん!?」
「そんで、他からは見えないような影になる部分にそっと」
「いやーー!それじゃ死ねなーーい!」

なので、まりちゃんが死んだら、そんなテプラを貼って黄泉がえりを待ちたいと思います。


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