解答 (出題はこちら←クリック!)
7つの瓶についてヒントが示す内容は以下のとおりです。
・1つは | 先の部屋へ進める薬 | → | ◎ |
・1つは | 前の部屋へ戻れる薬 | → | ○ |
・2つは | イラクサ酒 | → | △ |
・3つは | 毒薬 | → | × |
・×があるのはいつも、△の左。
ただし、△が2つしかないのに、×は3つもあるので、
「×△」という配列だけでなく、「××△」という配列も認めざるを得ないでしょう。
・両端は別の種類。ただし、両端は◎ではない。
・一番小さな瓶と、一番大きな瓶は×ではない。
・両端から2番目は同じ内容。
それでは、「ハーマイオニーの論理」に挑戦!
小 | 大 | |||||
? | ? | ? | ? | ? | ? | ? |
第四のヒントから、両端から2番目は同じ内容。
2つ以上数がないといけないから、△または×。
小 | 大 | |||||
? | △ ? |
? | ? | ? | △ ? |
? |
または
小 | 大 | |||||
? | × ? |
? | ? | ? | × ? |
? |
しかし、第三のヒントから、大きな瓶は×ではありません。
よって両端から二番目は、△に決定です。
小 | 大 | |||||
? | △ | ? | ? | ? | △ | ? |
第一のヒントから、×は△の左にあるはず。
小 | 大 | |||||
× | △ | ? | ? | × | △ | ? |
第一のヒントの解釈をあてはめれば真ん中も×かもしれませんが、
確信が持てるまで、とりあえず保留とします。
第ニのヒントから、両端は違う種類なので、右端は×ではありません。
同じ第二のヒントから、右端は◎でもありません。
△はもう2つ使っているから、右端は○に決定です。
小 | 大 | |||||
× | △ | ? | ? | × | △ | ○ |
第三のヒントから、小さな瓶は×ではありません。
△も○もすべて使いきってますから、小さな瓶は◎に決定です。
小 | 大 | |||||
× | △ | ◎ | ? | × | △ | ○ |
残った真ん中は×になるので、第一のヒントの解釈とも矛盾しません。
小 | 大 | |||||
× | △ | ◎ | × | × | △ | ○ |
ハーマイオニー | 「わかったわ。一番小さな瓶が、黒い火を通り抜けて『石』の方へ行かせてくれる」 |
ハリー | 「紫の炎をくぐって戻れるようにする薬はどれ?」 |
ハーマイオニーが一番右端にある丸い瓶を指さした。 |
(補足)
この問題は、左から2つめが大きな瓶でも成立して、
同様の論理で解答することが出来ます。
大 | 小 | |||||
× | △ | ◎ | × | × | △ | ○ |
果たして、スネイプの出題がどちらだったのかは知る由もありません。
というより、作者のローリングはなぜ瓶の配列を示さなかったのでしょうね(笑)。